ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
今回は記念すべき十話目なので、別作品風タイトルにしてみました。
おのれ、ディケイドォ!
奈落に落ちたハジメさん、彼の運命は如何に!?
それでは、第一章第6話、どうぞ!
一方、奈落に落ちたハジメはというと…
ハジメ「不味い!不味い!不味い!死ぬほど不味いZOY!」
周りには凍らせた魔物の死骸、その中心に焚火があり、それを囲むように俺ともう一匹、ウサギのような魔物が肉を食っていた。
さて、何でこうなったかというとだ…
ハジメ「ふぅ、腹は膨れたが、やっぱり不味いな。」
毒もヤバかったし、原作主人公はどうやってこれを食ったのだろうか?
ん?原作主人公ってなんだ?
てか、俺以外に誰かいたっけ?ま、いっか。*1
奈落に落ちた俺は、先程食い終わったベヒモスについての感想を述べた。
八重樫雑技団でも、毒物摂取による対毒訓練もやったっちゃあやった。
でも、少量だったからあんまり効かなかった。
なので、あまり毒に対する耐性が付いたとは思っていなかった。
それに加えて、この異世界はどうだろう。
魔物の猛毒は自身に対して容赦なく襲い掛かってくる。
訓練用に薄められた毒なんて比べ物にならない。
痛みで、体がぐちゃぐちゃにぶっ壊れそうだった。
毒素が全身を駆け巡った時、自分がまだ生きているという、刺激的な実感を味わった。
字面だけでは変態に見えるが、切り替えたのだ。真実と幻想を。
ここはいつ死んでもおかしくない、夢と希望、苦痛と絶望の両方が渦巻く、異世界というファンタジーでありながらも、五感と感覚が実際にある現実なのだ。
もちろん、流石にこのままでは死にかねないので、浄化作用を発動した。
ただ、いきなり全部浄化するのでは、毒耐性の訓練にならない。
なので、少しずつ弱める。
それにより、自身を極限まで追い詰め、技能の獲得・成長に繋げなければならない。
全てをオーマジオウの力に頼るということは、先程の下手人に力を奪われたときに対応することが出来ないだろう。
あれは檜山の仕業じゃない。
もう一人の誰か、それもおそらく高位のタイムジャッカー。
その人物の狙いはおそらく、自分の抹殺、世界の混乱、そして新しい傀儡の王の擁立。
そんなことは絶対に阻止しなければ。
最高最善の魔王を目指す者として、絶対に看過できない行為である。
そんなわけで、少しずつ毒素に慣れていく俺であったが、ベヒモスという巨体を一気に腹に収めたのだ。その分の毒素だって半端ない。
正直本当に死んでもおかしくないレベルであった。
体を極限まで鍛え、精神力を高めていた俺でさえ、ギリギリ耐えきることに成功していたのが奇跡だと言える位のヤバさだった。
その甲斐あってのステータスがこれである。
天職:錬成師・最高最善の魔王
筋力:530000(魔王時:測定不能)
体力:370000(魔王:測定不能)
耐性:178000(魔王:測定不能)
敏捷:490000(魔王:測定不能)
魔力:260000(魔王:測定不能)
魔耐:162000(魔王:測定不能)
技能:
錬成[+鉱物系鑑定][+精密錬成][+鉱物系探査][+鉱物分離][+鉱物融合][+複製錬成][+圧縮錬成][+遠隔錬成][+自動錬成][+構造把握][+イメージ補強力上昇][+消費魔力減少][+並列処理錬成][+整地][+高速錬成]・全属性適性・全属性対応・全属性耐性・複合魔法・縮地・瞬動・先読・予測領域拡大・剛力・金剛・物理耐性・高速魔力回復・気配感知・魔力感知・限界突破・言語理解・抜刀術・剛腕・戦闘続行・早読・未来予知・加減上手・プラスウルトラ・最強王者・無限の成長・地球の記憶・地球の本棚・モーフィングパワー・音撃打・クロックアップ・ワープドライブ(宇宙)・黄金の果実・オールエンジン・無敵化・浄化作用・時間操作・剣術・クロックダウン・ライダーサモン・アイテム操作・ゲームエリア展開・ブラックホール・聖剣創造・コズミックエナジー・無限の思い・七つの大罪・メダルコンボ・魔力操作・毒耐性・赤熱化・危機察知・胃酸強化・恐慌耐性・威圧
…正直、もう化け物でもいいんじゃないかなと、人間として疑わしく思い始めている自分がいる。
この前見たステータスでさえ、平均の一万倍とか言う、頭おかしいレベルだったのに、それが全部倍以上って…
しかもオーマジオウになったら、測定不能って、どんだけヤバい力なんだよ!?
怖いわ!俺、もう魔王一択しか道がねぇじゃん!
まぁ、もとよりそれ以外目指す気ないけどさぁ!
