ゼロの人造人間使い魔   作:筆名 弘

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断章之陸をお送りします。

一部の生徒や教師達が、戦争に従軍していた時、学院長であるオスマンは何をしていたのか……

今話では、主人公であるルイズやセルは、一切出ません。

え、イザベラの話もそうだったろうって?

ま、まあイザベラ様は、影の主人公みたいな御方だし(目そらし)……


 断章之陸 オールド・オスマンの禁書目録

 

 

 「ふ~む、ここに来るのも何年振りじゃろう……」 

 

 トリステイン王国王立図書館の前で、そう一人ごちたのは、魔法学院の学院長オスマンである。王国最高峰のメイジとして、実践のみならず知識においても、他の追随を許さないと謳われる「オールド・オスマン」も、かつては一人の学徒として、知識の宝庫たる王立図書館に熱心に通っていた。

 数十年振りに王立図書館を訪れたオスマンの目的は、一般図書や稀覧書の類ではなく、図書館の一画に永らく封印されている禁書群にあった。王宮の記録官から巻き上げた、もとい譲り受けた目録には、「始祖と虚無」について詳細に記されていると伝えられながら、魔法の封印のため、物理的に閲覧できない特殊な書籍がある、と書かれていたのだ。

 

 オスマンが、正面の大扉から中に入ると、そこには、学院図書室の数倍の規模の「知識の海」が待ち構えていた。二階建ての図書館の中央ホールは吹き抜けになっており、天井に届くほどの高さの書棚が廊下の端まで伸びており、そこにはびっしりと書籍が収められていた。最も、若かりし頃に禁書を除くあらゆる書籍を読破したという自負を持つオスマンにとっては、懐かしさこそあれ、驚くことではなかった。館内は、戦時中のためか非常に閑散としていた。

 

 「あの、閲覧希望者の方ですか?」

 

 「うむ?」

 

 禁書の保存区画はどこだったか、と考えていたオスマンに、遠慮がちな声がかけられる。オスマンが振り向くと、そこには一人の女性が立っていた。年の頃は、十代後半、深緑の髪をポニーテールにまとめ、細身の眼鏡をかけており、オールのような長い杖を抱えている。なかなかの美少女であり、その風貌は、オスマンにかつての秘書ミス・ロングビルを思わせた。少女の質問には、答えずに彼女を凝視する。

 

 「あ、あの……」

 

 「……いい」

 

 「え?」

 

 少女の困惑の声を無視するように迫るオスマン。

 

 「実に、いや実にいいのう。その憂いを帯びた瞳といい、ポニーテールといい、実にわし好みじゃ! しかも、ミス・ロングビルより4歳は若い! これはポイント大じゃ! やっぱり若さじゃて! どうかのう、とある好人物が秘書を探しておるんじゃが?」

 

 「え、あの、ちょっと……」

 

 「善は急げじゃ! きみさえ良ければ、今日から……」

 

 

 ヒュン ドガッ!

 

 

 「ぐはっ!?」

 

 少女の手を握りながら、捲くし立てていたオスマンの背後から、何かが飛び上がり、彼に激突する。たたらを踏んだオスマンが確認すると、少女の前に妙な生物が仁王立ちしていた。その生物は、地球でいうところのシュレーターペンギンとほとんど同じ形態をしていた。翼が特殊化したフリッパーのようなヒレをオスマンに向けて、ペンギンは言い放った。

 

 「マスターへの無体な所業は、そこまでにしてもらうか。これ以上は、ご老体といえど容赦はできない」

 

 「だ、だめよ、テクスト。多分だけど、この人は、変質者ではないと思うわ」

 

 ペンギンを諌める少女に対して、佇まいを正したオスマンが自己紹介をする。

 

 「あ~うおっほんッ! わしとしたことが、つい興奮してしまったわい。すまんことをしたのう。わしの名は、オスマン、魔法学院の学院長をしておる」

 

 「あ、あなたが、あの「オールド・オスマン」……申し遅れました。わたし、王立図書館の司書を務めています、リーヴルと申します。こっちは、わたしの使い魔テクストです」

 

 「テクストだ。お見知りおきを、ご老体」

 

 少女とペンギンの名乗りに、目を細めるオスマン。

 

 「ふむ、王立図書館の司書ということは、マデライン家の?」

 

 「はい、十二代目になります」

 

 マデライン家は、現在の王立図書館設立に多大な貢献を果たした一族である。代々、司書職を世襲しており、名誉職に過ぎない館長と違い、実質的な図書館の管理運営を行っている。

 

 「若いのに大したものじゃて」

 

 「いえ、そんな。ところで、本日はどういったご用件でしょうか?現在、図書館は、戦時中の人手不足のせいで、閲覧や貸出に大幅な制限がかけられていますが」

 

