ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
「前回はどうも、ウチのうp主が大変お見苦しい所をお見せいたしました……。
さて、本来は前回登場するはずだった、今回のオープニングゲストは……!」
香織
「どうも!ハジメ君の"初めて"の!"女性"の!香織です!」
ハジメ
「言い方!……ハァ、取り敢えず、前回の紹介お願い。」
香織
「うん!ハジメ君が助けに来てくれたんだよね!」
ハジメ
「もっと他にもあるでしょ……イナバやカトレア(魔人族)のこととか。」
香織
「そう、それもあったね!後ハジメ君のポーズが……。」
ハジメ
「よし分かった。そろそろ尺が無くなるから、言っちゃって!」
香織
「えぇ、もう!?うぅ……それじゃあ、第4章第6話」
ハジメ・香織
「「それでは、どうぞ!」」
昨日ぐっすり睡眠をとった俺はユエ達を連れ、光輝達が入っていった後から距離を置き、見つからないように続いた。
勿論、ミュウも一緒だ。護衛も無しに攫われるのは嫌だし。
途中で65階層までショートカットしたまでは良かったが、まさか70階層に転移陣があって、メルドさん達がいたとは思わなかった。
幸いにも、気配遮断で上手く誤魔化せたが……。
そんなこんなで進んでいると、トシに預けた発信機代わりの鉱石の反応が、急に止まったじゃありませんか。
早速、ピーチエナジーの能力で耳を澄ますと、魔人族がいることが分かった。
そしてそこにイナバが向かっていることも。
丁度いい機会だ。折角だし、登場はド派手にいくか。
ハジメ「ミュウ、今から一緒に真似してほしいものがあるんだけど……いいかな?」
ミュウ「みゅ!わかったの!」
そんなやり取りを、他の女性陣に温かい視線で見守られながらも、俺達は練習した。
そして、練習も終わった所でちょうどタイミングが良かったので、突入を開始した。
早速、下につながる道を拳で開通していった。
流石に攻略したとはいえ、迷宮内は危険だらけなので、オーマジオウ状態だけど。
因みに、ユエ達は重力魔法で降りることにした。さぁ、蹂躙を始めよう。
そして現在に至る。
恵理「このノリ……この感じ……間違いない!」
浩介「話に出ていた通りっていうか、まんまオーマジオウじゃん!」
トシ「こうなると思っていたよ……。」
雫「何というか、大胆よね……。」
香織「ハジメ君……!」
イナバ「きゅぅう!!(王様、お元気そうで何よりです!)」
ハジメ「おう、皆久しぶり。それと……ただいま。」
懐かしい面々の反応に、短くも優しく返した。てかイナバ、やり過ぎだって。俺の出番全く無いじゃん。
そんなことを思いながら、俺はミュウを肩から降ろすと、雫の傍に移動させた。勿論、時間停止中に。
ハジメ「ミュウ。ちょっと危なくなるから、このポニーテールのお姉さんに、しっかり守ってもらうんだぞ。」
ミュウ「はいなの!」
雫「!?」
いきなり名指しされてビックリしている雫に、ミュウを預けた俺は、イナバに念話で指令を送った。
ハジメ「(イナバ、予め周りの警戒を頼む。敵の奇襲も捨てきれない。)」
イナバ「きゅ!(了解でさぁ!)」
さてと、これでよし。そう思った俺は、魔人族の方を向いた。
服装は……扇情的と言えば聞こえはいいが、敵である以上痴女にしか見えん。
そこの
ハジメ「さて、俺の仲間に手を出したんだ。精々、楽に死ねると思うなよ?」
魔人族「……何だって?」
……全く、どうやら思考だけでなく耳も悪いようだな。
ハジメ「何故貴様等はこうも、私の邪魔ばかりするのだ?
