うちのポケモンがなんかおかしいんだが   作:右肘に違和感

127 / 129

ご都合主義です。



エピローグ

 

 

・世間一般への対応

 

タツヤ=直哉が世間の反応を舐めていた事もあり

手持ちの5匹+2匹のWMの存在はあっさりと世間にバレてしまう。

 

というか直哉が普通にコンビニやらスーパーやらに連れ回して人目に付く。

 

速攻でネットの某掲示板やら画像掲示板に彼等の写真が掲載され

 

・コスプレだろwww

・だとしてもやりすぎだろwww

・CGだべ?

・いや、画像いじった跡がねぇぞこれ

 

と半場お祭り騒ぎになったところで、任テーンDOW!に連絡が回り

まさかのゲーム製作者と現実に出てきたポケモンとで、未知の会合を果たす。

 

この会合が忍天ドーン!経由で日本どころか世界に掲載、放映され

本人達が知らぬところでポケモンユーザー子供大人問わずお祭り騒ぎ。

なお、その中でも特に賑わったのは、Pixivにおける「いつものディグダ」タグとそれに関する絵の投稿数。

 

 

とはいえ本人達が騒がしくして欲しくないという意思を表明したため

ずっと弱火のまま、静かにお祭りが続く事となる。

 

まあ現実にドレディアが本当に現れたとなったら、誰でも会いに行きたいと思うのは直哉もわかるので

一応手持ちの全員に対して物騒な事件解決禁止法(例外有り)を発動、以後日本はそれなりに平穏となった。

 

ついでに言うとドレディア、ダグトリオは人権が与えられ

戸籍登録までDoー!の協力があり、法的にしっかりと済まされた。

 

 

・ダグONE

 

一番最初にタツヤと出会い、真っ先に格闘術を教えてもらっていた事もあり

騒動が落ち着いた後、総合格闘技に殴り込みを掛ける。

ダグトリオ3匹全員のステータスだとさすがに洒落にならなかったが

バラけたダグONEのみだと、かなり強さも現代の人間とバランスが取れているらしく

色々と善戦、または優勝し、格闘家としてその名を轟かせて行く事になった。

 

その中でも特に有名となった試合は、K-1におけるNAGASHIMA★自演乙★Uーイチロー選手とのカード。

任TENドゥー!もこれに限りコスプレの許可を出し、なんとシロナの格好をして入場。

大きいお友達によるえっらい殺意が、日本中から集まったらしいが

試合内容は開幕から壮絶なダウンの奪い合いとなり、ダグONEの伝説の試合とされた。

 

 

・ダグTWO、ダグⅢ

 

ダグONEが格闘界へ参戦したため、ダグTWOはスポーツ界へ進出する。

元々彼等3人は体格バランスが凄まじく、かつ特性により実力が倍化しており

全てのスポーツにおいて万能を誇る事になった。

 

とはいえルールもコツも全く知らなかったがために

素人レベルであれば楽しくやれていたのたが、本腰を入れるとなると1本に絞らねばならなかった。

 

結果、ダグTWOはオリンピック方面にて水泳を学び

Ⅲの方はサッカーの世界で生きる事となる。

 

両者共、人に対してとても紳士でなおかつ礼儀もあったので

コーチ、同僚達からも評判は非常に高いようである。

 

ダグTWOは現実世界へ出現した後に来たオリンピックにも出場したが

皮肉な事に同じ日本代表であるKITAZIMA選手に破れ、金メダルを逃した。

 

Ⅲは某大阪の青くない方のチームにてFWのポジションを獲得。

レギュラー争いにしばらく負け続けていたが、ある時ついにその姿を試合に表す。

 

その試合からずっとレギュラーを張り続けシーズン途中出場ながら9得点をマーク、頭角を伸ばす。

 

FIFAワールドカップにて、日本代表にも選出されたのだが

予選の中国戦においてハードチャージの餌食となり、肋骨を骨折。

Wカップではあまりチームの力になれなかったが、その後もきちんと活躍を続けていった。

 

 

 

・ミロカロス

 