さて、技能については魔力操作や毒耐性は当然として、ベヒモスの赤熱化まで発現させることが出来たのは嬉しい。
ただ、正直使いづらい。
熱耐性を取得していないせいで、使った後に腕が融解しかけた。
あれ以来、オーマジオウ状態じゃない限り、使用しないと思った。
でも、お風呂を沸かすときには結構便利かもな。水が一気にお湯になってしまうが…
まぁ、そんなわけで次なる獲物を探しに言った俺は、適当にその辺を散策していた。
一応、暗い場所にも慣れるよう、目は鍛えていたので、なんとか視認は出来る。
まぁ、近くに河があったおかげで、水分補給という重要な目的は果たせている。
あとは、適度な食事を…?
ふと、気配を感じた俺は、物陰に隠れた。
念のため、錬成で後ろのガードも固める。
あ!あれは蹴りウサギ!
早速出てきたのか。ということは…
「グルゥア!」
二尾狼も来たか!後は爪熊だが、さてどこにいるやら。
おぉっと!?
ウサギ選手、その場で飛び上がり、くるりと一回転!
回し蹴りが決まりましたァ!
狼選手、ノックダウン!
しかし、ウサギ選手は止まらない!
そのまま回転し、逆さまの状態で天井を踏み込んだ!
そして、これはァ!かかと落としだァ!
狼選手二世、ノックダウン!
あぁっと!?
狼三世選手と、狼四世選手による、まさかの不意打ちだァ!
ここで、あぁっと!?
ウサギ選手、ウサミミで逆立ちしたァ!?
そしてまさかの、ブレイクダンスだァ!
ヴォーパルバニーによる、血の竜巻が吹き荒れる!
狼三世選手、狼四世選手、両者ともにノックダウン!
そしてラストウルフ選手、ここで雷を纏ったァ!
十八番の固有魔法「纏雷」だァ!
ラストウルフ「グルゥア!」
あぁっと!
ウサギ選手目掛けて、電撃が乱れ飛ぶゥ!
しかし、ウサギ選手はこれを難なく、躱す!躱すゥ!
あぁっと!これはァ!?
電撃の途切れた瞬間を狙った、サマーソルトキックだァ!
ラストウルフ選手、ノックアウトォ!
勝者、蹴りウサギィ!
おっと、つい熱くなって実況してしまった。
さて、俺も乱入するか。
そう言って物陰から出た俺は、ウサギに対して構えた。
ウサギも俺に気づいたのか、赤い瞳で俺を捉え、こちらを向いた。
互いに、勝負は一瞬で着く、そう感じていた。
そして、同時に踏み出した瞬間、
凄まじい轟音と共に、俺とウサギは激突した。
俺は拳を、ウサギは前足を互いに繰り出し、相手の攻撃にぶつけあった。
ドガッ!バキッ!ゲシッ!ガスッ!ガッ!ドゴォ!ズガァ!ズシィン!
激しい戦いの音が洞窟内部に響き渡る。
ハジメ「お前、中々やるな!」
ウサギ「ギュゥウ!」(お前もなぁ!)
両者ともに、相手を強者として認めた。
その事実に、楽しそうな表情を浮かべる俺。
しかし、そんな戦いに水を差すように、乱入者が現れたようだ。
爪熊「……グルルル。」
チッ、これからがいいところだっていうのに。
ウサギの奴、完全に怯えてやがる。
しょうがねぇなぁ、俺がやるよ。
ウサギを庇うように立ちふさがる俺。
それに困惑するウサギ。
そして、俺を忌々しく見つめる熊公。
その空間だけ、時が止まったようだ。
そして、どこがで物音が鳴った瞬間…
爪熊「グルァァアア!!」
熊公がこちらに向かって腕を振り下ろした。しかし、
ハジメ「……この程度か?」パシッ
爪熊「!?」
その腕を難なく受け止めた俺は、奴の鼻っ面に向けて、
ハジメ「ウラァ!」ドゴォ!
爪熊「グルゥゥウウ!?」
遠慮なく拳を振り上げ、吹っ飛ばした。
ウサギは唖然としており、カウンターを喰らった熊公は、よろよろと起き上がった。
自身の攻撃をいとも簡単に受け止められた挙句、吹っ飛ばされたことに恐怖したのか、熊公は戦闘を躊躇っていた。
しかし次の瞬間、なんと熊公は猛スピードでこちらへ向かってきた。
俺には敵わないと悟ったのだろう。
俺よりも弱い、ウサギに迫ろうとする熊公。
だが、それは無理だ。
ハジメ「よそ見すんなぁ!」ズパァン!
