うちのポケモンがなんかおかしいんだが   作:右肘に違和感

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48話 誰お前

 

 

「───よっこいしょ、まあこんなもんか」

 

とりあえず料理に使った器やら鍋やらは、一通り水で(すす)いでキュッとした。

今回の料理は油を一切使っていないので、海でそのまま丸洗いしても環境被害はないはずだ。

むしろ海の生き物にゃ食べカスが良い具合にご馳走になるかもしれない?

 

別の問題を挙げるなら、洗うのに使ったのが海水だから

生物学的に見れば、器は綺麗に見えてもプランクトンとかがびっちし付着してるっぽい辺りだ。

 

 

 

え、油を使わない料理は何の料理かって?

えーとな、ほら、あれよあれ、なんだっけ。

そうだ! ト───

 

 

「た、大変だッ! タツヤ君ッ!! タツヤくぅぅうんッッ!!

 ギャラドスがっ!! ギャラドスがっ!!」

「ああ、光ったんでしょ。そこまでは見てました」

 

んで、おなかいっぱいに なった!って表示されてんだろうね、ポケズには。

 

 

※タツヤはポケモン図鑑に構うのが面倒で音がなっている途中でしまってます。

  故に表示された文字を見てません。

 

「そ、そう!! 光ったんだよっ!

 光ったって事は進化って事なのは知ってるだろ?!」

「ああ、それなんていうか生命のイタズラっすよ。

 前にドレディアさんも、サントアンヌ号でむっちゃ光ったんすよ」

「ええっ?! ドレディアも?!」

「んで、ポケモン図鑑見たら……おめでとう、ドレディアおなか一杯になったよ!! ですってさ。

 それと同じでしょ、放置でおkおk」

「そ、そうなんだ……そんな事が……って。

 違ぁーーーーーうッ!! 本当だよ! 今回は本当だって!!」

「はぁー? 何がですか。俺が10歳なのは本当ですよ」

「聴いてない!! 全然聴いてないし信用してないから!!」

 

おいひどくねえか何気に。

 

「ギャ、ギャラドスっ!! 進化してるっ!

 本当に、もうギャラドスじゃないっ! なんか、別の何かになった!!」

「……ハァッ!? ちょ、マジで言ってんすか?!」

「僕も洗い物運ぶの手伝うから!! 早くこっち来て!!」

「わ、わかりましたっ!!」

 

口々にそう述べ合い、俺たちは慌てて水際からキャンプへ戻る。つーかマジで進化かよ。

 

あれちょっとまて、これがマジなら前のドレディアさんはなんなの。

ギャラドスが進化するとか聞いた事も無い。ドレディアさんも最終進化系のはず。

 

 

本当にアレはなんだったんだ?

 

 

で、2人で慌てて食事地点に行ったら

 

 

 

 

 

本当になんかいた。

 

 

 

 

 

ただ、冗談抜きで格好良いという表現が当てはまるだろう。俺の目の前に居たのは

 

 

見紛(みまご)う事なき、『龍』そのものだった。

 

 

これが本当にギャラドスだとするなら、だが

以前にあった、まだなんとなく魚くせぇ部分が一切合財削除されている。

えらも無いし、腹の方のボンレスハムっぽいのも一切なくなっている。

そこに居たのはうなじと背中に毛を生やした、まさに『龍』だった。

 

 

色もギャラドスが水色っぽいのに比べ、こちらは完全に青である。

髭っぽいのも生えていないし、ゴツくもない。ひたすらシャープネスな感じである。

 

これがファンタジーだったら、シーサーペントとかそんな表記が似合うのだろうか?

目も細めに口もタラコ唇でもなく……身長もギャラドスと比べ物にならんほど長くなっている。

ミロカロスの2倍以上あるぞこれ。……目算、約17mと見た!!

 

そしてそんなのが、だな……地面に居ないで、ちょっと浮いてふよふよしてんだわ。

イメージで言うならドラゴンボールのシェンロンの色を青にして

さらにごてごてしいものを一切取り除いた感じだろうか。

レックウザよりもかっけぇぞこれ。

 

下でくつろいでいたみんなが驚きのあまり見上げて固まっている。

ばかでけーし威厳あるし、浮いてるしなんだこいつ。

 

 

「…………。」

「…………。」

 

 

俺はレッドさんと顔を見合わせる。

 

目で語られた。

 

【Who is this?】

 

俺は静かに首を振る。

 

【I don't Know.】

 

レッドさんが頭を抱えてしまった。

 

 

ふと龍に目を向けてみたら顔の方を少し上に上げていた。ってかあれ、息目一杯吸ってんじゃね?

 

 

 

 

 

「ギュガァァァァアアアアアアアアアアッッ!!」

 

 

 

「うおぉぉぉおおぉぉ?!」

「うわぁあああああぁ!!」

 

うわうるっせー!! この野郎突然雄叫び挙げやがったコンチクショウッ!!

