「あーっ、あーっ」
「うぉーっ、うぉーっ」
今日も今日とて空中移動基地『フェニックス・スカイベース』の中に二つの叫びがこだまする。
一つはオレこと拓也。
普段は胸囲百十のマッチョで売ってるボーイなんだが、今は女のようによがりまくる筋肉で淫乱に
もう一つはオレの同期の田淵竜彦のものだ。
竜彦もオレと同じように、快感と悲観に身もだえて泣き叫びながら、ベッドに寝そべるオレの上で腰を振っている。
最後にはかならず勝利をもたらす超人のように鍛え上げられたガタイで攻められるも、今のオレたちには普段の喜びはない。
「タクヤはヒロミみたいにオレの前からいなくならないんだよな!」
竜彦は親とはぐれた子供みたいに、涙と鼻水流しまくり
乳首とチンポを愛撫されながら、子供をあやす様に「ウッス!」と答える拓也。
「氷の海に沈められても大丈夫だよな」
「ウッス! デッドマンズに氷の海に鎖と重りをつけられて百メートル沈められたことあります!」
「高圧電流にも耐えられるよな!」
「ウッス! いつもサンダーゲイルプロトバイスタンプの高圧電流を筋肉に流されて筋肉のバルクアップしてまっす!」
「どんな風にやられるんだ?」
「尿道とアナルと乳首にバイスタンプ押しつけられて全身の筋肉に電極がとりつけられて六十分電流でのたうちまわって快感で射精します」
「寝る時は全裸に手錠だよな!」
「ウッス! 全裸に手錠にコックリングでジョージ狩崎の
なんてありとあらゆる妄想ごっこにふけりながら、ふと視界の端に部屋の窓が入りこむ。
首都の上空を航行するフェニックス・スカイベースの窓から見える外の景色は最高だ。
二月の冬真っただ中にもかかわらず天気は快晴で、曇り空一つない青空を見ていると気分も↑がる。
『空の上から世界を見渡すのは合ドラを仕込まれるより快感だ』と若林司令官も言っていたが、ほんとうだぜ。
が、今のオレと竜彦の心はチョーS(最高)な景色とは裏腹に曇っていた。
なぜならオレたちのもう一人の同期、門田ヒロミが死んだという知らせを数日前に受けたからだった。
オレたち三人は以前から、政府直属の特務機関『フェニックス』の隊員なんかをやっている。
人間の心の闇から生まれる悪魔獣なんて訳わかんねー怪人から市民を守る、正義の味方ってやつだ。
ヒロミはオレと竜彦と同じく、悪魔獣と現場で戦うフェニックスの戦闘チームを率いる部隊長だった。
それが前にヘマをやらかしてヒラの隊員に降格されちゃったんだよ。
どんなミスを犯したのかゎまたあとで話すけど。
でもヒロミはめげなかった。
地道に頑張って名誉を回復して、ついに
何度負けても、挫折しても、くじけずに立ち上がって這い上がり続けたヒロミはオレたちの憧れで、尊敬する仲間だった。
そんなヒロミが悪魔との戦いの中で死んじゃったんだよ!
オレも竜彦もチョーS(ショック)で毎日泣き明かしてチンコからも涙流して、昨日も今日もベッドの上でお互いを
「くぅーっ、あーっ」
竜彦のマラを埋め込まれながらオレは、ヒロミのことを忘れられずうめいた。
アナルをガン掘りしながらギンギンに勃起した乳首を吸い上げる竜彦を見て、そういえばヒロミもこんな感じでオレの乳首を吸ってたんだよな……と遠い目。
思い出した。
オレとヒロミが互いにシンパシーを感じて仲良くなったのは、二人とも片親で女手一つで育てられたからだったんだよね。
ヒロミはオレの乳首をしゃぶったあとは、よく『ががみたいでいがったなや』と言っていた。
確か意味は……ヒロミの故郷の宮城県の言葉で、『お母さんみたいで良かった』だったかな。
ヒロミはオレに、大好きなお母さんを
なんか嬉しくてまた泣けてきたぜ。
なんて妄想ゲームにふけっていた十分後、何発目かわからない竜彦の白い涙がビクビクと体内に発射される。
「ヒロミ……ヒロミ……」
何度となく射精した竜彦は疲れ果て、グッタリとオレのベッドに倒れ込んだ。
そのまま意識を失い、うわごとでヒロミの名を繰り返す。
でも、もうアイツの名前を呼んだってもうヒロミはかえって来ねーんだよな……ってオレはネムネムの顔で白け気味。
喪失感と虚無感にグルグル身もだえてたまんねー!
