異世界結婚相談所!! ファンタジーにおける婚活アドバイザーは、婚活問題児たちを成婚退会させられるのか?(異世界にも結婚出来ない30代40代はいっぱいいるよ!!)   作:きしめん協会プレミアム会員(嘘)

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アシナさん(女性・混フェアリー【ヴェスパリア】・24歳・軍人・年収1500万)の場合

 究極的には、本人と同じかそれ以下のスペックの相手まで妥協させる事が出来れば、成婚させることが可能です。

 結婚相談所とはそういうもので、極論すれば、アドバイザーとは会員様に妥協をお勧めし続ける仕事です。

 女性には、痩せろ、整形しろ。

 男性には、転職して、可能なら副業もして収入を増やせ。

 妥協以外ですと、伝えるべき事はその辺りしかありません。

 

 男性が知らない女性に何か一つを求める時、それは容姿になります。

 女性も、旦那が家に帰って来る時間が毎日深夜だろうが、休日が無かろうが、疲弊して死にそうだろうが、収入さえ持って帰ってくれるのなら気にならないという方も、結婚相談所の会員様には少なくありません。

 

 今回来られているアシナさんは、フェアリーと昆虫種ヴェスパリアのハーフです。

 外見は極めて美麗な容姿をされた女性で、第二王宮守護隊長を務められています。

 こういっては何ですが、結婚相談所(こんなところ)に来なくても幾らでも縁がありそうです。

 

 が、理由は察します。

 実力で守護隊長の座を掴んだアシナさんですが、王宮で出会える方々の多くは血統を重んじます。

 ヴェスパリアはこのハイスペーリア王国では、法律上モンスターになっています。

 昆虫人族の中では極めて外見はヒューマンやエルフに近く、高い知能と美しい容姿があり、王国から何度も人間として扱ってやると打診があったにも関わらず、歴代のヴェスパリア側の君主が、人間として扱われる事を拒み、結果王国法に置いてはモンスター扱いされています。

 また、ヴェスパリア種は発露型の魔法を好まない(苦手?)とする点も、この魔法科学時代においては、非文明的なのかもしれません。

 結果、法律上は半モンスターとしてアシナさんは扱われる事となっています。

 確かに、王宮内での婚姻相手探しは難しいのかも知れません。

 それでも、アシナさんの勇名は私のところまで轟いていますし、広範囲魔法も使わず、単戦の繰り返しだけで、敵国を全滅させた名誉は余りにも有名です。

 幾ら王宮の方々が婚姻相手には血統に拘るとはいえ、誰とも結婚出来ないという程の理由になるとも思えません。

 他に理由があるのでは無いでしょうか。

 

 とはいえ、ヴェスパリア種のハーフというのが、真っ当な婚姻ではなく、強姦か実験で生み出された印象が強いです。

 マイナスの印象が無い訳ではありません。

 王配候補として育てられた数少ない男性…所謂オスバチ達は、婚姻に成功しなかった者はヴェスパリアの女性達に粛清されます。

 しかし、それ迄に何とか子孫を遺そうと強姦に奔るケースがあります。

 また、ヴェスパリアの女性は他種族に孕まされると死を選ぶので、拘束するか手足と翅を毟らないと子供が生まれるまでに自害します。

 こういった種族独自の風習や慣習を捨てて、王国法に従うくらいなら、人間扱いなど願い下げだと、歴代ヴェスパリアの女王達は言ってきました。

 

 アシナさんのご両親が何方のパターンかは分かりませんが、聞くべきでは無いでしょう。

 

 

 

 しかし、『閃雷の戦乙女』が当相談所に来られるとは。

 これは、入会費、月会費、成婚費を無料にしてでも、此方に利があります。

 宣伝材料として、これ程の方も中々おられません。

 私としては、マイナス条件を含めてでも高スペックの男性が放っておかないとはおもうのですが…。

 

 さて、アシナ様。

 何かお相手に求める御条件はおありですか?

