もう一人の悪魔   作:多趣味の男

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W×OOO 38.巨悪と平成

 

園咲 琉兵衛(テラードーパント)井坂 深紅郎(ウェザードーパント)加頭 順(ユートピアドーパント)の登場はキースにとって完全に計算外の事態だった。

 

本来ならば幽閉した仮面ライダーを一人ずつ処刑していく手筈だったがもうそれは出来なくなっていた。

その理由は彼が融合を果たしていたマゴニアにあった。

 

(先程からマゴニアに供給されるエネルギー量が少なくなっている。

このまま奴らの相手をするには時間がかかる。

チッ!……これでは最初の頃のようには戦えないか。)

 

キースがエデンメモリを十全に使えているのは融合したマゴニアの恩恵があった。

そして、そのマゴニアもグリードの肉体を依り代にアルケが作り出したモノリスから供給されるエネルギーを利用していた。

 

(風都に展開したモノリスは正常に稼働している。

破壊されたのは別の街に仕掛けた"2つのモノリス"。

しかし、どうやって破壊した?

生半可な方法では触れる事すら出来ない筈だが……)

 

そう思案しながらキースはマゴニアの力で錬成していた分身を消す。

(今は余計な所にエネルギーを使っては入られない。

一度、エデンメモリを使いマゴニアを強化しなければ………)

 

キースはマゴニアまで飛んでいき内部へ吸収されるとエデンメモリの能力を使いその姿を変異させていく。

左右から金色のエネルギーが流れている岩石の腕が現れると右腕に巨大な刃と左腕に砲台が現れる。

そして、中心部から巨大なエデンドーパントの頭部が現れるとその瞳に光り灯った。

 

変化が完了したマゴニアからキースの声が聞こえてくる。

『お遊びは終わりだ。

貴様らをこれ以上生かしておくと何が起こるか分からないからな。

この風都ごと貴様らを始末してやる。』

 

すると、マゴニアに向けてテラーフィールドが展開し島を飲み込もうとするがその前にマゴニアから放たれた金色のエネルギーがテラーフィールドを貫き消滅させた。

 

「ほぅ……私のテラーの力すら消し去るとはやるじゃないか。」

『まだだ。

アルケ様…エデンメモリよ"私に怪人を生み出す力"をぉぉぉぉ!!』

 

アルケがそう叫ぶとマゴニアの中心が光り金色のエネルギーが地面へと走り抜けていく。

金色のエネルギーはまるで地面に亀裂を与える様に広がるとそのエネルギーから新しい怪人が生成されていく。

その量はこれまでのモノリスやアルケの装置から生成される怪人よりも大量だった。

 

「なんて量だ。」

驚愕する照井の近くでG3Xの通信装置から氷川に向けて連絡が入る。

『大変です氷川さん!!

風都市全域に大量の怪人が出現しています。』

「まさか!?……市民への被害は?」

『今は何とかなっていますがこれ以上、増え続ければ市民の被害だけでなく街そのものが完全に怪人の手中に収められてしまいます。』

 

それを聞いた氷川は周囲の仮面ライダーに声を掛ける。

「皆さん!!

あのドーパントの力で町に大量の怪人が現れました。

速く対処しないと街の人に被害が起きてしまいます。

どうか僕達と一緒にこの町を守ってください!」

その言葉にまず答えたのはNEVERのサブリーダーである泉 京水だった。

 

「なら、私達は町の守備に回るわね。

克己ちゃんはあのおブス(キース)を倒して決着をつけに行って……」

「お前達……分かった。」

 

その次に答えたのは医者である仮面ライダーエグゼイド"宝生永夢"だった。

「なら、俺達はこの街を守ります。

これ以上、この街で患者を増やす訳には行かないですから」

魔法使い(ウィザード)も力を貸すよ。」

 

次に答えたのは照井だった。

「俺は……キースとの決着を付ける。

早く元凶を潰さないといけないからな。」

「俺も手を貸そう。」

 

荘吉がそう言って照井と克己の隣に立ったそのタイミングで園咲 琉兵衛ら3人の怪人が降り立つ。

「我々も手を貸そう。」

「………貴方達は元々、この風都に悪意をばら撒いていた。

それなのに信じろと?」

 

