ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
そして、今回のハジメさんには、危機が迫る!?
急展開の第三話、ごゆっくりどうぞ!
ハジメ「ゼェ…ゼェ…ハァッ…ハァッ…!」
何故俺がこうも息を切らしながらも、チンピラ共が周りに倒れているかというのには、少し長くなるが、経緯がある。
二年前…
ハジメ(10歳)「そろそろ体育祭の時期かぁ…」
俺は今週末に学校で行われるイベントに、「今年もアンカーかなぁ。」という感想を抱いていた。
何せ、運動能力チートの俺が出れば、
リレーは逆転間違いなし、綱引きも圧勝、大玉転がしも速攻ゴールになるわけなのだから。
が、玉入れや騎馬戦には向いていないので、結果としては五分が良いところだろう。
さて、どうやってフェアプレーを貫くか…
「も、もう止めてよ!」
?
何事かと見てみると…ってあいつは!?
ガキ大将「オラオラ、とってみろよ~」(ノートを上に掲げて振り回している)
???「うぅ、返してって!」
取り巻きどもがニヤニヤしているのが気に食わないなぁ。
よし、ここでひと悶着起こして、体育祭から外してもらおうっと。
早速間に入る俺。
ハジメ「あらよっと。」ヒョイ
ガキ大将「あっ!テメェ!」
ハジメ「こんな下らん事していないの。ホレ。」
ガキ大将じみた奴からノートを奪い、虐められていた男子生徒に返す。
???「!あ、ありがとう!」
ガキ大将「南雲!余計なことしてんじゃねぇよ!」
取り巻き1「そうだぞ!そんな根暗野郎の味方なんかすんな!」
取り巻き2「ソイツ、アニメオタクなんだぞ!気持ちわりぃったらありゃしねぇ!」
取り巻き3「なんだぁ?お前もいじめられたいのか?コイツみたいによぉ!」
ハジメ「ごちゃごちゃうるせぇ。」
四人組「!?」
ハジメ「あんまり生意気ほざくなら、全員まとめて再起不能にしてやろうか?」
四人組「ヒィッ⁉」
ハジメ「…失せろ。」
ガキ大将「お、覚えてろッ!」(取り巻きどもと逃げ出す)
威圧程度で逃げ出すとはな、所詮は雑魚か。
ハジメ「ふん!チンピラ崩れが。」
???「あの…さっきはありがとう。」
ハジメ「あぁ、良いって気にすんな。俺もあいつ等が気に食わなかったし。」
???「あ、あはは…」
ハジメ「俺は南雲ハジメ。王様になる男だ。お前は?」
???「僕は清水幸利。王様になるって、なんかすごいね。」
ハジメ「ヘへッ、まぁな。」
そう、この男は清水幸利。
ウルの町で大量殺戮を企て、愛子殺害を狙った結果、利用されつくされて死ぬという、悲惨な最期を迎えた人物だ。
コイツにも、恵理同様に理解者がいれば、少しは考えも変わっていったんじゃないか、と考えなくもなかった。
むしろ味方に引き込めば、魔物との戦いも幾分か楽になるかもしれなかっただろう。
正直、同じ学校じゃなかったら、コイツとの接点どうしよ、って思っていたから、ちょうどいいタイミングだった。
ハジメ「そうだ!お前、俺のダチになれ!」
幸利「えっ!?僕が!?」
ハジメ「あと、幸利じゃ呼びにくいから、トシって呼ぶわ。」
幸利「えっ!?ちょ、ちょっといいの?」
ハジメ「?なんら問題はないが?」
幸利「えっと…ハァ、わかったよ。」
ハジメ「おう、そいつはよかった。俺のこともハジメでいいからな。」
幸利「分かったよ。」
出だしは好調だな。
ってうん?この絵って…。
ハジメ「なぁ、この絵。」
幸利「!?な、何かな?」
ハジメ「父ちゃんのゲームのキャラクターじゃん!」
幸利「えっ!?あのゲーム、君のお父さんが作ったの⁉」
ハジメ「おう、今度職場に見学行くから、良かったら見に行くか?」
幸利「いいの⁉行く行く!」
こうして俺は、もう一人の不遇キャラの救済に乗り出し、ついでに友達もゲットした。
後、ゲーム製作の時に、キャラやストーリーでめっちゃ盛り上がった。
俺は声優さんがお気に入りだったが改めてキャラの性格と交えてみると、結構ハマった。
それから2年経ち、何事もなく平和に過ごしていた。
このまま、何事も起こらなければ良かったんだがなぁ…
ハジメ「トシがいない!?」
ある日、トシの親から、「ここに来ていないか?」と聞かれた俺は焦っていた。
ここ最近、あいつを虐めてくる奴らが妙に大人しいと思っていたら、まさかこんなことになるなんて。
早速虎一さんたちにも相談して、捜索を開始した。
一時間は探していただろうか、ふと俺は殴打の音が聞こえた方に向かった。
するとそこには…
金属バットやナイフを持ったチンピラ連中が大勢いて、
その中心に縛られて傷だらけのトシがいた。
それを見た瞬間、俺は頭が真っ白になった。
真っ白になって…
真っ赤な水たまりの中心にいた。
<トシ視点>
俺は、夢でも見ているんだろうか…
下校途中、急に意識を失ったと思ったら、目が覚めたら縛られていた。
周りには、如何にも不良です、っていう恰好の人がたくさんいて、その人たちに俺は殴られ続けた。
なんで、なんて訳を聞く暇さえ与えてくれなかった。
あまりにも理不尽なことの中、俺を虐めていた連中が思い浮かんだ。
あいつ等、俺が一人になったところを襲撃しようと…!