モンハンのリオレウスの叫びとかってこんなのなのか? 思わず耳を塞いでしまう。

 

あ、塞ぐ手がないミロカロスがひっくり返っちゃった。って……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴルァァァァァァアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「ギュッ?!」

「ぎゃぁああああぁああ……あふぁ」

 

 

ぱたりこ

 

レッドさんが気絶した。そんなんはどうでもいい。

 

 

「テメェゴルァ!! うちのミロカロスになんてことしてくれてんだオイ!!

 テメェのクソうるせぇ叫び声のせいで完全に気絶しちまってんじゃねえか!!」

「ギュ、ギュ」

「なんで進化したとか馬鹿でかくなったとか新種じゃねーのとか

 そんなんはどうでもいいんだよ!! 俺の仲間に何 し て く れ や が っ た !!」

「ギュ~;」

「ぁ゛あ゛?! ごめんで済んだら警察いらねーって前から言ってんだろうが!!

 今何をして御免なさいじゃねえんだよ!

 んだったら始めッから吼えてんじゃねえこのクソッタレがッッ!!

 ちんたま引き抜いて家畜にすんぞこの青い一本グソが!!」

「~~~;;;;;」

「だぁーーーーら俺に謝ってんのがまず間違いなんだ阿呆が!!

 ミロカロスを起こしてミロカロスにごめんなさいだろうがぁっ!!

 そんな事もわかんねーのかコラ!! ティッシュで拭いてトイレに流すぞ?!」

「(´;ω;`)」

 

 

って、こんな青い一本グソに構っている暇は無いっ!! 俺の仲間はっ?!

 

よし、ドレディアさんはうまく耳塞いで回避してるな!!

ダグトリオは慌てて地面に犬神家して回避したらしい!!

ミュウは満腹で寝たままだ!! 一安心!!

良く見ると人の体が地面から3本生えてて気持ちわりぃけどまあいいか!!

 

「ミロカロス、大丈夫か! ミロカロスー!」

「きゅ~(@ω@)」

「ああっ!ミロカロスが!!

 

 

 

 

 ───コロス。」

 

 

 

 

「ッ?!?!」

「今、この場で捌いテヤるヨ。綺麗ニ(はらわた)取リ除イテ寿司ニシチャオウ」

 

包丁どこかな♪ どこにしまったっけ♪

あ、リュックの中だね♪ 持ってこないと♪

 

「(´;ω;`)~~~~~~~!!」(ぺこぺこ、ぺこぺこ)

「いやァ? もう謝らなくてイインダヨ♪

 とってもトッテモおいしく作ッテアゲルカラぁ~」

「(((´;A;`)))」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ホァアァ~~~@@」

「ッ?! ミロカロス、目が覚めたか?!」

「ディァ!」

『─────!!』

 

慌てて俺らはミロカロスに駆け寄った。後ろで変なうん()がうごめいているが至極どうでもいい。

 

「大丈夫か? どこか変なところは? 痛いところはないだろうな?」

「@@(コクコク」

「っはぁ~~~、そうかぁ……よかったぁ~」

 

頭は若干くらくらするものの、他には内面外面異常も特にないらしい。

はぁー……一安心だわぁ……さってとぉ。

 

 

 

 

残ったお仕事しないトネ♪

 

 

 

 

「オゥクソ野郎……寿司ネタになる覚悟ハ出来タかァ?」

「(((;A;)))」

「なーに……痛いのは一瞬だけだからよ♪ やさしーく殺してあげ───」

「ホァ?! ホァアァアァアアーーーー!!」

 

どすんっ。

 

「おぶっ?!」

 

なんとミロカロスに体当たりをされた。

なんだなんだ、俺がどうした。もしかして混乱してんのか。

 

「大丈夫大丈夫、これはミロカロスにやるんじゃないからね~。

 あそこの変な青いのを()(キザ)ムための───」

 

べっちん。

 

「あうっ!」

 

今度は尻尾で叩かれた。な、なにをするだァー。

挙句の果てにばっちぃ青いのの前に立ち塞がっている!

お、おとうさんそんな子に覚えた育ちはありませんよ!

違った! 育てた覚えはありませんよ!

 

「なんだよ、なんでだよミロカロス!! 俺が一体何をしたんだ!」

【これからしようとしているではありませんかっ!!】

「えぇー?! 何をだぁー!!」

【私のために、これからこの子に対して

 尋常ならざる仕置きをしようとしている事位わかりますっ!】

「いや、そうだよ?! だからどい───」

【させませんっ! 言ったでしょう!? この『子』はまだ幼いのです!!】

「ぅ……、その図体でまだ子だってのか」

【そうです! あなた方が持っている機械で確かめてみてくださいっ!!

