ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する   作:天元突破クローズエボルハザード

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お待たせいたしました。
今回は幕間のお話で、今までの補足です。

それでは、どうぞ!


幕間物語
ハジメさん日誌①


異世界一日目

今日から備忘録を付けていく。

何かいろいろ忙しくなりそうだし、書き留めておきたいと思ったからな。

さて、今日の内容は…妖怪恍惚爺、傀儡の王室、張り子の勇者…以上だな。

それ以外は特にないや。しいて言うなら、ベッドがふかふかだった。

 

 

異世界二日目

なんか親しくなれそうな団長が来た。止まるんじゃねぇぞ、マジで。

そして俺のステータス、最初っからクライマックスだった件。

貰ったアーティファクトについては、手袋は嬉しいが、杖は正直嵩張るから要らん。

なので、"コネクト"でしまっておく。

 

 

異世界三日目

特訓が始まった。早速座学だが、正直暇だ。

昨日"地球の本棚"に入れることが分かってしまったから、睡眠学習が可能になってしまった。

おかげで、授業を受けても学べることがないので、居眠り状態が続いている。

戦闘訓練?早速メルドさんノックアウトして出禁くらったよ。

 

 

異世界四日目

図書館で知恵をつけることにし…"速読"とかいう技能が身に着いた。

早速一日で図書館中の本を読み切ってしまったようだ。

おかげで、現在判明している全属性の魔法の知識が身に着いた。

戦闘訓練が免除になったので、夜の狩りに出かけることにした。

要らない魔石は全部王都にばら撒くことにした。処理がめんどい。

 

 

異世界五日目

せっかくの休日なので、錬成の練習をすることにした。

まずは、砂鉄を大量に用意してもらって、と。

次に、汚れてもいい場所で実験を開始する。

さて、前に読んだ本を使って、行くぞ!"錬成"!

 

……実験は成功したようだ。鑑定してもらうと、純度100%だった。

ただ、この鉄の処遇はどうするかというと、だ。

早速買い手が大量についたが、俺は砂鉄と場所を用意してくれた王宮に寄付することにした。

せっかく作ったのにいいのかって?まぁ、スポンサーは国なんだ。持ちつ持たれつって奴さ。

後日、行方を聞くと、鍛冶場にご神体として飾られていた。

今すぐ神山に乗り込んで、クソジジィどもを血祭りたい気分だった。

 

 

異世界六日目

次は砂を大量に集めてもらい、ガラスの作成に着手することにした。

興が乗ったのでつい、ガラス細工の置物を創ってしまった。

しかも、グラフィックセンスマシマシの俺が作ったせいか、出来栄えがとんでもないものになってしまった。

買い手が大量についたので、いくらか王宮に献上、残りは貴族や民間に格安で売却した。

 

さて、手元に入った金だが、この前メイドの皆さんが化粧品を欲しがっていることを小耳にはさんだので、早速買い込んでそっと差し入れた。

皆喜んでいたなぁ…やっぱ。こっちでも大商会のブランド物は人気なんだな。

皆には内緒にしていたが、結局速攻でバレて、香織から般若が出ていた。他意は無いのに…

 

 

異世界七日目

ついに、ダイヤモンドの作成に成功した。しかし、ここで問題が発生してしまった。

要領を掴むことが出来たのが嬉しくてつい、大量に作ってしまった。正直、使い道がないので困っている。

さて、流石に民間へ流すにはマズい。なので、ここは勇者御一行の地位を活かすとしよう。

というわけで、天之河とリリィに頼み、実家があまり良い状況でない貴族令嬢の皆様に献上することにした。

それでも余ったので、他の貴族令嬢方に格安で売ることにした。

意外に結構売れた。せっかくなので、使うことにした。

 

王都にも裏の顔があるようだ。賭け事を行う場があった。さぁて、一稼ぎ一稼ぎ♪

早速、イカサマをしてきたので、一回だけサービスで引っかかってから巻き上げるか、ニシシ!

