ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する 作:天元突破クローズエボルハザード
「お待たせいたしました。では、今回のオープニングゲスト、じゃらじゃらポン!」
明人
「なんか、ガチャガチャみたいな感じだな……。」
ハジメ
「まぁ、実質作者のきb……」
明人
「メタいって、それ!?色々大丈夫か!?」
ハジメ
「今更だ、さて前回のあらすじといこう。」
明人
「切り替え早ッ!?えぇ~と、前回は空間魔法を手に入れたんだっけ?」
ハジメ
「その後フリードとの対話、そして戦闘だな。
まぁ、戦闘描写がそこまで上手くないので、それが嫌な方はブラウザバック推奨だ。」
明人
「それでもいいって人だけどうぞ、ってことか。それじゃあ、第5章第6話」
ハジメ・明人
「「それでは、どうぞ!」」
人一人いない不毛の大地にて、私は目の前の男と睨み合っていた。
男の名はフリード。魔人族の将軍にして、同じ神代魔法習得者だ。
しばし睨み合っていると、ふと忘れかけていたことを思い出した。
ハジメ「と、そう言えば決戦前になんだが。」
フリード「?どうした、怖気づいたのか?」
ハジメ「抜かせ。お前の力を封じたままだったのでな。
白竜ごと返してやろうと思っただけだ。」
そう言って私は、フリードと白竜の力を封じたウォッチと、白竜の入った籠を、そのままフリードに渡した。
フリード「フンッ、随分と余裕のようだな?
言っておくが、先程の様な不甲斐ない姿は見せん。全力を持って、貴様を潰す!」
そう言うと、フリードはウォッチを起動、本来の力を取り戻す。
白竜も檻から出ると元の大きさへと戻り、フリードの渡したウォッチを飲み込んで力を取り戻した。
ハジメ「ハッ、本来ならばとことん追い詰めた上で敵を殺すのが私の流儀だが……
お前は武人として私に歯向かってきた。なればこそ、それ相応の相手の仕方があるだろう?」
フリード「ほぅ?同胞を二人殺した奴の言葉とは思えんな?だがその心意気は認めてやる。
貴様が死ぬ前に、名前だけは聞いておくことにしよう。」
そう言うと、フリードは白竜ウラノスの背に乗り、飛翔した。
ハジメ「南雲ハジメ、最高最善の魔王である。これでよいか?」
フリード「……ふざけた名乗りだ、我が力の前にひれ伏すがよい、南雲ハジメ!」
ハジメ「そう上手くいくといいがな。さぁ来い、魔将軍フリード・バグアー!」
そう言って互いに空へ登った。ある程度の高さまで行くと止まり、また睨み合う。
フリード「ウオァァァァァ!!!」
ハジメ「ハアァァァァァ!!!」
互いに雄叫びを上げながら、相手に向かって突撃した。
フリードが白竜の頭突きを喰らわせてくるのに対し、俺は拳で迎え撃った。
力が拮抗したからか、両者ともに後ろにのけ反る。
フリード「私が手にした神代の力、受けてみよ!」
そう言うと、フリードは極度の集中状態に入り、微動だにせずにブツブツと詠唱を唱え始めた。
手には、何やら大きな布が持たれており、複雑怪奇な魔法陣が描かれているようだ。
恐らく空間魔法だろうな。本来であれば速攻で潰しにかかるが……まぁ、待ってやるとするか。
暫くして、フリードの詠唱が完成した。
フリード「"界穿"!」
最後の魔法名が唱えられると同時に――フリードと白竜の姿が消えた。
正確には、光り輝く膜のようなものが出現し、それに飛び込んだのだ。
最も……
ハジメ「遅い。」バキィ!
フリード「グオッ!?」
私には未来予知がある上に、時間停止もある。不意打ちをするなら時間対策でもしなければ無理だろう。
我ながら反則もいいところだ。
が、相手もタダではやられない。
私の裏拳を喰らったフリードは、そのまま大口を開けた白竜に攻撃を命じた。
白竜の口内には、既に膨大な熱量と魔力が臨界状態まで集束・圧縮されている。
私が振り返るのと、ゼロ距離で極光が放たれるのは同時だった。
ドォゴォオオオオ!!!
