とある少年の泊地生活   作:屋根裏散歩

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緊急事態発生!②

早朝4時…戦艦、重巡艦娘、一部の警備兵を残して、数時間ではあるが其々の部屋へと戻った。

 

「提督…」

 

扶桑が僕を心配してくれた、同期でしかも隣の泊地で発生した警備兵による暴行事件…まぁ此処の以前を考えるとあれはいつ起きてもおかしくない事案だった。

 

「うちは全員女性警備兵にしておいて正解だったのかな…」

 

僕はそう呟いた。

 

「そうですね、しかも元艦娘に限定していたのはよろしかったかと」

 

等と話していると…、

 

「もうこんな時間か」

 

僕は時計をみると、間宮に朝食を5人分執務室へ持ってくるように指示した。

 

「提督お待たせいたしました」

 

間宮が朝食を持ってきた。

 

「それでは一旦朝食にしよう」

 

僕は執務室にいた、扶桑、山城、明石、川内と朝食を持ってきた間宮と共に朝食を取ることにした…勿論早朝の小祝漁港泊地の件の報告を受けるついでに。

 

「まずは小祝漁港泊地の現状ですが、警務隊により警備兵の身柄は既に拘束済みです、目下取り調べ中とのことです」

 

扶桑が現時点迄の事を報告した。

 

「金山提督以下の現状ですが、女性警備兵2名が抵抗して腕に軽傷を負っただけです、幸いにも事は未遂で済んだようです」

 

明石が金山以下の診察内容を報告した。

 

「そうか…未遂でよかったとするべきなのか…」

 

その後も報告を受けながら朝食を取った。

そして9時。

 

「此れより金山提督と泊地で何が起きたのか確認をする、間宮並びに川内は同席してくれ」

「了解しました」

 

僕と間宮、川内は金山が待っている会議室へと向かった。

 

「金山おはよう、早速始めるけど大丈夫?」

「ええ…田神、助かったわよ受け入れてくれて」

 

金山は僕に頭を下げた。

 

「気にするなよ、同期でお隣さんだろ…それじゃ始めようか」

 

僕は金山に泊地での出来事を時系列で話してもらった。

 

「確か深夜の2時頃だったと思うけど、宿舎内に非常警報が鳴ったの…そして放送が入って、男性警備兵の一部が押し入ろうとして来ているって内容だったの…」

 

僕は気になる点を確認した。

 

「一部?」

「そう、隊長と副隊長それと猛…を除いた…」

「猛?」

「仲良くしてくれている小山内曹長…」

 

 

その後も金山からの話を聞くと、艦娘や女性警備兵にも同様に確認をした。

 

「間宮はこの調書と音声データを警務隊へ」

「了解しました」

 

間宮が小祝漁港泊地にて検分を行っている警務隊へと提出に向かった。

 

「金山、検分が終わるまではうちで休んでいて、相部屋になるけど…」

「構わないわよ」

 

金山が会議室から退出した。

 

「やはり…警備兵も女性でないとなのかな」

 

川内がそんな事を言ってきた。

 

「どうだろうね…暴行事件を起こした警備兵が問題だった事を期待するよ…僕としてはね」

 

 

1週間後、小祝漁港泊地の警備兵は幹部隊員2名と小山内曹長を除いて女性隊員へと変更された…。

 

 

 

 

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