とある少年の泊地生活   作:屋根裏散歩

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天龍、龍田 フォードマスタング(2007年式)
神通 トヨタソアラ 3.0GTリミテッド(MZ20)
青葉 日産テラノ ワイドR3Mアーバン(WD21)
足柄 トヨタ セルシオ(UCF10)
高雄 スズキ GSX1100Sカタナ
愛宕 スズキGSX1100SSLカタナ
鳳翔 日産サニートラック(GB122)
夕張 日産レパード アルティマ(F31)実家保管
田神 トヨタスープラGTツインターボ ワイドボディ(GA70H)

南鳥島鎮守府異動組所有車両(今回は個別には出てきません、積載車から降ろすだけなので………)


着任………引っ越し

寝台列車搬入の翌日。

 

「こちら泊地ゲート、提督宛に大型陸送トレーラーと引っ越し業者が到着しています、如何致しますか」

 

大淀が正面ゲート警備兵からの報告を受けた。

 

「司令部前に誘導を」

 

僕の指示を受けて、大淀が警備兵へそれを伝えた。

 

「了解です」

 

僕は、天龍達を内線で呼び出した、

 

「天龍、車と荷物が到着したよ、他の皆に伝えて司令部前に」

「おう」

 

其れから程なくして天龍以下の艦娘達が司令部前に集まった。

 

「引っ越し業者の皆さんは其々の艦娘の指示で荷降ろしを、積載車の方は大淀に付いて行ってください」

 

積載車が大淀に誘導されて駐車場へと向かっていった。

 

「それじゃ引っ越し荷物を片付けましょうか」

 

鳳翔がテキパキと指示を出していた。

 

二時間後………

 

「これで総て終了です」

 

引っ越し業者が荷台内に降ろし忘れが無いことを確認すると僕に報告してきた。

 

「ありがとうございます」

 

僕は作業員に飲み物を配った。

 

「すみません、それでは遠慮なく頂きます」

 

飲み物を飲むと、引っ越し業者が引き上げていった。

 

「陸送トレーラーも作業は終わったし…」

 

僕は自分の部屋へと戻ることにした。

 

「先ずは寝具を出さないと………」

 

僕は布団やパジャマ、着替え、一部の家電関係の荷解きをしていた

 

「あとは明日にしようか」

 

僕が残りを明日にしようとした時だった、部屋の扉がノックされた。

 

「開いてるよ~」

 

扉が開いて、二人の艦娘が入ってきた、

 

「失礼する」

「失礼するわね」

 

長門姉妹だった。

 

「こんな時間に何か有った?」

「いや………ちょっと話がしたくてな」

 

長門が口を開いた。

 

「あら、提督のご家族?」

 

陸奥が写真立ての写真を見ていた。

 

「うん、祖父母と両親と弟」

 

陸奥が写真に写る自分と同じ陸奥の艦娘を見た。

 

「この写真の陸奥は幸せそうね………」

 

僕には陸奥が言いたいことが少しだけ解った。

 

「君達はこれから幸せになれば良いんだよ………僕はそのために着任したんだから」

 

それを聞いた長門が、

 

「私が聞きたかったのはその言葉だ、信用して良いのだな」

「勿論」

 

僕は長門と固く握手をして誓った。

 

「君達を兵器だという奴等もいる………だけど君達だって普通に子供を産むことも出来るし、泣いて笑うことだって出来る、兵器にこんなことができるか?だよね、艦娘それは一つの兵種であって航空兵や砲兵と同じ兵科の一つだと僕は思ってる………それに僕は艦娘とのクォーターなんでね」

 

「そうか………私は貴さ………いや提督、貴方を信用する何処までも従うことを誓………ちょっと待て提督の名字は確か、田神といったな…そうか」

 

長門が笑いだした。

 

「提督が甥っ子とはな」

 

早い話が此処の長門と陸奥は僕の母の親族だったのだ(母方祖母の妹の血筋)。

 

「先に言っておく、おばさんだけは言ってくれるな、うら若きだからな」

 

やっぱか、父の鎮守府の長門もおばさん呼びを極端に嫌っていたから。

 

「あらあら…甥っ子が提督なんて、火遊びは駄目よ」

 

後日この時の話はパパラッチ艦娘によって泊地内に拡散されていた。

 

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