氷川の問いに園咲琉兵衛は答える。

「確かに私はこの街を一度、破壊しかけこの命を終えた。

だから、信じろと言っても無駄なのは分かっている。

故に行動で示させて貰う。

安心したまえ……この戦いを終えたら私は君達の元へ出頭する。

私の大切な家族の為にね。」

園咲琉兵衛の瞳に宿っていたのはかつての狂気と野望に燃えた炎ではなく家族の為にこの街、風都をただ守りたいと言う思いだけだった。

 

その目を見た氷川は決断する。

「分かりました。

今は貴方達を信頼します。

お願いします一緒にこの街を守ってください。」

氷川は園咲琉兵衛達に誠心誠意頭を下げた。

 

その姿を見た園咲琉兵衛は微笑む。

「君のような警察官がこの風都に来てくれて私は本当にうれしいよ。

さて、井坂君、加頭君……君達もそれで良いかね?」

「フフッ……そんなに威圧しなくても構いませんよ園咲さん。

正直、仮面ライダーとの共闘は虫唾が走りますがあの男(キース)の目論見通りに計画が進むのはもっと耐えられませんからねぇ。」

「私も……冴子さんが安心して生きる事の出来る世界を手に入れる為にはあの男は邪魔です。

彼女の平穏の為ならば私もその計画に乗ります。」

園咲琉兵衛の問いに答えた井坂と加頭を見て彼は笑いながら告げた。

「あっはっは!!ならば我々はあの城の攻略に手を貸そう。

どの道、あの男(キース)と戦うのならばあの城を攻略しなくては話にならない。」

 

琉兵衛の言葉を受けて加頭が提案を行う。

「では、ここは戦力を分けましょう。

あの城に近付くのが困難なのはあの膨大な兵器のせい……ならば外からあの城を崩しながら内部に侵入し同時に叩けば確実に破壊出来るでしょう。」

「ならば、私や琉兵衛さん、それに貴方(加頭)は見せ札も兼ねて外から攻撃した方が良いでしょう。

威力もそうだが我々の攻撃は派手だ。

目眩ましにも丁度いい。

後は内部に入るメンバーですが"3人"では少し弱い。

もう少し欲しいですねぇ。」

 

「なら、俺達が行きます。」

そう言って前に出てきたのは仮面ライダーバース変身者である"後藤 慎太郎"と仮面ライダードライブ変身者の"泊 進ノ介"だった。

「俺達二人が行けば戦力としては十分ですし照井警視との連携も出来ます。」

 

二人にそう言われた照井は覚悟を持って告げる。

「分かった。

お前たちの力を借りるぞ。」

「「はい!!」」

 

「話は終わったか?」

そう尋ねてきたのは仮面ライダーに克己が逆に聞き返す。

 

「お前は何者だ?

俺達と同じ仮面ライダーの様に見えるが……」

「俺は通りすがりの仮面ライダーだ。

あぁ、覚えなくて良い。

お前達がマゴニアの破壊に動くなら俺はこの街を守ろう。

援軍を連れてきてやる。」

 

そう言いながら門 矢士は空間にオーロラカーテンを出現させる。

それを見た琉兵衛は声を漏らす。

「ほぅ……確かにその力があれば空間の移動が可能か。

それで、一体何人の援軍を連れてくるつもりかね?」

 

その問いに門 矢士は不敵な笑みを浮かべながら答える。

「敵が"遠慮"をしないんだ。

なら、俺も"遠慮"する必要はないよな?」

 

 

 

 

 

 

風都の上空に現れた巨大な島の化け物。

その化け物が発したエネルギーに呼応して沢山の怪人が風都を覆い尽くそうとしていた。

現れる怪人に理性はなく純粋な破壊衝動に身を任せ暴れていた。

 

幸い、仮面ライダーや警察の活躍により市民の避難の大部分は完了していたがそれでも全てではなかった。

 

逃げ遅れた老人を守りながら避難所へ向かおうとする男性の前に怪人が現れる。

「あっ!?……お婆さん!