その後、その場にいた全員からイカサマがあるなしに関わらず、根こそぎ奪い取った。

いやぁ~大量大量♪おかげで、財布の中が金貨でいっぱい。キャリーオーバーってやつだァ!

 

上機嫌な俺は、コックに相談して手料理をふるまうことに。

フフフ、異世界だろうとサバイバルでの生存方法を読み漁ってきた俺がいる限り、食で退屈させるなんてことはない。

皆はもちろん、手伝ってくれた料理人たちにもふるまった。好評だったようだ。やったぜ。

後、最近不機嫌気味だった香織も、ようやく和らいだ。ホッ。

 

 

異世界八日目

姫さんから秘密裏に呼び出された。

何でも、友達に送りたいものがあるのでお願いしたい、とのことだった。

その顔を見て俺はすぐさま、「この子も欲しかったんだなぁ。」と察した。

そういう訳で早速作成に取り掛かった。

 

さて、姫さんの要望を早速聞いてはいたが、何か遠慮気味だったので、もうちょい大まかに変更してもいい、と伝えた。

やっぱり遠慮していたのか、最初はおずおずと言ってはいたが、段々と楽しそうに言ってきた。

結局、完成したのはその日の夜だった。姫様も夢中になって時間を忘れていたらしい。

偶には、時間や責務を忘れて、普通の少女としてもふるまってもいいのに、と思った。

それにしても、だ。結構苦労したし、考えていたものよりも少し大きくなってしまった。

後日、作り直すことを伝えたが、本人はこのままでよいと言っていた。

なんか、頬が赤くなっていたのは気のせいだよな?

 

後日、リリアーナ王女が、作者不明のブローチをつけていたことがニュースになっていた。

王女は、送り主については誰にも言わず、そのブローチを満足そうに見つめていた。

そして何故か、香織が般若になり、雫からも修羅が出てきた。どうしてこうなった。

両隣にはクラスの二大マドンナ、周りには頬を赤らめる女子、うっとおしい視線を向けてくる男子、陰から見てくるランデル君、そして全然助けてくれない家臣たち…

そんな気まずい空気の場所から逃げ出すように、掃除の手伝いをする俺であった。

 

 

異世界九日目

ようやく時間が作れたので、愛ちゃん先生と密会する。

そこで、彼女自身の天職の強み、立場の活かし方、そして異世界で起こす食の大革命について説明した。

最初は彼女自身が前線に出られないことに難色を示していたが、生徒の助けになるとわかるが否や、身を乗り出してまで相談してきた。

とりあえず、落ち着いて。ちゃんと教えるから。

 

さて、何故「作農師」がそこまで出来るのかには理由がある。

一つは、彼女の天職「作農師」はレア中のレアだからだ。

これは兵糧の安定化や食文化の発展を促すことが出来る反面、その天職が出る確率がめっちゃ低い。

具体的に言えば、宝くじを買って一等が出る確率位、全然出てこない。

しかも、彼女のスキルには"品種改良"というものまであるので、場合によっては、食糧市場を牛耳ることだってできかねない。

まぁ、先生は優しいからそんなことしないが。

何より彼女は、たった一人で農業に必要なことをやりこなせる逸材なのだから。

荒れた土壌を改善、耕して種を植え、肥料や水をやり、温度の調節に発酵操作、自動で収穫まで、たった一人で可能だ。

これは強いだろう。生きとし生ける者にとっては、食とは生命線なのでから。

 

というわけで、先生にはそれを活かした戦法、つまり動かざる戦力としての戦い方を教えることにした。

まずは強みを生かした立場の形成。

それがだんだん確立されたら、地球の調味料や料理の再現によって、資金・文化の流れ・胃袋をがっちり掴む。

後は、やってくる敵を権力でなぎ倒す、といった方法で、教えておいた。

後日、先生が"豊穣の女神"と呼ばれていることに気づき、やっちまったと思った。

 

