うちのポケモンがなんかおかしいんだが   作:右肘に違和感

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18話 修練2

 

 

 

「と、言うわけで俺らはここの森に集合している」

「ディーア!」

「ッ────!!」

「グーー!」

「ヘーイッ!!」

 

 

少し前に述べた通り、俺らは修練のために

ひとまずクチバシティ=ハナダシティの間のゲームだと壁扱いの木が生い茂る森の中にいる。

草原だと野生のポケモンがいつ襲ってくるかわからんからね。

 

「今回はドレディアさんにも訓練に参加してもらう。

 何かしら俺の言った事や動きで、戦闘に生きる事があればどんどん拾っちゃってくれ」

「ディッ!」

 

ビシィッと俺に敬礼の手の形を見せるドレディアさん。

 

「今日はとりあえずメインとしてはディグダの訓練だな。

 まずは基礎である(と思われる)体術と立ち回りや脚捌きを教えるぞ。

 ただ、俺は知識があっても体は素人だから、あくまでも理論って形になる」

「─────ッ!」

 

こちらもビシィッと俺に敬礼する。

お前の場合、背でかいし細マッチョだからいい絵面になってんなー。

 

「さて……では訓練を始める前にひとつ」

「ディ?」

「……?」

「グ……?」

「ホワィ?」

 

 

 

 

 

「なんであんたまで居るの。マチスさん」

 

 

 

 

 

「ハッハー!細かい事気にシナーイ! オッケーオッケー!!」

「仕事どうしたんだよあんた」

 

 

そう、なんでか知らんがマチスさんが居る。

なんか街中で俺らが補足されてしまい、付いてこられた。

ア、その時に昨日の軍人さん=やっぱりマチスさんだった、でしっかり判明しました。

こんな特徴的な人あんまし居ないよね。元々軍人なんてのが全然いねーしポケモンって。

 

「ミーもちょっと訓練ーて気にナルーネー。ミーのジムでんきタイプメインでショー?

 近くのディグダハウスでディグダをキャプチャーされるト、ミーのジムベリーイージーなってしまうネ」

「まあ、そうですね」

 

俺も原作でダグトリオでフルボッコにしたし。捕まえる方が大変だった記憶がある。

 

「そーゆーのあるからネー。ヒントがあればベリナーイス思ったネー」

「まあ……邪魔しに来たわけでもないでしょうし構いませんよ。お暇ならどうぞ」

「ワーォ、センキュネー!!

 アフターランチご馳走するから楽しみにシテルネー!」

「ッディァ(ボグッ)ッアー!ッアー!」

「おめーはいい加減謙虚って言葉を覚えろこのアホンダラ」

 

ドレディアさん、本当あんたそろそろ学べよ。博士に学習装置送ってもらうぞ?

 

 

っと、そういえば。

 

 

「マチスさん。昨日はこの大飯喰らいがすみませんでした。

 この子が食べた金額、教えてもらえますか?俺が支払いますんで」

「ノンノン♪ ノープロブレムネー!!

 ミーもこのシティでジムリーダーがジョブねー!! マネーもちゃんと沢山あるヨー。

 5,000円なんて問題ナッシングネー♪」

 

 

おい。

5,000円て。

ドレディアさん。おい。

目ぇ逸らすな。こっち向けやお前。

 

 

「それじゃ、まずは体捌きのほうからだ。ディグダは結構素早さがあるだろう?」

「ッ─────」

「まずは攻撃に当たらない事が大切だと思う。よって攻撃のかわし方を説明しよう」

 

 

まず、どの攻撃が来るかを理解する事。

パンチ系か、キック系か、噛み付きや体当たりか。はたまた特殊系列の攻撃、炎水電気か。

 

「これが大切だ。まあこれらは大体のトレーナーがやる前に宣言しちゃうから

 体を張ってどの単語がどの攻撃かってのを覚えていけばいい」

「ッ!」

 

次に特殊ではない肉体攻撃系の場合の対処。

フェイントを混ぜていないという前提でこそあるが攻撃は必ず【自分に対して向けられる】事が殆どだ。

 

「つまり、どこの箇所に攻撃が来るかわかれば

 自分の手足や体全てを使って、その軌道を逸らす努力をするんだ」

 

ガードをして受け止めるだけでは衝撃がきつい事が多いはずだ。

 

「ホゥホゥ……ユー、教え方本格的だネー。ミーの軍でも似たような事はやったネー」

「おぉ、そうですか。元本職に言われるとちょっと嬉しいや」

 

ともあれ、実演をしよう。

 

「ディグダ、俺に対してパンチをするんだ。

 ただしこれは模範演技だからな、本気でやったら俺が泣くぞ?」

「ッ!!」

 