 

「条件なら、一つしかない」

 

 良いですね。拘るポイントが少ない程直ぐに決まります。

 王宮で探すより余程早く決まるでしょう。

 では、その条件はなんですか?

 

「そうか、それは僥倖。

私より強ければ、他には何も要らない」

 

 

 ……………。

 無理では無いでしょうか?

 王宮守護隊における、対人戦最強と名高い第二隊長。

 元々背の高い本人の身の丈の、倍以上の長さの馬上槍を軽々と振り回し、オゾンが発生する程の電流を纏わせて、視認出来ぬ速度で相手を貫く、『閃雷の戦乙女』アシナ・ベロシティ。

 

 …正直、王宮の守護隊で探した方が早い気もしてきました。

 

「兵士の方にはいなかったのですか?」

 

「私は半モンスターだ。

私より強い兵士がいれば、能力も血統も含めてその者が隊長の座を掴んでいただろう」

 

 半モンスターという悪条件があって尚、彼女が隊長であるという事実を踏まえれば、それが真実なのでしょう。

 

 

 関節の数や筋肉等、内面的な違いはあれど、外見は触角と翅の生えた驚く程に腰が細く、手足も長い美人です。

 後は特徴的なのは虹彩の無い漆黒の瞳ですね。

 とても濃い茶色でもなく、本当に単色の黒です。

 正直、問題になるようには思えません。

 ゴブリンよりは、見た目は遥かに人間です。

 

 

 

 

 

 アシナさんが結婚できない理由は分かりました。

 アシナさんには、見込みのある原石を磨く、つまりは男性を育てるという観点が未だ足りない様です。

 

「成人してから成長出来る余地が少ない事は良く理解している。

成人になってから出来る事は、成人になるまでに広げて固めた土台に積み上げていくだけだ。

成人になるまでに大した土台を作れなかった者には、載せられるものも限られる。

まさか、素質がありそうな赤子から伴侶を育てろとでも?」

 

 それはその通りで、全く反論の余地もありません。

 大人になるまで駄目だった方が、大人になってから成功する事もありません。

 それはその通りなのですが。

 

「いっその事、私が子供を作って育てた方がマシまである。

…子を夫にするつもりは無いが」

 

 ええ、先ずは子供の父親を探す必要もありますからね。

 

「ところで────」

 

 

 

 

 瞬間、アシナさんは人差し指を私の頭蓋に突き立てようとしてきました。

 咄嗟に、手で払い除けながら首をズラしたおかげで何とかなりましたが、被り物は半分程破れてしまいました。

 

「…隙のない佇まいをしていたから、もしやと思って本気で攻撃させて貰った。

そなた程の素質を持つ者がそれなりにいればな。

……ふむ、どうだろうか。そなたを夫として育ててみるというのも悪くはない」

 

 

 

 すみませんが、こういう事ですので…。

 

 私は左手の薬指に付けたリングを見せて謝辞しました。

 会員把握用の魔法のリングで、それ以外の意味は特にありませんが、女性避けとしては効果は絶大です。

 

 

「そうか。

確かに、世の女共もそなた程の男を放ってはおかんだろう。

自明の理だ」

 

 ありがとうございます。

 ところで、強さ以外に異性に求める事はありませんか?

 

「無い」

 

 確かに、アシナさん自身の資産も充分あるでしょうから、男性に経済力を求めたりする必要も無さそうです。

 

 それにしてもアシナさん以上の強さですか…。

 対人戦ではなく、対軍戦でとか、人間嫌いでモンスター扱いを望む種族でならとか、無い訳でもありませんが…。

 

 勘違いでない本物のトップ層が上昇婚を狙ったら直ぐに成婚となりますが、トップオブトップな頂点が上昇婚を狙った場合は絶対に不可能な理屈ですね。

 世界最大のお金持ちが、結婚条件を自分より資産家とするようなものです。

 

 

 アシナさんよりも強い人だと難しいので、言い方を変えてみましょう。

 

「私よりも強い人に会いに来たのだが、それが不可能となると、私を倒せる人とかだろうか?」

 

 せめて、頼り甲斐がある人ではいけませんか?

