ありふれない錬成師は最高最善の魔王の力で世界最強を超越する   作:天元突破クローズエボルハザード

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お待たせ致しました!
ついに原作開始にして、魔王ハジメの物語がスタート致します!

因みに、前回書き連ねていた学問は、コンプリート済みです。
どうやったかって?執念ですよ。
その分、凄いことになっていますがw

それでは第一章一話、どうそ!

追記:8/15 17:36 ラストがちょびっと変わっています。
前の方が面白かったという方は、コメントでお願いします。


原作第1巻トータス~オルクス大迷宮編:2068/ウェイクアップ、マイロード!
5.異世界行くかい?居心地どうだい?


トレーニング開始から苦節十年。

ついに俺は、次代のオーマジオウとして認められ、その力を無事譲渡された。

肉体にかかる負荷については、全くなかった。

正直、色々高い代償は払ったが、俺はスタート地点に立つことに成功したのだ!

 

とはいえ…

恵理「兄さん、今日もクマ凄いね。」

ハジメ「ハハッ、一生とれないかもな…」

これじゃまるで、パンダみたいだなぁ…。

あだ名も、シェンシェンとか付けられたし、笹の葉とか渡されたときは、どう反応すればいいか全くわからなかった。

とりあえず齧ったけど、すげぇ苦かった。

 

幸利「おう、南雲。今日もブフッ、凄い…なw」

ハジメ「やぁ、わが友トシよ。笑いたいならはっきり笑えばいいじゃあないか。君と私の仲なのだから。」

幸利「そんな顔で言われても、殺意だだもれじゃ意味ないぞ。」

親友にまで笑われる始末だよチクショウ!

いや、まだコイツは良い。

だが陰で笑っている奴ら、特にそこの四人組だけは後でボコす!

 

それと遠藤、隠れて笑ってんじゃねぇ!

ここぞというときに、影の薄さ利用してんじゃねぇぞ!

なんでわかったって?魔王だからさ!

 

香織「おはよう、ハジメくん!今日もなんか眠たそうだね?」

チッ、今日はここまでにしといてやる。

だがいつか覚えていやがれ。

 

ハジメ「おはよう、白崎さん。この前はネズミカチューシャをどうも。おかげで、より一層パンダらしさが増しました。」

「「「ブフォッ!?」」」

よーし、今日は一発本気でぶちかますか!

香織「そう?ハジメくんはハジメくんだよ?ほら、こんなに人気なんだし。」

ハジメ「そういう問題じゃない。」

この子のド天然さにも困りもんだが。

 

雫「ちょっと、どうしたのかおブフッ!?

光輝「二人とも、いくら何でもしつれブフォッ!?

龍太郎「おい、光輝。お前も人のことブハッ!?

鈴「もう、龍太郎くんはデリカシーがククッ!?

ハジメ「お前等も大概じゃねぇだろうがぁ!笑うならコソコソしてんじゃねぇぞ!

他の奴らもわかっているからな!?そこに隠れている遠藤もだぞ!」

遠藤「!?な、何でわかるんだ!?」

ハジメ「王様になる男だから。」

遠藤「訳が分からん!」

 

ほんと、どうしてこうなったのだろうか。

まぁいい、とりあえず、人間関係としてはこんな感じだ。

 

 

トシとは今でも親友の間柄だ。高校に入ってから、恵理といい感じになり、最近付き合い始めている。

彼女の生い立ちについて話した時には、自分のことのように怒ってくれていた。

なんでも、自分も家族と仲が悪く、ゲーム会社関係者の子供の俺らを快く思っていないことから、今でも喧嘩中だとか。

 

正直、ビフォーアフターが激しいのはコイツなんじゃないかって思う。

まぁ、やっぱり信頼できる友がいるのは正直うれしい。

でも、この前まで兄さん大好きっ子だった恵理が、最近はトシと過ごすのが少し寂しい。

フッ、これが、若さってやつか。

 

香織は相変わらずだな。

昼食を食べに行けばついてくるし、放課後にはずっとついてくるし、きわどい格好で誘って、クラスメイトの男子どもをメタモルフォーゼさせたりと、一番手のかかる奴だった。

 