 「う~む、禁書の閲覧なんじゃが……」

 

 「申し訳ありませんが、禁書の閲覧には、王宮審議院と王家の許可が必須となります。これも戦時中ですので、審議自体がいつ行われるか、仮に行われたとしても、ここ二百年ほどは、許可が下りたという例はありません」

 

 言葉は丁寧だが、断固とした結果を伝えるリーヴル。そんなところもいいのう、などと思うオスマン。それを見ていたテクストの視線が鋭さを増す。慌てて視線をそらしたオスマンが、ごまかすように言った。

 

 「ま、まあ、しょうがないのう。閲覧申請は、戦後出すとして、ちと館内を見てまわってもよいかのう?」

 

 「あ、はい。一部施錠されている区画を除けば、館内の閲覧は問題ありません。もし、よろしければ、ご案内いたしますが?」

 

 「いや、それには及ばんよ。この図書館のことなら、こういってはなんじゃが、きみよりも詳しい自信があるからのう」

 

 「……わかりました。わたしは、司書席におりますので、何かありましたら、仰って下さい」

 

 

 

 親切な言葉に礼を言いながら、図書館の奥へと歩いて行くオスマン。それを静かに見送るリーヴル。そんな主にテクストが言った。

 

 「いいのかい、マスター? あのご老体、おそらく、まるで諦めていないと思うが」

 

 「ええ、大丈夫よ、テクスト。まだ、その時ではないのだから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それにしても、マデライン家の当代が、あれほどの器量よしだったとはのう。わしがここに通いづめだった頃は、枯れ過ぎの婆さんが切り盛りしておったもんじゃが」

 

 図書館二階にある稀覧書関連の書棚を横見しながら歩くオスマン。ふと気になった一冊を手に取る。表紙には、「始祖に従いし四の使い魔」とある。ブリミルの四体の使い魔について記した研究書のようだった。軽く流し読みするが、学院所蔵の研究書と大差ない内容だ。

 

 「稀覧書扱いの本では、この程度かのう」

 

 オスマンは、失望したように書籍を棚へ戻す。その時、オスマンのローブの袖口から小さい何かが、書棚の隙間に入り込んだ。

 

 「……」

 

 書籍を戻したオスマンは、軽く伸びをすると言った。

 

 「無駄足ではあったが、久しぶりの王立図書館じゃ。最近流行りの本でも見ていくかの」

 

 その後、オスマンは、小一時間ほど館内を散策した。最後に司書席にいたリーヴルにちょっかいを出して、テクストの三回転捻り跳び膝蹴りを食らってから、王立図書館を辞した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ――その日の深夜。

 

 王立図書館二階の窓近くに浮遊する人影があった。ローブを頭までかぶったオスマンだった。小さな採光用の窓をノックすると、金属音と共に鍵がはずされる。オスマンが窓を開くと、小ネズミが飛び出し、オスマンの肩に乗る。彼の使い魔、モートソグニルだった。

 

「おうおう、ようやったぞ、モートソグニルよ。さすがはわしの使い魔じゃ」

 

 王立図書館のすべての外窓には、対アンロック用の防御魔法が掛けられていたが、内側からは、自由に開けることができた。以前にも侵入したことがあるオスマンには朝飯前の芸当だった。完全に無人となっている図書館に降り立つオスマン。吹き抜けの大天窓から双月の月光が降り注いでいるため、館内は淡く照らし出されていた。

 

 「この雰囲気はやはりいいのう。年甲斐もなく昂るわい」

 

 無人の館内を進むオスマン。やがて一番隅の書棚のとなりにひっそりとたたずむ古ぼけた扉の前に立つ。扉には掠れたプレートが掛けられており、「此より先禁書区画につき立ち入りを禁ず」と記されていた。

 

 「アンロック」

 

 王国最高位のメイジが唱えたアンロックによって、解錠される扉。オスマンが取っ手を掴み、押し開くと、内部からカビ臭い空気と共に濃密な魔力が溢れ出す。

 

 「ぬう、これが古き本に宿る魔力か、これほどとはのう」

 

 「古き本」それは長い年月を経たメイジ執筆の書籍自体が、魔力や意思を持った魔性の本である。時には、人間に害をなすこともあるそれらを狩り出し、管理する事こそが、マデライン家の真の役目だった。オスマンは、懐に忍ばせていた小さな銀の鈴を鳴らす。

 

 

 リィィィィィン

 

 

 染み渡るような音色と共に魔力のプレッシャーが弱まる。

 

 「こいつを持ち出して来て、正解じゃったわい」

 

 オスマンが持っている鈴は、学院の秘宝のひとつであり、「魔封じの鈴」と呼ばれていた。物理攻撃を除く魔力干渉を封じる効果を持っている。鈴を頼りにして、静かに禁書区画に入るオスマン。区画は、想像以上に広いようだった。

