うちのポケモンがなんかおかしいんだが   作:右肘に違和感

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お金はどうやったら生み出せるのかねー。
世の中こんなに上手くいかねーけどなー。


79話 ロケット団繁盛記 ミュウツーは使える?

 

 

【さっそく念写とな】

「うん、出来る事と出来ない事を確かめていきたいのもあるし……

 ぶっちゃけお前、使いどころがすげー厳しい気してるからさー」

【ふん、俗物如きが片付けなければならない事を、私がする必要など何処にも無いだろうしな】

「直訳すると無能でOKですよね」

【貴様殺されたいのかっ!?】

「オーゥアイムソーリィー。ワタシー、ムノウノーコトバー、ワーカリマセーン」

【殺すッ! 殺しきるッッ!!】

「ぬはーはっはっはっは」

 

 

今日も俺はミュウツーをからかい

シャドーボールやらサイコキネシスやらが飛び交う部屋の中、のんびりとここで出来る事を探っている。

 

 

 

 

 

前回から既に10日、ここに至るまでの健全化はなかなかに順調である。

第一号の派遣さんが出た事で残っている団員も勢いづいて

あとは労働先の確保という事だったのだが、やはり大人の人脈強し。

 

サカキがあの翌日からコネをフルに活用し、4社との話し合いをまとめ

合計で15人程度派遣を行ったところ、それなりの評価を得るに至った。

評判は中の中、良くも悪くも無いといったところで収まっている。

まあいきなり大評判になって引く手数多(あまた)なんて展開は無理がありましたね。

 

まあ何が言いたいのかといえば、ここで悪い評判にならないってことは

少なからずかもしれないが需要が有るという事だ。

故にこの派遣企画は間違っていなかった事にも繋がる。

 

やはり彼らに足りなかったのは労働の喜びだったのだろうな。

 

このままサカキが順調に食い込ませていけば全員の生活安定に関しては

いい感じにクリア出来て行くと思う。

 

ここから先が長いとは思うものの、一応は一安心である。

真面目に今回働きだした15人+前回のお姉さんの総計から

既に一ヶ月は組織が持つ金が入っているのは確認している。

 

そこからそれぞれに給料を出して行くとはいっても

今のところはとにかく全てを回るようにする事が重要である。

 

二の次、とまでは言わないが……

今働いている人たちは、尊いボスのためにも贅沢を控えてもらわなきゃならない。

まあそれでも犯罪をやって稼ぐ金よりは、きっと嬉しく思ってくれるはずである。

 

 

 

 

で……一応、段階がちょっと飛んでしまうんだが

話し合いでも、最後の方に項目が挙がっていた内容の

『開発面』に当たる事を、今まさに俺らがやろうとしている。

 

何故そこまですっ飛んだかといったらやはり

ミュウツーが使えなさ過ぎたがために、といったところか……。

 

あの書類で役に立ってくれたってだけでも十分に有難いんだが

それから後も不平不満を俺にぶちあてながら

なんだかんだで俺等と一緒に……いや、飯をたかりに来ている。

こいつ、律儀にも一日一回はハナダまで帰ってるのだ。

 

やはり洞窟最強がいきなり居なくなると治安的なものが崩れるんだろーか? 

 

 

そんな事を思案している間にミュウツーは一通り暴れ終え、大体のものを大体の場所に二人で戻した後

改めて今回やろうとしている概要を伝える。

 

【貴様の頭の中で、念写出来そうなものをしてみろと?】

「そんな感じだ。多分だけどその透視的な人の頭の中見るやつって

 限定的なもんなら、そこまで酷い負担にもならないんじゃないのか?」

【まあ、やってみてやる……私はどうするのだ】

「んじゃとりあえず……紙を置いてっと。

 よし、今から適当な絵を思い浮かべてみるから、それを写してみてくれ」

 

ミュウツーの前に紙を置き、すぐに写せる様に手配。

 

んんー……どんなのがいいかな……。

よし、前世でPixivで見たトリトドンの画像でも思い浮かべてみるか。

 

「んんんんんんん……よし、やってくれ!!」

【む、これか。わかった】

 

見た限りでの細かい絵面を思い出し、頭の中に強く念じてみる。

そしてミュウツーは目の前の紙に手を宛て、少し力を入れると……

 

パシッ。

 

紙で何かを叩くような音が聞こえ、ミュウツーが触れた紙に変化が起きていた。

その紙に書かれている絵は、まさに俺が今頭の中で想像していた物だ。

色合い、色ツヤ、フォルムに至る全てにおいて完璧である。

 

「おおー、そうそう、これだこれだ。

 再現度……うん、ここまで出来てりゃ問題無いな!」

【うむ、まあ私がわざわざ動いているのだ。

 中途半端な内容など、起こり得る筈も無いからな】

 