この前なんて雫を連れて、ゲームショップのアダルトコーナーに突撃していたところに遭遇したな。

あれはある意味凄かった。

辺り一帯血だらけだったし。

俺が出てきてフォローしようとしたら、顔を真っ赤にしてぶっ倒れるし。

雫もマジで泣きそうだったから、ホント大変だった。

 

ほんとこの子、どっかの紅魔族や魔猪の氏族みたいな感じだな。

体型については…あえて言わないでおくが。

だから香織さん、その手錠を懐から出すのはやめなされ。

 

雫も相変わらず苦労人だ。

突撃娘、妖怪正義感、筋肉バカ、小さいおっさん使い、未確認危険生命体ソウルシスターズ、八重樫雑技団…数を上げたら暇がないなぁ。

 

え、俺?す、少なくとも処方箋やカウンセリングは行っているつもりだ。

最近は、家族が忍者であることを隠さなくなってきているとかで、さらに心労が増えたとか。

早く香織とくっついてとも言われたが、それだけは勘弁してくれ。

もう、拘束や監禁は嫌なんだよ!

 

光輝に至っては…特にないか。

いつも通り、真面目なイケメンですって感じだし。

 

でもまぁ、俺に対する扱いはそこまで酷くはない。

でもやっぱり、価値観の違いで度々衝突しちまうから、あんま変わらねぇか。

 

龍太郎に関しては、筋トレで知り合った仲だ。

アイツはハートマン軍曹派だが、俺コマンドーしか知らないんだよなぁ。

 

この前、アメリカンドリームプランを有言実行した体験談を話したら、「負けていられねぇ!」とか言い出して、本気でやろうとしていた。正直、サイタマ式トレーニングを教えなくてよかったと思う。

 

鈴は、恵理の大親友とのことだ。

ただ、傍から見れば、恵理が介護しているお手伝いさんで、鈴は見た目は幼女、中身はおっさんのエロじじぃみたいだからなぁ。

 

しかも、香織や雫に余計なエロ知識を植え付けようとしているので、油断ならないったらありゃしないぜ、全く。

 

浩介は、中学二年の終わりにようやく見つけた右腕である。

コイツの影の薄さのおかげで、安全にパーティー行くこともできたし(一緒に参加した)、忘れ物を取りに行っても気づかれない、鬼ごっこでも鬼になったら、間違いなく逃げる側全滅するな。ある意味凄いよホント。

 

因みに、八重樫雑技団の皆さんには教えない。確かにリアル忍者になれそうだけど、コイツには平穏な人生を送ってもらいたい。そう、せめて異世界に行くまではッ!

(異世界に行ったら良いのかよ!?)

…幻聴か、気のせいみたいだな。

 

 

そして俺は、クラスの珍獣、「ハジメパンダ」として扱われている。

慣れたのかって?ンなわけあるかぁ!

 

誰がパンダだァ!?

誰が珍獣だァ!?

誰が、ゆるキャラグランプリ最下位だァ!?

何も言わないからって言いたい放題…!

俺ァ、好きでパンダみたいになったわけじゃねぇんだぞ、ゴルァ!

 

とまぁ、騒がしくも平穏な日常に身を置いている。

もしかしたら、異世界行きフラグはなくなっていて、俺はこのまま平穏に暮らすのだろうか。

 

 

そう思っていた時が俺にもありました。

 


 

そう、それはお昼時のことだった。

今日も今朝自作したお弁当を食べる俺。

フッフッフッ、伊達に王様候補やっていないんでなぁ。

朝早起きした時の暇つぶしに、よくやっていたことが身についたことには驚きだが、自炊能力はありがたい。

今回は一番自信があるから、楽しみにしていたんだよなぁ。

 

しかし当然のように、恵理、トシ、香織、雫、光輝、龍太郎、鈴、浩介といった面々が周りに集まる。

正直、食べづらい。

そう思いながらも、最初の一口を食べようとした瞬間だった。

 

足元に魔法陣が浮かび上がった。

そして、確信した。

俺の、魔王としての戦いの始まりを。

 

 

魔法陣は直ぐに広がり、教室を包み込んだ

そして教室の中にいた俺たちは、異世界へと召喚させられたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が収まり、ようやく視界が晴れたと思ったら、なんとそこは異世界でしたってか?