ここは、俺が足止めするから早く逃げて!」

 

この男は勇気がある人間ではない。

臆病で弱い只の人間だった。

 

そんな彼を変えたのが仮面ライダーだ。

街を守る仮面ライダーの姿を見て自分も誰かを守りたいと勇気を振り絞ったのだ。

男は老人を守る為、適当な木の棒を手に持ち怪人に殴りかかる。

しかし、その棒は簡単に防がれ逆に吹き飛ばされてしまった。

 

「ぐぁっ!?」

「あっ!?……私達のことは良いから早く逃げなさい!!」

 

老人が心配そうな声を上げるが男はそれでも立ち上がる。

勝てないなんて分かっている無謀だとも分かっている。

それでも、諦められない。

 

「俺……は…生きる。

でも、一人でじゃない。

仮面ライダーじゃないから怪人は倒せないけどそれでも俺は誰かを見捨てたくない!!」

 

そんな男の意思を嘲笑う様に怪人はその拳を振るった。

しかし、その拳は男に当たらない。

拳が振るわれる直前、突如現れた2人の青年が怪人を抑えていたからだ。

 

「コイツは俺達が抑えます。」

「だから、お婆さんを連れて早く逃げて!」

 

その言葉に従い男性は老人を起こすと一緒に離れていった。

それを見届けると掴んでいた怪人を離しその身体を蹴り距離をあける。

 

「いきなり、変なオーロラに吸い込まれたと思ったらまさか、翔一君と一緒に飛ばされるなんてね。」

「僕も驚きましたよ。

五代さん、冒険に行ってるって聞いてましたから……でもここに呼ばれたってことは」

 

「あぁ、また戦わないといけないみたいだね。

行こう、翔一君!!」

「はい!」

 

2人は其々、構えると腹部からベルトが出現する。

 

五代雄介からは古代の戦士が使った"アークル"が……

そして、津上翔一からは光の力により与えられた"オルタリング"が現れると五代は戦う闘志を漲らせ逆に翔一は無我の境地となり構えた。

 

 「「変身!!」」

 

その声と共に五代はベルドの左側に手を置き、翔一は両手でベルトの腰部分のパーツを押し込んだ。

 

すると、2人の姿は瞬く間に変化する。

五代は深紅の鎧を持つ赤き戦士"仮面ライダークウガ"へと変わり翔一は金色の鎧を纏った"仮面ライダーアギト"へと姿を変えた。

 

変身が終わると2人は怪人に向けて駆け出していった。

皆の笑顔を守るために……… 

 

 

 

 

「くっ……来るなぁ!!」

 

風都に作られた仮設避難所に入ってきた怪人に向けて男は後ろにいる老人や子供を守る様に声を張り上げる。

だが、その声を聞いても怪人は動きを止めず此方へと近付いてきた。

 

戦っていた仮面ライダーが急に消えたと思ったら怪人が現れ混乱していたがだからと言って何もしない言い訳にはならない。

男は懸命に拾った角材を構えながら後ろの人達を守ろうとする。

そんな男を守る様に二人の長髪の青年男が現れると怪人を押し留める。

 

「逃げて!」

「早く逃げろ!」

 

互いに非難を促すと二人の男の一人は"カードデッキ"をもう一人は古い"折りたたみ携帯型のデバイス"を取り出す。

「全く、いきなりこの世界に呼び出されたかと思えばこんな戦いに巻き込まれるとはな。」

 

携帯型のデバイスを持つ青年"乾 巧"(いぬい たくみ)の言葉にカードデッキを持った青年"城戸 真司"(きど しんじ)が答える。

「俺も驚いたよ。

まさか、ライダーバトルに参加してない仮面ライダーがいるなんて………」

 

二人の出会いは突然だった。

急にオーロラカーテンに巻き込まれて近くに転移させられた。

そこで暴れる怪人を目の当たりにして両者とも変身して危機を脱したのだ。

 

城戸からライダーバトルについて聞いていた乾は答える。

「そっちの世界も大変そうだな。

だが、今はコイツらを何とかしないとな。

協力して片付けるぞ。」

「オッケー!!