まあ唯我独尊の変な白紫は置いておくとして

これが出来るなら、本の出版で金を得る事も出来ると思われる。

 

「うんうん、しっかしこの絵は可愛いよなぁ。

 この苺ケーキみたいなのに加えて首をかしげているのがなんとも……」

【うむ、これはとても可愛いな。

 私は見た事が無いが、これは別地方のポケモンであろう?】

「そうそう、トリトドンっつーんだこいつ。

 一応そのあとリストラされちまったりしてるけど、チャンピオンが使ったポケモンでもあるんだぜ」

【ほぉ……なかなかの強さを持っているわけだ。

 だがまあ、私の足元には遠く及ばないのだろうな】

 

あー……。

まあお前初代限定なら種族値がアルセウス超えてるもんなー。

 

まあ、バグポケになってしまうんだが……

初代は青限定で種族値が合計1000超えてるけつばんってのも居たはずだけど。

 

「まあお前の事はどうでもいいや」

【おいコラ】

「んじゃぁ次は……漫画でやってみるか。んんんんんん……!!」

【ッチ……やるぞ……。】

 

新しく紙を引っ張り出し、ミュウツーは俺の頭を覗く。

そしてまたパリッと音がしたので、念じるのをやめて紙を見る。

 

そこにあった絵とは……

 

 

「なにこれ」

【私にもよくわからん、なんだこれは】

 

 

全然漫画になっておらず、なんだろうこれ……なんだろう?

全部のコマがひとつに重なってるような……?

 

んー、となると……ちょっとアレを思い浮かべてみるか。

あのカンフースタイルっぽい動きをしてて

下で少女が惚れるっぽい顔をしているやつで、よくトレスされてたやつ。

 

 

 

 

結果、阿修羅もしくは千手観音になっていた。

しかもご丁寧に少女の即頭部から手と足が生えているというカオスな状態で。

 

 

 

 

「これはあかんわ。さすがにこれはあかんわ。」

【む、ぬう……!? 何故だ……私は確かに貴様の頭の中で映像を見たのに……!】

 

 

どうやらあちらも、俺の頭の中から見たものを写せていないのが謎らしく

少し困惑しているようである。

 

「んー……次は見開きでの映像を想像してみるか」

【む……わかった、やってみろ】

 

また、新たに紙を引っ張り出しミュウツーの前に置く。

んー、内容は今日から俺はの35巻からでいいか。

 

「むむむん……! さあやれ!」

【よし、こうだな……】

 

パリッ

 

そして念者が成功されたようであり、再び絵を見てみる。

 

 

全然違う絵だった。

 

 

「お前何してんの!?」

【い、いや違う!! これは断じて違う!! そう、手違いだ、何か別の……】

「あーそうすかそうすか、了解了解。種族値744超え乙」

【ウ、ググググ……】

 

 

少しはやってくれると思ったら所詮脳筋でした。

まあミュウツーなんてこんなもんだよな。

 

 

「あれ? でもそうなるとなんで最初のトリトドンは大成功したんだ?」

【む、あの首をかしげている絵か? 確かにあれはしっかりと描写されていたな】

「んー……んじゃもっかい一枚絵でやってみようか」

【わかった】

 

 

先程と同じ手順で、またやってみる。

 

すると……

 

「……出来てるな」

【そうだな、可愛い感じの鳥ポケモンだな。

 これはあれか? ネイティオというのを一度見た事があるが……】

「そうそう、それの進化前の子だ」

 

写してもらったのはネイティの顎辺りをくすぐって

ネイティも満足そうに目を瞑りながらそれを受けている絵だ。

 

この結果から考え、様々な可能性を考えつつ

繰り返し念写をしてもらった結果、アホな内容がわかった。

 

 

 

 

こいつ、自分が可愛いと思ったもんしか、しっかり描写出来てなかった。

 

 

 

 

漫画は全滅、風景描写とかもやってみてもらったがこれも駄目。

前世での動物を思い浮かべてみたが、これも駄目。

 

アニメというか二次元調での可愛い絵にだけ

気合を入れて、しっかりと描写しているという謎現象が起きた。

 

 

「……。」

【……。】

「お前、さ」

【なんだ】

「可愛いもの、大好きなの?」

【……悪いか】

「……そのツラで?」

【う、うるさいッ!! 私が気にしている事を言うなッッ!!】

 

してたんだ。

 

とまあ、こういう結果となったわけである、アホだ。

まさに好きモノこそ上手なれ、の究極の領域だな……。

 

 

んで、二人の会議の場に残ったのは……カオスな千手観音と、生み出す事に成功した可愛い画像である。

 

 

【ふむ、こちらの成功作は私が持って帰っても良いな?】

「あーうん、まあ確かに使えるモンでも無い……いや、待てよ?」

【ぬ】

 

 

売れる、って意味なら別に本であれば漫画でなくてもよくねーか?

