童心のマイヒーロー   作:バシム

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ヤス編
一発逆転の天下無双


 

ここは読者の君たちの世界とは違う文明の発展を遂げた世界。

 

この世界には、白目モンスター軍団という、世界征服を目論む軍団がいる。でかい白目で各地の村や城を襲っていた。

 

 

味方の長「そんな白目モンスター軍団に対抗するべく、ハンター&バスター&キラーなる組織を結成する!」

 

ネーミングからも分かるよう、必死にあらゆる場所から白目モンスターを倒そうと躍起になる。そして、あらゆる場所から志願者が集まる。

 

 

白目熊「アンボロロロ…!ブワッ!」

 

兵隊「ぐわあ!」

 

しかし、それを寄せ集めという。適当に集めたような軍団では、歯が立たずやられてしまう。

 

 

「甘い!」バギューン!

 

白目熊「ブわああ!」

 

しかし、そんな寄せ集めでも1人はいるものだ。類まれなる戦闘スキルを持ち、並み居る敵を打ち倒していく者が!

 

ヤス「…」

 

 

―味方本拠地―

 

名前の通りだ。現在、貴重な武器を扱っている。

 

 

長「さて、これは一発逆転の天下無双を目指して開発した鎧と武器だ。我々の総力を結集したこの装備、1つしかないので誰に渡そうか迷っていたが…お前に渡すことにした」

 

長「引き受けてくれるな?ヤス」

 

 

ヤス「つまり…ボクに最高責任者になれと言う事ですか?」

 

長「そういう事になるな」

 

ヤス「ボクは、責任とかとは無縁に、戦おうと思って戦っているだけですよ?」

 

長「責任なんて、常に気にして生きていくものでもない。それに、お前は無意識に最高責任者になっている」

 

ヤス「どういうことですか?まさか強制?」

 

長「そうではない。この組織、もし今お前がいなくなれば、頼れるやつがいなくなって、この組織が終わる。お前が頼りなんだ」

 

ヤス「…そうですか」(褒めてもらって光栄だけど、組織としてどうなんだよ)

 

 

 

ヤス「でも、白目モンスター軍団からこの世界を取り戻したいという思いはあります。それを成し遂げるほどの力を与えてくれるなら…引き受けます!」

 

長「よしきた!この装備は赤と青のすごい鎧!チョーすごい技術!魔法みたいだ!」

 

ヤス「ご、語彙力」

 

長「こんなにすごい自信作、口で語るにはどうしようもないレベルだ!おっ!早速白目熊軍団が暴れているようだ!この装備の餌食になってもらう!」

 

ヤス「分かりました。出撃します!」

 

 

 

 

 

―本拠地近くの戦場―

 

白目モンスター軍団は、人以上のパワーで世界の大半を支配している。だから、味方本拠地がやられたら白目モンスター軍団は世界征服が完了する。

 

 

兵隊「だからここで白目モンスター軍団を倒すんだ!うおおおお!」

 

兵隊の装備は、鎧・剣・盾・銃。鎧はちょっとした攻撃を無効化し、剣は力任せに相手を斬り、盾は攻撃を多少防ぐ。銃は遠距離攻撃だが、白目モンスター軍団はあまり怯んだり痛がったりしないし、剣より決定打を与えにくい。

 

 

白目熊「グおお!」ダっ

 

この白目熊は白目モンスター軍団の中でも最弱。しかし、人よりでかい。その体を駆使して爪攻撃・突進・タックルを仕掛けてくる。

 

 

兵隊「でやぁー!一人一殺!」ザシュ!

 

白目熊「グおお…!」どたぁ

 

兵隊の剣で白目熊は倒れる。いくら人より強力とはいえ、雑魚ポジションの敵に負けていられないのだ。

 

 

「ぐううううぅぅ…!おおおおおおおお!!!」

 

兵隊「あ、あれは」

 

遠くですっごい叫び声が聞こえる。その正体は!

 

 

兵隊「でかい白目熊だー!通常サイズの白目熊を多数引き連れている!」

 

そこで、兵隊は他の仲間と作戦を練る。

 

 

 

でかい白目熊「おおおおあああああ!」

 

このでかい白目熊は、通常の白目熊の2.2倍の大きさ。通常の白目熊の大きさが2m。だから4m以上だな。

 

 

兵隊「撃てー!!」

 

バァン!バキューン!ドォン!ドン!パン!パン!バン!

 

兵隊の号令で銃と、集団で使用する大砲やビーム大砲、ミサイルが撃たれる。

 

白目熊たち「グおわあ!」

 

集団でないと使えないだけあり、強力。でかい白目熊の周りの通常の白目熊を撃ち倒す。

 

 

でかい白目熊「はおおお…!とおあぁ!」ジュフォーン!

 

でかい白目熊は爪を大きく振り下ろし衝撃波を発射!これは通常の白目熊にはできない芸当だ。

 

兵隊「やばいとめろぉ、大砲バーリア!そして盾!」

 

ビーム大砲は出力を変えることで形状を変え、広域バリアに出来る。これと常備している盾を併用することで、兵隊たちは簡単に死ぬことはなくなっている。

 

 

ドぉ!ビギュギュ…!バリン!