 

「言葉を変えて望む相手が寄って来るのなら、それも良かろう」

 

 そう、ですか。

 では、虚像映写魔法…当会では写真と呼んでいますが、これで宣材を撮らせて頂きます。

 

 そのファーコートや全身の革ベルトも外して、こちらのドレスにお着替え下さい。

 

「防御力も武器を仕込む容量も少なそうな服だ」

 

 …そういった服ではないので。

 

 

 正直、ファーコートや拘束具か筋肉制御具の様なベルトは、結婚用の写真としてはかなり微妙です。

 アシナさんが端から相手にするつもりもない弱者男性は、勝手に威圧感を受けて引き下がります。

 アシナさんの婚姻だけを考えるのなら、対象外が選別から自動で消えてくれる方が楽にはなりますが、広告塔として使わせて頂く以上は、そうもなりません。

 

 

「此方の要求がある以上は、相手の男性だけでなく、結婚相談所側の要求もある事は理解している」

 

 ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 カシャっと虚像映写魔法が発動して、写真が撮れました。

 良い写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 貴方のハートに刺さるお相手、探してみませんか?

 

 キャッチフレーズはこんなところでしょうか。

 大き目の看板に拡大した写真を貼っておきましょう。

 

 

 

 後日ですが、何故かウチではなく上級兵士試験の受験者が殺到したそうです。

 いえ、理屈は分かりますよ。

 アシナさんが良いなと思ったのなら、結婚相談所よりもアシナさんと同じ職場に行く方が勝率が高いですから。

 それまでは様々な理由でハイスペックなのに上級兵士以外の仕事をしていた方々が、アシナさん目当てに上級兵士の職を選んだのでしょう。

 これまでもドレスを着る機会が皆無だったとは思いませんが、守護隊長として見せる為に式典で着るドレスと、婚活宣材として着るドレスでは大きく魅せ方も異なります。

 とはいえ、こうなるとアシナさんも兵士の中から相手を探す方向にシフトするでしょう。

 

 上級兵士になってアシナさんに近付きたくても、合格する能力が無い自覚があるから試験も受けない。

 そういった人々が結婚相談所に流れて来ても、アシナさんに選ばれる可能性は皆無。

 前世で言えば、アイドルのファンがアイドルと結婚したければ、スポンサー企業の社長になったり、自分もアイドルになった方がファンクラブに入るよりも確率が高いのに似ています。

 

 私達結婚相談所としては複雑な気持ちですが、国の一機関としてはトータルでプラスです。

 何とも言えませんね。

 

 

 

 上級兵士を受けるスペックがあるのなら、若しくは高級指揮官を受けるスペックがあるのなら、結婚相談所を受けるよりもアシナさんへのアタックは成功しやすいのは間違いないでしょう。

 というより、高いスペック無しに結婚相談所にいるだけの男性をアシナさんはお会いすらしないでしょう。

 アシナさんが、というよりはこの世界がそういった仕組みです。

 こちらの世界では転生前の世界よりも積極的かつ自己責任を理解した方も多いです。

 転生前で失われた三十年について不平をいう人は少なからずいましたが、この世界のハイスペーリアでその様な不満を言えば見下されます。

 

 失われる三十年前が当たり前だった訳ではなく、三十年前に偶々幸運が続いていただけ。

 失われた後の三十年間が本来の姿であり、その中でも成功している者はいると、醒めた目で諭されるでしょう。

 

 そういった考え方がハイスペーリア国民の半数以上を占めていて、だからこそ、自分に生物としての優秀さ、オス又はメスとしての優秀さが欠けている事から目を背けて、国の施策が悪いから自分が結婚出来ていないと喚く人々は、普通にお前の遺伝子が悪いからなのに何責任転嫁してるんだ、と見下されるのです。

 