「目障りだからとっとと失せろ、私の機嫌が悪くないうちに。」と言っているのだが、それすらも分からんとはなぁ……。」
そんな挑発に乗ったのか、女魔人族はスッと表情を消し、
魔人族「殺れ。」
私を指差し魔物に命令を下した。
ハジメ「不遜よなぁ。」
私がそう呟いたのと同時に、揺らめく空間が襲いかかってこようとした。が、
シア「シャオラァ!!」ドゴォッ!
シアの振り下ろしたドリュッケンによって、粉砕された。文字通りの
正直、迎撃も容易かったが、敢えて皆に任せることにしたのだ。
いつの間にか復活していた他の魔物たちも、我々に向かってきたが……無駄なことだ、無駄無駄無駄。
ユエ「"蒼龍"!」ゴォッ!
ミレディ「"黒玉連弾"!」グワッ!
ティオ「"龍の息吹"!」ボオッ!
ユエ、ミレディ、ティオの魔法エキスパート勢によって、次々と撃破されていった。
勿論、私とてただ守られているわけじゃあない。
右手にドンナー、左手にシュラークを呼び出し、蹂躙を開始した。
ドパンッ! ドパンッ!ドパンッ! ジュッ!
まず、後ろから来た黒猫の眉間をドンナーで打ち抜いた。それも前を見たまま、だ。
その次には、四つ目狼が左右から同時に飛び掛かるが、飛んで火にいる夏の虫だな。
そう思いながら、両手の銃で頭を弾き飛ばした。
その後ろからまた黒猫が来るが、遅すぎる。触手諸共、自然発火能力で焼き払った。
「グルァアアアアアッ!」「オォオオオオオッ!」
雄叫びを上げて、左右からブルタール擬きが挟撃を仕掛けてくるが……正直、喧しい。
ズパァンッ!
なので、武器を
すると今度は、黒猫八体が同時攻撃を仕掛けてきた。全く、芸のない奴等だ。
バサッ!バサッ!
そう思いながら、アタッシュカリバーとプログライズホッパーブレードの二刀流で、一気に掻っ捌いてやった。
そろそろ飽きて来たな……。そう思っていると、四つ目狼とキメラ擬きが突進してきた。
ドゴォッ!
しかし結果は言うまでもない。ブーストで巨大化させたギガントハンマーで、纏めて肉塊に変えてやった。
それを好機とでも思ったのか、踏み込んできたブルタール擬き二体がメイスを振りかぶる。
バキィィィン!!!グチャッ!
それを剛腕を乗せたローリングバイスタンプで、ブルタール擬き諸共粉砕してやった。
さてと、復活されては面倒なので、な!
ジュッ!
魔人族「!?」
ハジメ「悪いな、その手の魔物とはとっくに出会っている。それ故先に潰させてもらうぞ。」
気配感知で回復役の魔物に狙いを定め、因果律操作で内部から破壊した。
相手からすれば突然、自分の肩に留まっていた魔物がはじけ飛んだことに、驚きを隠せない様子だった。
だが、そんな隙だらけな時でも、私は容赦しない。
先程から、後ろでエネルギーを溜めていた、亀のような魔物にサイキョージカンギレードを構え、
ハジメ「遅い。」ズパンッ!
そのまま一刀両断した。
魔人族「ッ!?畜生!」
敵が悪態をつくが、そんな余裕があったら魔法でも繰り出せばよいものを。
光輝「何なんだ……彼は一体、何者なんだ!?」
……えぇ?さっき言っていたはずなんだけど……声だけじゃあわかんないか。
ハジメ「俺が道場辞めた時、必死に止めようとしてくれたのは誰だっけ?」
光輝「道場?……まさか、南雲か!?」
それで思い出すんかい。
ハジメ「まぁ、そういうことだ。悪いが、口調の方は気にするな。この鎧の仕様故な。」ズパンッ!ドガッ!