というわけでディグダは構える。

手加減するようにも伝えたのでちゃんとガキの俺でも見える速度。

そして俺に真っ直ぐ向かってきたところで。

 

パシッ

 

ディグダの手を横から払い、軌道を逸らす。

 

「これが軌道逸らしだ。出来る限りこれを使えば、ダメージはあまり受けなくなるはずだ」

 

まあ素人考えではあるがね。

 

「ミーのステディも出していいカー?」

「あ、ライチュウっすか? 問題ないすよー」

 

ステディってなんか相棒とか恋人って意味だったよな。

マチスさんの切り札は本気モードは知らんけどライチュウだったし間違ってないだろう。

 

「センキュー!!GO、VOLTY!!」

 

軍人が気合を入れてモンスターボールをそこら辺に投げる。

 

バシュゥゥゥン

 

「ッチューゥ!!」

 

そしてプリティーなもちもちネズミが出てきてくれました。

やべー可愛い、ちょっと抱きしめたいわこれ。俺ピカチュウよりライチュウのほうが好きなんだわ。

ゴリチュウry

 

「やっほう、ライチュウ。いやボルティって呼ぶか。

 今は攻撃を逸らす技術の修練中だ。見て確認した後に試してくれ。

 君の場合は尻尾とかでもいいかもしれないね」

「チュゥ」

 

というわけで、ライチュウに視認してもらうためさっきの繰り返しをする。

少しずつディグダにはパンチのスピードを速めてもらい

それを繰り返す事でどうやってやるのかを見せ続ける。

 

同じように蹴りのほうも避けをメインに見せてみる。

 

「よし、じゃあ次は実践に近い形でやってみよう。

 ヒンバス、そこそこのスピードでディグダに体当たりしてくれ。

 ディグダはヒンバス自体をパンチと思って、さっきやったみたいに軌道を逸らすんだ」

 

俺がヒンバスにそのように指示を飛ばし、ヒンバスに体当たりを繰り出してもらう。

もっと高速で突進は出来るはずだがさすがLv100の先輩。きっちり手加減できてます。

ディグダもディグダでかなり軌道逸らしは慣れてきたようだ。

バシッ・バシッ・ガスッ と小気味良い音を刻んでいる。

 

横を見ればライチュウもマチスさんを相手に逸らしの訓練をしていた。

結構凄い威力のパンチを、ライチュウは自慢の尻尾でタイミングを合わせてパシッと逸らし続けている。

 

「うん、みんないい感じだ。

 ドレディアさんはここら辺、勘で出来ちゃいそうだけど……まあ学べると思ったら確認しておいてね」

「ディ~ア~」

 

 

「軌道逸らしはこんなところでいいだろう。次はちょっとしたステップアップに移るよー」

「ッ!」

「イエース!」

「ライチュー!」

「ッグ」

 

元々ここで全てが身に付くとは思っていない。あくまでも知識を知ってもらうだけだ。

そこから使える知識が引っ張り出される事を祈るのみ。やらないよりは遥かにマシなはずだからね。

 

「次は、【攻撃の撃墜】だ。軌道逸らしはあくまでも逸らす事に特化した内容。

 攻撃の撃墜は、その場でそれを打ち落としてシャットアウトする事だ」

「ホーゥ……」

「ッ」

「チュー」

 

さっき応用といった様に、これは軌道逸らしからの展開。

 

「じゃあ、ディグダ。今回はそこそこゆっくり俺にパンチをしてみてくれ」

「ッ!」

 

というわけで肉眼でも余裕で交わせる速度でパンチを出してくれる。

そこに俺は体をそらしつつ、ディグダの【肘】にパンチを入れた。

 

「ッ?!」

「オーウ!?」

「チュ?!」

 

カウンターとはまた違う概念、撃墜を目の当たりにして

やはりバトルにこんな概念はないのか、全員が全員驚いている。

ドレディアさんも声こそ上げていないが目を見張っていた。

 

「これはあくまでもこういう形を示しただけ。やり方はそれこそ無数にあるよ。

 ストライクとかなら腕に鎌をタイミングよく突き刺せば、相手が痛がって攻撃を中断するかもだしね」

「ホゥホゥ……これメモする価値十分あるネ」

「ッチュー」

 

実例に関しては、本当に数え切れないほど存在する。

蹴りを繰り出す相手の軸足の足の甲を踵で踏み潰す、とかね。

そうだな、例えば……

 

「ライチュウは、尻尾に電気を纏わせられる?」

「チュウ!」

「じゃあ……ちょっとピリッて来る程度でいいから、纏わせてマチスさんのパンチを逸らしてみて」

 

言われて即座にやる2人。そして案の定───

 

「ゥワーオ! ベリーボルティックネー!」

「ッチュー!」

「こういう感じで、逸らしつつの攻撃も可能って事さ。

 電気自体が攻撃になっているわけだね。ちなみにディグダの場合はこういうことも可能だよ」

 