 結婚出来ないのは、国のせいではなく、貴方に異性としての魅力がないからです。

 遺伝子を掛け合わせて子孫を残す相手に選びたいと思われないからです。

 それを出来る限り丁寧な言葉で、分かりやすく相手にお伝えしても、認められない方は多いです。

 

 

 

 今回の様なアシナさんの例は特別でして、その道のトップが自分よりも上を探すということは、ほぼありません。

 何かのナンバーワンになれる方というのは、とても魅力的であり、本来のオンリーワンです。

 アシナさんも、強さ以外のところを求めれば、今日にでも御相手は見付かったでしょう。

 

 事実としてアシナさんは御相手探しに難儀するでしょうが、アシナさんが自分を基準にして上を求めるのは、未だ筋が通っています。

 武力以外も様々な点で高スペックなアシナさんですから、求める御相手が高くなるのも理解は出来ます。

 

 

 世の中には、不細工なのに美人を求める。

 貧乏なのに資産家を求める。

 歳増なのに若年を求める。

 若しくはそれら全てに該当する。

 そういった方々も多いので、寧ろアシナさんが謙虚に見えてしまうのは、職業病かもしれません。

 

 

 

 

 

 さて、アシナさんの婚姻宣材公開以降、第二王子の息子である十歳の男の子に闇討ちされている事以外には問題は発生しておりません。

 彼の考えは想像出来ます。

 自分より強い男しか好きにならないと言っていた美人なお姉さんがいて、それは無理だし、誰の者にもならないだろうと思っていた所、どうやらそのお姉さんより強いかも知れない男がいると、本人から話を聞いてしまったというところですね。

 

 確認してみたら、案の定でした。

 アシナさんには指輪を見せて諦めて貰った話をしても、アシナさんより強いかも知れない男は全員消してやるとのこと。

 多分、彼を放っておけばアシナさんは一生結婚出来ないかもしれません。

 

 フランダース殿下、貴方がアシナさんより強い男になろうとは思わないのですか?

 

「無理だろうっ!! 普通に考えて。

あの『閃雷の戦乙女』だぞっ!!」

 

 フランダースという名前なのに、ゴールデンレトリバーではなく、ボルゾイみたいな耳を動かして憤慨する、ケモ耳なキラキラ銀髪の少年が刃槍で地面を叩きながら逆ギレしています。

 

 そういえば、例の戦乙女様が十歳の時に滅ぼしたマッカー共和国で、反政権側にいた御令嬢が獣人でしたね。

 確かあの御令嬢も見た目こそお淑やかでしたが、火薬と血の匂いが染み付いた方でした。

 マッカー共和国が誕生する歳に、滅ぼされた帝室の生き残りで、血統派を率いていたという話も聞いています。

 …全く、血は譲れませんね。

 

 

 殿下、アシナさんが結婚出来ないまま悲しく人生を終えるのを目指す事と、貴方自身がアシナさんを幸せにする事と、勇者を取り込み続けた血筋(王族)が目指すべきはどちらだと思いますか?

 殿下、本当は目指すべき険しい道を知っていて、目を背けているのではありませんか?

 

「しかし…。

フェアリーの魔力保有量と、ヴェスパリアの魔装能力を掛け合わせて二で割らない天才に、僕が勝てると思うのか!?」

 

 そうですね…。

 私は思いませんね。

 

「くっ!! そうだろうなっ!!

全く!! 叔父上は良くこんな者を責任者にして、結婚相談所等を公営したものだな」

 

 …それは申し訳ありません。

 しかし、繰り返しますが、やはり私は貴方が勝てるとは常識的に考えて思えません。

 もし、それを思い込むとすれば、────私ではなく殿下自身しかいないのです。

 

「……」

 

 …続けて宜しいでしょうか?