ハジメ「ッ!少しは効くな……。」
轟音と共に、肉体にダメージが入る。まぁ、鎧のリジェネ効果で即座に回復するが。
極光が晴れると、フリードは直ぐ様追撃に入ったようだ。
命令を受けた白竜が、光弾を無数に放つ。まるでオルクスのヒュドラにそっくりだ。
だが、奴よりもこの白竜は強い。極光や光弾の威力も侮ることは全く出来ん。
神代魔法の使い手とのコンビネーションも相まって厄介さは格段に上だ。
今の私でなければ簡単には太刀打ちできんだろうな。
ハジメ「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」
どこぞの白金流星宜しく、高速のラッシュで迎え撃つ。
拳に当たった光弾はそのまま弾け飛び、霧散してゆく。
フリード「流石は魔王を自称するだけはあるようだな!ここまでやるとはな!ならば、これならどうだ!?」
フリードは、私のしぶとさに歯噛みすると同時に驚嘆の眼差しを送った。
そして、白竜を高速で飛ばしながら、再び、詠唱を唱え始めた。
ハジメ「自惚れるな、この程度まだまだ序の口に過ぎん!今度はこちらから行くぞ!」
私はそういうと、オーロラカーテンを出現させ、そこに飛び込んだ。
フリードは自分と同じ神代魔法か!?と警戒しているようだが……少し違うのだよ。
ハジメ「こっちだ!」
フリード「なッ!?グアッ!?」
これまた流星十字軍からとった、逆さ吊りの鏡男戦法だ。
相手を映すものがあれば、それを起点に移動・攻撃が可能になる能力だ。
まぁ、本当は龍騎の能力を応用し、何もない所からの攻撃でそれっぽくして見せただけだが。
私に吹き飛ばされ、白竜にしがみつきながら思わず詠唱を中断してしまったフリード。
が、直ぐに体勢を立て直し、それと同時に事前に命令を受けたのか、白竜が極光のブレスを放った。
ウラノス「ゴォガァアアアア!!」
ハジメ「まだまだだ!」
それに対し、ジャックリバイスの様な黒の閃光を放ち、相殺を試みる。
黒と白の閃光が両者の間で激突し、凄絶な衝撃波を撒き散らす。
ここまでくれば、後は向こうの魔力切れを待てば良い。普通の魔物相手であれば、の場合だがな。
フリード「"界穿"!」
ハジメ「ッ!?」
まさかの行動につい驚き、反撃をし損ねてしまった。
なんと、白竜のブレスを防いでいる私の背後に、"単体で"移動したのだ。
そしてそのまま、私に組み付いてきた。死なば諸共ということか!面倒なことをしてくれる!
ハジメ「ハッ!」
咄嗟に障壁を張り、極光を防ぎながら、フリードを別方向へと投げ飛ばした。
こうすれば、フリードに向かって白竜が飛んでいくだろう。そう思った矢先だった。
ウラノス「クルルァァァァン!!!」
ハジメ「チィッ!お前もか!」
まさかの特攻だったが、身をひるがえし対処する。
そうして白竜の方を向くと、背中にはフリードが乗っていた。
ハジメ「成程な、空間魔法があればそうするのが筋だろうな。
だが、そんな調子で魔力の貯蔵は十分なのか?見たところ、随分消耗しているようだが……。」
フリード「ハァッ……ハァッ……ほざ、け……。この程度……どうってことないわ!」
どうやら、ここで魔力操作の有無の差が出てきたようだ。
まぁ、こちらには魔力の回復機能もあるのだ。無理もないだろう。とはいえ、今更手加減はできん。
既に引き金は引かれたのだ、後はただどちらかが倒れるまで戦い続ける、それが"喧嘩"というものだ。
ハジメ「そうか、では少しギアを上げていくとしよう。」
フリード「ッ!本当に化け物だな、貴様!」
ハジメ「誉めても容赦せんぞ、生き残って見せよ!」
そう言うと一瞬でフリードに迫り、"風爪"を放った。
最も、万が一で死ぬと面倒なので、気づかれぬ程度で浅く放つことにした。
フリード「ガァア!?」
間一髪、後ろに下がることで両断されることは免れたが、フリードの胸に横一文字の切創が刻まれる。
勿論、攻撃の手は緩めない。
そのままくるりと回転し、"魔力変換"による"魔衝波"を発動させながら後ろ回し蹴りを放った。
ドガッ!!