んじゃ、行くか。」

 

城戸はカードデッキを窓ガラスに翳した。

すると、窓ガラスに写る自分の腹部にドライバーが出現し装着されると現実でも城戸の腰にドライバーが現れた。 

対する乾は予め腰につけていたドライバーを確認すると携帯(ファイズフォン)を開き変身コードを入力する。

 

「5·5·5 ENTER」

「Standing by」

 

「「変身」」

 

「COMPLETE」

 

城戸がカードデッキをドライバーに装填すると鏡の中から赤いライダースーツを持った戦士が反射しながら彼の身体と合体し"仮面ライダー龍騎"へと変わる。

そして、乾もドライバーにファイズフォンを装填するとフォトンブラッドと呼ばれる赤く光るラインが全身を覆うと"仮面ライダー555(ファイズ)"へと変身が完了した。

 

「シャッ!!」

 

城戸は気合を入れると怪人に向かって構え、乾は手首をスナップさせると怪人に向かって走っていくのだった。

 

 

 

 

また、とある場所では暴れ回る怪人を一人の青年と鍛えられた肉体を持つ男性が取り押さえながら戦っていた。 

「うぇい!!……コイツら、やっぱり"アンデッド"じゃない!?」

「それに"魔化魍"でも無さそうだ。

おっ、少年!」

 

男は青年の後ろから近付く怪人にタックルを与え引き離すとそのまま青年は飛び上がり離れた怪人にキックを浴びせた。

「ありがとうございます"響鬼"(ひびき)さん。

でも、俺は少年じゃなくて"剣崎 一真"(けんざき かずま)って名前ですしそんな年でもないですよ。」

「あぁ、悪い悪い。

つい癖でな。

少年呼びが慣れちゃってて……っとどうやら、お喋りしてる暇はなさそうだ。」

 

次々と現れる怪人を見た剣崎と響鬼は覚悟を決める。

剣崎はスペードのエースの模様が描かれたカードを左手に持ったブレイバックルに装着するとブレイバックルから赤いベルトが展開する。

横にいた響鬼は腰から鬼の意匠が象られた音叉を展開すると先端の角を指に当てた。

 

キーン!!

 

澄んだ音と共に発生した音波を纏った角を額に向ける。

すると、響鬼の額に鬼の顔が浮かんだ。

剣崎は構えた左手を返しながらブレイバックルの右サイドにあるターンアップハンドルを引いた。

 

「変身っ!!」

「ターンアップ」

 

すると、ブレイバックルから青白い透明なエネルギー壁である"オリハルコンエレメント"が展開される。

響鬼は全身が紫色の炎で燃え上がる。

 

両者はまるで示し合わせた様に走り出した。

剣崎は展開されたオリハルコンエレメントを通り抜けると

"仮面ライダーブレイド"に変身した。

 

「はっ!!」

 

響鬼は全身の炎を払うと"仮面ライダー響鬼"へとその姿を変えるのだった。

そして、"ブレイラウザー"と音撃棒烈火"を構えながら怪人に立ち向かっていった。

 

 

 

 

次々と現れる怪人の中心で3人の青年が戦っていた。

一人は冷静に的確に現れる敵の攻撃を回避し反撃を加えていく。

その後ろで二人の青年は現れる怪人を押しながら倒れている人達を助けていった。

 

「全くキリが無いな。

このまま戦ってもこちらの形勢が悪くなるだけか。」

独り言ちるこの青年は天道 総司(てんどう そうじ)

彼は共に戦う2人と同じくいきなり転移されたのだった。

(確か、あの二人は"野上 良太郎"(のがみ りょうたろう)"紅 渡"(くれない わたる)と名乗っていたな。

2人とも戦う覚悟は出来ているが戦闘スキルが伴ってないな。

特に野上は体力が低い。

このままでは手痛い一撃を貰うぞ。)

 

そう戦いながら分析した天道は何時でも援護が出来る様に野上の方へ近付こうとしたら、彼の身体に衝撃が走る。

まるで、何かが体内に入った様な動きをすると野上の動きが急に良くなり怪人を殴りつけ始めた。

 

「オラッ!!……へっ!何だよ弱いじゃねぇか。

こんな雑魚に殺られそうになってんじゃねぇよ良太郎!!」

 

赤いメッシュが入った野上は粗暴な動きで怪人を殴り続けていた。

(あれはどう見ても先程の野上ではない。

ならば、奴は操られているのか?)