 

兵隊たち「うぎゃあー!」

 

しかしこういうバリアは破られるために存在しているようなもの。衝撃波は少し競り合った後、貫通して兵隊たちを吹っ飛ばす。

 

 

兵隊「ふざけんな!このやろ!」ビュン!

 

兵隊の一人が剣を振り下ろす。でかい白目熊の足を斬るのだ。

 

ザシュ!

 

でかい白目熊「うおおおお!」

 

兵隊「ううー、ぎゃっふーーん!!」

 

剣は刺さったが、何事もなかったかのように、いや、何事もなかった。でかい白目熊にダメージはないのだ。そして、でかい白目熊の叫びでその兵隊は衝撃波で吹き飛ぶ。

 

でかい白目熊「おおおお!」

 

兵隊「く、くる!ガードだ」

 

でかい白目熊は先程の叫びと同時に、別の兵隊にパンチを仕掛けていた。兵隊は盾を構える。

 

キン!ボッカ―ン!!

 

 

兵隊「こ、これはー!?」

 

驚いているのはまた別の兵隊である。さっきガードした兵隊はどうなったのかって?ガードした時に出た衝撃波を間近で受け、耐え切れず爆発四散したのだ。

 

 

でかい白目熊「はあああ…!!」ヒュォォ…!

 

白目熊「グガああ!」

 

でかい白目熊は霧を出してそこから通常の白目熊を登場させた。

 

 

兵隊「嘘だろ、生物の理ガン無視かよ。こんなのどうすんだ」

 

手詰まりと言ったところである。兵隊が困っている状況…

 

 

 

 

 

バビギューン!!

 

でかい白目熊「ぐおおお!?」

 

でかい白目熊の手にビームが当たる。でかい白目熊は怯んだ。

 

 

ヤス「みんな!遅れてすまない!」

 

兵隊「その声!ヤスか!?なんだその姿は!」

 

ヤス「長が新兵器をくれたんだ。みんな、下がってくれ。ボクがこいつらを叩く!」

 

兵隊「分かった…どの道このままでは全滅だ。これを一人で倒せてほしい」

 

ヤス「任せろ。俺が希望になってみせるさ」

 

兵隊たちは引いていった。戦場にはヤスと白目熊軍団が残る。

 

 

長『ヤス!聞こえるか!』

 

ヤス「長!通信機ですか?」

 

長『そうだ。これで武器とその使い方を教える。こんな奴ら、簡単に倒してやれ!』

 

ヤス「はい!」

 

長『まずは、今手に持っているビーム砲だ。出力を調整することが出来る。まずはザコを一掃しろ!』

 

白目熊「ぐおお!」

 

説明が終わる前に普通サイズの白目熊が襲い掛かってきた。

 

 

ヤス「危ない!」ババババ

 

白目熊「ぐおわぁ…!」

 

しかし、兜から小刻みにビームが放たれ、白目熊を倒す。

 

ヤス「今のは…感覚的に武器が出てきたぞ」

 

長『そうか。お前の意思を最大限に活用できるAIを搭載している。じゃあ、俺からの説明はいいな!』

 

そういって通信が切れた。

 

 

ヤス「まったく、まあいい。覚悟しろ白目モンスター軍団!」

 

ヤスは手に持つビーム砲を前方に広く発射。ビームは拡散する。

 

 

白目熊「ぐおおおわあああ!」

 

威力は散らばっているはずだが、白目熊は一撃で全滅。

 

 

でかい白目熊「ぐおお!?…ううう」

 

さすがに少しうろたえるでかい白目熊。

 

 

ヤス「いまだ!」

 

ヤスは背中のサーベルを手に持った。

 

ヤス「レッドサーベルだ!はあああ!」

 

赤く光るこのサーベルで、でかい白目熊の腕に斬りかかる。

 

 

ザシュ!

 

でかい白目熊「ぐわおおお!」

 

ボトッ!

 

なんと、剣で歯が立たなかったでかい白目熊の腕は、レッドサーベルでは簡単に切り落とせた。

 

 

 

ヤス「トドメだ!はあァァ!!」

 

ザシュ!ザシュン!ザシュゥン!

 

レッドサーベルで切りまくるヤス。

 

でかい白目熊「ぐおおお…」

 

ボカァン!

 

でかい白目熊は爆発。これはレッドサーベルの効果だ。

 

 

ヤスが来る前は人類が手詰まりを起こしていたでかい白目熊。しかしそのでかい白目熊も、新兵器を身に付けたヤスの前には、全く歯が立たなかったのである。

 

ヤス「これが…一発逆転の天下無双!」

 

長『そうだ!ハハハ!全体の3割の機能を活かしているかも怪しいのに、このパワーは惚れ惚れするばかりだ!さあ!白目モンスター軍団どもに奪われた地域を取り返しに行くぞー!』

 

ヤス「はい!」

 

ヤス(この力で…白目モンスター軍団を倒してみせる!)

 

 




レッドサーベル:調べてみたら、モンハンにある武器でした。しかし全くの別物です。モンハンは火属性武器ですが、この作品の場合は赤く光る剣で、その赤い光は相手を構成するあらゆる組織を破壊するためのヤバい物質が満載です。幽霊だろうが機械だろうが破壊されます。
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