魔法科高校の劣等生〜零の名の持つエクストラナンバーズ〜   作:暇人R

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今回はオリジナルストーリーで書きました。
これを書いたら更に投稿が難しくなってしまうと思ってしまいました。w
まあ、作者の気分なので暖かく見守ってください。
あと短めです。
楽しんでいただけたら幸いです。


入学編3・5

無夜の家は、然程大きくもなく何処にでもある一軒家だ。

 

「ただいま」

 

入ると同時に母ーー理沙が居間から顔を出した。年齢はパッと見、三十路後半くらいに見える。と。そこで、突然『バタバタ!!』と床を走る音がした。

 

「おにーちゃん!お帰り!!」

 

その足音の主。妹ー楓が無夜の胸に飛び込んでくる。無夜はそれをなんとかたおれずに抱っこした。年齢は7歳。超ロリっ子である。無夜にそんな趣味はないが。

無夜が「ただいま」と言うと屈託ない笑みでニカッ!と笑った。

もう眩しい。まぶし過ぎる。

 

妹を抱きかかえながら、居間に入ると母さんが洗濯物をたたんでいた。

 

「おかえり。無夜」

「ただいま。母さん。父さんは?」

「父さんなら自室にいるわよ」

「わかった。ありがとう」

 

 

無夜はそう言って父の自室へと足を運んだ。

 

部屋の前まで着くと、ドアをノックした。

 

「父さん。無夜だよ。入っていい?」

と。部屋の中から「ああ、入っていいよ」という少し野太い声が聞こえる。返答が聞こえるなり無夜は部屋に入った。父ー幻夜がこちらを向いて話しかけてきた。

 

「無夜。一高はどうだ?」

「そうだな。達也と深雪もいるし楽しいよ。ただ、だいたいの一科生の態度が気に入らないかな」

「それは仕方のないことだろう。そうゆうふうに学校がつくっているのだから。だが、お前は他の一科生みたいになるなよ。自分を見失って「無」と お前にしか使えない「有」 を使ったら、「零」の存在があったことがバレる可能性がある。それこそ四葉や七草に。そうなったら家族が終わりだ。理沙と楓は何も知らない。だからこそ、危険にはさらしたくない」

 

そう言って幻夜は少し不安そうな顔をした。いつもこうゆう感じの話を聞くと、いつも疑問が浮かび上がってくる。だから思い切ってそれを聞いてみた。

 

 

 

 

「父さん。何故俺は「零」の力の全てを持っている?」

 

 

 

 

言うと、父は更に不安そうな顔をした。

そう。普通ならばあり得ないのだそんなことは。家系を見る限り一番最初に造られた「零」以外に全てを使える者はいない。

「零」の魔法は魔法としての威力が強すぎて、持って生まれる魔法はせいぜい一、 二だ。何度も言うが、三つ全てなんてあり得ない。

幻夜だって「無」と「神の目」しか使えないのだから、無夜が疑問を持つのは仕方が無い。

 

「無夜。それは俺にもわからない」

 

幻夜が申し訳なさそうな顔をしてくる。続けて言ってきた。

 

「だが、無夜。『有』は今となってはお前にだけ使えることができる魔法だ。だから必ず使い方を誤るな」

「ああ、わかってる。しっかりと注意する。そして七草と四葉にも注意する」

「そうか。なら高校生活を楽しむんだ」

 

そう言われたので無夜は「楽しむよ」と言い残して部屋を出た。

その時、何故か真由美の顔が思い浮かんだが、気にしないことにした。

 

 

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