とある少年の泊地生活   作:屋根裏散歩

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衣笠来ちゃいました!

「小倉〜小倉〜」

 

私は手荷物を持つと新幹線から降りて、日豊本線のホームを目指した。

 

「えっと、日豊本線ソニックに乗り換えて………中津で降りればいいのね」

 

私はけーくんから事前に聞いていた乗り換えルートを辿っていった。

 

「あ、これね」

 

私はホームに停車中の青い特急列車に乗り込んだ。

 

ーーーーー

 

 

「遅延が無ければ、ガサ………ソニックに乗ったころね」

 

青葉が路線検索で調べた時刻表を見ながら行った。

 

「そうだね、そうするとあと30分位で中津につくようだね、迎えに行こう」

 

僕と青葉は中津駅に衣笠を迎えに行くことにした。

 

「改札はここしか無いから逸れる事は無いね」

 

列車到着よりも10分早く駅に着くと、僕と青葉は改札口近くで待つ事にした。

 

頭上のホームに電車が入ってきた。

 

「ソニック到着したみたいだね」

 

僕は駅の構内アナウンスを聞くと青葉に声を掛けた。

 

「そうみたいね、ガサそろそろかな」

 

等と話していると、見覚えのある髪色の女性が一人階段を降りてきていた。

 

「衣笠ひさしぶり」

 

僕はその女性に声を掛けた。

 

「けーくん!それに青葉!」

 

その女性は改札を抜けると僕に抱きついてきた。

 

「ガサ………元気そうですね」

 

青葉が少しだけ拗ねた顔をしていた。

 

「ごめんごめん、彼女の前で………」

 

衣笠が青葉に謝った。

 

「まぁいいですけど………、ガサも元気そうね」

 

車を止めた駐車場へ向かう道すがら互いに近状を話した。

 

「荷物かして」

 

僕は衣笠の荷物をトランクに入れると車を駐車場から出した。

 

「夕張ちゃんはその後どう?」

 

衣笠が夕張の近状を聞いてきた、

 

「圭司と上手くいってるみたいだよ、こないだメールで連絡きたから」

 

僕は夕張からのメールの事を話した。

 

「で、けーくんは青葉と付き合い出したと…昔っから青葉には懐いていたからねぇ~」

 

等と話している内に車は泊地ゲートに到着した。

 

「提督おかえりなさい」

 

ゲートに立つ女性警備兵が敬礼で出迎えてくれた。

 

「ただいま、これお土産ね」

 

僕はお土産のういろうの入った紙袋を手渡した。

 

「提督ありがとうございます、あとで頂きます」

 

女性警備兵が受付に立つ同僚に手渡した。

 

「提督が戻られました」

 

受付の女性警備兵が執務室の長門に連絡を入れていた、

 

「長門さんからで、衣笠さんのお部屋の準備も完了との事です」

「わかった、ありがとう」

 

僕はそう言うと、車を駐車場に停めると、執務室へと向かった。

 

「長門戻ったよ、留守の間は?」

「30分程度でなにかあったらかなわないぞ」

 

長門が軽口を叩いた、僕が着任した時と比べると、表情や仕草が柔らかくなってきた、これは他の娘達にもいえる事だった。

 

「そういえばさっき、神通がやってきて、この辺りに解体屋とか云うのが無いか聞いてきたな、提督は知っているか?」

「解体屋かぁ………確か10号線から少し入った所にスクラップヤードがあるの見たことあるなぁ………あたってみるよ、どうせ皆古い車だから交換部品探し大変だからね」

 

僕の返事を聞いた長門が、

 

「そんなものなのか?」

 

と疑問を口にしていた。

そりゃ生産終了した車の保守部品なんて新品で出てくるのは稀で大半はリビルドか解体部品なんだよ長門君!

 

 

 

 

 

 




特に以下の3人の車は解体部品を探さないと………
神通 トヨタソアラ 3.0GTリミテッド(MZ20)
青葉 日産テラノ ワイドR3Mアーバン(WD21)
田神 トヨタスープラGTツインターボ ワイドボディ(GA70H)
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