またディグダにパンチを出してもらう。

そこで今度はあえて横からパンチを打ち払い、『伸びきった腕』の『肘』に対してパンチを入れる。

 

「これが逸らしと撃墜の同時進行」

「…………」

「スゴーイネー」

「ラーイ」

 

もしかしたらわかる人はわかるかもしれないなぁ。今俺がやった行動はある漫画を参照にしている。

逸らしや撃墜は自分の概念から引っ張り出しているが、今やった行動はれっきとした技になる。

 

 

 

陣内流柔術、『鬼会(おにだまり)』である。

 

 

 

俺は今日から、攻撃用武術としてディグダに

この陣内流柔術の基礎として必要な『握力』が無くても出来る技を教えていこうと思っている。

他にも「はじめの一歩」から来るボクシング的な技や。色々な格闘技の漫画の技も色々教えていくつもりだ。

しかし関節技だけは注意して教えないとな……アレはほぼヒトガタじゃないと意味を成さない。

 

ついでだ、本物の鬼会も見せようか。

 

「さらにこれらを繋げるとこうなる」

 

もう1回ディグダにパンチをしてもらい

今度も先程と同じく、パンチを払い硬直したところで肘に拳を入れる。

その肘に入れた拳の腕をディグダのほうへ曲げ

そのままディグダの脇腹に突進。肘を脇腹に入れる。

そしてその勢いを維持したまま、脚を払い、肩に体重を乗せ、ディグダの脇腹に体ごと突っ込む。

 

「ッ!?!?」

「ウォォォゥ!? グゥレイトォッ!!」

「ッチュ……ッチュゥ!!」

 

なお、もちろんの事素人の見た目真似事でしかない。

あの漫画の主人公は一瞬でこれをやり、相手をぶっ飛ばす事もあったが

10歳の子供に綺麗に出来るわけもない。素人なめんなウボァー。

見せきってディグダに突っ込んだ後は、無様にディグダの上に乗っかった。

 

「っふぅ……速度もゆっくりだから見てもらえたと思う。

 要するに逸らしも撃墜も、なおかつ攻撃ってかカウンターも

 混ぜればここまで昇華出来るってのを伝えたかったんだ」

 

凄まじく格好悪い形になったがね。

でもまあ体捌きの形としては良い形に伝えられたと思う。

 

「でもあんなの実践で出来るのは殆ど無い、これは覚えておいて。

 ああいうのって、やっぱり基本がしっかりしてないと、絶対に本番で動き切れないんだよ。

 普段から常にあの手の動きに慣れておいて、初めて出来るようになるはずだから」

「ッ(コクコク」

「ホウホウ……VOLTY、今日見に来て良かったネー。

 これ、ベリーディフィカルトネ。でもやる価値あるヨー」

「チュゥチュゥ」

 

 

まあ、どうせ漫画の知識でしかない。

俺としてはディグダの育成の少しの補助になればそれでいいのだ。

まさかジム戦で生きるような技術にはなるまいよ。

 

 

「そんじゃ次は……ん?どしたのドレディアさん」

「ディッ!! ディッ!!」

 

なになに、ちょっとやって見たい事があるとな。

そしてドレディアさんは両腕でパンチを出しまくった。風斬り音が凄い。さすがこうげきステ特化型だ。

 

「ディッ!! ディァッ!!」

「え、今のをマチスさんにやってもらいたい、だって?」

「ホワィ、何故にミーね?」

「多分ですけどまともな体術が出来る人が他にいないからじゃないですかね。

 さっきライチュウ相手になかなかのパンチ出してましたよね」

「ァー、オケーオケー。

 じゃあフラワーレディー、行くヨー! ッシャァォーゥ!!」

 

気合を一発入れてドレディアさんに向けて轟々と拳の乱打をしていった。

そしてドレディアさんはなんと───

 

「───ドーレドレドレドレドレドレドレドレドレッッ!!!」

「ウォワォッ!?」

「うっわ、マジかオイッ?!」

 

なんと相手の拳に合わせ、自分の拳を重ね当てて迎撃しているっ!!

なんつー高等技術だこれは?!