品性のない壁画、大理石の無駄遣いな大広間、台座の周りに巣くうウジ虫共…

それを見て、納得した。

俺たちは異世界、ナルシスクソ野郎エヒトの庭「トータス」に来たのだ。

 

恵理「に、兄さん、これって…」

トシ「なぁハジメ、こいつは…」

ハジメ「分かっている、異世界テンプレートってやつだろ?」

 

とりあえず、状況確認は良しとして…

おっと、教皇のクソジジィがやって来やがった。

ここは如何にも無知な感じを装って、と。

つか、シャラシャラうるせぇ。

顔も厳ついし、もうちょい柔らかそうな適任者いなかったのかよ。

 

???「ようこそ、トータスへ。

勇者様、そしてご同胞の皆様。歓迎いたしますぞ。

私は、聖教教会にて教皇の地位についておりますイシュタル・ランゴバルトと申す者。

以後、宜しくお願い致しますぞ。」

 

早速連れていかれる俺たち。

とりあえず真ん前に行くか。

このままだと全員強制参加になりそうだし。

 

しかし、メイドか…

子供の教育係、潜入調査、護衛、即興の余興、エトセトラ…

うん、俺の配下にするなら、最低でも護身術と家事は必須だな。

とりあえずみんな落ち着いたようだし、そろそろか。

 

まぁ、簡単に話をまとめるとだ。

北一帯の人間、東の樹海の亜人、南一帯の魔人の三種族に分かれていて、人間VS魔人の大戦争が現在勃発中。

魔人族が魔物を使役しているので、人間側が大ピンチ。

そこで、神託による異世界から勇者と愉快な仲間達の召喚で、助けてもらおうって魂胆だ。

 

イシュタル「あなた方を召喚したのは"エヒト"様です。

我々人間族が崇める守護神、聖教教会の唯一神にして、この世界を創られた至上の神。

おそらくエヒト様は悟られたのでしょう。

このままでは人間族は滅ぶと。

それを回避するためにあなた方を喚ばれた。

あなた方の世界はこの世界より上位にあり、例外なく強力な力を持っています。

それも、この世界の人間よりも優れたお力を、です。

召喚が実行される少し前に、エヒト様から神託があったのですよ。

あなた方という"救い"を送ると。

あなた方には是非その力を発揮し、エヒト様の御意思の下、魔人族を打倒し我ら人間族を救っていただきたい。」

 

恍惚な顔がキメェ…

つか、色々穴だらけ過ぎるだろ、その神託。

別の世界とか、唯一神とか、至上の神とか、どう考えても、異世界から俺TUEEEしに来た、頭のおかしいロリコンストーカー野郎しか、思い浮かばねぇ。

そもそも、なんで学生を選んでんだ。

普通は成人男性だろ。

子は宝って概念、あのノータリンにはないんか。

 

なんて思いながら、無表情で聞いていると、

???「ふざけないで下さい!結局、この子たちに戦争をさせようとしているってことでしょう!そんなの許しません!ええ、先生は絶対に許しませんよ!私達を早く帰してください!きっと、ご家族も心配しているはずです!あなた達のしていることはただの誘拐です!」

 

…愛ちゃん先生、広い目で見ればあっているけど、ここ地球じゃないからね?

警察もいない、訴訟もできない、魔法と魔物がうじゃうじゃのファンタジー100%の異世界ですよ?

