人気女優の裏の顔は俺のみぞ知る   作:zennoo

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さあ新シリーズ。メインヒロインは千聖ちゃんです。
テーマは「ノリと勢い」

本編どうぞ!


隣の姉ちゃんはこんな感じ

 

「私……あなたのことが……」

 

「僕も……君のことが……」

 

 

夜10時。慣れない恋愛ドラマを見てるわけだよ、俺は。普段ならこの類いのドラマは絶対見ないけど……なんで見てるかって?それは……俺の友人、というか姉ちゃんの、白鷺千聖が出てるから。人気女優の彼女はその立ち姿と演技力で今日も視聴者を魅了し、圧倒している。日々の努力の賜物だろう。

 

そしてその姉ちゃんこと白鷺千聖は今は、演技の練習をしている…………わけでもなく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて………このまま突き進むわよ。」バリバリ

 

 

 

 

「……」

 

 

 

 

「あら?こっちは色の面積が少ないわね。フフッ。いいわ。私が直々に塗ってあげようじゃないの。」ゴクゴク

 

 

 

「……」

 

 

 

 

「ッ!?ちょっと待ちなさいよ!あなたどこから出てきたのよ!」ポキポキ

 

 

 

 

「……」

 

 

 

 

「ちょっ、おまっ、グギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

 

 

 

「姉ちゃん……静かにやってくれ……。」

 

 

隣の家の千聖姉ちゃんは……俺の家ではいつもこんな感じだ。姉ちゃんが暇なときはいつも俺の家に押し掛けてはお菓子やジュースを広げひたすらにゲームを嗜む。

これは俺しか知らない人気女優の姉ちゃんの、裏の顔である。

 

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人気女優の裏の顔は俺のみぞ知る

 

 

 

 

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「ああ……私のS+への道が遠退いて行く……。」バリバリ

 

「あの……姉ちゃん?熱中するのはいいんだけどさ……。もう少し静かにやって欲しいなぁ……。」

 

「あら、ごめんなさい。つい熱中して声が大きくなってしまうでござるわ。これは一大事でござる。」

 

「なんか今日の姉ちゃんテンション高くねえか……?」

 

「それはそうよ。だって蒼真の家でゴロゴロしながらス◯ラに浸れるなんてそんな幸せなことないじゃない。あなたも自分を解放するのよ。そうすることで無我の境地へとたどり着くことができるのよ。あなたもこっち側に来てはどうかしら?」

 

「いやなんだか危ない宗教みたいで怖いんですけど……。いや俺はいかないからね?」

 

「何よ……もったいないわね。あなたはまだ自分を破りきれてないのよ。でもあなたなら大丈夫よ。いつか新たな自分に出会えるわ。精神と時の間で修行した悟空のようにね。」

 

「……そ、そうか……。」

 

 

こんな感じで千聖姉ちゃんはアニメ知識をぶっ混んでくる。それも結構な早口で。俺もそこそこアニメは見る方だけどさ……姉ちゃんの知識の深さと口の早さについていけないんだけど。たまにやたらニッチな知識が飛び出してくるからなぁ……。悪いとは思わないけど。

 

それにしてもいつもそうだけど……姉ちゃん、キャミソールにショートパンツって軽装過ぎねえか……?姉ちゃんのお尻がちょっと見えてるんだけど。俺にはちょっと刺激が強すぎるよ!?

 

 

「あら?蒼真はどうしたのかしら?まさか私のお尻に見とれていたのかしら?」

 

「!?みっ、見とれてなんかねーよ!//」

 

「声が大きくなってるってことは見とれていたのね。分かりやすいわ。まさにあなたは思春期男子の典型例ね。」

 

(ばっ、バレてた……!?)

 

「あなたギャルゲーの主人公いけるわよ。今度オーディション受けてみたらどうかしら?」

 

「いや受けたくねえんだけどそれ……。」

 

「ふーん………」

 

「な、なににやけてんだよ……。」

 

 

すると姉ちゃんは俺の耳元に急接近してきた。

 

 

蒼真のエッチ

 

「!?///」

 

 

急にとんでもないことささやくからビックリしたんですけど!やめてくれよ!姉ちゃん凄い美人なんだから!(心の叫び)

 

 

「ねえ蒼真。」

 

「な、なんだよ………//」

 

「ちょっと触ってみたいかしら?」

 

「………はあ!?」

 

「他の人ならイヤだけど……蒼真ならいいわよ。今ならわりとレベルの高い合格点の触感をオールウェイズ提供できるわよ。」

 

「いやそんなじれったい言い回ししなくてもいいだろ……。」

 

「今こそ男に……いいえ、ソウルソサエティで卍解するときよ!」

 

「いやもう全然意味わかんねえよ!?」

 

「さあどうするの!?触るの!?触らないの!?」

 

「ん、んん……あああもう分かったよ!触るよ!」

 

「そうよ!それでこそ蒼真よ!」

 

 