 

 「さて、この中からお目当てを探す訳じゃが、せっかく禁書区画に入ったんじゃから、色々と見てみるかのう」

 

 オスマンは区画の書棚に納められている禁書の中から、特に強い魔力を発しているものを数冊取り出した。

 

「高等学院と悪魔」、「マジカルスクールコンプレックス」、「限りなく広がる大空」、「ブレードオブレッドアイ」、「英霊の宴」、「神喰らい」、「妖精の伝説」、「マジカルガール☆ハーデスサタン」等々。ほとんどが幻想文学に類するもので、研究書や歴史書は見られなかった。

 

 「ふ~む、確かに興味深い内容ばかりじゃが、ブリミルには関係ないのう……」

 

 「おじいさん、ブリミルの本を探しているの?」

 

 

 バッ

 

 

 突如、背後から聞こえてきた幼い声に、オスマンは反射的に横跳びに距離を取り、振り向き様に杖を差し向ける。

 杖の先にいたのは、幻想的な姿をした少年だった。

 

 「クスクス、そんなに驚かなくてもいいのに。僕の名前は、ダンブリメ。この区画で二番目に古い本から生まれたんだ。探してる本があるなら力になれるよ」

 

 ダンブリメと名乗った少年は、オスマンの身長より高い位置に浮遊しており、その体はわずかに透けていた。

 

 「古き本は、時として意思すらも持つと聞いてはいたがのう。司書の真似事までしてくれるとは」

 

 「フフフ、でもタダじゃあ、無理だよ、おじいさん」

 

 ダンブリメの目が怪しく光る。それを見たオスマンの体から、力が抜けていく。いや、魔力そのものが抜け落ちていくようだった。

 

 「ば、ばかな、「魔封じの鈴」が効かん!?」

 

 「当然だよ。僕はおじいさんが生まれる前から、その小さな鈴が作られる前から、ずっと存在しているんだから」

 

 「な、なにが、目的じゃ!?」

 

 疲労感から片膝を突いたオスマンが詰問する。ダンブリメが余裕の表情で答える。

 

 「おじいさんは、気づいたかな?禁書区画の古き本のほとんどが未完成、つまり絶筆書籍だって。僕たちはね、物語として完結したいんだ。おじいさんがもう少し若ければ、別の方法もあったんだけど、まあ、端役ぐらいしか割り当てられないだろうから。そのかわりに魔力をもらうね」

 

 朗らかに言うダンブリメ。スクウェアメイジであるオスマンですら、ダンブリメが展開する強力な魔力結界には、抗えなかった。

 

 「さて、それじゃあ最初の質問の答えを聞いておこうかな。おじいさんは、ブリミルの本を探しているの?」

 

 「そ、そうじゃ……い、「異伝ゼロ・ファミリア」という……本じゃ」

 

 息も絶え絶えと言った有様で答えるオスマン。題名を聞いたダンブリメの雰囲気が若干変化する。

 

 「へぇ、あの本に興味を持つ人間は、いつ振りだろう。でも、僕はあんまりオススメしないかな」

 

 「こ、ここに……あるのか……」

 

 「もちろん、あるよ。区画の一番奥にね。でも、今は僕の依代だから、おじいさんには絶対に手に入れられないよ」

 

 「……そうか」

 

 ダンブルメの言葉を聞いたオスマンが、懐から丸薬を取りだし、口に放り込む。魔法学院の秘宝のひとつ、「回魔の丸薬」である。使用者の魔力を瞬時に回復させる秘薬中の秘薬だが、凄まじく不味い。はしばみ草を極限まで凝縮したような苦味が、オスマンの口に充満するが、失われた魔力が瞬く間に回復する。

 

 「そんな物まで、持っていたんだ。でも、いくら回復しても僕の力からは逃れられないよ」

 

 「それは、どうかのう? モートソグニル!」

 

 「ちゅー!」

 

 主の言葉を受けたモートソグニルが、オスマンの頭のてっぺんにたつ。

 

 「それがおじいさんの切り札? かわいい小ネズミになにができるの?」

 

 嘲笑うダンブルメだが、小さなモーソトニグルから強い魔力を感じる。見ると、モートソグニルの小さな額に亀裂が奔り、なんと第三の目が出現したのだ。

 

 「ま、まさか、そのネズミは?」

 

 「そうじゃ! 「魔吸鼠」の末裔じゃ!」

 

 魔吸鼠とは、古の大メイジたるオールド・オットマン卿が、品種改良と魔力注入によって創造した生きた魔力タンクともいうべき生物だった。ほぼ無尽蔵の魔力を蓄えることができ、周囲のメイジに供給する事が出来たといわれているが、オットマンが弟子に暗殺されたため製法が失われ、幻の存在と化していた。

