アルセウス知識でダイパの世界に行ってみた   作:三柱 努

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第3話 ソノオタウン~

ヒナツちゃんロスを患った私は、次の通過地点のハクタイの森に到着。

森の入り口でワサビちゃんが大きくなった、みたいな女性と遭遇したわ。

名前はモミさん。うん、すっごく素敵なお姉さん。うらやましい成長っぷり。

将来ワサビちゃんもこういう美人さんになるんだろうなぁ、って私の妄想がそのままに投影されたお姉さん。

 

どうやらモミさん、森を抜けたいけれど一人じゃ心細くて困っていたみたい。

ということでハクタイの森に突入。

たしかに深い森ね。元の世界にいた頃だったら、私も一人でここに入るのは抵抗あるわね。

でも今の私なら問題なし。たとえバサギリが出てきても冷静でいられる自信がある!

 

 

ということでハクタイの森を難なく突破。モミさんとも別れて、ハクタイシティに到着。

ここはコトブキシティのほうが都会だけど、それでも大きな町ね。

ポケモン図鑑も少しずつ埋まってきて順調順調♪

 

「あらポケモン図鑑? ナナカマド博士のお手伝い?」

 

道の向こうから来た女の人が、ポケモン図鑑を手にした私に気付いて声をかけてきたわ。

この人・・・誰かに似ているような・・・

 

ウォロ!?

ウォロだ。完全に、女性になったウォロだ。

ちょっと待って、怪しい。怪しすぎる。

だってウォロだもの。また何か企んでいるんじゃないの?

 

「あたしはシロナ。ポケモンの神話を調べてる物好きなポケモントレーナーよ」

 

神話を調べている? ますます怪しい女ウォロ。

私に技マシンをくれたけど、こういう唐突な親切、なんかますます怪しい。

女ウォロが、この町に大昔のすごいポケモンの像があるって教えてくれて、それが私の知ってる神様ポケモンにそっくり。ますます怪しい。

 

女ウォロ。たぶんまた会う気がする。警戒しておかなきゃね。

 

 

さて気を取り直してハクタイジムに突入! さぁバッジを頂戴するわよ。

って、ナバナさんが可愛くなってる・・・だと!?

ナタネさんっていうお姉さんがジムリーダー。うん、ナバナさんの娘っていう風にしか見えない。

ナバナさん、娘さんいるのかな? 目が覚めたら聞いてみよっ。

 

ということでジムをサクッと攻略。

貰ったバッチがあると、いあいぎりって技が使えるようになるらしいの。

へぇ、ポケモンの力を借りて今まで通れなかった場所に行けるようになる・・・

なんだかアヤシシさまに乗ってジャンプして、今まで行けなかったところに行けるようになるのみたい。

そういえば前にポケッチアプリひでんわざ、っていう機能を追加してもらったけど、それを使えばいつでも力を貸してもらえるんだって言われたなぁ。

そう思うと、カミナギのふえみたいなものね。

 

 

ではさっそく、ハクタイシティのいかにも怪しいビル、ギンガ団のアジトっていう建物に突撃ぃ!

え、どうしてアジトに突撃するのかって?

町の自転車屋さんのご主人が拉致監禁されているって情報を聞いたからね。

治安! 私の夢の中の治安、ハザード状態!

まったく、この夢の中って私の理想と真逆な気がするわ。

治安も悪いし。ヒナツちゃんもグレちゃって。ナバナさんも女の子だし。ワサビちゃんも大人だし。

 

ってことはウォロも?

いやいや、ウォロはさすがにウォロでしょ。

まぁもしも。

万が一の話、次に知り合いが真逆の状態で出てきたら、全員が属性逆転してるってことで安心してもいいかもしれないけど。

 

さぁ、いるんでしょ? ここにギンガ団の幹部ってのが。

誰でもいいわ。出てきなさい!

出て来たのはジュピターっていうお姉さんでした。

 

 

 

・・・・・・・誰?

 

いや。誰もなにも、知り合いが必ず出てくるってルールがあるわけじゃないか。

ということでジュピターもサクッと攻略。ギンガ団の人たちも全員アジトから逃げちゃいました。

あっ! そうだヒナツちゃんがどこにいるか聞けばよかった。

後悔先立たず。でもいいや目が覚めたら髪結いに行けばいいだけの話だし。ヒナツちゃんロスの解消には髪結いが一番ね。

 

ということで次の目的地、ヨスガシティにレッツゴー。自転車屋さんに助けたお礼にもらった自転車で。

ほんと自転車って便利な文明の利器だわ。でも文明レベル的にヒスイ地方にあってもいいと思うんだけど。どうしてないのかしら?

 

 

ということで次の町へゴー!

そのためにはテンガン山を越えなきゃいけないけど。

あの険しい山かぁ。大変だぁ。

って思っていたけど、この夢の中のテンガン山は掘られていました洞窟が。

楽ちんで山を突き抜けられるみたい。よかった。

 

そして到着、テンガン山のトンネルぅ♪

入ってすぐに第一山人発見。

目つきがすっごく悪くて、青髪で。

うん、一目で分かったわ。あなたは男シマボシ隊長!

 

「キミは世界の始まりを知っているか? このテンガン山はシンオウ地方始まりの場所、そういう説もあるそうだ。できたばかりの世界では争い事などなかったはず。ポケモン勝負と争うことは全然違う。キミもポケモントレーナーならそのことを忘れないで欲しい。とはいえ心は弱いから難しいだろうけどね。では失礼」

 

うん。あいかわらず話は一方通行だけど、言ってることは良い事。それにこの人、礼儀正しいし。

やっぱりシマボシ隊長だ。安定してるわぁ。

 

でもこれで分かったことがある。

この夢の中で私の知り合いの属性は逆転する。

ただしそれは1属性だけ。

ちゃんとした子は悪い子に。小さい子は大きなお姉さんに。でも性別は変わらない。

男の人は女の人に。女の人は男の人に。でも良い人は良い人のまま。

 

つまり女ウォロ! あなたは最後に私を裏切る! ズバリ!

 

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