 

異世界十日目

今日も今日とて、朝学習・昼錬成・夜魔物狩りの連続だった。

暇だったので、指輪魔法"コネクト"で何か取り出してみることにした。

すると何と、ファイズフォンマークXが出てきたじゃありませんか。

今のところ使い道はないが、設定だけしておくことにした。

俺へのダイヤルコードは555っと。

 

休憩時、あまりにも暇だったので、庭師さんのお手伝いをすることにした。我ながらうまくいったと思う。

後日、王宮の庭にある芝が、まるで彫刻のような出来栄えになっていたことが大々的に報じられた。

芸術家や貴族の方々がそれはもう大勢やってきたそうな。

俺、ちょっとした遊び心入れただけなんだが…どうしてこうなった。

いやまぁ、確かに天元突破や機動戦士な巨大ロボ、果て無き冒険スピリッツや名前を呼んでほしい光の巨人、リリカルな魔法少女にハートキャッチな少女戦隊、ドラゴンに乗ったスライムや骨の魔王、銀色のもじゃもじゃ…

うん、完全に地球の文化入れ過ぎたな。おかげで、クラスメイトから揶揄われたし。

別にそれは気にしていない。だからお前ら、そんな生暖かい視線でこっちを見るな。

え、リクエスト?しょうがないなぁ…ハッ!?お前ら、俺にやらすなぁ!

 

その夜、画材セットを報酬としてもらった俺は、早速絵を描いた。

後日、その絵はオークションで破格の値段だったとか。

因みに、その絵には俺の知る限りの地球文化を詰め込めるだけ詰め込んだ。

おかげで、昨日の視線がさらに生暖かいものになった。なんでさ。

もう芸術の腕は発揮しないと誓った俺であった。

 

 

異世界十一日目

お手伝い代行、始めました。

もうそろそろ飽きてきたので、地球でやっていたこと、やってみた。

勇者一行という肩書のせいで、全然声かけてくれなかった。

それどころか、もう少し世界を救う心構えをだの、喧しかったので止めた。

そんなに言うなら別にいいもん。もう困ってもぜってぇ助けないから。

 

雫が大声で呼んでいたの出てみると、香織がメイド服で雫を追いかけていた。

アイツ等、何やってんねん。てか、なんでメイド服?走りづらそうじゃん。

どうやら話を聞くと、俺に見せたかったようだ。そういうコスプレは帰ってからにしなさい。

……何故か顔を赤らめて怒っていた。なんでさ。そう言った風に考えてんのか?

俺は、地球に帰ってから好きな人の前で披露しなさいって意味で言ったんだが…

……しゃがみこんじゃったよ。どうしてそんなにピンク思考なんだ、お前は。

後、他の奴らも。俺を一体何だと思っているんだ。何?妖怪天然人たらし?

O.K.よろしいならば戦争だ、じわじわとなぶり殺しにしてくれる!

午後の訓練は鬼ごっこになりました。いやぁ~楽しかった。

 

そういえば、龍太郎が何人かの男子を巻き込んで乱闘していたな。

一体何があったのかを聞くと、何故か全裸で廊下を爆走していたとのこと。

ホントに何やってんだか。とりあえず、本人にも事情を聴いてみることにした。

……スチュワート大佐の真似って…。何も知らない人から見たら奇行だぞ。

その夜、光輝も決め台詞と共にポージングを取っていたらしい。中学生かあんた等は。

でも気持ちは分からなくもないので、そっと慰めることにした俺であった。

……別に同じ黒歴史を持つものとしてではない。ホントだからな。

 

 

異世界十二日目

ファイズフォンマークXの改造も終わったので、浩介にこれを託すことにした。

正直、他の人でも良かったが、浩介には何故か絶対の信頼感があった。

目星をつけていた時からそうだったが、コイツには何か凄い縁があるやもしれん。

そう思っていたその日の夜、ポージングを取りながら、六人の女性に囲まれているわが友の夢を見た。

……一人、幼女がいたけど、そういう趣味じゃないよな、浩介?