フリード「グゥウッ!!」
辛うじて両腕でガードしたようだが、その程度では勢いは殺せないので、腕を粉砕されて内臓にもダメージを受けながら、フリードは白竜の上から水平に吹き飛んでいく。
主がいなくなったことに気がつき、気を逸らした白竜にも追撃を忘れない。
ハジメ「よそ見は厳禁だ!」バキィッ!
ウラノス「ルァアアアアン!!?」
数秒の間、巨大化させた腕でそのまま白竜を殴り飛ばす。
悲鳴を上げて吹き飛んだ白竜は、ふらつきながらも空中で何とか体勢を立て直し、そのまま墜落中のフリードを間一髪加えることに成功したようだ
ハジメ「ほぅ、見事な執念だ。やはりここで死なすには惜しいな。」
顎に手を当てながら感心する私を、ボロボロな状態のフリードは殺気を込めて睨みつける。
フリード「グッ……ハァッ……ハァッ……まさか、これでも本気じゃないとでもいうつもりか?
貴様がこれほどであれば、その仲間の実力も尋常ではないな……。
神代の力を使ってなお、届かぬというのか……。」
既に満身創痍でありながら、フリードと白竜の眼にはまだ闘志が宿っていた。
そうでなくてはな、でなければ不敬罪で殺してしまうところであった。
ハジメ「確かに本気には至らぬが……そういうお前はどこか嬉しそうだな?
まるで、頂の見えぬ壁に意気揚々と挑む、恐れ知らずの挑戦者のような顔だな。」
フリード「ハッ……ぬかせ……それなら貴様は何か?その挑戦者を叩き潰す門番とでも言いたいのか?」
ハジメ「フッ、それはどうだかな?いずれにしろ、互いにこれから、というようだな。」
互いに相手からは視線を一度も外してはいない。
それは即ち、死んでも相手に喰らいついてやる、という信念を持った目をしていた。
フリードは、一度目を伏せると決然とした表情で再び私を睨みつける。
フリード「あの男から渡されたこれだけは使いたくはなかったがな……
だがそれ以上に、貴様に全力をぶつけたくなった!」
そう言って取り出したのは、やはりアナザーウォッチだった。
ハジメ「そうか、やはり貴様等のバックにはタイムジャッカーがいたか。
本来なら不敬罪で即座に殺してやるが……偶然だろうか、私も貴様を全力で叩きのめしたくなった!」
そう言って不敵に笑うと、一瞬呆気にとられたフリードも、不敵な笑みを返した。
フリード「ハハッ、そうか!互いに同じか!ならば、相手にとって不足はない!」
ハジメ「あぁ!お前のような奴ばかりであったら、どれだけ戦が楽しかったことだろうな!」
フリード「褒めても何もせぬぞ?では……行くぞ!」
そう言ってフリードは、アナザーウォッチを起動させた。
〈THIO・KRARUS〉
ハジメ「ッ!よりにもよってそれか!」
私が悪態をつくのも気にせず、奴はウォッチを体に押し込んだ。
フリード「ウオォォォォォ!!!」
その瞬間、フリードが白竜ごと黒い光に包まれた。
黙ってその光が収まるのを待ち続けていると、ようやく光が収まった。
そこにいたのは……
フリード「これが私の、いや、我々の全力だ!どうだ、イレギュラー!?」
何ということだろう。
白竜も混ざったせいか、その鱗の光沢が増し、より大きな翼を翻した、一匹の大きな黒龍がいた。
ところどころ白い鱗も混ざっているのもあって、より荘厳に見える。
アナザーウォッチを使ったにも拘らず、歪な形をしていないとは……。
むしろ白竜との融合で更に力を付けたか。それとも奴本来の心の表れだろうか……
いずれにしろ面白くなってきたことに変わりはない。
アナザーライダー戦だというのに、ここまで心が躍るとは思ってもみなかったものだ。