そう言って陰に潜んでいた魔物を斬殺し、そのまま蹴りで前の魔物を吹き飛ばした。
檜山「う、嘘だ。南雲は死んだんだ。そうだろ?皆見てたじゃんか。生きてる訳ない!
適当な事言ってんじゃねぇよ!」
……はて、コイツは誰だったか?まぁ、どうでもよいか。
バッシャアンッ!
……ユエが騒いでいた奴に水をかけて黙らせた。しかも冷水で。
ハジメ「……ユエ、いきなり水をかけてはダメだろう?それも小規模の滝レベルで。」
ユエ「……邪魔だったから、つい。」
ハジメ「……まぁ、良いか。大人しくなったようだしな。」
さてと、他はどうかな?
シア「ハジメさぁ~ん、こっちは片付きましたよぉ~!」
ミレディ「こっちも片付いたよ!案外呆気なかったし。」
ティオ「うむ、ご主人様の修行の賜物じゃな!」
ハジメ「……早いなぁ。」
もう少しぐらい残っているかと思ったんだが……と、その時、
魔人族「チィッ!なら……コイツはどうだい!?」
そう言うと奴は、アナザーウォッチを起動させた。
≪AIKO≫
……まぁ、このまま相手してやっても良いが、面倒だからな。
魔人族「!?」
ハジメ「コイツは本来あってはならない故な、破壊させてもらうよ。」パラパラ……
そう言った私の手中にあったのは、さっきまでアナザーウォッチだったものだ。
時間停止中に奴から奪い、そのまま砕いた。
魔人族「ホントに……なんなのさ。」
ハジメ「そうだな、最高最善の魔王、とでも言っておくか。」
力無く呟く敵の言葉をバッサリ切り捨てる。すると今度は、魔法を発動してきた。これは……"落牢"か。
ハジメ「やれやれ、余計な仕事を増やすでないわ。」
そう言って、オーロラカーテンで別の場所に飛ばしてやった。
今頃は、大迷宮の魔物にでも当たっているだろう。
魔人族「はは……既に詰みだったわけだ。」
ハジメ「寧ろ逃げられるとでも思ったのか?」
乾いた笑い声を上げる女魔人族。さて、こ奴はどれくらいの階級だろうか。
魔人族「……この化け物め。上級魔法が意味をなさないなんて、アンタ、本当に人間?」
ハジメ「何度も言わせるな。最高最善の魔王だと言っているだろう。」
そんな軽口を叩きつつも、しっかりと歩み寄る。あぁ、念には念を入れるか。
パァンッ!パァンッ!
魔人族「グゥッ!?」
ハジメ「悪いな、逃げられてもこちらとしては困るのだよ。」
両足を撃ち抜きながらそう言う。序に、魔法対策のために腕も潰しておくか。
ハジメ「さて、遺言くらいは聞いてやるというのが定石だが……生憎とそんな暇はないのでな。
必要な情報だけ貰っておこうか。」
魔人族「あたしが話すと思うのかい?」
ハジメ「知らんな、そんなどうでもよいこと。」
そう言って奴の頭を掴み、その記憶を読み取ると……。
ハジメ「……ウルの町で始末した奴と、情報はさほど変わらんな。」
魔人族「ッ!そうか、アンタがレイスを……」
ハジメ「あぁ、別に貴様等が魔人族だから、というわけではない。貴様等が敵であるが故、殺しただけだ。
貴様も奴も、私の仲間に手を出したのだからな。それが断罪の理由だ。」
そう言うと、私はサイキョージカンギレードの切っ先を、敵の首に添えた。次は貴様の番だ、と。
魔人族「……なら、もういいだろ?ひと思いに殺りなよ。アタシは捕虜になるつもりはないからね……。」
ハジメ「そうか。では、敗者に相応しいエンディングを見せてやる。」
