FAIRYTALE 旅人の軌跡 作:亡者
後これは楽園の塔編からバトル・オブ・フェアリーテイル……まあラクサス編の間辺りになります。
「うぅむ……」
「愛は強いんだよ、お兄ちゃん」
このちっちゃい子どうしようか……なんか見覚えあるけど。
と言うか力強く無いかな……え、愛の力?愛こわ……ってのはさておき。
案外この子、
「シェリア……そろそろ離してくれないかな……?」
「嫌です、離さないし離れません……これも愛です!」
君本当に7歳なのかな?
足元にしがみついている女の子……シェリア・ブレンディ……と言うらしいのをさっき聞いた時から、何故か俺の足にしがみついて離れないのである。
「……収穫祭を見に行く予定だったんだけどな」
「……収穫祭?」
「あーっと……お祭りみたいなものだよ、シェリア」
「!お祭り……!」
「ちょっとシェリアったら……もう、シェリアがごめんなさい、アルンさん」
「いやまあ……びっくりはしましたけど……大丈夫ですよ……えと、ブレンディさん?」
「あ……えっと、その子の両親は……」
「……すみません、失礼な事を聞きました」
両親が居ないのか……なんか悪い事を聞いたな。
「シェリア、以前貴方に助けられた事があったんですよ」
「……え?」
「もう一年位前になるんですけど……その子、ギルドに入る為に色々頑張ってた時……無茶して、森の方まで行ってしまって……覚えてないですか?」
一年前……森……朱色の髪の女の子……あれ?
「……君、あの時の……?」
「!はい!あの時は助けてくれてありがとう!お兄ちゃん!」
なるほどあの子か。
あの時、森の中で小さいながら魔力が荒ぶってる感じがして、何事かと見に行ったの覚えている。
その時にこの子……シェリアを獣達から助けたんだったか。
「あの時は本当にありがとうございました……あの後、オババにも回されちゃって大変だったんですけど……シェリアが無事で本当に良かったです」
オババ?……マスターオーバの事か、あの人ギルドの人を回すの?どう言うこっちゃ……?
まあ無事で何より、今も元気みたいだし。
「で、シェリアはその事をずっと覚えてたんですよ、それで貴方の事を探してて……」
「で、今の状況に至ると……」
「そう言う事です」
あの時は先を急いでたからなぁ……シェリア近くの人に預けてさっさと行った覚えがある……あれ、俺の所為か?
「もう離しません……!」
「どうしたものか……あ、そうだ」
「すみません、この子、少しの間だけ借りても良いですかね?」
「……え?」
「?」
お祭り、と言う言葉に反応してたし……うちの祭りは盛大だし、丁度良いかもしれない。
「この子をお祭りに連れて行ってあげようかと」
シェリアの髪の色は原作の方の……朱色っぽい色が個人的に好きなので採用しました、アニメの方が良いって人はすみません。
さて、幼少期シェリアちゃん……ウェンディと同い年か1つ2つ誤差だと考えて、最終話で16歳程度……で、逆算間違ってなければ8、9年前だとすると7歳程度になった……が、ラクサス編に……?