ハジメ「面白い!お前達の龍の力、存分に見せてみるがいい!」
そう言うと、私も龍を召喚した。折角だ、全員で遊んでやろう。
そう言って呼び出したのは、ドラグランザー、キャッスルドラン、ウィザードドラゴン、ドラゴナイトハンターZ、ブレイブドラゴンの5体だ。
ハジメ「さぁ、始めようか!互いに戦士としての意地をかけて!」
フリード「勝つのは我々だ!我が同胞たちのために、ここで死ねぇ!!」
そう言ってブレスを吐いてくる。私が即座に躱すと、ものすごい速度で突っ込んできた。
ハジメ「その程度かァ!」
そう言ってくるりと躱し、竜の背に乗ろうとしたその時、つこうとした手が空を切った。
フリード「甘い!」
その声がする方を向くと、背後からフリードがブレスを吐いてきた。
ハジメ「だからどうした?」
奴が空間魔法で移動したように、私も空間魔法を応用し、奴の攻撃をそらした。
フリード「ほぅ?やはり貴様も習得していたか!」
ハジメ「当然だ、使えるものは使うのが流儀なのでな!人材活用と同じことよ!」
フリード「尤もらしいことでも言ったつもりか?否、我ら魔人族こそ至上である!」
互いに牽制しあいながらも、確かに攻撃を加えては相手が躱す。
中々悪くないものだな、限られた実力で戦うことは!だが折角だ、追加で余興も願おうか!
ハジメ「そろそろ、私のドラゴンたちとも遊んでもらおうか!」
そう言って、召喚した5体のドラゴンを向かわせた。
まず、ドラゴナイトハンターZが真正面から突っ込んで、フリードの顔にしがみつく。
フリード「クッ、離れろッ!このっ!」
ハジメ「そらっ!よそ見は禁物だ!」
私はそう言いながら、他のドラゴンに命令を下した。
ドラグランザー、ブレイブドラゴン、ウィザードドラゴンの三体が、フリードの周りを取り囲むと、一斉にブレスや火球を放つ。
それに合わせて、ドラゴナイトハンターZが上へと飛び上がり、巻き込まれないように避ける。
そこへ更に、前方からシュードランと合体したキャッスルドランが、集中砲火を放った。
フリード「それで勝ったつもりか!」
そう言うと、フリードはドラゴナイトハンターZを追いかけるようにして、上へと高速移動を図った。が……
ハジメ「そう簡単には逃げられんよ!」
先回りした私が、かかと落としで直ぐに撃ち落とす。
フリード「グッ!"界穿"!」
ハジメ「ほぅ!やはり無詠唱か!」
流石にティオの歴史を吸収しただけあってか、空間魔法を無詠唱で発動し、集中砲火による被害を軽減させたようだ。
フリード「ハァ……ハァ……魔王を名乗るだけあってやるではないか……!」
ハジメ「そう言うお前こそ、アナザーウォッチの力があるとはいえ、ここまでやりあえることには驚いたぞ。」
互いに相手の実力を認めつつも、譲らない状況が続いていた。
流石は魔人族最強とされる男、油断ならぬ相手だ。
フリード「やはりこの形態では無理がある様だな……ならばこれでどうだ!?ハアァァァ!!!」
するとまたもや、フリードの肉体が光に包まれた。しかも今度は何かが違う。
今までの姿は西洋の
まるで東洋の龍……いや、何かが違う?
フリード「ウオォォォォォアァァァァァ!!!!!」
龍の額から人型の何かが出て来た。恐らくはフリードであろう。それも異形の形となっている。
腕は大きな鱗に覆われ、5本の指は禍々しい鉤爪に変貌しており、背中からは
その額からは2本の角、いや水晶のようなものも合わせれば3本か。胸からも生えている。
まるでどこかの作品のラスボスのようだな。
フリード「どうだ、これでもまだ勝ち誇るか!?魔王ハジメ!」
ほぅ、ようやく私を魔王と呼ぶか……面白い!