俺がその速度を利用し、奴の体を一刀両断したからだ。
得物は、ベヒモスから採取した牙を、錬成で扱いやすくした物だ。
それを即座に取り出し、振り抜いたのだ。
勢いよく向かってきた熊公は、そのまま真っ二つになってこと切れた。
茫然としているウサギを尻目に、俺は構造把握であるものを探した。
そう、みなさんご存じ"神結晶"である。
早速反応があった場所を、"錬成"によって掘り進める。
すると、バスケットボール位の大きさの青白く発光する鉱石が見つかった。
間違いない、コイツが"神結晶"だ。
下にたまった水を、岩で作った水筒に入れた俺は、"神結晶"を「コネクト」でしまった。
もと来た道を戻り、立ち尽くしていたウサギに近寄る。
俺を視認したウサギは、熊公より上位の存在である俺に恐怖したのか、慌てて逃げ出そうとした。
だがしかし、逃がすわけにはいかない。
ウサギは何が起こったのかわからないようだな。
実は俺が時を止め、ウサギをこちらに引き寄せただけなのだ。
何が起こったのか全く分からないことに、怯えて動けなくなってしまったウサギを前にした俺は…
先程汲んだ水が入った、石の皿を差し出した。
ウサギ「…キュ?」
ハジメ「飲め。」
威圧も含んだ言霊を使い、ウサギに水を飲んでもらう。
ウサギは怯えつつも、従わなければ殺されると、本能で理解したのか、指示に従った。
すると…
ウサギ「キュ!?」パァァァ
ハジメ「お~、これが"神水"の力かぁ。」
そう、この水こそが"神水"である。
回復アイテムの中でもチート級の飲み物、この世界における霊薬でもある。
そして、これを飲んだウサギは知能が付くはず…
ウサギ「キュ、キュウ?」
ハジメ「あぁ、お前へのプレゼントだ。ただし、これを飲んだからには…」
ウサギ「…キュ?」
ハジメ「俺のお供になってもらう!どうだ?悪くはないだろう?」
ウサギ「!キュゥウ!」ビシッ!
やったー!とでもいうように、ウサギは前足を上げて喜んでいた。
そうか、仲間になってくれるのか。
良かったぁ~もしダメだったら、別のウサギを探していたぜ…
それじゃあ早速…
ハジメ「よし!今日からお前はイナバだ!俺はハジメ!魔王になる男だ!」
イナバ「!キュゥウォオ!!」ビシィッ!
うわぁ、コロンビアのポーズまでやっているなぁ、てか何でコイツこんなにサブカルチャー詳しいの?
イナバ「(王様、今時から宜しくお願いいたしやす!)」
ハジメ(!?こ、こいつ、直接脳内に!?)
よく見ると、俺の技能にも念話があった。
さっき、神水を飲んだおかげか、よりパワーアップした模様だな。
…いや、それでもコイツも念話使えるの、おかしくねぇ!?
まぁ、多少のイレギュラーはあったものの、イナバという心強い仲間を手に入れた俺は、先へ進むことにした。
道中でも、大量の魔物に出会った。
ある時は二尾狼、ある時は石化魔法を使ってくる蜥蜴、ある時は羽を弾丸のように飛ばしてくる梟、六本足の猫に、タールの中からやってくる鮫…
毒の痰を吐き出してくる2mの虹ガエル、麻痺の鱗粉を撒き散らす蛾、巨大なムカデと何でもござれだった。
ただ、トレントの赤い木の実はおいしかったので、一番最後に残し、神水をあげて仲間にしようとしたが、パワーアップしたからか、逆に攻撃してきた。
とりあえず一刀両断して、種だけ回収した。
悲しそうな顔をする俺を慰めようと、イナバが頭をなでてきた。
優しさが辛い…
そして、現在に至る。
せっかく進んだのだ、この先に備えて腹ごしらえをすることにした。
ただ焼くだけでは物足りないので、"錬成"で作った調理器具や滝から汲んだ水で、蒸し焼きや鍋にしてみて食ってみた。
が、所詮は魔物肉。不味いものは不味い。
イナバは嫌そうな顔一つせずに食っていたが、ホントすげぇな。
でもまぁ、奈落だからかな?
いつ死ぬかわからない世界なんだ、食い物にだって困るかもしれない。
そんなこともあるのだろう、正直選り好みは出来ない。
そう考えると、俺もまだまだだなと実感した。
(この時、ハジメの精神はオリジナル、つまり転生して憑依する前の魂、原作通りのハジメの魂、オーマジオウとしての魂が混ざり合い、全く別の新しい魂として成り立っていることに、ハジメ本人は全く気付いていない。
それもそうだろう。
彼は、南雲ハジメであり、オーマジオウでもある。
それが彼にとっての、自身の情報であったからだ。)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ここでまさかのイナバさんが登場!
(知らないお方は、小説11巻とweb版をチェック!)
そして悲報、ハジメさん、人間をやめた模様。
さて、そろそろメインヒロインの一人目とのご対面です!
この後に地上編を挟むのでその次になる予定です。
乞うご期待を!
宜しければ、高評価・コメント宜しくお願い致します。
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