それでは本編どうぞ!(もちろん上の話は本編に一切関係ないですごめんなさい)
宮下さんと天王寺さんを新しくスクールアイドル同好会に迎え入れ、これからミーティングを始めるわけだけど……
「先程2人はスクールアイドル同好会は何するのか……と言ってましたが……もちろん、やりたいことはあるんですよ!!」
「やりたいこと?」
「それはもちろん……これです!」
そう言いながらかすみちゃんはホワイトボードにデカデカと“ライブがやりたい! ”と書いた
「スクールアイドルなんですから、やっぱりライブですよね!」
「結局まだやってないもんねぇ〜」
かすみちゃんが書いた内容を見て、しずくちゃんと彼方さんが肯定的な意見を述べ、それに続いて他のみんなも異論のない表情を見せた
「ですので、どんなライブにしたいのか皆で意見を出し合いましょう!」
「そうっすね、つーわけで何か意見のある人は遠慮なくどうぞ」
「はいはーい! かすみんは〜……かすみん全国ツアーがやりたいです!」
せつ菜ちゃんと時雨くんが皆に意見を求めるとすぐさまかすみちゃんが手を挙げながら自分の意見を言った
「いきなり何言い出してんだよお前は」
「むっ……! いいじゃん別に! かすみんの可愛さを世界に知らしめるんだから!」
「でも、かすみちゃんらしくていいと思うよ」
「さっすが侑先輩! 分かってますねー! シグ助なんかとは大違いです!」
「ひでぇ言い草だなおい」
かすみちゃんの案にツッコミを入れた時雨くんだったけど侑姉がかすみちゃんの案に賛同した事により辛辣な言葉を吐かれてしまった。
まぁでも俺もかすみちゃんらしくていい案だと思うな、実現するかどうかは別としてね。とりあえずホワイトボードに候補の1つとして書いとこう。
「それじゃ他になにか意見がある人は……」
「私はみんなと輪になって踊りたいな〜」
「そうだ! ミュージカルみたいに曲の間にお芝居を入れるのはどうでしょう?」
「彼方ちゃんはお昼寝タイムが欲しいなぁ〜……」
俺がかすみちゃんの案をホワイトボードに書いたのを確認した侑姉が他の人に意見を求めるとエマさん、しずくちゃん、彼方さんが発言したので俺はすかさずホワイトボードに書いていくことに。
「私も思いついたのですがいいでしょうか!」
「せつ菜ちゃんも? もちろんいいよ」
「はい! みんなの大好きを爆発させるのはどうでしょう! 火薬もドーンと派手に使いたいです!!」
「わお、1番凄いの来たなあ」
せつ菜ちゃんの案に思わずそんなことを呟いてしまった。流石に個性的すぎる……いや、待てよ? 爆発の中から俺が颯爽と現れて決めポーズをする…………これはこれでカッコイイしアリかもしれないな……
「か、火薬を使うのはちょっと怖いかも……」
なんて事を考えてたら歩夢ちゃんが火薬を使うという案に対して危険だからか抵抗のあるような反応をした。そりゃそうだよね、そもそもステージに立つのは俺じゃなくて歩夢ちゃんなんだし。
それにそんな演出なんてなくても俺は十分カッコイイからね!! 皆もそれは分かってるはずだよ!! ……多分
「あはは……そうだ、歩夢は何かあるかな?」
「私? うーん……私はかわいいのいいな。例えばピンクいっぱいのステージとか……」
「なるほど……確かに歩夢ちゃんらしくていいと思うな」
「ほ、ほんと……? 変じゃないかな……?」
侑姉に問いかけられた歩夢ちゃんは自分の意見を出し、俺は賛同の言葉を述べる。しかし歩夢ちゃんは自信が無いのか少しばかり不安な態度を見せる。
「そんな事ないよ、俺はそのステージで踊ってる歩夢ちゃんを見たいもん!」
「柚月の言う通りだよ、だって歩夢は可愛いんだから!」
そんな不安そうにしている歩夢ちゃんに対して俺と侑姉が励ましの言葉を向けた
「そ、そうかな……ありがとう」
俺と侑姉の2人の言葉を受けた歩夢ちゃんは先程まで不安げな表情を浮かべていたが、今はその表情も晴れやかになっていた。
「すごい白熱してる」
「ほんとだね〜……」
俺たちが会話に夢中になってる間、天王寺さんと宮下さんのそんなやり取りが聞こえてきた。完全に蚊帳の外になっちゃってるし……悪いことしたな
「それにしても、皆言ってる事バラバラなのに……凄いやる気だね」
「「「あ…………」」」
宮下さんの何気ない発言に、俺を含めた皆が思わず図星を突かれたかのような反応をしてしまう
「あれ? アタシなんかまずいこと言っちゃった?」
「いえ、まぁ宮下さんの言う通りなんで……あんま気にしないでください」
そんな空気を感じ取った宮下さんは申し訳なさそうにし、時雨くんが宮下さんの発言にフォローを入れる。
「あはは……そうだ。2人は何か案はあるかな?」
侑姉は宮下さんと天王寺さんの2人にもどんなライブがいいか聞いてみる。確かにこの2人の意見も気になるね。
「ん〜……なんだろうなー……」