ステータスこそゲーム基準ではカスだったが、やはりその姿における美しさが際立っており

加えて何故かその方面に特化された歌声を用いて、歌えるアイドルとして色々な歌番組へ姿を表す。

 

とはいえその姿からして人間ではなく動物に近いため

レギュラーを獲得した番組は動物番組であったのだった。

 

SHIMURAケェンさんと非常に仲が良く、同時にケェンさんが仲の良いPAN君とも親友となり

番組企画として、色々な町へ練り歩く事と相成った。

 

本人はまんざらでも無いようである。

 

 

・ドレディア

 

問題は彼女だった。

 

彼女だけは(有る意味ディグダもなのだが)ポケモンを知っている人から見て

異常に性格がぶっ飛んでいたため、メディアに姿を現し続ける事はなかった。

 

最初こそ、直哉の母ちゃん+直哉=タツヤと家でのんびり過ごしていたのだが

直哉がバイト帰りにパチンコ屋に入って行く所を、お使いしていたドレディアが目撃。

追いかけてコインをご主人様から強奪した後、軽くやった大都技研の台にて5時間で10000枚の超爆発。

 

これが彼女のギャンブラー生活の幕開けとなる。

 

そこで得た19万を軍資金として(1万だけ直哉=タツヤに没収された)

スロットと競馬を中心に賭け事にのめり込んで行く。

 

普通であれば、のめり込んだ時点で後は奈落の底に一直線なのだが

元々天運に懐かれているドレディアさんは、大敗する事無くコンスタントに勝ち続けて行く。

 

赤字で5,000円等に終わる日なども多かったが

勝つ時は必ず6桁にして帰ってくるため、収益的には社会人並のレベルとなった。

 

なおフィーバーしている際のご機嫌具合はとても可愛いものがあったため

スロット・競馬場にて、老若男女問わず人気者となる。

よく横顔を携帯の写メにて撮影されたりしていたが、その程度は気にならない様だ。

 

 

そして、その(姿だけは)可愛らしさから

何度か不届き者の自己中心的なオタクに浚われかけたりしたのだが

全て、鉄拳制裁という過剰防衛にて難を乗り切っている。

 

元々タツヤ=直哉もそれに関しては心配していないため

たまに帰ってこない日は、警察でお世話になっているんだろうと考えている。

 

 

~ある日の情景~

 

 

大学での講義が終わり、帰りの電車を待っていたらメールが来た。

携帯を買い与えたドレディアさんからのメールのようである。

 

「ふむ……またスロットだろうか。今日は競馬の日じゃないしな」

 

そうしてメールを開いてみると、一文だけのメールだった。

 

 

・警察なう

 

 

俺は無言でメールを消去した。

今日はダグトリオにプロテインを買っていってやろうと思う。

 

 

~ある日の情景・終~

 

 

 

・タツヤ=直哉

 

何故か再びポケモン世界のエメラルド時間軸に降臨してしまう。

今度の相棒は全長3cmのバチュル。彼の物語がまた始まるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

               GOOD END ③  エイリアン(ポケモン)の日本侵略

 

 

 

 

 





エメラルド編はやりません。



真・あとがき

なにやらネットでガチポケ廃人が「嫁ポケ対戦で使うヤツはオワコン」という感じで
ツイッターに投稿したところ、良識ユーザーが「お前は楽しみながら向上するって意識がねぇのか」と反論。
ガチポケ廃人がその論に関して一笑した後
「その論へし折ってやるからバトルなwww負けたら嫁ポケ差し出して引退しろks」
と、マジでこのレベルの発言をした後バトル。

ガチポケ廃人、ものの見事に敗北。

そして、ガチポケ廃人「2セット先取な。1回だけじゃ運要素強すぎる」
これに対し嫁ポケ良識人「眠いんだが」

結局対戦は行われ、ガチポケ廃人敗北wwwwwwwww


まぁこう書くと腹筋崩壊なんだけど、確かにドレディアさんとか出てきたらぜってー勝てないよなぁ。
俺だったらこの対戦に確実にダグトリオ出すだろうし。


なおガチポケ廃人はそれなりに世間で名前が出ていた人だったもよう


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。