そう言うと、私は懐から取り出した、一つのライドウォッチを起動した。
≪ハザード!≫
その音声と共に、一人のライダーが召喚された。
<Uncontrol Switch! Black Hazard!ヤベーイ!>
召喚されたのは、黒一色のボディに、赤と青の複眼の戦士。
仮面ライダービルド・ラビットタンクハザードフォームだ。
トシ「オイオイ、まさか……。」
ハジメ「そのまさか、だ。」
そう、今から行う処刑方法は、その名も「ハザードはとまらない」だ。
文字通り、相手を破壊しつくすまで止まらない、地獄への超特急だ。
まぁ、拷問され続けるよりはマシだろう。精々、散り様で楽しませて見せろ。
そんなことを考えていると、敵の魔人族が道半ばで逝く事の腹いせにと、負け惜しみをぶつけた。
魔人族「いつか、アタシの恋人がアンタを殺すよ。」
ハジメ「ほぅ?それは怖いな。まぁ、式場はあの世でよいか。では……」
そう言って、処刑を開始しようとしたその時、
光輝「待て!待つんだ、南雲!彼女はもう戦えないんだぞ!殺す必要はないだろ!」
ハジメ「……ハァ。」
全く、ここでも貴様は邪魔をするつもりか。
悪いが貴様の倫理観動向に付き合っている暇なぞ、こちらには毛頭ないというのに。
そんな私の気も知らずか、奴は私の方に近づきながら声を張り上げた。
光輝「捕虜に……そうだ、捕虜にすればいい。
無抵抗の人を殺すなんて、絶対ダメだ。
俺は勇者だ。南雲も仲間なんだから、ここは俺に免じて引いてくれ。」
やれやれ、面倒だが……説教でもしておくか。
ハジメ「それならば、先程の魔物を一瞬で殺せるのか?それが出来るのなら、吞んでやってもいいが。」
光輝「!そ、それは関係ないだろ!それに彼女はもう……!」
ハジメ「ならこ奴を生かしたとしよう。
それによって不利益が生じる可能性があり、場合によってはお前達にも危害が及ぶやもしれんのだぞ?
それでも貴様は、この愚か者を生かすつもりか?それ相応の責任をとることが出来るのか?」
光輝「グッ……で、でも!」
ハジメ「出来んのなら口出しするな。実力もない者に免じる程、私は甘くはない。殺れ、ハザード。」
私の命令を聞いたハザードビルドは、魔人族を持ち上げると、処刑を開始した。
光輝「!ま、待っグアッ!?」バキィッ!
またもや何か要らんことをしようとしたので、その辺に吹っ飛ばしておく。
手加減はしてやったから、まぁ、大丈夫だろう。
だがまぁ、一応香織達の方に目を向けた。
視線に気づいたのか、雫と恵理は頷き、香織は黙って見ていた。浩介は……どこかにいるだろう。
浩介「同じところにいるわ!?」
トシやユエ達は動じていない。ミュウ、お前も見るのか。思った以上に、心が強いな。
他はまぁ、良いか。そう思いながら、ハザードビルドの処刑劇を見ていた。
ビリリィッ!<Max Hazard On!>
まず、トリガーのスイッチを押し、リミッターの解除ボタンを起動した。
<ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!>
ドライバーのレバーを回すと、強化剤が一気に体中に巡り、その危険性をさらに高めた。
<Ready Go!>
そして、オーバーフローモードへの移行が済んだ音声が鳴り、処刑劇第一幕が開演した。
<Overflow!ヤベーイ!>ズオォォォ!!!