宮下さんは質問されると腕を組みながら考え込む、すると何かを思いついたようにハッとする。
「そうだ! アタシはとにかく楽しいのがいいな!」
「楽しいか……うん! 良いんじゃないかな」
「そーっすね、アイドル側も観客側もまずは楽しむことが第一っすから」
「はい! 初めは人も集まらないかもしれませんが、いつかはファンの皆さんの前で歌えるといいですね!」
宮下さんの楽しいライブがいいという発言に、みんなは納得したような表情を見せた。確かにそれが1番大事かもしれないからね。
「……それで、天王寺は何かあるか?」
宮下さんの意見を聞き終わった後、時雨くんが天王寺さんに問いかけた。
「私は……どうだろう……まだ分からないかな」
「そっか。ま、それはゆっくり考えりゃいいさ。別に今すぐ答えを出す必要はねーよ」
「……うん、そうする」
どうやら天王寺さんは自分の中での“やってみたいライブ”の答えが出てこないようだ。まぁいきなり聞かれてすぐに出てこないのも無理はないし時雨くんの言う通りゆっくり考えてもらうのがいいか。
そして時雨くんは天王寺さんの事を気にかけてるけど……この2人は思ったより仲がいいんだな。
「それにしても、沢山案が出たね」
「うん……これだけあると迷っちゃうなぁ」
ホワイトボードにまとめたものを見返してみるとすごい数になっていた。まぁみんながそれぞれ案を出してくれたんだしそうなるよね。
全部興味深いしこの中から選ぶってなると侑姉の言う通り迷ってしまう。全部出来たらいいんだけど……流石にそれは無理だよね。
「そうですね……まぁライブのことはおいおい考えるとしましょう。それよりも大事なことがありますからね!」
かすみちゃんがライブの話は一旦置いておこうと提案してきた。まぁいつまでも迷ってても仕方ないからね。 そしてライブのことよりも大事なことって一体なんだろう?
「それはズバリ特訓です! 応援してくれるファンのみんなを喜ばせるためには特訓を積み重ねなきゃいけませんからね」
「特訓かぁ……それってやっぱりダンスとか歌の練習になってくるのかな?」
「まぁ大きく分けるとその2つっすね。もちろんただ踊ったり歌ったりだけじゃなくてダンスには柔軟、歌には発声練習なども含まれてますけど」
特訓と言われてダンスと歌の2つが真っ先にでてきた俺に時雨くんが補足を付け加えた説明をしてくれた。
「ダンスかぁ〜……彼方ちゃんはそれをやってみたいかな〜」
「うーん……私は歌の練習をしたいかも」
ダンスをやってみたいと言う彼方さん、それに続けて歩夢ちゃんは歌の練習をやりたいと言う。
「そうだ! それならしばらくの間グループに別れてそれぞれやりたい練習をするのはどうかな?」
「なるほど、いい案ですね!」
「確かにそうした方が各々のモチベも上がるかもしれないし……オレも賛成っす」
エマさんが発案したグループに別れ、各々やりたい練習をするという意見にみんな納得する表情を見せた。人によって練習したいことは別だろうしその方がいいかもね。
「じゃあ私は歌の特訓の方を見ようかな。柚月にはダンスの方をお願いしてもいい?」
「うん、もちろんだよ!」
侑姉は自分は歌の練習を見ると言い、俺にダンスの練習を見てほしいとお願いしてきた。断る理由は無いので俺はもちろん承諾した。
ようやくサポーターらしい仕事がやってきたな……なんだかワクワクしてくるよ。
「ねぇねぇ! アタシ達は全部参加してもいい?」
「ええ、もちろんです!」
「やったぁ! 楽しみだねりなりー!」
「うん、ワクワクする」
宮下さんは、天王寺さんと一緒に全部の練習に参加してもいいかと訪ね、せつ菜ちゃんがそれを了承すると2人とも嬉しそうな反応をした。2人とも入部したばかりだからかやる気に満ち溢れてるな。
「さーてと、柚月さんと侑さんが見てくれるみたいだし、オレはどうすっかな……」
やる気に満ち溢れてる宮下さん達を眺めてると時雨くんがそんなことを呟いた。確かに俺がダンス練習、侑姉が歌の練習を見るわけだから時雨くんはどうするのかな?
「まぁ仕事しつつそれぞれの練習に……」
「あ、シグ助はかすみんと一緒に来て!」
「……何企んでんだお前?」
時雨くんは自分の仕事をしつつ2つの練習を行ったり来たりするつもりだったんだろう……しかしかすみちゃんによりそれは遮られた。当然時雨くんは不審な顔でかすみちゃんの事を睨んでいる。
「いいから! 部長の命令は絶対!!」
「ハイハイ分かったよ……」
部長権限により、時雨くんはかすみちゃんに連れられることになってしまった。頑張ってね。
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
ノリと勢いで執筆できる時と全く進まない時の差が激しすぎる……ダレカタスケテェェェェェ!!!