そんな事を考えていると野上は渡の元へ駆けていくと苦戦していた怪人を殴り飛ばし彼を助けた。

 

「ボケっとすんな!!

弱くても数が多いんだよ。」

「あっ、ありがとうございます野上さん。」

 

渡を助ける姿を見た天道は呟く。

「おばあちゃんが言っていた。

誰かを知りたいと思うのならばそいつの行動を見ろ。

口では騙せても行動は騙せない。

お前は信用するに値する。」

 

そう言いながら野上と渡の元へ駆け寄った天道は右手を構えた。

すると、亜空間からカブトムシの形をした深紅のデバイスが彼の手に収まる。

「あのキザ野郎、赤いカブトムシ掴んだぞ!?」

 

驚愕する野上を他所に渡も大声を上げる。

「キバット!!」

「よっしゃあ、キバって行くぜ!」

 

「今度は坊主がコウモリ呼び出した……って喋るのかよ!?」

「何だよコウモリが喋っちゃダメなのか?

それに俺には"キバットバット三世"っていう立派な名前があるんだぜ?」

 

「うぉっ!?近付いてくんじゃねぇ!?」

「キバット!いいから行くよ。」

「おぅ!んじゃ改めてキバって行くぜ!」

 

キバットが渡の手に収まると渡るの手に噛み付く。

「ガブッ!!」

すると、キバットが噛んだ手を中心にステンドグラス調の紋章が浮かび上がり腹部には深紅のドライバーが出現した。

 

「「変身」」

 

変身の声と共にカブトゼクターとキバットがドライバーに装填されると全身が変化していく

天道は"仮面ライダーカブト"、"仮面ライダーキバ"への変身が完了するのを野上は呆然としながら見つめていた。

 

「キャストオフ」

 

天道がカブトゼクターの角を展開すると全身を覆っていた鎧がパージされ深紅のボディが姿を現す。

 

《b》「"CHANGE BEETLE"(チェンジ ビートル)

 

天道が姿を変えたところで我慢出来なくなった野上が前に出てくる。

「テメェら俺よりも目立ってんじゃねぇ!

良いか?主役はこの俺だ!!」

 

野上はそう言うと左手から取り出したドライバーを腰に巻き付ける。

そしてドライバーについた四つのボタンから赤色を押す。

変身待機音が流れると野上は右手に持ったライダーパスを勢い良くドライバーにスキャンした。

 

SWORD FORM(ソードフォーム)

 

野上の身体に素体となる"プラットフォーム"が装着されると上半身に赤いアーマーと頭部に桃のシルエットをしたパーツが設置されるとそれが2つに割れバイザーとなった。

 

"仮面ライダー電王 ソードフォーム"へと変身が完了すると野上の身体に憑依した"イマジン"であるモモタロスが話し始める。

 

「俺っ!参上!!」

 

「っかぁ!!やっぱりコレやると閉まるよなぁ。

俺が主役って感じがして良いじゃねぇか。

良しっ景気良く怪人をバッタバッタとぶっ倒してやるかってうぉっ!?」

 

モモタロスがそう言って戦闘を始める前に天道と渡は戦闘を開始していた。

「前置きが長い。

敵は待ってくれない……さっさと戦え。」

「すいません。

ちょっと敵の勢いが強いんで先に戦ってます。」

 

二人の言葉を聞いたモモタロスは驚愕する。

 

「はぁ!?テメェら好き勝手言いやがってぇ。

上等じゃねぇか!

だったら、お前等よりも怪人をぶっ飛ばして俺が一番目立ってやらぁ。

良いか怪人ども俺に前振りはねぇ。

最初から最後までクライマックスだぁ!!」

 

「お前、お喋りが好きな奴だな。」

「うるせぇキザ野郎。

行くぜ行くぜ行くぜぇぇ!!

 

モモタロスは天道に悪態を付きながら怪人へと向かっていくのだった。

 

外伝 続編の投稿に関して

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