大量の強化剤が溢れたのか、ハザードビルドの体中からどす黒いオーラが噴出した。
魔人族「ガアァァァァァ!?!?!?」
魔人族の女は苦しそうに藻掻く。だが、その程度ではハザードビルドは振りほどけない。
やがて、全身に電流が回ったのか、魔人族が力なく膝をつくと、ハザードビルドは容赦なく次の段階に移行した。
<ガタガタゴットン!ズッタンズタン!ガタガタゴットン!ズッタンズタン!>
再びレバーを回すと、右足に装甲破壊エネルギーが溜められ、死へのカウントダウンが始まった。
ハザードビルドの色合いと言い、先程のオーラと言い、まるで死神だな。
そんな呑気なことを思いながら、私は終幕劇を見ていた。
<Ready Go!>
終わりを告げる声が響き渡ると、ハザードビルドは敵へと狙いを定め、右足を振り抜いた。
<Hazard Finish!>
ハザードビルド「!!!!!」
無情にも放たれた蹴りは、剝き出しの肉体を貫き、骨や内臓といった、肉体内部から崩壊させていった。
その威力は、かつて
魔人族「──────ッッッ!!?!?───……──……─………。」
声にならない断末魔が室内に木霊し、その後魔人族の女は倒れ伏した。そして静寂が空間中に走った。
たった今、この魔人族は亡き者となった。あっけないと言えばそれまでだろうが……黙っておくか。
死人に口無しとは言うが、言わずにおいても構わんだろう。
光輝「何故、何故殺したんだ。殺す必要があったのか……。」
ハジメ「殺さねば殺される、それが戦場の鉄則だ。無力化が出来ん時点でそれしかあるまいよ。
精神的に追い詰めて投獄するという手もあるが……どちらにしろ地獄には変わりあるまい。」
傍から見れば、無情にも突き放すような発言ではあるだろうが、生かしていたら反撃の機会を与えてしまう可能性がある。
それに、仲間の命が何よりの優先事項だ。たとえ外道と言われようとも、これを曲げるつもりは毛頭ない。
さてと、変身を解除して、と……?
流石の俺もこれには驚いた。何故なら、急に香織が抱き着いてきたのだから。
香織「ハジメぐん……生きででくれで、グスッ、ありがどうッ。
あの時、守れなぐて……ひっく……ゴメンねッ……グスッ。」
……そんなに泣くことかい?一応、生存報告はしたはずなんだが……まぁ、いいか。
光輝「おい、南雲。なぜ「ハジメぐぅぅぅん!」彼女、を……」
……こりゃあしばらくはこのまんまか。雫は……助けてくれねぇ。さっきからミュウを抱きしめている。そんなにかわいいもの好きだったのか……。
浩介「今はそっとしておこうよ。
お前はどうしてそうなったんだ、浩介ェ……。
ハジメ「あぁ~香織?俺はこの通りピンピンしているから、ね?」
そう言いながら抱きしめ、頭を撫でながら落ち着かせる。
恵理「何というか……想像以上に魔王していたよね。」
雫「えぇ、全くよね。まさかここまで強くなっているなんて……。」
トシ「いずれは俺らもあのレベルにさせられるんだろうなぁ……ウッ、トラウマが。」
イナバ「きゅふぅ……。(あんさん、アレを受けたんですか……。)」
君等、見ているなら助けてくれんかね。こちとら女性陣のジト目が厳しくて辛いんだが。
ユエ「……ハジメ、私も撫でる。」
シア「私もですぅ!」
ミレディ「ミレディさんもナデナデを所望するよ!」
ティオ「右に同じくじゃ♪」
ミュウ「ミュウも!ミュウもなの!」
ハジメ「分かった、分かったから。」
あぁ、ホントに体が5,6個位欲しい……。
ハジメ「あ~、えと、香織、さん?そろそろ……。」
香織「……もう少しだけ、ね?」
ハジメ「……オイオ~イ。」
てか、さっきから何で匂い嗅いでんの!人前で、はしたないでしょ!