なんだろう……さっきまでの大人なムードが完全に消え去ったんだけど……。ま、まあ……千聖姉ちゃんのお尻を触るんだよな……勢いで言っちゃったけどそれがファンにバレたらただじゃすまないよな……。いや?家に二人きりの状況にある時点でおかしいのか……。

 

 

「さ、触るぞ……。」

 

「ええ。オールウェイズ。」

 

(い、意味分からん……。)

 

 

ぷにっ

 

 

うわああ……柔らかい。ハリと言うか弾力と言うか……。なんか凄いわ。中学生の語彙力じゃ表しきれないと言う感じだね。なんかいつまでも触っていたいんだよねこれ……。

 

 

「そうよ……その調子よ……。もうちょっと右上……午前二時の方向……」

 

「ええと…?ここ…?」

 

「そうよ…そこは今は石川県よ……。そこから次郎に来る人が多いのよ……。」

 

「……?」

 

「その力加減でいいのよ蒼真…。落ち着いて聞くのよ……。あなたが三分触っている間に三分が経過したわ……。」

 

「……?」

 

「もっと情熱的に……!」

 

「……?」

 

アアアアアアアアアア!!!!レトルトパーーーーーウチ!!!!

 

「お願いだから静かにしてくれる!?」

 

「こんなのハジケないほうがおかしいのよ!あなたも一緒にハジケなさいよ!」

 

「どういうこと!?」

 

「全く……あなたもまだまだね。」

 

「何が!?」

 

「……フフッ。」

 

「な、なんだよ……。」

 

「蒼真もなんだか随分と明るくなったわね。私としても嬉しいのよ。」

 

「そ、そう……なのか?」

 

「ええ!だって小さいときからあなたのことを見てきたもの。小さいときのあなたは一言で言えば暗かったわ。それも……」

 

「ね、姉ちゃん!あんまり昔のことを思い出させないで!」

 

「あら、ごめんなさい。でもね……それほど嬉しいのよ。あなたが元気になったことがね。」

 

「姉ちゃん……。」

 

「蒼真。」

 

「……なに?」

 

「……デュエマやるわよ。」

 

「この流れでなんでこうなるの!?しかも今から!?もう夜遅いんじゃないの……?姉ちゃん前テレビで言ってたじゃん。夜更かしは美容の天敵だって。」

 

「ああ…あれね……。あれは台本に書いてあったのよ。」

 

「元も粉もないなあ!?」

 

「というわけで今からやるわよ蒼真!今夜はデュエマ祭りよ!」

 

「正気なの!?いやもう寝ようよ夜遅いし!」

 

「夜10時の何が遅いのよ!むしろここからが本番じゃないの

!」

 

「この人ヤベエ……イカれちまってる……。」

 

「さあそうと決まったら早速やるわよ!さあ……なんのデッキにしようかしら。久々にボルシャックでも使おうかしら。」

 

「ぬぬぬ……こうなったら俺も負けてられねえ!神人類ヨミで対抗してやる!!」

 

「その勢いよ蒼真……。さあ、デュエマ、スタート!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「私は……不滅だアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

 

「なんだよ朝からうるせえよ!!姉ちゃん今何時だと思ってるの!?」

 

「ええと……夜中の二時くらいかしら?」

 

「朝の5時だよ!体内時計バグってんのか!?」

 

「あら……デュエマやってたらそんなに時間が経ってたのね。まあ良かったじゃない。」

 

「俺はもうめちゃめちゃ眠いんだけど……。一刻も早く寝ないと落ち着かないよ…。」

 

「まったく……まだまだね。」

 

「逆になんで姉ちゃんは大丈夫なんだよ……。なんでそんなにピンピンしてんだよ…?」

 

「女優業は体力勝負よ?夜中オールするなんて当たり前よ。」

 

「す、すげえ……。説得力が違う……。」

 

「蒼真……もしかしてあなたは眠いのかしら?」

 

「もしかしなくても眠いんだけど……。」

 

「そう……次郎ラーメン食べに行くわよ。」

 

「朝から!?」

 

「フフッ、喜びなさい。私の奢りよ。それで目を覚ましなさい?」

 

「喜んでいいのか喜んじゃいけないのか……。」

 

「いいえ、こういうのは喜ぶべきよ。だってこんな朝から内なる魔力を解放できるのよ!?そんないいことないじゃない!」

 

「解放して何になるんだよ!ていうか次郎ラーメンってそう簡単に入れる感じしないんだけど……。敷居が高くて。」

 

「安心しなさい。もう席は予約してあるわ。」

 

「随分と用意周到だな…。」

 

「さあ!あなたのその中学生サイズの胃袋をブラックホールレボリューションしてあげるわ!」

 

「もう……朝から意味が分からん。」

 

 




次回!
「さあ!来たわよ全部マシ!」

「ちょっと待って!?俺のまで全部マシになってるんだけど!?」

ゴリゴリのラーメンを前にした蒼真!果たして蒼真の胃袋はいかに…!

次回、「隣の姉ちゃんと次郎ラーメンへ」

まあこんな感じの小説です。
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