第二十五話 流れるT/始まる物語
エターナルの物語を無事、解決した無名はドクタープロスペクトが管理していた孤島をガイアメモリやドライバーの研究施設として運用していくことに決めた。
ミーナ達、ヴィレッジのメンバーは屋敷の使用人として雇い入れている。(ミーナもメイドとして頑張っている。)
そして、その施設の警護にNEVERを雇い入れた。
克己自身がそう願ったことにより話はとんとん拍子に進んだ。
琉兵衛もその結果に満足すると僕をここのメモリ研究のトップとして就任させた。
そして、獅子神とサラは其々風都以外の都市のガイアメモリ流通の責任者として選ばれた。(原作で言う冴子の立場)
元々研究用に多数の機材があり、ガイアメモリやドライバー研究に転用できる物もあったため研究は順調に進んでいった。
そして、財団製のロストドライバーを研究した結果、
遂に納得できるガイアドライバーが完成した。
名前は
メモリを横から装填し手で倒す事で変身できる。
(ロストドライバーと逆の変身手順)
性能も大幅にアップした。
先ずは稼働限界が無くなり、メモリの浄化率も初期のガイアドライバーを越える代物となった。
ドーパント版Wドライバーと言っても良い出来だ。
しかし、まだ試運転段階のため園咲家の面々は使わず僕ら幹部が使用している。(体の良い実験とも言えるが)
僕達がエターナル編を進めている間に原作も進んでいた。
何とビギンズナイトが、終わってしまったのだ。
結果は全く変わらず、鳴海 荘吉が死に、フィリップと左 翔太郎が文音の用意したWドライバーで変身して仮面ライダーWが誕生した。
そして、彼等は無事に冴子とミュージアムからの逃亡を成功させた。
結果、冴子は琉兵衛から叱責を受けたらしくその事で冴子から電話で愚痴を言われた。
そんな事もありつつ僕は孤島で研究三昧の生活を送っていた。
何故なら、琉兵衛により新たな命が下ったからだ。
来人がいなくなり新規のメモリが作れなくなったことの解決策の提案である。
地球の記憶と繋がれる存在である来人を失ったのは、ミュージアム側からしたら相当に重い出費だ。
何とか現状を打開したいのだろう。
そして、それは僕のしたいもう1つの研究にも関わっていたので解決策を模索した。
と言っても来人がいない以上、メモリ生産は絶望的だろう。
"星の本棚"と呼ばれる地球の記憶が集約された空間、そこに入ることが出来なければガイアメモリを新たに作ることなど不可能だからだ。
此方に関しては少し賭けの部分が大きい。
誰が協力してくれるのか分からないからだ。
ミュージアムのコネを使いその人物がいるのか調べ始める。
そして、それが終わるまでの間に
手に持つこの"メモリ達"を使うユーザーを探す。
結果からするとすぐに見つかったが問題があった。
その人物と会う手段が無いのである。
名前は分かるがその居所は一切不明だった。
その事を島を警備していたNEVERの一人である芦原に伝えると思わぬ答えが返って来た。
「昔のツテですが、もしかしたら会えるかもしれません。」
僕が探すように頼んだのは人物は裏社会の人間、殺し屋と呼ばれる存在だ。
名前は"
そして、彼は僕の持つ二本のメモリの適合者でもあった。
その一つ「C」のイニシャルを持つメモリ、そして最後は妙に機械的な見た目の「R」のイニシャルを持つメモリだった。
少しすると芦原が部屋にやってきた。
「失礼します無名様。
ご要望のあった男ですが会う約束を取り付けられました。」
「それは良かったです。
時間と場所は?」
「明日の夜、
水音町、風都の隣にある街でその広さと水の多さから"第二の風都"や"水の町"とも言われている。
「分かりました。
先方に了承の返事を送ってください。」
「分かりました。
では失礼します。」
そう言うと芦原は部屋を出ていく。
すると、部屋にリーゼが入ってきた。
「リーゼ....お前も行きたいのか?」
その問いにリーゼは鳴き声で答える。
(リーゼの力も見てみたいしここは連れていってみるか。)
僕はリーゼを連れて水音町に向かうのだった。
Another side
「俺と接触したい奴がいるだと?」
電話してきたのは仕事仲間である傭兵、芦原 賢だった。
何でも擬似的な不死を獲得した存在でとある戦場で共に仕事をした時も、その異質な強さには驚かされた。
久し振りの連絡で仕事の相談かと思ったら、会わせたい人物がいると言う話だったわけだ。
芦原が紹介したいと言う人間に興味があり普段は顔を会わせるなどしない俺はその提案を受け入れた。
「良いだろう場所は水音町のアクアタワー、時間は夜それでどうだ?」
「確認する。」
そう言うと電話が一度切れる。
俺は整備していたライフルにもう一度手を掛ける。
俺の仕事はスナイパーだ。
水音町を待ち合わせにしたのもターゲットがここに現れるからだった。
「しかし、殺し屋に会いたいとは一体どう言う了見なんだ?」
その疑問が解けない中、再び携帯が鳴る。
出ると芦原だった。
「こちらは問題ないそうだ。」
「そうか、それでは明日の夜を楽しみにしているよ。
...あぁ、そうだ。
会いたいと言うクライアントの名前は何と言うんだ?」
その問いに芦原は答える。
「無名と言う青年だ会えば分かる。」
そう言うと芦原の通話は切れるのだった。
「相変わらず、お喋りが嫌いな男だ。」
俺はそう思うとライフルの整備に勤しむのだった。
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