魔法科高校の劣等生〜零の名の持つエクストラナンバーズ〜 作:暇人R
今回のはなしはきりが悪いです。すいません。
それと、いろいろ忙しかったのですが投稿を遅れて申し訳ありません。
更新ペースは遅々としますが、今後とも暖かく見守ってください。
あと、今回は大幅にカットをして、読みにくいかもしれません。
駄文ですが、どうぞ
放課後。
入学二日目で、学校見学があった日の帰りだ。
今は、正門の前に達也、エリカ、みずき、レオ、深雪、そして帰ろうとしている達也たちの前に、食堂の時と同じメンバーの一科生達が前を塞ぐように立っている。
もちろん一番科生側には、森崎、雫、ほのかもいる。
「お兄様…」
深雪は、達也の裾を指先で掴み、困惑と不安が入り交じった眼差しで、兄の顔を見上げている。
「謝ったりするなよ、深雪。全くと言っていいほど、お前の所為じゃないんだからな」
達也は妹の不安を払拭するように、あえて強い語調で返事をした。
達也たち兄妹の視線の先には、一触即発の雰囲気で睨み合う、エリカ達と、森崎達がいた。
因みに、深雪と達也はエリカ達の後ろに下がり、傍観していた。
傍観といっても、事の原因は、
深雪と達也に5割方あるのだが。
無夜は、というと……
合流するのが遅れて、野次馬の中にいた。
原因の第一幕は、食堂であった一件で。
第二幕は、食堂の後の、専門課程見学の時の出来事だった。
通称「射撃場」と呼ばれる遠隔魔法実習室では、3年A組の実技が行われていた。
真由美の所属するクラスだ。
真由美は、遠隔精密魔法の分野で、数多くのトロフィーを一高にもたらしている。
当然、新入生も噂程度で耳にしていた。
だから、彼女の実技を見ようと、多くの新入生が射撃場に詰め掛けたが、見学できる人数は決まっている。
この条件から、必然的にニ科生は一科生に遠慮することになってしまった。
だが、達也たちは堂々と最前列に陣取ったのだった。
こんなことをしたら、悪目立ちをするのは『必然』、といえるだろ
う。
そして、第三幕は、今まさに現在進行形で、美月が啖呵を切っている最中であった。
◆
「…どれだけ優れてるか、教えてやろうか?」
森崎が今にも、魔法を放つような雰囲気で言い放った。
あれから、5分間も不毛な言い争いを続けていたわけだが、その不毛な言い争いとは、「一科生の深雪が、二科生の達也と一緒に帰るのは、おかしい!!」というものだ。
無夜からして見れば滑稽の極み以外なにものでもないのだが、一科生達は深雪を離すまいと、二科生の達也たちを貶して、達也から深雪を離そうと、一所懸命に言い争いをしている。
(はぁ……。あれだけ、食堂でビビらせたのに…。達也の実力を知れば、ショック死するだろうな)
無夜は内心ため息を付いた。森崎たちの馬鹿さ加減に。
「ニ科の分際で、一科に逆らうんじゃねえぇ!」
一科とニ科の間で何か言い合って、それが引き金になったのだろう。
無夜が内心一科生達にー主に森崎に呆れていると、森崎が、激昂しながらCADを構えた。
まさに、魔法を発動する瞬間ー無夜が虚空から、森崎の後ろに現れ、森崎の肩を一瞬外し、関節技を決め、押し倒すついでに肩を入れなおした。
「…ガァッ」
「「「「「……ッ!!」」」」」
一瞬で現れ、一瞬で森崎を制圧したことに、達也と深雪以外の全員が驚き言葉を失っていた。
もちろん野次馬もだ。
そして、エリカも。
二人以外この中に無夜の行動に気付く者はいないだろう。
森崎にいたっては痛みのあまり気にすることなどできず、声にならない悲鳴をあげている。
達也も動けたと思うが、無夜が動いてくれて、何をするか察したうえに四葉という足枷がある。
だから達也は動かず、無夜の行為に甘えた訳だ。
「きゃあっ!」
防衛本能からか、とっさにほのかが魔法を放とうとした。
無夜が魔法式を吹き飛ばそうとして、気付く。
「止めなさい!!自衛目的以外の魔法による対人攻撃は、校則違反である以前に、犯罪行為です!」
真由美が来たことに。
ほのかの魔法は真由美が放ったサイオンの弾丸によって、砕け散った。
これをするには、精緻な照準と出力制御が必要なのだ。
実際にやったことから、真由美の「妖精の狙撃手」と呼ばれる、狙撃の実力がその名の通りなのがわかる。
無夜と達也以外には声の主が誰なのかわかっていない。
だが、数秒後その声の主が達也達の前に歩いて行き、真由美だとわかると、魔法を放ち対人攻撃をしようとしていた女子生徒ーほのかが主に精神的な意味で顔面蒼白になった。
自分が後先考えずに魔法を放とうとして、それを見られた相手が生徒会長・七草真由美だったのだから…。
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