アルセウス知識でダイパの世界に行ってみた   作:三柱 努

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第9話 ギンガ団アジト~

夢の中とはいえ、無駄に近未来的で悪い組織バージョンのギンガ団を正面突破してちょっとブルーになった私。

組織に捕まっていたアグノム、ユクシー、エムリットを解放した。

その途中でボコボコにした男オウメから、アカギさんがあかいくさりを手に入れて、テンガン山の頂上に向かったことを教えてもらえた。

 

どういうこと?

アグノムたちを苦しめて、あかいくさりを無理やり作ったのは悪い事だけど。

あかいくさりって、ディアルガとパルキアを鎮めるためのものよね?

ってことは今、このシンオウ地方で2匹が暴走しているってこと?

それをアカギさんは止めようとしている?

自分だけが汚名を背負って、それでもみんなのために・・・

 

つまりそういうことなのね。さすが男シマボシ隊長。

これは私が見届けなきゃ!

 

 

ということで到着テンガン山の頂上、槍の柱。

いつ来てもここは空気が重い気がするわ。夢の中でもこんなに重いなんて。

でもこれで最後。きっと最後の戦いになる。そして夢から覚める。

 

「今、全てが終わり、そして全てが始まる。このあかいくさりを使い、異次元の扉を開いてやる。そしてわたしのためにその力を使え。時を司る神話のポケモン、ディアルガよ」

 

アカギさん。ついにその時が来たのね。

でも私の想像だけど、女ウォロが姿を現して悪さをしていて、そこにアカギさんが登場って流れだと思ってた。

女ウォロの姿は無い。代わりにヒナツちゃんと・・・えっと、紫団子のお姉さんがいた。

 

そっそうだ、ジュピターだ!

 

そして姿を現したのは、あかいくさりに包まれたディアルガ。

 

「これですべてが破壊される。全てが無くなり、争いも無くなる。この捻じれていく時間、わたしにしか止められない」

 

あれ? アカギさん? 空の模様が禍々しい状態になってるよ?

うっ、この空・・・私のトラウマ。うぅ、デンボク団長に追放される・・・でもシマボシ隊長が、アカギさんが助けてくれる。

 

「これがシンオウを生み出した神話に残っているポケモン、時間の神ディアルガ。今の世界をわたしが望む究極の世界にするより! 新しい世界を作り出す! そしてわたしはその世界での神となる!」

 

 

 

え?

 

アカギさん?

 

その宣言・・・

 

ウォロ的に聞こえるのは・・・私だけ?

 

 

まさか・・・そこにいたのねウォロ因子!

ってことは女ウォロ。シロナさん・・・すっごくミスリード!

紛らわしいったらありゃしないわ。

 

でも残念ねアカギ。ここにいるのはただの女の子じゃないのよ!

ギンガ団マンテンボシ。そしてディアルガとこの空が初見じゃないポケモントレーナー。

ショウが参上したからには、あなたの悪事もこれまでよ!

 

 

ということで私は先鋒のヒナツちゃん、ならぬマーズを泣く泣く蹴散らしたわ。

(ジュピターは、ここで急遽加勢してくれたジュンくんとまとめて、ギャラドスのじしんとたきのぼりで沈めてやったわ)

暴走を始めたディアルガも、ユクシーやエムリット、アグノムが現れてあかいくさりを壊してくれた。

 

あかいくさりを・・・壊してくれた?

 

暴走を止めて鎮めるためのあかいくさりが壊れて、ディアルガが鎮まったってことは・・・ディアルガの暴走・・・原因アカギってことじゃない!

ということでアカギを叩きのめしてやったわ。

そしてどこかに消えて行ってしまったアカギとヒナツちゃ・・マーズ。あとジュピター。

 

残されたのは私とディアルガ。あとナナカマド博士とコウキくんが全部解決してから来てくれた。

ディアルガがなにかを言いたそうにこちらを見ている。ってナナカマド博士も言ってくれたから、とりあえず私はディアルガと対話しに行くことに。

と言ってもポケモンとお話ってできないからなぁ。

なんとなくコミュニケーションは取れるけど、察してあげるくらいしかできないよね。

 

 

『よく来てくれましたね、ショウ』

 

え? ナナカマド博士の声じゃない。コウキくんの声でもない。

この声、もしかしてディアルガ?

 

 

『時の狭間に迷い込んだ人間の子、ショウ。私はあなたが来るのをずっと待っていました』

 

ディアルガの声、博士やコウキくんには聞こえていないのか、2人は特に無反応だったけど。

時の狭間? 迷い込んだ? 私のこと?

どういうこと?っていう私の困惑を察してくれたのか、ディアルガは優しい声でこう続けたわ。

 

 

 

『ここシンオウは、かつてあなたがいたヒスイの時代から遥か未来の世界。あなたは時の狭間に迷い込み、この世界にやってきたのです』

 

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