ハジメ「あぁ!勝ちは譲らないとも!ここからが互いに本番だろう?そうでなくては面白くない!」
なればこそ、私も本気で戦うとしようか!そう思い、呼び出した5体を戻すと、力の一端を解放した。
ハジメ「龍身一体とは、こういうことよ!」
そう言う私の鎧には、龍の翼と尾と爪、そして胸部に龍の頭が装備された。
ウィザードのオールドラゴンのようなものか。尤も、オリジナルとは違うが。
翼は7色に輝いており、爪と尾は金色に、頭は白金になっている。額の水晶は透き通るような色だ。
フリード「まだ力を隠していたか!面白い!」
ハジメ「呵々、お前も興が乗ってきたようだな!やはり、お前は面白いな、フリード!」
互いに口元に笑みを浮かべながら、最初の様に対峙した。
しかし、当初のような睨み合いはなく、両者共に相手と戦うことを楽しむ顔になっていた。
ハジメ「ハアァァァ!!!」
フリード「ウオォォォ!!!」
互いに雄叫びを上げながら相手に向かって突貫していき、勢いよく打ち出された拳同士がぶつかり合う。
先程の戦い同様、力の差は歴然としている筈なのに、それと同様に力が拮抗しているかのようだった。
次の拳が相手から放たれればそれを躱し、時には足や角、翼や尾で相手に反撃し、それを防いでは隙をつく。
そして、魔法を駆使しては相手をかく乱し、己の限界ぎりぎりまで力を引き絞っていく。
互いに一歩も譲れない状況の戦いとなっていた。が、その時……。
ユエ『ハジメ!ティオが!』
ユエからの念話が脳内に響き渡った。それは無情にも、この男との対話の終わりを告げる瞬間でもあった。
ハジメとフリードが互いに死力を尽くした決闘をしている一方、オーロラカーテンでアンカジに移動していたユエ達は、香織主導のもと患者の治療にあたっていた。
オスカーから聞いた話では、"静因石"を液状化させることで症状の度合いに合わせて量を調整・節約が可能らしいが……
それが出来る件の錬成師は絶賛対話(物理)中なので、今回は粉末状にして患者達に配っている。
因みにミュウとイナバは、宮殿で領主の娘であるアイリー(14歳)に構われている。
ミュウは海人族ではあるが、"神の使徒"たる香織の連れである事と少し関われば分かってしまうその愛らしさに、アンカジの宮殿にいる者達はこぞってノックアウトされていたらしく、特にアイリーに至っては病み上がりで外出禁止となっている事もあり、ミュウを構い倒している様だ。
尤も、ミュウを見る目が若干危ない気もするが……。
と、そんなこんなで治療を開始しようとしたその時であった。
ティオ「グッ!?これ、は…?」
突如、移動中だったティオが急に膝をついた。
ユエ・シア・ミレディ・香織・トシ・ミュウ「「「「「「ティオ(さん)(姉)(お姉ちゃん)!?」」」」」」
ティオ「むぅ…すまぬ。少し力が入らなくなってしもうてな……。」
トシ「ッ!それ、マズいぞ!アナザーウォッチの影響かもしれない!」
香織「!?どういうこと!?」
トシ「俺も一度やられたからな……取り敢えずティオさんを安静にしないと!」
経験者なだけあって、トシの判断は迅速だった。直ぐにティオが空き部屋のベッドに移動される。
が、その少しあと、事態は急変した。
シア「!?ティオさん、身体が透けて見えませんか……!?」
そう、アナザーウォッチの影響が強まったのか、本来の歴史、つまりティオが消えかけているのだ。
ティオ「むぅ……流石にこれはマズいのぅ。ユエ、すまぬが……。」
ユエ「んっ!ハジメに連絡!」
患者やティオの治療を香織達に任せると、ユエは空間魔法を行使してハジメのもとへ向かった。
尚、ハジメはフリードと共に、ゲームエリアにいるようなので、念話で状況を伝えた。
ユエ『ハジメ!ティオが!』
ハジメ「ッ!」
どうやら、ここらで終いのようだな……。ティオ、あと少しだけ待っていていくれ……!