 

今回のお手伝いは権力行使で無理やりやることにした。

ベッドメイクは序の口であった。他の清掃も細かい所までやってやったぜ。

後、洗剤の知識も調べておいたので、「異世界でも簡単に作れるから大丈夫!清掃一本これ一つ!」的な洗剤の作成にも成功した。

後日、その製法が広まったのか、俺の元に使用人の人達がやってきた。

せっかくなので、清掃の仕方や洗剤の作り方をレクチャーした。

後、リリィに頼んで天職が無かったりあまり腕が振るわない人たちの働き口として、そう言った小道具の工場を作ってもらえないか検討した。

最初は渋い顔をしていたが、疫病防止や死亡率・病床使用率低下のメリットを説くと、早速設立を約束してくれた。

 

人件費の削減、浮浪者の激減、生産体制の確立…いいことづくめばかりなんだよなぁ。

やっぱ、国を創る上で持つべきものは民と土地と使える人材だな。

アイツじゃ絶対に無理だな。そもそも学んできた知識の種類と量が違うと思うんだよなぁ。

俺は初っ端から王様志望で、知識も鍛錬も積んできたから、その辺のところは理解しているけど。

まぁ、洗剤の製法には、地球の本棚を使ったが。ほんと、知識の本棚ってスゲェー!

 

 

異世界十三日目

今回は光輝の夢だったようだ。

光輝の周りに、似たような顔の姉妹?と、女騎士っぽい人、後なんか変な雰囲気の出ている女性二人が殴り合っていた。

……光輝、俺が言うのもなんだが、もう少し付き合う女性を選んではどうだ?

後、いつもの癖を直した方がいいぞマジで。将来苦労するから。

 

さて、今日は特に何をしようかは決めていなかったので、王都を歩き回ってみるか。

そしたら案の定、お供達(いつもの面子)がついてくる。休日なので別に構わないが…

正直周りの視線がうぜぇ…。え?何か言って来たら、全力で怒るから大丈夫?…そういう問題じゃない。

まぁ、そんなわけで王都観光に向かった俺達であった。道中、出店で食べ歩きをした(全額俺持ち)。

香織達は女の子なので、スイーツが多かったなぁ。間接キスは流石に危なかった…。

指摘していなかったら、多分そのままやっていたんだろうなぁ…。顔が真っ赤になっていたが。

途中で、チラチラ見てきた他の奴も何人かついてきたので、その分まで払うことになった。

後、王宮の使用人の人達や先生、お世話になっているメルドさんやリリィへのお土産も買っておいた。

おかげで、せっかくこっそり貯めていた財布の中身がすっからかん。トホホ…。

 

まぁ、財布へのダメージはデカかったものの、別にお返しがなかったわけじゃない。

今日の夜はなんと、実家が喫茶店をやっている園部さんが、特別に料理を作ってくれた。

彼女も昼間の食べ歩きでおごってもらった一人で、全員で何かお返しをと思った結果らしい。

料理の腕はというと、正直、俺が危機感を覚えるくらいのレベルの上手さだった。

実家でも手伝いをしているらしいが…やはり、餅は餅屋ってことか。

いいだろう、今回はこれで見逃すとしよう。そう思って料理を完食する俺であった。

 

 

異世界十四日目

とうとう異世界で二週間が経った。意外と早いものだな、時の流れというものは。

さて、最近久しく電源を入れていなかったスマホを、ようやく起動させた。

因みに、登校時は充電100%の状態で、学校に着く前に切っていたので、そこまで減ってはいなかった。

その中には、父さんと母さんが勝手に送って保存していたのか、妙なファイルがあった。

"厳選心得七ヶ条~異世界編~"と書いてある。せっかくなので、読んでみることにした。

 