それに、こういうパターンは行きしか切符がないと思う。

そんなことを考えている俺に気づかないのか、じじぃは続けた。

 

イシュタル「お気持ちはお察しします。しかし、あなた方の帰還は現状では不可能です。」

うん、知ってた。期待してないから。

愛子「ふ、不可能って……ど、どういうことですか!?喚べたのなら帰せるでしょう!?」

無理じゃね?アイツ腐ってやがるし。

イシュタル「先ほど言ったように、あなた方を召喚したのはエヒト様です。我々人間に異世界に干渉するような魔法は使えませんのでな、あなた方が帰還できるかどうかもエヒト様の御意思次第ということですな。」

愛子「そ、そんな…」

アレにそんな気持ちは微塵もない。むしろ邪魔する気満々だろ。

まぁ、呼び出した時点でソイツは無能だとわかっていたよ。

と、俺は達観できるからいいが、ほかの連中はというと…

 

「うそだろ?帰れないってなんだよ!」

「いやよ!何でもいいから帰してよ!」

「戦争なんて冗談じゃねぇ!ふざけんなよ!」

「なんで、なんで、なんで…」

 

うん、見事にパニクッているな。

とりあえず落ち着け。

騒いでばっかりだと、余計混乱するだろうが。

 

後クソじじぃ、本音駄々洩れてるぞ。

顔に「神に選ばれておいてなぜ喜べないのか」って書いてあるから。

勝手に価値観押し付けないでくれねぇかなぁ。

と、その時だった。

 

光輝がテーブルを叩き、皆の注目を集めてこう言った。

光輝「皆、ここでイシュタルさんに文句を言っても意味がない。彼にだってどうしようもないんだ。…俺は、俺は戦おうと思う。この世界の人達が滅亡の危機にあるのは事実なんだ。それを知って、放っておくことなんて俺にはできない。それに、人間を救うために召喚されたのなら、救済さえ終われば帰してくれるかもしれない。…イシュタルさん?どうですか?」

イシュタル「そうですな。エヒト様も救世主の願いを無碍にはしますまい。」

光輝「俺達には大きな力があるんですよね?ここに来てから妙に力が漲っている感じがします。」

イシュタル「ええ、そうです。ざっと、この世界の者と比べると数倍から数十倍の力を持っていると考えていいでしょうな。」

光輝「うん、なら大丈夫。俺は戦う。人々を救い、皆が家に帰れるように。俺が世界も皆も救って見せる!」

 

…うん、何言ってんだこいつ等。

光輝、力があればいいってもんじゃねぇぞ。

力を持つ=何かをする義務があるってことはないし、どこにも大丈夫って言える根拠がねぇぞ。

 

そもそも、教皇は「凄い力を持っていると考えていい」って言っただけで、数十倍でも絶対に負けないってわけじゃねぇよ。

まず、戦闘経験があったとしても、相手は命を奪い慣れてる魔物と、それを使役するより強い魔人共だぞ。

簡単に救うって言える状況じゃないのに、何言ってんだこいつ。

 

つか、勝手に人様の戦争に乗り込んだら、色々危険だぞ。

もしかしたら、向こうに帰るための手段があるかもしれないのに、話すら聞かずにぶった切るってなったら、アカンやろ。

まぁ、多分持ってないけどな。

 

龍太郎「へっ、お前ならそういうと思ったぜ。お前一人じゃ心配だからな。…俺もやるぜ?」

光輝「龍太郎…」

雫「今のところ、それしかないわよね。…気に食わないけど……私もやるわ。」

光輝「雫…」

香織「え、えっと、雫ちゃんがやるなら私も頑張るよ!」

光輝「香織…」

 

いや、何言ってんのあんた等!?

まず、何も考えずにさっさと賛同してんじゃねぇよ、脳筋バカ!

ホラ、苦労人の八重樫さんと、皆のマドンナまで賛同するから、ほかの奴らも調子づいちゃったし!

愛ちゃん先生泣いてんぞ、誰か一人慰めに言ってやれよ!

あ~もう!仕方がねぇ!やっぱこうなるのか!

 

ハジメ「ヘイヘイヘイヘイちょいお待ち!」

光輝「どうしたんだ南雲。怖いのはわかるが…」

ハジメ「だまらっしゃい!この暴走特急!」

光輝「!?」

 

ハジメ「あのなぁ…まずお前ら、ここ、異世界だぜ?