 私にはわかります!! この子は突然体が変異しただけで中身は子供ですっ!!】

 

ミロカロスがおかん丸出しな意気込みで俺に説教をぶちかましてくる。

そういや性格もおだやかだった感じだったな。

力に溺れて暴れていた事もなかったし……案外本当なのかもしれん。

 

「おいポケズ。あれちょっとスキャンしてくれ」

 

[> あの あおい なにかを ですか?

 

「うん、そう」

 

[> りょうかいしました

 

ポチッとな。

 

pipipぴーん♪

 

音みじかっ?!

 

 

[わかんねえ Lv8程度]

 

何故かポケモンの名前が表示される5文字の欄にポケズの意見が載る。

お前諦めんの早すぎだろ?! 対象ネームが わかんねえ とか待てよお前!!

そしてLv8……だと……

 

 

「えええーーーー。お前明らかにLv100とかLv150とかしょうたいふめいのタイプだろうがよ」

「(´;ω;`)」

【でもご主人様、これでわかったでしょう……この子はまだまだ幼子なのです。

 いくら私のためとは言え……殺すのならば! この身を踏み越えてから、やってください!】

「え、ちょ、おまっ。なんでそんな壮大な話になってんのッ?!」

【それだけ許してはならない行為なのです。

 ご主人様……あなたも覚えてくれているでしょう。私が進化した時───最初にやった事を】

「あ───」

 

 

 

 

そうだ、そうだったな……

 

 

 

進化出来て、嬉しくて、心の底から

 

 

 

鳴き叫んでた、な。

 

 

 

「わかった、すまなかった……

 俺も少し動転していたみたいだ。怖がらせてごめんな……」

「ギュ~……」

 

現ポケモンネーム わかんねえ が若干怖がりつつも俺の謝罪を認めてくれた。

 

「ホァァ~♪」

「ギュ~♡」

 

おおぅ、事が落ち着いたからなのか

ミロカロスがあの馬鹿でけぇやつの頭を撫で始めた。

青いやつもくすぐったそうにミロカロスの尻尾の愛撫を受け止めている。

 

 

 

さすがにあのでかさで子供とは思わなかったな。

原因は主に俺か、悪い事をしたかもしれない。海パンなんて食わせてなければ……

 

 

 

 

 

 

「ま、そういうわけで。

 全員起きたしこれからのことを話し合おうか」

「ギュガァ~」

「ディーァ」

「ホァ」

『─────。』

「うん」

「ピカァ」

「ミュ」

 

レッドさんのほうはピカチュウがDengeki tube 100万V ★★2で叩き起こしていた。

ん、なんの事かわからんだと?段位Overjoyって動画でも探しなさい。

3曲目に入ってるはずだから。

 

「まずこいつの名前を決めよう。ポケモン図鑑で調べてみたら

 表示名が【わかんねえ】とかあほくせぇ表記になっていたので」

「ん~種族的な名前かい? オーキド博士に全部任せちゃった方がいいんじゃ……」

「そいつぁ余りお勧めしませんよレッドさん」

「え、なんで……」

「普段人がいいおっさんでも、あの人も、周りの人も研究者です。

 任せたら間違いなくこいつ自身は不幸になりますよ」

「なんでだい……? 何事もわかったほうが便利だと思うけど」

 

まあ、そうだよなぁ普通は……普段なら気にもしない内容だが

日々進化するその後ろには、現実世界でも確かに踏みにじられた何かがあったもんなのだ。

それは未来永劫どの世界でも───絶対に、変わらん。

 

「簡単に言います。こいつの生態を徹底的に解析するために

 こいつは生きて研究所を出ることなく人生(?)を終える可能性が圧倒的に高いです」

「えっ?!」

「理解するために投薬、解剖、皮膚をバラして成分解析。

 何にどれだけ耐えられるのか。火に岩に、ノーマルに格闘に、と。

 本当に意味そのままに、『何でもやられる』でしょうね。

 それはどれだけ耐久力が有っても……やられている本人からすれば地獄にしか映りませんよ」

「ぁ…………」

 

ただのエゴかもしれんがなー。

たかが薬ひとつだってなんの副作用もなしに完成するなんて有り得ん話だ。

何かしらの人体実験が必ずどこかで行われて

そして無事が確認されて初めて市場に流通するのだからな。

 

 

「ま、レッドさんがそこまで言うんだったら

 こいつは俺が連れて行きますわ。誰にも手出しさせません」

「わ、わかったよ……個人的には何も知らないのは不安すぎるけど

 そこまで聴かされたら僕もさすがに、博士に任せるのは無理だ」

「うむ、よきかな。で、話がズレましたけど名前ですね」

「ギュガァァァ~」

「うーん、突然そういわれると困るなぁ……

 ギャラドスの進化系って事だろうし……ギュライガ、とか?」

「呼びづれぇ~……」

「えぇー」

 