1.複数人召喚の場合、一見無能な奴がいたら仲間にせよ!ソイツ、絶対に強い! …仲間はもういるが。

2.気をつけろ!召喚側の王女は大体腹黒い!頼るなら別国の王女にせよ! …どうやってやるんだ。

3.急いで左腕を封印しろ! …俺の腕は鬼でも封印されているのか。そもそも包帯がない。

4.謎の声には素直に従え!精霊的な何かだ!大体強力な味方になるぞ! …十分強い味方もういるから。

5.冒険者ギルドに登録したい! …願望じゃん。気持ちは分からなくもないけどさぁ。

6.暗殺者は早めに仲間にせよ!大体強キャラだぞ! …うん、世界最強の暗殺者、もう仲間になってる。

7. ヤバいと思ったら逃げること!自分の命を最優先に!汚いことをしても生き延びろ!父さんと母さんが許す!諦めるな!絶対に帰ってくること!いつも他人優先で無茶をするんだから、少しは自重しろ!

…ホント、敵わねぇな。あの人たちの息子だから、俺はいつでも笑って、前に進むことが出来る。

改めてそう実感したよ。そう思いながら、俺はそっと電源を切った。

 

たとえ、最低最悪の未来になったとしても、俺は諦めずに突き進むことが出来る。

俺自身が止まれなくなってしまったも、止めてくれる人たちがいる。

俺が世界と戦うことになっても、背中を預けられる仲間がいる。

俺が王になれるのは、力があるからじゃない。支えてくれる大切な民がいるからだ。

それを忘れないよう、深くこの日記に刻み込むことにした。

 

 

異世界十五日目

今日は変な夢を見た。多分、未来の俺のようだが…何か、違う感じがしている。

正直、外見の特徴は全くと言っていいほど似ても似つかない。多分、IFの俺の姿ではあると思うが…

眼帯、黒いコート、義手になった左腕、懐から取り出した銃を構えている、赤雷が走っている…

アカン、完全に厨二スタイルや。これがもし未来の俺の姿であるならば、正直黒歴史モンだ。

何が何でも、絶対に消去せねばなるまい。これは、未来をかけた戦いである!

 

だが、それよりも気になって仕方がないことがあるぞ、未来の俺(仮)よ。

お前の周りにいる、その大勢の女性たちは一体、何なんだァ!?

一体何がどうなってドン・ファンみたくなってんだァ!?

てかなんで、香織に雫、リリィに愛子までいんの!?後、他の女性人はどんな関係だよ!?

金髪ロリ、ウサミミ痴女、ハァハァ言ってる着物の女性、親子らしき女性と幼女…。

おい、二名ほどアウトじゃな…金髪の子が高校生位になった。訳が分からないよ。

後、幼女に「パパ」って呼ばれているが、もしかしてその女性に産ませたのか!?

いや、だとしても、他の女性人も同じ位の年で、母親似の子がいるはずだが…

ダメだ、これ以上考えたらきっと頭が痛くなる。そう思って直ぐに寝ることにした。

 

翌朝、何故か同じ夢を見た。内容は若干変化していたので、おそらくこっちが未来の俺だと思われる。

ただ、何故か知らない女の子がさらに二人も増えていた。なんでさ。

だが、恰好は正しく王の気風が漂う服装だった。まるで、全世界を治める魔王の様だった。

魔王、か。俺の持つ力はまさしくそれだが、夢の中にいる俺は、本当に最高最善の未来にいるのだろうか。

そう思いながら、また目を覚ます俺であった。今日はこれだけで頭がいっぱいだった。

 

 

