魔法科高校の劣等生〜零の名の持つエクストラナンバーズ〜   作:暇人R

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今回も駄文ですがお願いします。
たまにほのかのキャラが崩れているかもしれないです
してたらすいません。


入学編3

(最も差別意識が強いのは、差別を受けている者、か…)

 

 

無夜は講堂に入るなりそんなことを思っていた。

本来、入学式での、座席指定はないから、何処に座ろうが自由だ。

だが、新入生の座席には明らかに規則性があった。

前半分の座席が一科生、要するに左胸に八枚花弁のエンブレムを持つ生徒。

後ろ半分の座席が二科生、一科生とは逆に左胸のポケットが無地のままの生徒。

この学校は、裏では一科生のことを「ブルーム」と呼び、二科生のことを「ウィード」と揶揄し、「補欠」として大半の人が見下す。

一科生でも関係なく接する人間がいるのはいるが稀だ。

そして、二科生は自らを「補欠」と蔑み、諦める。

この意識のあらわれが今の座席で二科生が後ろ半分に座っている状態だった。

無夜は、一科生だが、二科生を見下したり、優越感に浸ったりしないので、今の座席を見たらそう思うのは仕方のないないことだろう。

だが、入学初日に悪目立ちをしてもいいことはないと判断しておとなしく前に座ることにした。

本当は達也と座りたかったのだが。 もちろん友達として。

ちょうど近くに空いている席があったので、その隣の人に了承をもらってから座ろうと思い話しかけた。

 

 

「すいません。ここに座ってもいいですか?」

「全然いいですよ」

「ありがとうございます」

 

 

さて、席も取れたことだし、寝て待とう。と思った瞬間、隣の席の人から声をかけられた。

 

 

「あの〜、私、光井ほのかっていいます。ほのかって呼んでくださ

い。よろしくお願いします」

 

ほのか。という少女は深雪には劣るが、しっかりと顔が整っている美人だ。

なんというか、裏表がない笑顔を向けられると、微笑ましい気持ちになってくる。

 

「俺は、零神無夜。俺のことも無夜と呼んでくれ。よろしく」

 

 

すると、ほのかの隣からも話しかけられた。

 

 

「私は、北山雫。呼び方は雫でいい。よろしく」

「ああ、よろしく」

 

雫。この少女はほのかとは違い、あまり表情を出していない。

パッと見は普通の顔だが、雫も充分な美人で、表情をださないから分かりにくいだけだ。

 

と、自己紹介をしているうちに入学式が始まったようだ。

 

 

 

 

 

 

入学式は何事もなく終わった。

深雪の答辞は、「みな等しく」や「魔法以外にも」などのきわどいフレーズが入っていたのだが、それらを建前でくるみ、何も違和感の答辞に出来ていた。

あの場にいた男子生徒のほとんどは深雪にハートを鷲掴みにされただろう。

でも、深雪の重度なブラコンを知った時を想像すると、その男子生徒がかわいそうに思えてきて、なんともいたたまれない気持ちになった無夜だった。無夜は何も思う必要はないのだが。

 

 

式が終わると、続いてIDカードの交付がある。このカードの手続きはどの窓口に行っても可能なのだが、ここでも一科と二科の壁が出てくる。

 

無夜は入学式で出会った、ほのかと雫と手続きにきていた。

式が終わった時に、ほのかから「一緒に行きませんか?」と言われたので、お言葉にあまえて一緒に来ているのである。

 

と。列にしっかりと並んでいたら何故か一科生の生徒が流されている。自分も含めて。まぁ、さからっても無駄だから、このまま流された。

流されたおかげで、早めに手続きが終わってしまった。

 

 

「無夜さん、何組ですか?」

「俺は。A組だな」

「私もです。同じクラスですね。よかったです」

 

 

ほのかが無夜のクラスを聞いてきた。無夜はもう一度、IDカードを確認しながら答える。少しほのかもうれしそうだった。 と、隣の雫からも「あ、私も。」と聞こえた。

 

 

「やった! 雫とも同じクラスだ」

 

 

雫と同じクラスだったのがそんなに嬉しかったのか、ほのかが飛び跳ねている。

 

 

「このあと、HRがありますけど。無夜さんはどうしますか?」

「俺は遠慮しておくよ。そろそろ帰りたいからな」

「そうですか」

 

 

無夜特に行きたいと思わなかったので、変えることにした。ほのかは肩を落としていたが。

 

 

「ごめんな。それじゃあ。ほのか、雫また明日」

「はい!また学校で」

「また、明日」

 

 

無夜が手を帰りながら、手を振ると、ほのか、続いて雫が手を振り替えしてくれた。そのまま無夜は帰路についた。

 

 

 




次回もよろしくお願いします。
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