じゃあ俺の案から行くか。こういう場合はまんまのがいいだろ。

 

「俺はとりあえず、青い龍、として。

 セイリュウ『青龍』かソウリュウ『蒼龍』をお勧めしましょうかね」

「あーそっちのほうがしっくり来るねぇ。じゃあ、セイリュウのほうをもらおうかな?」

「ギュ~♪」

「お、気に入ったのか。センスあるな、わかんねえ」

「(´・ω・`)」

 

名前で呼んで、ってか。呼んだじゃん。お前高町なのはさんかよ。

 

「じゃ、そう言う事で君の名前はセイリュウだよ。

 これからよろしくね、セイリュウ」

「~~~♡♡♡」

 

おおう、やはり原作ラスボスは恐ろしい。あの威厳あるバケモノを速攻で懐かせてやがる。

 

「それじゃ、一旦このボールに入ってね」

「ギュ~♪」

 

カチン

 

カッポォン。

 

 

レッドさんのポケズからゲットした音が聞こえてきた。無事に完了したようである。

 

そして作業が終わり、レッドさんはまたセイリュウを出した。

やっぱでけぇこいつー。アニメのイワークも相当なでかさだったが。

 

「あ、ついでだからレッドさん。そいつのステ見せてください」

「うん、わかった」

 

 

pipipipipipipi

ぴーん

 

「どれどれ……」

「ふーむ?」

 

俺はレッドさんの肩口から覗くようにして図鑑を閲覧する。

 

 

√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√

 

No.%&$★異常進化★

セイリュウ Lv8程度

 

タイプ1:みず

タイプ2:ドラゴン

 

せいかく:おだやか

とくせい:ふゆう (地面属性の攻撃を受けない)

 

元凶:タツヤ

 

こうげき:━━━━━━

ぼうぎょ:━━━━━━

とくこう:━━━━━

とくぼう:━━━━━

すばやさ:━━━━━━━━

 

現努力値

 

なし

 

わざ1:はねる

わざ2:かみつく

わざ3:

わざ4:

 

√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√√

 

 

「うわぁ」

「うわぁ」

「ギュガァ」

 

お前も大概だな、セイリュウ。ステータスがLv8でこれとか。

……最終進化系って考えりゃ妥当なところか?

でもギャラドスって種族値めっちゃ高くなかったっけ……それが進化してこの状態……?!

おいやばくねえかこれ。劣化アルセウス?!

 

 

しかも親が表記されるところが、なんで俺の名前なんだよ。元凶とか書かれてるし。

つか水ドラゴンのタイプとか確か弱点ドラゴンだけじゃねえかこれ。

シンオウのパルキアさんと同じじゃねえかwwww

 

「恐ろしいなお前、しかも地面攻撃は無効ってか」

「これは……育て切れたら恐ろしいポケモンになるだろうね」

「俺でも勝てるか怪しいですよ」

「ギュガ」

 

まあいいや、俺のポケモンじゃねーし。

 

「んじゃ色々問題もすっきりしたところで帰りますかー」

「あ、そうだね……もうみんなお腹も落ち着いただろうし」

「ディー」

「ミュー」

「ホァ」

『ddd』

 

全員お腹は良好な様子。

 

「おーいセイリュウよ。俺道案内すっからさぁ、背中乗っけてくんねえ? 

 みんなで一緒に街まで行こうやー」

「ギュガ~~~~♪」

 

訪ねてみると同意を得られた。これで帰り道が楽になる。

 

「おっし、片付けも終わってるし行きますか! もう夕方だけど問題ねえべ!」

「わかった! シオンってどんなとこだろうなぁ。楽しみだー!」

「あ、多分グリーンさんいますよ。

 ちょっと前に海上であって、戦うのめんどくせぇから海に突き落としました」

「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

「ブフォッwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 

2人仲良く噴出すレッドさんとピカチュウ。

そんなに面白いかなぁ、俺に取っちゃ普通なんだけど。

 

 

そんなこんなで空の旅ーーーーー!!

高いぜイヤッホーウ!! しかも目立つぜいやっほーぅ!! セイリュウお前長ぇんだよ!!

まあどうせこれから目立つのは持ち主のレッドさんだからどーでもいいが!!

 

「ディーーー♪ ディァアアアアーーー♪」

『♡♪ ♡♪ ♡♪ 』

「ホァホァホァホァ~~♡」

「ミュ~ミュミュ~ィ♪」

 

俺の手持ちも楽しそうだぁ、いや本当に気持ちいいなこれ。

今だったらあの朝にフーちゃんとどっかすっ飛んでった母さんの気持ちわかるわ。

 

 

 


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