 

 「で、でも魔吸鼠の能力は、魔力を回復するだけだ。それだけじゃ僕には………」

 

 「モートソグニルの真の力は、それだけではないぞ!! わしと使い魔の絆で結ばれたモートソグニルは、自身の身に蓄えた魔力を、わしの魔力に上乗せする事ができるのじゃ!!」

 

 モートソグニルが、三十年をかけて自身に蓄えた魔力総量は、トライアングルクラスに達していた。それを主であるスクウェアメイジのオスマンに上乗せする。トライアングルとスクウェアの魔力の合力。

 

 本来であれば、存在し得ないペプタゴンクラスのメイジが、ダンブリメの眼前で立ち上がった。凄まじい奔流のような魔力が、ダンブリメの力を押し返していく。

 

 「そ、そんな、こんな魔力が……」

 

 先ほどまでの余裕が消し飛んだダンブリメ。それを追い詰めるオスマンが、苦しげに話す。

 

 「ぐぬう、さすがに老体には堪えるわい。すまないが、すぐに終わらせてもらうでな」

 

 オスマンが、詠唱をはじめると、さらに魔力が膨れ上がる。

 

 「待ってよ! 僕は、ただ自分の物語を完結させたいだけなんだ! だから……」

 

 「あーすまんのう。最近とみに耳が遠くなってのう。ま、悪いが、そういうことでな」

 

 詠唱が完了する。

 

 「ディメイション・ブレイド!!」

 

 

 キィン

 

 

 オスマンの杖の先端に虹色に輝く魔力の刃が形成される。その刃を袈裟切りに振るうオスマン。ダンブリメは、刃が届く範囲の遥か後方に居たが、空間を超越した刃は、彼の非実体の肉体を魔力結界ごと斬り裂いた。

 

 「そ、そんな、この僕が、二千年の間、存在し続けてきた僕が、こんなじじいに……」

 

 「二千歳の若作りじじいに言われたくないわい」

 

 ダンブリメは、魔力結界とともに姿を消した。それと同時に禁書区画に充満していた「古き本」の魔力も薄まっていく。

 

 「ふーい、なんとかなったかのう」

 

 「ちゅ~……」

 

 蓄えた魔力を放出したモートソグニルがオスマンの頭から、転げ落ちる。慌てて両手で受け止めるオスマン。

 

 「ようやったぞ、モートソグニル。後で最高級のマヒワリナッツを、たんと食わしてやるからのう」

 

 オスマンが、ダンブリメが居た場所の後方に目をやると、それまで見えていなかった区画の最奥に、書物用の台座が鎮座していた。その上には、一冊の本が安置されている。疲れ果てたモートソグニルを肩に乗せながら、台座に近づくオスマン。

 

 「悪いことはいわない。それを読むのはやめたほうがいい。きっと後悔することになるよ」

 

 オスマンの背後から、消えたはずのダンブリメの声が響く。正面を向いたまま言葉を発するオスマン。

 

 「さずがに二千年を経たというだけあって、あれを受けても消滅しなかったようじゃな。しかし、拠代から追い出された以上、おぬしに出来ることはもうあるまいて」

 

 台座から「異伝ゼロ・ファミリア」を取り上げるオスマン。姿の見えないダンブリメに決然とした声で言う。

 

 「それに、どうせなら知って後悔するほうが、億倍マシじゃ」

 

 「……そう」

 

 それを最後にダンブリメの気配は完全に消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 「さ~て、早速拝見させてもらおうかのう。この図書館で最古の書を」

 

 禁書区画から、一般区画に戻ったオスマンが、閲覧用の机に座り「異伝ゼロ・ファミリア」を開く。最古の本にしては、その装丁は意外なほどしっかりしていた。最初のページには、こう記されている。

 

 --我が著述が、ブリミルの真の偉大さを後世に伝える一助とならんことを願う。

 

 「序文は、世によくあるブリミル研究書と大差ないのう……!!」

 

 オスマンの目は、序文の下に記されていた筆者のサインに釘付けとなる。

 

 「なん……じゃと……」

 

 

 --フォルサテ・シモン・ぺテル

 

 

 それは、始祖「ブリミル」の直弟子であり、ブリミル教の教祖にしてロマリアの祖王の名であった。

 

 

  

 

  

 

 

 




断章之陸をお送りしました。

今話のリーヴルやテクスト、ダンブリメはPS2用ゲーム、ゼロの使い魔「迷子の終止符と幾千の交響曲」から出張してもらいました。ゲームから大分改変してしまいましたが、いかがでしょうか?

ご感想、ご批評よろしくお願いします。

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