可愛い小悪魔と隻眼   作:懐月

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どうも、懐月です。

お気に入り登録してくださった方、評価してくださった方、ありがとうございます。この小説は自分の自己満になっているので、そこのところよろしくお願いします。

毎週土曜投稿を目標に頑張って行きたいと思います。

それでは、どうぞ。



3話…情報収集も程々に

 どうも、六陸です。

 中須さんからのL○NE連投事件(俺命名)から数日経ち、中間テストが明後日というところまで迫っていた。なんで、俺は今家で幼馴染みと一日目の教科の総仕上げをしていたはずなんだが………

 

「ロン!」

「はぁ!?」

 

「なぁ勉強しようぜ?」

 

 俺達は今、麻雀をしています。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まずなんでこうなったのかを教えよう。え?いらないって?良いから聞けよ(豹変)

 ことの始まりは今日の放課後だった。テスト週間でバイトないしとっとと帰って一人で勉強しようと思ったんだが、幼馴染み二人組に勉強を教えてくれと懇願され、ラーメンを今度奢ってもらうことで了承した。

 何事にも対価は必要だよなぁ?(ゲス顔)

 

 ちなみに、たった今ロンで和了ったのが幼馴染みその一、林藤(りんどう)(こう)。運動神経が良い。なかなかのイケメン。ただし麻雀大好きマン。中学までサッカー部だったが、熱が冷め高校から帰宅部である。そしてそのロンを食らったのが、幼馴染みその二、倉瀬(くらせ)(しょう)。コイツも運動神経が良いし、顔もいい。ただしアニオタである。コイツもサッカー部だったが今は帰宅部。

 

 話が逸れたが、俺の家でやろうということになり、かれこれ一時間くらい勉強していたんだが、

 

「疲れたから休憩がてら麻雀しようぜ」

 

 と、翔が鞄から麻雀牌の入ったケースを出し、鋼が乗り気になって、二人じゃできねぇからお前もやれと言われ今に至る。

 なんでお前麻雀牌持ってんだよおかしいだろ。いつも持ち歩いてんのかよ。さすが麻雀大好きマンそこに痺れも憧れもしない。お前が教えろって言ったんだぞいい加減にしろ!(憤慨)

 

「くっそ次は和了ってやる!」

 

「やってみろや雀カスゥ!」

 

「お前らもうちょい静かにしろ。近所迷惑だろうが。というかタンヤオでよくそんなにイキれるな。俺の役満チャンスを返せ」

 

「残念だったな、このゲームは如何に速く和了れるかが肝なんだぜ?」

 

「言い方が地味にムカつく」

 

 鋼がタンヤオオンリーなのに対して、俺が大三元、四暗刻を聴牌していた。クソが!(半ギレ) 

 俺もたまにネットで麻雀するけど、役満目前で他の人が安い点で和了るとめっちゃ萎えるよね。俺だけかな?いや、みんなそうに違いない。

 

「もう1戦やろうぜ。鋼を潰すまで俺は何度でも立ち上がるぞ」

 

「お前らテスト勉強しに来たんだよな?」

 

「うるせぇ!!俺は勝つぞ!!!!」

 

「その熱意を勉強に向けてくれ」

 

 結局、この後もう1戦やって一位が鋼。二位が俺。三位が翔になった。テスト前に何やってんだろ。お前らどうなっても知らんからな。

 

 

―――

 

 

 テストも無事終わり、またいつもの日常が帰ってくる。鋼らはギリギリ赤点行かなかった。まぁテスト前に遊んでたし仕方ないね。

 只今は昼放課。例によって屋上で中須さんと一緒である。ほんとに飽きないね。俺と一緒にいて面白いのかな?

 

「せんぱ〜い、テストどうでしたかぁ?」

 

「いつもと変わんなかったぞ。平均92点くらい」

 

 麻雀して遊んでいたとはいえ、毎日の授業をしっかり聞いて、一週間くらい前から本格的に勉強すればこの程度造作もない。自滅したやつが二人ほどいたが。

 

「えぇ!?高すぎじゃないですか!先輩頭良かったんですか!?」

 

「失礼だな。これでも入試トップだったぞ。中須さんはどうだったんだ?」

 

「そうなんですか……。かすみんは赤点がありました……」

 

「へぇ。何点だった?」

 

「言わなきゃだめですか?」

 

「俺も教えたんだから教えてくれよ。フェアじゃない」

 

 教えたくないという雰囲気を醸し出す中須さん。

 赤点といえど20点台とかないだろう。そこまで行ってないと俺は信じてるぞ。……行ってないよね?俺信じてるよ?