とりあえず、ファンタジーに浸っている馬鹿ども、全員戻ってこい。

マジに一回地球の常識で考えてみなよ。

 

あのね、さっきの光輝みたいに「俺が世界も皆も救う」って言っていたけどさぁ…あれ、いらない。

ゲームでなら間違いなく主人公が冒険に旅立つときにいうセリフだけどさぁ…いらないから。

確かにドラマとかでなら言ってみたいセリフだけどさぁ、これ、現実だぜ?

 

まず、戦争ってことは、間違いなく誰か死んだり殺されたりするぞ。

相手だって生きていて言葉を話す種族だぜ?

戦況を見て、仲間の死を悲しんで、殺した相手を憎む…その連続ループになるぞ。

間違いなく、戦争続くぜ?

 

それに魔人だって名前に人ってあるから、見た目が人と同じの可能性高いぜ?

それに、相手を殺すってことは、自分が死ぬ覚悟も必要だぜ?

そんな覚悟もなく、いざ殺し合いなんて事態に遭ったら、早速死ぬぞ?

お前ら、まさかそれすら考えてなかったのか…?」

 

…全員黙り込んじゃったじゃねぇか。

ホラやっぱり、考えなしに「僕達、これから殺し合いに行ってきます!」って意気揚々に行くバカなんて、いるわけないでしょうが。いや、ここにもいるけどさぁ!

 

光輝「南雲!皆の不安を煽るんじゃない!」

ハジメ「俺ァ、物事を冷静に考えて判断しただけだ。

大体、相手が涙ながらに命乞いしてきたら、お前、間違いなく殺せないだろ?

戦争ってのはどんな汚い手を使っても、勝てば全部許される世界だ。

そんな世界に堂々とほかの奴らを巻き込むお前の考えの方が、扇動に近いと思うが。」

光輝「違う!そんなつもりは…!」

ハジメ「わかっているさ。だが、後先見ないで発言することは、時に命取りになる。

それを覚えておいた方がいい。じゃねぇとこの先、足元掬われて死ぬぞ。

 

お前とは昔道場で打ち合った仲だ。

だから、これだけは注意しておく。

それとイシュタルさん?でしたか…戦争参加には条件を付けて貰えませんか?」

イシュタル「ふむ、内容にもよりますが、出来うる限りお受けいたします。」

ハジメ「それじゃあまず、一つは実戦投入前の適切かつ入念な訓練の実施です。

俺たちは、戦いとは程遠いほどの平和な世界から来ました。

なので、戦争経験といったものもなければ、魔法というものも存在していません。

いくら能力があったとしても、使い方等の知識や感覚を覚える経験がなければ、宝の持ち腐れです。

 

それと、二つ目は戦争参加は個人の意思による志願制にしてほしいのです。

性格や能力によっては、戦争に不向きな人もいます。

この二つでどうでしょうか?」

 

光輝「おい南雲、勝手に話を進めるな!」

ハジメ「光輝、ブーメランって知ってるか?

大体、お前も少しは考えてから相談をだなぁ…」

と、俺と光輝が言い合いをしていると、ようやくクソジジィが答えた。

 

イシュタル「分かりました。

一つ目に関しては、既に訓練していただく準備が整っておりますので、問題ありません。

ただ、二つ目の志願制に関しては、半数以上は必ず参加して頂く内容でよろしいでしょうか?

流石に不参加の方が多いのは…」

南雲「(まぁ、妥当なところだな。だが…)

懸念していることは分かります。その内容で構いません。

ただ、念のため、書類で残していただけますか?

