インフィニット・ストラトス〜十の秋、黒の弾丸〜(凍結)   作:とりマヨつくね

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今回は短めですいません。
それでは本編へ。


序章⓶

 無人島の戦闘の後、黒いISは追跡がつかないようにトップスピードで航空していた。

 

「うひゃー、大量大量」

 

 黒いISのパイロット、()()()()()()()()()()男性パイロットの一人、織斑十秋(オリムラ・トアキ)はお気楽に告げる。 

 実際は中々危ないところだったのだが、無事に完遂出来て安心する。

 

「それにしてもうさ耳おばけも無茶な注文をするもんだ。もう二度とやりたくないね」

 

『誰がうさ耳お化けだって〜?』

 

「げっ! 束さん! いや〜これは言葉のあやってもんで……だから許して。もう、アニメみたいに爆発して黒焦げアフロになるのは嫌だ〜〜!」

 

 スピーカー越しから聞こえる女性に対して情けなく謝る。

 先ほどの余裕のよの文字すら見えなくなっている。

 だがそれは仕方がないだろう。

 何故なら今十秋と話している女性こそ……ISの開発者にして、世界最強のうさ耳ハッカー、篠ノ之束なのだから。

 

『ふっふふーん、別に怒ってないからいいよー。それよりコアはちゃんと回収してきたー?』

 

「ええ、ちゃんと一個も欠かさず回収しましたよっと」

 

『さすが、とー君と私のフルメイド機体、黒影だねー」

 

「ソウデスネ」

 

 通信越しでもわかるぐらいの束のドヤッと言う感じに、十秋は内心ビクビクしながら肯定する。

 

「でも少し兵装の発射の感覚が少し遅いんだよね〜。あとで調整してもらえます?」

 

「そうだねー。それでも

 

「それにしても先に第四世代を受容してよかったんですか? 箒の専用機が霞んじゃうんじゃ……」

 

『そこはとー君のデータ次第だね。あ、大して役に立たなかったら、人参爆弾の刑ね』

 

「それ、ほぼ死刑だよね!?」

 

 思わず声を上げる。

 十秋はこほんと一回わざとらしい咳をすると、束に聞く。

 

「それで? 本題はなんですか?」

 

『おお、忘れるところだったよー。……実はね、いっくんのIS適性がバレちゃったんだよ』

 

「なっーー」

 

 束の衝撃的な発表に驚き、危うくコアを落としそうになる。

 すぐに体制を立て直し、束に抗議する。

 

「それはどう言うことだよ。アイツにはISに関わらせないって、そう言う約束だったでしょう」

 

 今話に出ているのは、親のいない十秋の数少ない家族……弟の織斑一夏についてだ。

 その一夏もまた男性でありながら、ISを操ることのできるのだ。

 表向きには公開されていない百夜と違って、一夏がISを操れることは全世界に知られてしまった。

 それはつまり、世界の利権に一夏が巻き込まれることと同義である。

 そうならないように、十秋は束に言うこと一つ聞く代わりに、一夏の秘密に近づこうとするものの情報をもらい始末してきた。

 更に束には一夏がISに関わらせないように裏で工作させていたはずだ。

 それなのに……。

 

「だって……まさか入試会場を迷うとは思わなかったんだもん」

 

 あんたならそれすらも予測できるだろうと、叫ぼうとしたが思い止まった。

 もう起きてしまったことだ。それについて言及しても意味がない。

 なら彼が取る行動は限られていく。

 

「じゃあ聞くけど、。俺に何が出来るかな?」

 

「そうだね。単刀直入に言うと」

 

 そこで一旦ために入る。十秋としては早く教えてもらい、今すぐ実行に移したいほどだった。

 そして数秒ほど息を吸って、百夜の怒りが頂点ギリギリのところで束は告げた。

 

「とーくんには、いっくんと同じIS学園の生徒になってもらうよ! それも二年生の先輩としてね★」

 

 ざばーんッ!

 

 十秋は束の衝撃的な言葉により思考を乱され、IS操作を誤った。

 そして海面に激突する(幸いコアは落としていないし、破損はしていない)。

 スパイ映画もびっくりの潜入方法に、十秋はしばらく海に沈んでいようかなと考えてい考えたのであった。

 

 




はい、あとがきです。
こちらの交互に出すことにします。
気長にお待ちするか、これを機に僕の『デート・ア・ヴァルヴレイヴ』と検索して読んでみてください。
それではまた次回〜。
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