【魔法は】魔法について俺がお前らに教えるスレ【実在する】   作:空を飛ぶワニ

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【魔法は】魔法について俺がお前らに教えるスレ【実在する】

1:名無しの魔法使い

スレタイの通りや

信じられんと思うが、この世には魔法が実際に存在するんや

今まで全力で秘匿されていたんやが、このまま隠し続けても魔法はおろか魔術の未来さえ閉じられてしまう

どうか純粋な心で魔法の存在を信じて欲しい

 

2:風吹けば名無し

以下イッチの哀れな人生を追悼するスレ

 

3:風吹けば名無し

30まで童貞だとこうなってしまうんやな

 

4:風吹けば名無し

うんちぶりぶり

 

5:風吹けば名無し

ひろし、貴方いつまで魔法使いごっこしてるんだい

さっさと就職して私を安心させておくれ…

 

6:風吹けば名無し

あガ

 

7:名無しの魔法使い

まあ元から信じられるとは思ってなかったわ

悪いがこっちも急いでるんや、力技でいかせてもらうで

>>2君は小さい頃に川で溺れたときに飼い犬に助けてもらったけど代わりに犬が死んでしまったのをずっと後悔しとるな

犬の名前はコジロー

安心せーや、その子は君の後ろにずーっとおるで

君のことを恨んだりしとらん、むしろずっと君を守っとるんや

>>3君は最近眠くて眠くてしょうがないやろ

昨日は休みだったけど18時間も眠りこけて焦っとるはずや、医者に行っても原因わからんのやからな

そりゃそうや、それは眠り姫の呪いやからな

同僚の姫路さんが夢の中に出てくるやろ、そいつ魔女やで

君に惚れ込んでずーっと眠らせて夢の中に入り込んで君を夢の中で独占する気や

しばらく会社に行くのやめとき、ワイがなんとかする

 

8:名無しの魔法使い

なんやこいつキッショ

 

9:名無しの魔法使い

魔法使いごっこたのちいでちゅか〜w

 

10:名無しの魔法使い

>>4、>>6君ら兄弟やな

小さい時に森の中で二人揃って遭難したろ

その時に縁結びの神に共有の呪い掛けられとるな

傷を負ったら同じ場所に傷ができて、どっちかに彼女ができたらもう片方も付き合いだし、別れたら同時期に別れとる

それは幸せも分け合えるけど不幸も分け合う呪いや

解呪したいならしたる

>>5君

こっち側の人間やな?

呪法的認識不和(ハグレモノ)天殺型追跡式三番呪法(ミタマアヤメ)使ったってワイには通用せんで

顔洗って出直してきな極東の三流術師

 

11:名無しの魔法使い

>>8、>>9君らもこっち側の人間やな

隠蔽に必死になりおってからに、それに未来はないっちゅーねん

悪いけど一般人以外には去ってもらうで

 

 

『鳥籠の鍵は鳥籠の中に』

 

 

『そして物語は失われる』

 

 

>>12ワイは子供の頃からジャンプが好きやで

あとボンボンも悪くないやろ!

 

12:風吹けば名無し

このイッチ子供の頃ボンボン派だろ

 

13:風吹けば名無し

あの

本当にコジローはそばにいるんですか?

私のこと許してくれてるんですか?

 

14:名無しの魔法使い

>>13許すも何も最初から恨んでへんで

よほど愛されてたんやろな、そして立派な子や

今も動揺して泣きそうになってる君の頬をぺろぺろ舐めとるで

意識するとあったかいやろ?

 

15:風吹けば名無し

なんだよお前、なんでそんなことが分かるんだよ

ハッキングしてんのか?もしくは俺の知り合いか?こんなことして楽しいのか?

ふざけやがって通報したからな

 

16:風吹けば名無し

なにこれ?どういうこと?

 

17:風吹けば名無し

うんちっち

 

18:風吹けば名無し

>>16イッチが掲示板に来たやつの個人情報をはっきり言い当てとる

…ワイはホンマに双子や

 

19:名無しの魔法使い

>>20自演やないで

君親に見られたくないんならそのM男御用達二次元雑誌ちゃんとしたところに隠すんやな

棚の後ろの隙間に置いてあるのしっかりバレとるで

 

20:風吹けば名無し

自演定期

 

21:風吹けば名無し

え、バレてんの?えっ?マジで?ていうか先読み?は?

 

22:風吹けば名無し

怖すぎる、なんだこいつ

 

23:名無しの魔法使い

ある程度は信用してもらえたか?

ま、信用するもしないも……関係ないねんな

 

お前らに今から本物の『魔法』を見せてやる

 

24:風吹けば名無し

言い回しきっっっっっっっしjcuu15

+xdyxckvcjxyzjcvo148

 

 

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最近いつも眠たい。そのせいで仕事も捗らず、上司には怒られてばかりだ。

同僚たちも業務中に眠たくしている俺を笑う。うんざりだ。

でも唯一優しくしてくれる姫路さんがいるからまだ頑張れた。彼女は本当に綺麗で優しい。惚れてしまうのも当然だった。

最近は夢にすら出てくる。どれだけ好きなんだ、俺。

 

そんな俺の休日の楽しみは掲示板でくだらない言い争いをすることだった。

バカみたいな趣味だがバカにしないで欲しい。案外ストレス発散になるのだ。

家から帰って早速掲示板を覗きに行くと、どうでもいいスレタイのクソスレが大量に湧いていた。

今日も適当に書き込みますか。そんな思いで一番上にあったスレを開く。

 

最初はわけのわからないクソスレをいつものように荒らしてやろうという気持ちだった。それだけの軽い気持ち。

だがスレ主──こいつは俺の現状を正確に言い当てて来た。姫路さんの名前まで……

一体どうやって?同僚が悪戯のためにこんなことをしているのか?でもどうやって俺を特定して……

考えても訳がわからなかった。ただ、得体の知れない恐怖が増していく。

 

通報して見なかったふりをしよう。そうだ、それがいい。

そう思って通報した後、スレから目を離そうとした時──

 

 

 

 

パソコンの中から、光が、現れた。

 

「えっ?」

 

『あはははははは!』

 

 

 

 

赤、青、黄色、緑。

色とりどりで、まるで──まるでこの世の色彩では本質を言い表せない。

あったかくて、優しくて、油断すると泣いてしまいそうになるくらい落ち着く光。

それが目の前に出現した。してしまった。

 

『あはは!ふふ!』

 

笑い声が聞こえる。甲高い子供みたいな声。でも、全く不愉快じゃない。

幻覚、電子ドラッグ?もしくは急に頭がおかしくなったか──

 

 

 

いや、そのどれでもない。

この存在は、絶対に否定できない。

 

俺はこの日、『魔法』の存在を生まれて初めて実感した。

 

 

 

 

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25:名無しの魔法使い

さて

楽しんでもらえたかな?

そいつは精霊、一日で消える即席のモノだが君たちを悪いものから守ってくれる

魔法を信じてもらうには十分、だろ?

 

25:風吹けば名無し

あんた一体なんなんだ

 

25:名無しの魔法使い

コテハンに書いてあるやろ?

 

俺は魔法使いだ

本物のね

 

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