光輝「……香織は本当に優しいな。……でも、南雲は無抵抗の人を殺したんだ。話し合う必要がある。
もうそれくらいにして、南雲から離れた方がいい。」
……ハァ、やっぱりこうなるのか。
永山パーティから「お前、空気読めよ!」という非難の眼差しが飛んでいるが……見えてねぇようだなぁ。
雫「ちょっと、光輝!ハジメ君は私達を助けてくれたのよ?そんな言い方はないでしょう!?」
光輝「だが雫、彼女は既に戦意を喪失していたんだ。殺す必要は無かった。
南雲がした事は許される事じゃない。」
雫「あのね光輝、いい加減にしなさいよ?大体……」
やれやれ……面倒な言い合いだ。
さっさと帰って、ミュウとの時間に旅のしたくもしなきゃいけないのに……。
ハジメ「言い争っている場合があるなら、一旦外に出ようよ。
魔人族を倒したとはいえ、安全ってわけじゃないんだし。」
光輝「待ってくれ。こっちの話は終わっていない。南雲の本音を聞かないと仲間として認められない。」
……何を言っとるんだ、このおバカは。はぁ、仕方がないか。
ハジメ「……光輝。前々から口を酸っぱくして言っておいたはずなんだが……
どうやら指摘が甘かったみたいだな。この際はっきり言わせてもらおうか。」
光輝「指摘だって?俺が、間違っているとでも言う気か?俺は、人として当たり前の事を言っているだけだ!」
人として当たり前、ねぇ……。全く、本当に手のかかるガキだ。
ハジメ「お前、殺し合いの意味を本当に理解していたのか?
この期に及んで人の死に目を見るのが嫌だとか、無抵抗だから殺しちゃダメだとか……
甘すぎるにも程があるぞ?そもそも助けに来た奴に対して、八つ当たりをする方が言語道断だろうが。
いい加減、そのご都合主義も大概にしやがれ。自覚のない行動程質の悪ィもんはねぇぞ。」
光輝「ち、違う!勝手な事言うな!お前が無抵抗の人を殺したのは事実だろうが!」
ハジメ「敵を殺すことの何が悪い?仲間を守るためなら、俺は世界を破壊することも辞さないぞ?」
光輝「なっ!?何がって、人殺しだぞ!悪いに決まってるだろ!」
ハジメ「……戦争中の相手に殺人罪が適用されるとでも?ここは戦場だ。そんな下らんルールなどない。
敗者は全てを失い、勝者こそが全てを手にする。生き残るためなら、他の命を喰らうのも当たり前。
それがここの掟だ。それすらも否定する上で、俺の邪魔をするのなら……」
ブンッ!ブワァッ!
拳を振り抜き、光輝の顔面手前で寸止めする。
光輝「!?」
視認できない速度で、一瞬の内に距離を詰められたのだ。
驚くのも無理はないが、今はそんなことどうでもいい。
俺は"威圧"も込めた上で、光輝に言い放った。
ハジメ「たとえお前が仲間であろうとも、容赦するつもりはない。」
光輝「お、おま、え……」
ハジメ「これで話は終わりだ。他の奴等も分かったな?俺達はもう行く。
これ以上文句を垂れる奴がいるなら、一生そこでグチグチ言ってろ。後は知らん。
勝手に野垂れ死ぬなり、ついてくるなり、好きにしやがれ。」
それだけ言うと、何も答えず生唾を飲む光輝をひと睨みし、踵を返した。
"威圧"も解かれたのか、他の奴等は複雑そうな眼差しで俺を見ている。
が、そんなことも気にせず、俺はユエ達を連れて、帰る事にした。
勿論、香織達もついていくので、他の奴等も一緒だ。
地上へ向かう道中、精神面で疲れたので、イナバや召喚したライダーたちに魔物たちの相手を任せた。
途中、鈴の中のおっさんが騒ぎ出しユエ達にあれこれ話しかけたり、俺に何があったのか質問攻めにしたり、4人が余り相手にしてくれないと悟るとシアの巨乳とウサミミを狙いだしたりして、雫に物理的に止められたり、男子どもがユエ達に下心満載で話しかけて完全に無視されたり、それでもしつこく付き纏った挙句、無断でシアのウサミミに触ろうとしてきたので、俺自ら制裁(歯を全部へし折ったり、顔面が膨れ上がるまでボコボコにしたり、本気の殺気をぶつけたり……)して恐怖を刻み込んだり、遠藤のケアをしたり、香織を慰めたり、雫の相談に乗ったり、恵理とトシがいちゃついたり、ミュウにハァハァしていた男子を血祭りにあげたり……道中の方が疲れた気がする。
そして、70階層にて。
ハジメ「メルドさん、これはどういうことなんです?何故、戦争で人を殺す覚悟が、彼等にないんですか?」
メルド「それは……。」
俺はメルドさん達に早々に説教をかましていた。
勿論生きていたことに驚いてるうちに、有無を言わさずに、だ。
光輝が何やら言いたげな顔をして寄ってきたが、すかさず"威圧"で黙らせる。
ハジメ「本来なら、もう既に賊程度殺してもおかしくない強さです。
それなのに、何故それをしていないんです?