 

「ドレドレドレドレドレッッ、ッディァー!!」

「ッ……! ノーッ! ギブアップ、ギブアップネ」

「すっげぇ……ホントに何モンだあんた……」

「───ッ」

「ラーイ……」

「グ……」

 

出される拳に綺麗にあわせ続けた後、ドレディアさんは一瞬の合間を縫って

マチスさんの顎に対して寸止めで拳を合わせた。

これまるでJOJOの承太郎vsDIOのオラ無駄合戦だよ……

 

「ッディァ!!」

「うん、素直に凄いよ。新しい技術の習得おめでとう。

 冗談抜きで今晩はおいしいもの用意してあげるよ」

「ッ!? ディアーッディアーッ!」

 

まるで子供のようにぴょんこぴょんこと跳び、ご飯に対してか技術に対してか、喜びを表している。

 

「ユーのフラワーレディ凄いネ……。ベリークレイジー」

「うんまあ、あの子性格がそのままクレイジーって出ますからね」

「オゥwwww」

 

いや、やっぱ笑いますよねwww

あの可愛らしい姿にクレイジーなんて性格やもん。

 

 

 

 

そんなこんなで修行はどんどん過ぎていった。

 

 

相手を俺からヒンバスにシフトチェンジしてもらったり

 

ヒンバスも速度をちょっとずつ上げ、ディグダの技術昇華に一役買ったり

 

ライチュウとドレディアの実践に近い模擬戦を全員で見学したり。

 

俺も俺で漫画から得た知識を述べてみて

使えるものがないかを全員で探ったり、と何気に結構充実してました。

 

 

「まあ、今日はこんなところにしておこうか。みんな結構ボロボロみたいだしね」

「ユーも結構ばっちぃネーww」

「オゥマジっすかwww」

「ラーイ♪」

「ディーア♪」

「グッ!!」

「─────♪」

 

 

いやぁ、みんな良い笑顔だ。

 

 

 

 

 

テテテテーン♪

 

 

「んぁ?」

「ホワィ?」

 

何の音だ? いや、これはレベルアップとか技覚える時とかの音だな。

つまりはポケモン図鑑からだろうか?

 

ごそごそとリュックから取り出し、パチッと図鑑を開いてみる。

 

「ん……? 更新情報あり?」

「ネクストデータネー?」

 

画面をどんどん進めていってみる。

するとドレディアさんとディグダの欄が点滅しているのが目に付いた。

 

ふむふむ……?

 

 

[> ドレディアの レベルが 16ていどに なった!

 

ほほう、修行でも経験地入ってくれるのか。

これ育て屋事業起こしてもいいんじゃね?

 

[> ドレディアは あたらしく

    マッハパンチれんだを おぼえたい……!

 

[> しかし ドレディアは わざを 4つ

    おぼえるので せいいっぱいだ!

 

 

 

ほうほう……あれかぁ。

でもまぁ別に技として覚えなくてもこれ、普通に防御で使い回してくれるよね?

 

 

 

[> マッハパンチれんだの かわりに

    ほかの わざを わすれさせますか?

  はい

[>いいえ

 

 

 

いいえをぽちっとね。

 

 

 

[> では…… むりやり

    おぼえさせますか?

 

[>はい

  いいえ

 

 

うんうん、技を覚えるのを諦めるってね。はいをぽちっとね、

……って、あれ!? なんか文章おかしくね?!

 

 

[> ドレディアは むりやり

   マッハパンチれんだを おぼえた!!

 

 

ててててーん♪

 

 

ちょwwwwww覚えんなwwwwwwww

なんだよ無理やり覚えさせますかってwwwwww

 

「ディ~ア~♪」

 

【私はまたひとつ強くなった!】とか喜んでいらっしゃるドレディアさん。

なんか久しぶりにドレディアさんのイカれっぷりを見た気がする。

しかも無理やり覚えたはずなのに。デメリットっぽいのが欠片も見当たらんこの子は本当になんなんだ。

 

どう見てもバグの塊です。本当にありがとうございました。

 

「……ユーのフラワーレディすごすぎネー。ミーのジム、来たらノンノンよ?」

「行く予定こそないけどそれ酷くないっすか」

 

まあ、やりあいたくないのは素でわかる。

アニメでも技4つ以上使ってる子が居た気はしたけど、これはないわー。マジでないわー。

 

 

 

 

 

 

ついでに言うが、ディグダもLv9からLv11になってた。

修行するだけで2もアップ!? と思ったが、何気に5時間もぶっ続けでやってた事が判明。

朝の8時位からやってたはずなのに今13時半だよ。楽しい事をやってると時間がすぐ過ぎるわぁ。

 

でもって技も技で

 

わざ1:にらみつける

わざ2:じんないりゅう (臨機応変に効果が変わる)

わざ3:

わざ4:

 

と更新されていた。

こっちもバグの塊だよ……なんだよじんないりゅうって……

 

 

まあ当初の計画通りこちらのパーティメンバーは、微弱では在るがきっちり強くなってくれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお後日談になるが、クチバジムリーダーマチスの手持ちのライチュウが

この日を境に異様に強くなってしまったらしく

トレーナー間のジム情報で、トキワジムに並ぶ最難関ジムとなったらしい事をここに付け加えておく。

 






物語が予定通り狂って参りました

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