とはいえ、俺は逃げることすらままならない状態だった。
もうここで終わるんじゃないか、そう思っていたその時…
ザッ!
ハジメ!?何でここに!?
しかも一人なんて…!無茶だ!
そう思っていた次の瞬間…
目の前にいた不良の一人が吹っ飛んだ。
何を言っているのか、何を見ていたのか、自分でもわからなかった。
ただ、それを成した人物が、
今まで見たことのない表情で、相手に殴りかかっていたことだけはわかった。
そこから先は朧げにしか覚えていない。
最後に見たとき、アイツはチンピラ連中を一人残らず蹴散らしていた。
そして、血だまりの上に、一人で立っていた。
そして、こちらを向いて、「ごめん…な…」と言っていた。
その時のアイツの表情は、とても悲しそうだった。
その後、騒ぎを聞きつけた警官らしき人たちが、チンピラ連中を捕まえていった。
俺とハジメはその日のうちに病院に送られたが、二人とも大事には至らないそうだった。
ハジメはずっとすまなさそうにしていたが、俺は言った。
幸利「ハジメ、お前はすごいよ。たった一人であいつ等全員倒しちまうんだから。俺、あの時、お前がやられないか心配だったけどさ、同時にうれしかったんだ。お前が来てくれて。だからさ、いつもみたいに胸張ってくれよ、王様。」
そういうとハジメは、何かを決意したのか、真面目な表情でこう言った。
「お前がそこまで言ってくれるなら、俺は王様になるよ。だから、お前は俺の家臣になれ。いつか立派な国を作った時に、自慢できるような家臣に。俺も、お前が誇れるくらいの、最高最善の王様になって見せるからさ。」
その時のハジメの表情は、いつも見ていた笑顔だった。
<トシ視点終わり>
まぁ、こういったことがあってだ。
俺は息を切らしながらも、チンピラ相手に完勝した。
正直、トシに恐れられたんじゃないか、嫌われたんじゃないかっていう気持ちがあった。
それもとんだ杞憂だったみたいで、アイツは俺のダチでいてくれるみたいだった。
いや~ほんと良かった…
もしここで失敗していたら、チンピラ連中のバックにいる奴ら、全員血祭りにあげてもスッキリしていなかったぜ。
さてと、俺もケジメをつけるか。
虎一「…本当に良いのかね?」
ハジメ「はい、後悔は微塵もありません。大切な友を助けるためです。代償としては、安いものですよ。」
虎一「そうか…分かった。
君を、破門とする。」
そう、俺は道場を辞めることにした。
俺の力は異質だ。
それがチンピラ連中との戦いのせいで広まりつつある。
そうなれば、道場にも不信感がやってくるに違いない。
そう考えた俺は、自ら道場を去り、責任を取るという形で、出ていくことにした。
道場の皆は強く引き留めてくれた。
光輝なんて、わざわざ正当防衛を訴えようとしてくれたくらいだ。
だが、これは俺の問題だ。
ここまで来たら、流石にみんなにまで迷惑はかけられない。
師範と話をつけた俺は、門を通り過ぎようとしていた。
すると待っていたかのように、雫が門の陰から出てきた。
雫「…行ってしまうのね。」
ハジメ「あぁ。これも皆の名誉のためさ。それに、トレーニングはいつだって出来るんだ。まだ、終わっちゃあいないさ。」
雫「そう…分かったわ。あなたが決めた道だもの、せめてもの応援はするわ。」
ハジメ「おう、ありがとな。あ、あとこれ。」
そういうと俺は、雫に似合いそうな、桃色の髪留めを渡した。
雫「これは?」
ハジメ「今まで世話になった礼さ。まぁ、安物だし、自分でじゃなくて、恵理に選んでもらったから、あまりうれしくないと思うが…」
雫「フフッ、もしかして意外と、恥ずかしがりなのかしら?」
ハジメ「…うるせぃやい。」
雫「まぁ、ありがたく貰っておくわ 」
ハジメ「そっか、そりゃあ良かった。大事にしてくれよ?それ、お小遣い一年分だから。」
雫「ブフッ、何その例えwサラリーマンのプロポーズじゃないんだから。」
そう笑いつつも、彼女は髪止めを大事そうに握りしめていた。
後日、髪止めを着けて嬉しそうにしている雫の姿を、道場の門下生が目撃したとか。
同時に、下手人不明の襲撃への対応が、俺の日常に加わった。
ナズェダ…
道場というトレーニングの隠れ蓑を自ら出ていき、襲撃者を撃退し続けなければいけないという高い代償を払うこととなったが、それでも舞台は良い方向へ進んでいる。そう感じている。
たとえ異世界に行っても、なんか、行ける気がしてきた!
以上、ハジメさんの無双パート1でした。
この先、俺TUEEEな展開が多くみられるかもしれません。
もちろん、オーマジオウというチートキャラが出てくるものなので、致し方がないものかと思われます。
ですが、力を受け継ぐ以上、ハジメさんもちゃんとそれ相応の力を身につけなければいけません。
だからこそ、ワンパンマンやオールマイトのような超人的肉体を身に着ける必要があったのです。
それに、ここはまだ、序盤中の序盤なのです。
むしろ異世界こそが、ン我が魔王の快進撃の始まりなのです。
なので、暖かい目で見守っていただけると幸いです。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございます。
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