竜彦の種を何発も受けたオレは居ても立ってもいられず、速攻でシャワーも浴びずに勃起したリングマラをジーンズに収めてフェニックス・スカイベースを飛び出る。
ヒロミのことが忘れらんねーなら今だけはパンプした筋肉をメチャクチャに痛めつけるように街に出て、悪魔退治に精を出すだけだ。
悪魔獣と戦っている時だけがヒロミのいない切なさを忘れられる。フェニックスの白い隊員服が大好きだった。
悪魔獣をたおせばあとの仕事は、悪魔を生み出した人間を捕まえてフェニックスの厚生施設にぶち込むことだ。
収容された容疑者たちは拓也直々の取り調べが待っている。
悪魔を生み出すような心の歪んだ人間は、しっかり矯正してやらねえとな。
「あー、いきなりバックはムリっす!」
ズボンのチャックを下ろしてとり出したデカマラはギンギンに反り返り、先走り汁に塗れた亀頭が目の前の男のアナルに
これから何をされるか理解した男はすぐに泣きが入るが、拓也は容赦しない。
ヨツンヴァインで尻を高く突き上げさせると、自慢のデカマラで串刺しにするようにミリミリとケツの穴をこじ開ける。
「ぐぉーっ!」
散々人々を苦しめてきた悪魔を生んだ野郎が、拓也の完全勃起したマラを埋められて苦しみの声を上げる。
マジおもしろいぜ! ノンケだから尻は使えないとか知ったこっちゃねーよ!
「痛い! 痛い!」
「痛いだぁ~? お前の悪魔に襲われた被害者はもっと痛い思いをしたんだよ!」
「許して亭ゆるして!」
「謝罪の言葉なんて必要ねえんだよ!」
いくら泣き叫ぼうが拓也ゎ勘弁なんてしない。
情け容赦なくデカマラで雄膣の奥の奥を刺激し続けていくと、容疑者の男も慣れてきたのか、だんだんと上げる声色が変わっていった。
「あっあっあっあっ」
きたぜ! 拓也のテクニックで野郎はもう膣壁の快感にのけぞってひたすら吠えるだけの淫乱犬になる。
そのまま三発も中に出してやるともう
「ありがとうございました! またそのエロい体で相手して下さい!!」
なんて最後は笑顔で拓也に次の相手をおねだりしてくる変わりよう。
まったくさー、悪いことした癖に気持ちよくなってんじゃねーよ!
こうしてオレは今日も、ヒロミの
二度と闇に落ちていかないようにという祈りを込めて。
取調室から出た直後、拳銃にもなるスマートフォン型の通信機であるガンデフォン50に連絡が入った。
オレはプレイ中は容疑者に失礼のないようにメールは切っておく。
でも緊急用に電話は着信するようしている。
三コール以内に電話をとると、フェニックスのオペレーターの声が聞こえてきた。
「たくや? 今新しい悪魔獣が街に現れたと報告がありました。すぐに出動できますか?」
「あ、あん、はっ、はい、四十分後には、いっ、行けまっす!」
「もっと早く来れませんか?」
「あ、ああ、はい、なるべくはっ、はっ、早く行きまっす」
悪魔の出現はいつも突然だ。
オレは竜彦とのプレイのあとのように速攻でシャワーも浴びずに勃起したリングマラをジーンズに収めて現場へと急行する。
どうせ、向こうでギフジュニアさんの流した血のシャワー浴びるからいいのさ♪。
いつものように全身からしたたる汗と精液が太ももに流れ出るのを感じつつ、肌に貼りついた精液の匂いで野獣の香りを放ちながらスカイベースから現場の2丁目に向かう。
いいぜ、今日の戦闘も楽しみにしてるぜ~!
今日はどんな悪魔獣かな~今日の戦いも楽勝だな♪
なんて妄想ゲームは始まらない。
それで油断してオレまで悪魔に殺されちまったら、残される竜彦が可哀そうだからな。
それにヒロミにも顔向けできなくなってしまう。
オレたちフェニックスの隊員は、若林司令官の跡を継いだヒロミの跡を継いで、これからも正義のために戦い続けないといけないんだからな。
ヒロミ! 天国でオレたちの括約を見守っててくれよ! 絶対にこの世を悪魔に支配なんてさせないからね!