写真集なんて言葉もあるし、文字しか載ってない小説なんて内容もあるわけだ。

 

だったら内容なんぞ気にせず、みんなが『金を払う価値がある』と思う物であれば

本にしても売れるのではなかろーか?

 

 

「ストップ。それは一旦こっちで引き取る」

【ぬ……! 嫌がらせのつもりか貴様!!】

「違うっての。お前からすりゃむしろ本懐だって。

 俺らがここで何を話し合ってたかお前覚えてるか?」

【可愛いポケモンは正義という事だろう】

「いっぺん死んでこい」

 

 

直球で言われ、ガガーンとなって部屋の隅でのののと書くミュウツー。

そんな中俺はテーブルから念写に成功した20枚の絵を取り

一応適度にテーマを持つように並べ替えて見る。

 

うん、これはいけそうだな。

バカ売れはしないだろうけど……弾頭の資金力底上げには繋がりそうだ。

 

 

 

 

んで、色々な会社に交渉に出かけているサカキとミュウが帰ってきた所で

今回の内容を話し合って、サカキのコネから試しに少し出版してみる事となった。

 

とりあえずの仮に……という事で

俺が提供した24万からいくらか使い、この画像を本に仕上げて書店で売りこんでみる事に。

発行部数は500冊。タマムシデパートの書店に加え

フレンドリーショップにも置いてみるそうだ。

 

 

「まあ、赤字にさえならなければ問題ないだろうね」

「そうですね、まあ赤字になったところで俺の提供した金が減るだけだし……

 実際もう、あれなくてもなんとかなるレベルで土台が出来てますよね」

「うむ、今日掛け合った会社の返事もなかなかよかったよ。

 人数は少ないと思うが、また派遣枠を増やす事が出来そうだ」

「おぉ、そいつはいい報告ですね」

【僕も結構頑張ったんだよー? グラフとかそういうのの念写で】

「ミュウが万能すぎて俺の苦労はなんだったのかと小一時間アイツを問い詰めたい」

 

 

問い詰めたい。

 

 

 

 

 

 

してまぁ、あれから数日経った結果だが。

 

やはりバカ売れはしなかった。世の中そんなに甘くありません。

 

が、しかし。やはり可愛いものに目が無い人はミュウツーでなくとも居るらしく

徐々に徐々にではあるが、売れていっているらしい。

タマムシデパートでは既に15冊売れてるそうだ。

これなら1ヶ月ぐらいすれば、本を印刷するために使った分は戻ってきそうである。

 

 

そんな内容が確定したので、その報告が来た晩は飯を結構豪勢にしてやった。

ミュウもミュウツーも、今回出番が無かったみんなも喜んでいた。

ミュウツーだけは相変わらず、【悪くは無い】の一点張りだったが。

 

 

 

 

 

 

 

~おまけ~

 

 

 

 

『ミュウツーは強い?』

 

 

 

 

「そーいやさぁ、お前ってどんぐらい強いのよ。

 一応お前って存在が戦闘特化みたいな感じで作られたってのは知ってんだけどさ」

【ふん、そんなもの……この世に匹敵するものがおらんぐらいに決まっておろうが】

「なにバカ言ってんのお前? お前の世界どんだけ狭いんだよ」

【……ほう、そんなに殺されたいか】

「だって、俺ですらお前より強い人とか強い可能性があるヤツとかわかるし。

 まず母さんだべ? 後アルセウスもそーだろ」

【……アルセウス、とはなんだ?】

「……へ? いや、お前ポケモンなのに創造主の……って、あー」

 

そうか、こいつ……【人工的に生み出された】存在だから

そういう神とか神秘とかそっち系、全く無知なわけか。

 

家畜の豚が野生の神秘を知らないのと同じレベルだと思う。

 

「まあ、アルセウスは置いといて……母さんどうにか出来んの?

 あれ一応ただの人間よ? あのパジャマ着てたおっさんが弟子ってぐらいよ?」

【ぬ、ぐ……き、きっと奇襲でも掛ければ行ける、はず……!】

 

駄目だこの脳筋。

 

「△▲☆★~?」

「お、ムウマージか」

「△▲☆★~~~~♪」

 

基本的に施設内においては手持ちを全部開放している。

そしてミュウツーと話していた部屋は機密でもなんでもない内容だったので開きっぱなしであり

そこを通りがかったムウマージが俺の方へとふよふよと飛んできて顔に頬擦りをしてくる。

 

可愛いは正義。

 

【……ふ、さすがにあの女と渡り合うのは骨が折れるが……

 そのムウマージとやら程度であれば、寝ていても出来るであろうな】

「……」

【どうした? 我が本来苦手なゴーストタイプを完封出来ると聞いて恐れ(おのの)いたか】

「…………」

「△▲☆★~~~♡」

 