異世界十六日目

暇つぶしの鍛錬をしながら歩いていると、クズ共が攻撃を仕掛けてきたので、難なく躱して気絶させた。

こいつらのせいで時間がかかってしまい、恵理達の様子を見に行くことが出来なかった。

なので、腹いせにこいつらの口にしこたま辛い調味料をぶち込んでやった。

まぁ、胃が大変にならない程度の量にはしておいた。この世界、ウォシュレット無いからキツイだろうし。

 

さて、ここまでの日々のことをまとめてはみたが、正直ツッコミどころの多い出来事もあった。

思えば、俺はそういう星の元に生まれてきたのやもしれん。

生まれながらにして王を目指し、齢六歳で鍛錬を始め、その三年後には知識の吸収に明け暮れ、全てを終えるころに行きついたのは、生きとし生ける者から恐れられるべき存在、魔王だった。

俺の力ははっきり言って異常だ。魔王の力を手にした時点で、俺は人間の限界を超えてしまった。

……いや、若干途中から人間やめてる感はあったけどさぁ、まだあの頃は誤差の範囲でしょ!?

てか、異世界に来てから皆ハッチャけすぎなんだよなぁ。

ある者はポージングやコスプレ、ある者はメイドをナンパ、ある者は魔法に興奮しまくっている…

ホントに大丈夫か?こんな調子で、戦争に行っても勝てる実感がわかないんだが…

 

因みに、香織や雫はリリィとお茶会、恵理は鈴のストッパー、トシは同じく図書館で本を読んでいたが…

浩介、お前はどこで何をしていたんだ?全く見つからなくて、探すの苦労したぞ。

あ、後明日からとうとう大迷宮に潜るらしい。最近、王都周辺の奴らじゃ物足りなかったんだよなぁ。

これでようやくスランプ気味から抜け出せる。あ、おやつはいくらまで買っていいか聞くの忘れていた。

しょうがないので、明日聞くことにした俺であった。

 


 

ハジメ「……ふぅ、ざっとこんなもんか。」

そう言いながら、日課で記録していた備忘録を読み終えた俺であった。

この備忘録には、俺がどのような日々を送っていたかを書き記すために、わざわざリリィにお願いしてまで、取り寄せたものだった。

そういった意味では貴重品だったが、奈落に行く前日に制服ごとおいていってしまっていたのだ。

息抜き序に"コネクト"を使って、早速取り寄せることにした俺であった。

案の定、無事ではあったものの、花のしおりが挟まっていた。

……後でこっそり、制服の中に入れておくことにした俺であった。




ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、ハジメさんのこれまでを振り返ってきました。
もう少し掘り下げて解説してほしいという方は、是非コメント欄へどうぞ!
そして、今回からちょっと次回予告を変えてみました!
それでは、どうぞ!

追記:ヴァントールさん、N.jpさん、誤字報告ありがとうございました!

ジーカイ!

???「私の家族を助けてください!」
ウサ耳少女現る!?

ユエ「お祈りは済んだ?」
ユエさん、まさかのマジ切れ!?

ハジメ「一気に飛ばすよ、しっかり掴まっていて!」
全てを振り切り、風になれ!

第20話「お助けウサギ娘」

ハジメ「ド派手にいくぜ!」

エヒトの処刑法は?

  • 勿論、終焉の時! 逢魔時王必殺撃!
  • GER(無駄無駄ラッシュで死に続き)
  • 汚物は消毒だァ!
  • 闇遊戯「闇の扉が開かれた」
  • 毛根絶滅
  • G地獄
  • 身体を引きちぎっては治すの繰り返し
  • やらないか♂
  • 金的ブレイク
  • バックトラックでひき殺す
  • ブロリーMAD名物による血祭り
  • これまでの被害者たちによる私刑執行
  • モノクマによるお仕置き執行
  • ダーウィン賞を片っ端から執行
  • ヤバいものを色々体内にぶち込む
  • 汚泥、糞尿まみれ
  • 世界の拷問一気にやる
  • 鬼灯様による理不尽のフルコース
  • 存在ごとエネルギー変換
  • 激辛地獄
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