 

「……続けろ」

 

 自分を顧みず、思い上がって高スペックな相手を求める事で婚活を失敗する方は大勢います。

 しかし、自分を顧みず、思い上がって高スペックに釣り合える自分を信じて突き抜け、自分をその域まで高める事で例外になる方もおられます。

 残念な事に、自分がその例外だと信じる凡人は多く、凡人は老化により愚者になります。

 ですが殿下、貴方には未だ若さ(未来)があります。

 無謀な挑戦が若気の至りと許されるのは今だけです。

 老いた愚者に道はありませんが、若き愚者にしか見付けられない未知もあります。

 

 

 殿下、自分の今を正しく認識せず、無謀な高望みを勧めるのは、結婚相談所アドバイザーとしては失格かもしれません。

 ですが、殿下。

 若さ(未来)がある貴方には、無謀が許される権利があります。

 挑んでみるのは、タダですよ。

 特別戦闘修練(自分磨き)コースは有料ですけれどね。

 

 

「…ふん。性格の悪い先生(・・)だ」

 

 なる程、ではそういうことで。

 では、これからも定期的に殺しに来てください。

 私も死なない程度に闘い方を教えさせて頂きます。

 …私の教え(婚活)は地獄の苦しみですよ?

 

 

「抜かせ、地獄の鬼が総出で勝てない女に勝つ為だ。

その程度で諦めるか」

 

 

 同じ無鉄砲でも、スペック次第でこうも見え方が変わるものですね。

 それでも、王子が結婚出来る年齢まで、残り八年もあります。

 私にとっては短い時間ですが、その前にアシナさんより強い男性が現れないという保証は出来ない年月です。

 

 もしもそうなった時は、それを受け入れられる青年になっていて欲しいものです。

 鍛えた己そのものという成果は、また別の高スペックな女性を探す際にも無駄になるものではありませんから…。




王子様のお母さん
シルクの様な白髪の虚弱体質っぽいお嬢様。イヌ耳。
細い手足と腰付きに反して巨乳。声は清楚系。
見た目は病弱だし、実際に頻繁に風邪を引く。
風邪の時は熱も出すし、生理だって重い方。
花粉が多い日は涙が止まらない。
細腕なので、火炎放射器やロケットランチャーみたいな魔法具より重たいものはあまり持った事はない。
旧帝国側の影の旗頭として君臨していた。
亡国を背負っている以上、人間一人分位の重さも無い物なんて誤差と言い放った傑物。
マッカー共和国相手に内乱を起こしていた頃には、部下を背負って敵陣のド真ん中から離脱した事もある。
夫には昔のヤンチャは恐らくバレていないと思っている。

王子様のお父さん
第二王子。父親は現国王。
血と闇の代償魔法が得意で、何か魔法を使う時には取り敢えず舌を噛んでいる。
周囲には魔法を使った後には血を吐く感じの虚弱体質だと思われている。
実際には常時超回復が行われている感じの健康体。
好みの女性は、自分よりも無謀なタイプ。
元勇者の父親と、ヴァンパイアロードの母親(昼も歩けるタイプでヒューマンを詐称。未だに見た目十七歳だが、年齢の割には若く見えると通している)譲りの再生力があり、死のうとしても死ねない肉体スペックのせいで、自然と無謀になった。
面積だけで言えばハイスペーリアの倍以上あったマッカー共和国の内乱に付け込んで、半モンスターの人材ばかりを集めた使い捨て部隊を、戦乙女隊という肩書と自身の権威を与えて投入した男。
自身も旧帝国側の工作員に扮して潜入しつつ、変装して指導者の副官として内乱の火を拡げていたが、ヘマをして敵陣のド真ん中で、神聖属性のクラスターボム魔法により、大怪我を負ってしまう。
初めて死ぬかと思ったが、上司に命を救われた。
戦後はマッカー共和国の上層部を熱したガラスの上で踊らせて溜飲を下げたりした。
妻には変装していた副官時代がバレていないと確信している。

王子様
虚弱体質な両親から、健康な男の子が生まれて良かったと周囲に思われている。
かなり過保護に甘やかされていた。
馬鹿みたいに強い女性がタイプ。
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