もし、躊躇している間に殺されたら、どう責任をとるおつもりなんですか?」
メルド「……弁解のしようも無いな。」
まぁ、色々世話に放っているからこのくらいにはしておくが。
ハジメ「……まぁ、貴方の人柄から見るに、迷っていたんでしょうね。
教会の人間に比べれば、まともそうですし。何より、初対面の俺等に優しかったのですから。」
メルド「そこまで看破しているとはな……恐れ入った。」
ハジメ「貴方には迷宮前では大変お世話になりましたから。だからせめて、今後からはお願いします。
魔人族がすでに迷宮にいた時点で、近いうちに大きな戦争が起きるかもしれないことが予想されます。」
メルド「!あぁ、早急に対処することにする。それと、すまない。」
部下の人達も同じ気持ちか……どうしてこんなにいい人達が少ないんだろうか。
まぁ、色々あったものの、俺達は無事迷宮を脱出した。
さて、明日はいよいよグリューエンに出発だ!
ハジメ
「ここまで読んでいただき、ありがとうございました!さて、今回のゲストは!」
浩介(卿)
「我だ。」
ハジメ
「お前かい。」
浩介
「暇を持て余した。」
ハジメ
「神々の、遊び……じゃねぇんだわ。浩介、卿はしまいなさい。」
浩介
「いやぁ、一回出しとかないとまたうっかり出てきそうで……」
ハジメ
「お前も難儀だなぁ……。まぁいい、今作のお前は原作よりも優遇されるはずだ……多分。」
浩介
「そうか……。なら、希望を抱いて、次回予告に行くか。」
次回予告
ハジメ
「ようやく出発のときになったなぁ。そんな時に、香織からの告白が!」
浩介
「そこへ何故か割り込む勇者。KY発言の連発。」
ハジメ
「そして、戦いにすらならないであろう決闘が今、始まろうとしていた!」
浩介
「頼むから、トラウマ刻み付けるような真似だけは止めてくれ。」
ハジメ
「失礼な、ただボコるだけだ。あと、意外なゲストも登場するぞ。」
浩介(卿)
「皆、運命の時を待つがよい!……やっぱり、ダメだったよ……。」
ユウレンさん、リースティアさん、誤字報告ありがとうございました!
もし今作品のハジメさんが、少しの間だけ別世界に飛ばされてしまったとしたら、どの世界に行くと思いますか?
-
FGO
-
ONEPIECE
-
アカメが斬る!
-
進撃の巨人
-
アズールレーン
-
鬼滅の刃
-
コードギアス
-
このすば
-
IS
-
呪術廻戦
-
ジョジョの奇妙な冒険
-
エヴァンゲリオン
-
Blazblue
-
銀魂
-
オーバーロード
-
ドラゴンボール
-
ハイスクールD×D
-
ヒーローアカデミア
-
他の原作ライダーの世界
-
並行世界(原作ありふれ)