後々内容破棄なんてことになったら、そちらへの信用が揺らいでしまう可能性があるので。」

イシュタル「…承知致しました。」

 

ふぅ、とりあえず、何とかなったな。

クソジジィに目をつけられたが、それはどうでもいいや。

さて、次は王族への謁見だな。

ブラック王女リリィとの顔合わせでもあるが、はてさてどうなることやら。

そんなことを考えながら、涙目になっている愛ちゃん先生を元気づける俺であった。

 


 

またもやイシュタルに連れられて、神山からハイリヒ王国に移動した俺たち。

頂上からの景色は綺麗だったけど…アイツの支配下だからなぁ…気が落ち着かん。

そして、安っぽい手品のように動く台座程度ではしゃぐ馬鹿どもと、到着時の作られた感満載の演出。

うん、うさんくせぇ。

 

王宮につくと、立ったままの国王のおっさんがいて、そのそばに優しそうな王妃様、失恋王子ランデルくん、そして我らがワーカーホリックアイドル、リリアーナ姫がいた。

後、ほかにも騎士や文官がいっぱい。

そして一目見て、この国が宗教政治国家だとわかった。

王様っていうのは本来、神託よりも民の声を聞くことが義務なんだけどなぁ…

まぁ、アイツが主神だから、このザマァか。

 

それとランデルくん、めっちゃ香織見ているし。

おいやめろ、そいつは天然ヤンデレ失恋製造機「香織13」だぞ。

お前の心が砕け散るぞ!?

 

異世界料理はおいしかったが、寿司やラーメンが恋しい。

まぁでも、しばらく魔物肉食いまくることを考えれば、まだマシか。

あと、教官の紹介もあったが、メルド団長以外わからん。

さっさと、部屋で寝るか。

 

部屋に一人きりで誰も周りにいないことを確認すると、俺はオーマジオウの力の一端を使ってみた。

 

ハジメ「ダメか…流石に共通のもの、それも仮面ライダー同士の世界みたいじゃなきゃ、移動は出来ないか。

まぁいいか、どうせあいつを倒せば、全部丸く収まるし。」

とりあえず、運命の場所ホルアドに行くまでの間、やることを考えた俺は、天蓋付きベッドでぐっすり眠った。

 

これが俺の異世界一日目の出来事。

明日から特訓開始ZOY!

…でも、今日のお弁当、特に卵焼きは自信作だったのになぁ…

とりあえず、弁当の恨みだけは、アイツにぶつけてやると誓った俺であった。




ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今回からとうとう、異世界トータス編が始まります!

ハジメさんがパンダになった理由ですが、前回話した学問の勉強を徹夜でやり続けた結果です。
クマが目の下だけに収まりきらなくなり、上や周りに広がったことから、香織さんが「パンダみたいでかわいい」と言ってしまったのです。
そうして広まりました。
本人は気にしていません。
えぇ、本当ですとも。

因みに、光輝に「怖いのはわかる」と言われたとき、「誰が戦争なんか、戦争なんかこわくねぇ!野郎ゥ、ぶっ殺してやるぅ!」と内心叫びたかったハジメさんですが、空気を読んで説教をしました。

宜しければ、高評価・コメント宜しくお願い致します。

追記:荒魂マサカドさん、晶彦さん、誤字報告ありがとうございました!

もしこの小説以外で、この中で読んでみたいと思う展開の作品は?

  • オリジナル狩崎、ISで大暴れ。
  • ONEPIECEでオリ海賊無双
  • FGO世界でクリプター、兎に角頑張る。
  • 終わりのセラフでバイスと優の最強コンビ。
  • アズールレーン、転生指揮官スローライフ。
  • 鬼滅の刃、ヤバい剣士に転生、無残は死ぬ。
  • コードギアス、ルルの兄、原作崩壊を起こす
  • このすば、クロスセイバー冒険譚
  • ゲイムギョウカイで仮面ライダーに
  • 呪術廻戦、ヤヴァイ呪術師になっちゃった。
  • ジョジョ、もしもジョナサンが強かったら。
  • エヴァ、とにかくヤバいものになる。
  • Blazblue、ラグナが傷なしだったら
  • 銀さん、蒼の世界で死神代行。
  • オーマジオウ陛下の幻想郷巡り旅
  • ドラゴンボール、もしブロmad
  • ハイスクールD×D、クローズ&エボル
  • FGO、妖精國の結末は俺が決める!
  • Fate、アーサーが剣の道に向かったら
  • アカメが斬る!、病弱魔王の立て直し
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