ハジメ『直ぐに片を付ける。ティオを頼む。』
ユエ『……んっ!』
そう言うと私は、フリードの方へと向き直った。
ハジメ「フリード、お前に出会えて少しは楽しめた。
だが残念なことに、お前との戦いはここまでのようだ。」
フリード「何?」
ハジメ「この一撃を以って、お前を倒させてもらおう。私の仲間の為故な。」
その直後、私はベルトの両端を押し込み、戦いの終わりの合図を告げた。
ゴォーン!!!
『≪終焉の刻!≫』
フリード「いいだろう、貴様が消えるか、貴様の仲間が消えるか、どちらが先か決めてやろう!」
フリードはそう言って腕の間と龍の口に、膨大な魔力を溜め始めた。
どうやら大技で仕留めるつもりのようだ。額の角がまばゆい光を纏い始める。
先程の極光なぞ比べ物にならん威力であろう。だが……私は負けるわけにはいかない。
ハジメ「抜かせ、どちらも生き残るわ!何故なら、私が勝つからだ!」
私は更に上空へ飛びあがると、そのままとび膝蹴りの態勢に入った。
既に右足には強大な力が収束されている。避けられるものなら避けてみるがいい!
フリード「塵一片ごと感光するがいい!"極光・黒御雷"!!!」
凄まじい熱量を持ったブレスが、フリードの龍の口から放たれた。
恐らく、空間魔法のゲートを応用し、複数の鏡で極光を反射・威力と熱量を高めたのだろう。
凝縮された魔力が込められたそれは、太陽光レーザーにも匹敵するであろう威力だ。
地上で放たれれば、島一つは消し飛ぶやもしれない。流石は魔人族最強の将軍と褒めてやろう。
だがな……それで私は止められん!
『≪逢魔時王必殺撃!!!≫』
オーマジオウ(ハジメ)「ハァァァアアア!!!」ズガァァァアアアン!!!!!
フリードの放った極光を、私は魔王の一撃で迎え撃った。
そして、二つの技がぶつかり合ったその瞬間、世界が光に包まれた……。
ハジメ
「ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
さて、今回のゲストさんは、こちら!」
メルド
「どうも、王国騎士団団長、メルド・ロギンスだ!」
ハジメ
「いやぁ、来ましたね。皆の兄貴分、メルドさん。」
メルド
「兄貴分か…ハジメはどう思っていたんだ?」
ハジメ
「そうですね……
第一印象は悪い人ではなかったので、少なくとも教会の
メルド
「それはそれで反応に困るんだが……。」
ハジメ
「今更故人に何言っても無駄だと思いますが。そんなことより、次回予告しちゃいましょう!」
メルド
「あ、あぁ…そうだな。それでは次回のお話は、こちら!」
次回予告
ハジメ
「次回、アンカジ編一旦終了!あと2話出したら、漸くエリセンに行ける……。」
メルド
「確か、ご息女の故郷だったか……。」
ハジメ
「メルドさん、呼び方戻っているから。ここでは原作の方の接し方で。」
メルド
「え!?あ、すまん……何だか、恐れ多くてな。」
ハジメ
「いいんですよ、そのままで。それに今回、メルドさん出したの作者の急な路線変更ですし。」
メルド
「それは初耳なんだが!?私本来今話で出なかったのか!?」
ハジメ
「いえ、ただ単に次回のゲストがそっちの話に合うから、ってだけです。」
メルド
「そ、そうか……さて、二人の決着はいかに!?次回もお楽しみに!」
もしこの中の他作品の女性キャラで、ハジメさんに絡ませるとしたら?
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星野アイ
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篠ノ之束
-
ラキュース(オーバーロード)
-
ヤマト(ONEPIECE)
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歌住サクラコ
-
シェーレ
-
白織
-
イーディス(SAO)
-
エキドナ(リゼロ)
-
八重巫女
-
東堂刀華
-
大好真々子
-
森ノゾミ
-
スヤリス姫
-
ロード・ディアーチェ
-
鬼龍院皐月
-
湾内絹保
-
安心院なじみ
-
ネプテューヌ
-
ウィズ