「青葉、明日の休み映画に行かない?」
僕は青葉を映画に誘った。
「いいけど何観るの?」
「ゴジラー1.0」
僕が映画のタイトルを言うと、
「私達も!」
執務室にいた明石と大淀が私もと手を挙げていた。
「明石、お邪魔虫なんじゃ…」
大淀は遠慮していた。
「構わないよ、吹雪達も誘おうよ」
青葉が頷くと吹雪達に声を掛けていた。
「行きたいって」
「もう1台車があると…よし長門を召喚しよう」
僕は長門に連絡をした。
「長門映画行かない?駆逐艦も来るけ「それならば私も行こう」ど」
やっぱり長門だった、駆逐艦が来ると伝えると答えは早かった。
ーーーーーー当日ーーーーーー
「こっちはいいぞ、私のデリカだけでは取り切れないから陸奥にも声をかけたが構わないか?」
長門と陸奥が其々の車に吹雪達を乗せていた、
「助かるよ、僕の方も良いよ」
僕のストラーダの後部座席には明石と大淀が座っていた。
「けーくん、映画館は座席予約済みです、中央最前列横並びで」
青葉が一番見易い席をネット予約で押さえてくれていた。
「じゃあ行こうか」
僕達は映画館に行くことにした…。
僕達は其々のチケットを券売機で発券すると、入場開始時間を待っている間にパンフレットやグッズを買っていた。
「ゴジラー1.0をお待ちのお客様にご案内いたします、只今より………」
場内アナウンスを聞いた僕達は連れ立って入場した。
「ゴジラー1.0楽しみだね」
明石が浮かれ気味に話した。
「東宝ゴジラだから期待できますね」
大淀が何時もと違った一面をみせた。
「僕も勿論楽しみだよ」
僕達は幕間を見ながら上映開始を待った、
ーーーーーー2時間後ーーーーーー
「………」
「………」
「………」
みんな言葉が出なかった。
「私のは活躍あれだけでしたのね、馬鹿めと言って差し上げますわ!」
いつの間にか僕の前の席に座っていた高雄が何時ものポーズで言っていた。
「提督ごめんなさいね、高雄ちゃんが私が出てるから観たいと言い出してね」
隣の席に座っていた愛宕振り向き手を合わせていた。
「でもゴジラはこうでないとな」
長門もどうやらゴジラが好きなようだった。
「時間も丁度いいからお昼は…」
僕達は以前に食べにいった鱧料理の店に向かった。
「いらっしゃいませ〜」
店員さんが出迎えてくれた。
「16名だけど大丈夫ですか」
僕は店員さんに人数を伝えた、
「それではこちらの広間をご案内いたします」
僕達は座敷席を案内された。
「ご注文は………」
僕達は寒くなっていたので鱧鍋を頼んだ。
「ご注文を繰り返します、鱧鍋コースですね」
それから程なくして鍋コースの鱧鍋料理が用意された。
「寒いときは鍋よね」
愛宕が鍋をつついていた。
「お酒………」
高雄がお酒を飲みたそうにしていたがバイクで来ていたので泣く泣く断念していたが、
「私が運転代わりますよ」
明石が運転を代わることを名乗り出た。
「明石ありがとう!」
それを聞いた高雄は嬉々として熱燗を注文した。
ちなみに愛宕も呑みたそうにしていたので、青葉が交代を申し出た。
………何でこうも父の処の娘達は呑兵衛が多いのだろうか、それもザルのように呑む娘ばかり。
僕は高雄と愛宕の呑みっぷりに呆れながら皆と鍋をつついていた。