はてさて。そんな中。こんな自己満のss読んで下さり感想をくれた方々、本当にありがとうございます。なるべく早めに書こうとは思うのでよろしくお願いします。今更ですがキャラ崩壊してると思うので、無理な方はここで引き返してもっといいハメ作家を見つけることをお勧めします。それでも大丈夫という方はどうぞ。
「せんぱーい…許してくださいよぉ…」
「………(モグモク)」
「かすみんの可愛さに免じてぇ…先輩?」
「…………(ズーッ)」
「うぅ…しず子ぉ!」
「うーん…これはかすみちゃんが悪いと思うよ…」
「私もそう思う」
「りな子まで!3人してかすみんをいじめるぅ〜!」
いつも通り…とはちょっと違う昼放課。6月半ばになり梅雨にもなり雨の日も増えてきた。が、ジリジリと屋上全体を照らす太陽の光。本当に梅雨か?と思いながら隣から聞こえる聞き慣れた声を無視しつつメロンパンを口へ運び、リンゴジュースを飲む。
今日は中須さんだけじゃないんだけどな。なんと今日は同好会の一年ズと屋上で昼飯を食べている。因みにこれも中須さんに口を聞いていない理由の一つである。
「六陸先輩?もう許してあげてもいいんじゃないですか?」
「…」
「六陸さん」
「……そこまで言うなら」
「ほんとですか‼︎」
「やっぱやめようかな」
「何でですか!今のは許す流れじゃないですか!」
何であれで許されると思ったんだ。可愛さで誤魔化せると思うなよ(憤慨)
「元はと言えば、あん時に中須さんが部室に引き摺り込まなかったらよかっただけの話だろ」
そう、事の発端は昨日の出来事である。野郎2人と放課後遊んでいたところ、中須さんと同じ同好会の近江さんを見つけおんぶして送ってたら中須さんに訳も分からず怒られ部室に引きずり込まれた。
そこには同好会のメンバーが勢揃い!女子10人に男1人というギャルゲーもビックリなハーレム空間が出来上がってしまった。勘弁してくれよブラザー…。
「だって…先輩が彼方先輩と一緒いたから…」
「んだって?」
「ひぁえ///!?な、なんでもないです///!」
声ちっさ。俺のすぐ隣で弁当食べてんのに聞こえなかったんだけど。あとなんで顔を赤くしてる。それの姿を見て天王寺さんも桜坂さんもニヤニヤしてる。あいや、天王寺さんボード使ってだけど。
「かすみさんは六陸先輩が彼方先輩に取られると思ったんですよね?」
「うぇえ!?そそそ、そんなわわわけないじゃないですか!」
「え、でもこの前六陸先輩の事s」
「あーあー何も言ってません!しず子は黙っててください!六陸先輩もは何も聞いてません!いいですね!」
「えぇ…」
なんか桜坂さんが変な事言い出したら元々赤かった顔をさらに赤くしてなんか湯気出しながらすごい剣幕で捲し立て始めたんだけど。最近の女子高生怖。
───
赤くなった中須さんを何とか鎮め、残りの焼きそばパンを食いつつ再び昨日の事を思い出していた。
「いやーまさか本物のせつ菜に会えるとは思わなかった」
「この学校の生徒なんですから当たり前じゃないですか」
「よく考えてくれ桜坂さん。アイドルってテレビとかでしか見ないから普通身近にいるイメージないでしょ?スクールアイドルですら動画でしか見ないのに」
「それを言ったらここにスクールアイドルが3人いる。それに囲まれてる六陸先輩はハーレム状態。しかも全員年下」
「それ以上はやめてくれ隣の狂犬の制御が効かなくなる」
「誰が狂犬ですか!せめて子犬って言ってください!」
ほーらそんなこと言うからまた暴れだしちゃったよ(疲弊)
しかし、実際会った時はちょっと感動したよな。めっちゃ元気ハツラツ!って感じでヤバかった。あと意外だったのがせつ菜がアニオタだったってことだな
「そういえばせつ菜先輩と六陸先輩とりな子ですごい語り合ってましたね」
「同じ沼にハマる者同士は惹かれ合うんだよ。スタンド使いみたいな感じで」
「私も六陸先輩といっぱい話せて楽しかった」
「むぅ〜…でも先輩、その後すごい挙動不審でしたけどあれなんだったんですか?」
「あれはなぁ…。ぶっちゃけると俺、女子苦手なんだよ…」
「えぇ!?そうなんですか!?」
「意外です、女の子何人か引っ掛けてそうな雰囲気してるのに」
「うん」
「君たちは俺のことを何だと思ってるんだ」
俺はそんな雰囲気してないし何人も引っ掛けてない。そもそもそんな事をする度胸が無い。ナンパとか絶対出来ない。なんで見ず知らずの人に話しかけれるんだ(コミュ障)
「なんで女の子苦手なんですか?今も普通に話せてるのに」
桜坂さん質問に俺は一瞬顔を歪める。が、すぐにいつもの表情を取り繕う。
「……悪いけどその質問には答えられないかな、色々あったんだよ。あ、でも桜坂さん達のことが嫌いって訳じゃないから」
「!すみません六陸先輩。嫌な思いをさせるつもりはなかったんです」
語気が強かったのか、慌ててすぐに謝る桜坂さん。隣に居た天王寺さんと中須さんも少し不安そうな表情でこちらの顔色を伺っている。それを見て、俺は自己嫌悪する。
「いやいや、こっちこそごめんね。…そろそろ教室戻るよ。じゃあまた」
「あっ待ってくださいよー!」
後ろから聞こえる声を無視しつつ、胸の曇りを払おうと足早に教室へと向かう。そんな事しても曇りは晴れないのに。
ごめんな桜坂さん。それはあんまし触れてほしくなかったんだ。
───
「行っちゃった…。あんな先輩、初めて見ました…。いつもは普通なのに」
「やっぱり私が聞いたからかな…」
「今日の六陸先輩、ちょっと怖かった」
いつもは明るくて優しい先輩なのに、しず子が女の子が苦手かって聞いた途端一瞬だけ怖い顔をした。でもすぐに優しい先輩の顔に戻って、私達を怖がらせないようにしてた。
「女の子が苦手って話、眼帯をしてる理由に関係あるのかな。聞いた時に眼帯触ってたし。かすみちゃんは何か聞いてないの?」
「それが…、何も教えてくれないんですよ。今思えば、六陸先輩って自分の事あまり話したがらないな…」
わたしって六陸先輩といつも一緒にいるけど、先輩の事をほとんど知らない。聞こうとすると自然な流れで逸らされている気がする。
「……よしっ!今度、先輩に聞いてみる!」
「大丈夫?無理に聞かない方がいいと思うな…」
「隠してる先輩が悪いんですよ!いつもはかすみんの悩みを聞いて貰ってたから、今度はかすみんが聞いてあげます!」
しず子とりな子が不安そうにしてるけど、先輩のあんな顔を見たら無視出来ない。なんだって、かすみんが知る先輩は優しいくてかっこ良くて、頼りになる、大好きな先輩ですから!
甘々にしたかったのになんか不穏なまま終わってしまった……。
個人的に10話ぐらいで終わらせたいと思ってます。頑張って行くのでよろしくです…。