 

ミュウツー……お前はなんで……そんなに死に急ぐんだ……

ムウマージはミュウツーの談義に全く興味が無いのか、俺の胸元に回り込んでぎゅ~っとしている。

 

 

 

 

んで、白い巨塔がなんかうるせーのでムウマージとバトルすることになった。

 

【全く、我の本当の力をこんな何も意味が無いところで見れることを光栄に思うが良い】

「ミュウツー」

【ん、どうした。あまりの感動に敬愛すら覚えたか?】

「勝てたら今日の晩飯、超特盛り」

【なん、だと……!】

 

結果が目に見えているのであえておだてていじってみる。

そしてその一言を聞いたミュウツーは、紫のオーラを全身に纏って完全な戦闘モードに入る。

 

「じゃ、ムウマージ……かくばくはつだけはやめてね?

 俺らが吹っ飛ぶだけじゃすまなくなるから。適当に首でも絞めてやっつけてあげて」

「△▲☆★~?」

「うん、そうそう。核はさすがに、長い間毒が残っちゃうからね」

「△★~ッ!」

 

事前に危険なモノをやらないように指示を出しておき、身の安全を確保する。

 

さて、ミュウツーはどこまでやるんだろうか。

この世界結構ありえない事ばっかだから案外倒したりして?

 

【クククッ……行くぞ、ムウマージとやら……! 

 オォォォォオォォォォッッ…………】

「おぉ、なんて禍々しいオーラ。多分あれシャドーボールか」

「☆★~」

 

気合一発、禍々しい空気とオーラを肥大化させていき

それを手のひらに纏め始めるミュウツー。その大きさ……全長が自販機並にでかい。

まあ要するに巨大な玉である。やるねェ……。

 

【ハッハッハッハッハッハッッッ!!

 消し飛べェェェーーーーーーーーーーーーーッッッ!!】

 

勢い良くこちらに繰り出されるシャドーボール。

さてうちのムウマージさんはどうするのか……

 

「△▲☆★~……」

 

溜息をひとつ吐き、めんどくっさそーに右手に当たる布っぽい部分を横に振った。

 

 

ぺちん。

 

 

ズゴガゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!

 

 

【なっ………!?】

「おー。すっげえ威力。伊達にLv70のラスボスじゃねぇなぁ」

「△▲☆★~(^q^)」

「ん、何々……正直期待はずれ、ってか。……んーまぁ、うん、ノーコメント」

「△▲☆★~△▲☆★~♪」

「よしよし、良くやったなムウマージ。

 それじゃあまあなんか適当に反撃しちゃえ」

「△▲ー!」

 

自分の渾身の一撃がまるで母さんを相手にしているかのような対処をされ、ミュウツー呆然。

そしてムウマージは……なにやら詠唱に入り始めたようだ。

大規模な災害級のものでなければ、もうなんでもいい。

自重だけはしておくれよ、ムウマージよ。

 

そしてムウマージは詠唱を終え、両手を上に掲げた。

その掲げた両手の先からは、ちょっと丸っこい黒いモノがぽこんと出てきて

 

 

 

さっきのミュウツーどころじゃない巨大な大きさに一瞬で膨れ上がった。

 

やべえ、あれも核と同じようなもんじゃなかったっけ……重破斬って。

 

【           】

 

その大きさにミュウツーは口を開けて、尻餅ついて放心している。

てかお前その無防備であれもらったら死ぬんじゃないかな、かな。

 

そしてその巨大なやばい黒い玉を、ムウマージが放り投げ……なかった。

玉の形状をした、おそらくは重破斬であろうモノがムウマージの手のひらに収束されて行き……

 

玉の形状から……いわゆる、ツーハンドソード形式の大きさまで絞り上げられ

なんかばちばちした棒? というかなんかそんな形状の長いモノにまとまった。

 

「△▲☆★ーッ!」

 

そして一声可愛らしい鳴き声をあげて、その棒状のものを勢い良く振り下ろし

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、宇宙の片隅にある「地球」という惑星は崩壊した……。

球状の惑星が、一瞬で二つに割れ……その軌跡は地球の重力を形成する場所まで破壊が及んだ。

 

結果、その重力波からもたらされる色々といけませんなエネルギーが巻き放たれた結果

数秒後、木っ端微塵に吹き飛んだのだ。

 

 

1000年後、ジラーチが宇宙外から地球があった場所に辿り着いた時

何も無いその空間を見て、一人号泣したと言う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            ~ うちのポケモンがなんかおかしいんだが ~

 

 

                BAD END 8   地球滅亡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       fin

 

 

 

 

 

 

 

 

 






今日も気楽に世界滅亡



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