 

「………22点です」

 

「えぇ……。それはちょっと……」

 

 いくらなんでも低すぎやしませんかね?高校一年生の内容ってそんなに難しくなかったと思うんだけど。だから早めに対策しておけといったのに……。南無。

 

「まぁ……。ニャンニャンだし、中須さんらしくていいと思うぞ」

 

「それしず子にも言われましたしフォローになってません!」

 

 へぇー。同じこと考えてる人もいるんだな。さっすが、わかってるわ(意味不明)

 これが如何にテスト勉強が大切かわかったね。良かった良かった。

 

「まぁ、期末はまたこうならないようにしっかり計画的にテスト勉強するんだな」

 

「はい…。そうします…」

 

 しょんぼりしながら弁当のおかずを頬張る中須さん。

 高1ならまだまだいくらでも取り返しはつくからそんな根詰めなくても良いんだけどね。今高い成績取っておいたほうが後々楽ではあるが。

 

「そういやこの前送られてきた同好会のライブの動画見たぞ」

 

「どうでしたか!やっぱりかすみんがいっちばん可愛いですよね!」 

 

 あの事件のときに、同好会のライブを見てくださいと言われていたので、時間の合間を見てコツコツ見ていたのだ。

 バイトとかあるからそんなに時間が取れんかったんよ。バイト終わったら飯食って風呂入ったら速攻で寝るもん。疲れてるし仕方ないね。

 

「はいはい可愛い可愛い」

 

「なんでそんな投げやりなんですか!」

 

「だって俺せつ菜推しだもん」

 

 あの力強い歌声にキレッキレのパフォーマンス、最高です。ぶっちゃけ容姿がどストライク。黒髪ロングは最高ってはっきり分かんだね。

 でも虹学の生徒であること以外何もわかってないんだよね、あの人。女優とか宇宙人だって噂があるって聞いたことがある。なんだそれ。宇宙人とか絶対ウソだろ。これは調べてみる価値がありそうですね……。

 

「なんでかすみん推してくれないんですか!こんなにかわいいのに」

 

「可愛いだけが推しにする判断材料じゃないんだぞ。俺はせつ菜の歌声に惹かれたんだ」

 

「えぇ〜そんなぁ……。せつ菜先輩にかすみんのファン取られちゃいました……」

 

「中須さんのファンじゃないって言ってんだよなぁ……。そういやせつ菜って学科どこなんだ?中須さんが先輩っていうからには二年か三年なのはわかるが」

 

「うえぇ!?さ、さぁ?かすみんにはちょっとわかんないですねぇ」

 

「ふーん」

 

 嘘だぜってぇ知ってるぞこの反応。ごまかし方下手かよ、それじゃ自分知ってますよって言ってるようなもんだろ。

 少なくとも二年の情報処理学科にはいないのはわかっている。残りの情報は黒髪ロングと言うことだけ。あまりにも少なすぎる。

 え?なんでそこまでするって?俺は気になった物はわかるまで徹底的に調べるっていうタチなんだよ。気になったのは調べられずにはいられない。昔このことを鋼たちに言ったら、「ストーカーみてぇ」と言われた。断じて違う。

 

「まぁ良いさ。調べてみる価値はある」

 

「えぇ…先輩ストーカーみたいになってますよ」

 

「それあいつらにも言われたし断じてストーカーではない。徹底主義なだけだ」

 

 そうと決まれば情報収集だ。聞き込みは鋼と翔に任せるとして……。あ、中須さんここにいるから同好会見学すればええやん!天才かよ。あ、でも流石に迷惑かなぁ。ていうか、今思ったけどやってること相当やばいぞ。高校生といえど、アイドルだ。その秘密を暴くのはなぁ……。今回は諦めるか、捕まりたくないし。

 

「同好会って見学できないの?」

 

「できますけど、まさか本気で調べるつもりですか?」

 

「いや、聞いてみただけだ。流石にアイドルの秘密暴くのはやばいと思ったから調べるのはやめとく」

 

「ふぅ…そうしてください…」

 

「そうする。そろそろ良い時間だし教室戻るわ」

 

「また一緒に食べましょうね!」

 

「また今度な」

 

 前までは一緒に食うのに抵抗あったけど、今はそんなにない。なんでだろうか、慣れってやつかねぇ、知らんけど。

 そう思いつつ、弁当箱を仕舞い、教室まで歩き始めた。

 

 

 

 




どうでしょうか。今回も良かったと思えていただけたら幸いです。

麻雀の部分は、ただ早めに幼馴染みを出したかったからです。会話少ないけど。なんで麻雀かっていうと、単に今自分がハマっているだけです。楽しいですよね、麻雀。おいCPU、俺の大三元返せよ。(5敗)

クソみたいな展開があるかもしれませんが、ご了承ください。

それでは、また。
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