ウマ娘フリーダービー トロフィー『更生』獲得ルート   作:二足歩行

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まーた時間かかりそうだなーと思ってたら
ある方がこの小説を紹介してくれていてテンションぶち上がったので書けました
ありがとうございます


桐花視点Part1 私の親友

母によると私は何の問題もなく健康に生まれてきたらしい

母の友達が死産を経験していたらしく私が生まれるまでとても不安だったとよく話していた

 

父によると私は幼い頃から賢かったらしい(あの他人を認めたがらない父が言うのだ、余程の事だ)

父にはライバルと言うべき存在がいるらしく、その人と同じくらい賢いと言われたこともある

 

そして周りの人や両親が口を揃えてこう言う

「彼女のような魅力的な人は今まで見たことがない」と

 

私自身、そう言われて嫌な気はしない、いや、毎回同じことを言われて飽きてきてはいるが

確かに私は人から見れば魅力的なのかも知れない

しかしそれで驕ってはいけないと私は分かっている

 

誰にでも欠点があるように私にも欠点はある

よく文武両道でしかも可愛いだなんて羨ましいと親友の1人に言われたことがあるが

私は手先が器用で人付き合いが得意な彼女の方が羨ましい

 

私に作れる料理なんて精々、握り飯くらいだ

その分、彼女は1度見た料理ならすぐに作れる、さらに元の料理より美味しいというおまけ付きだ

 

彼女はどんな時も明るく、まるで太陽のような存在だ

そこが彼女が多くの人に好かれる所以なのだろう

 

 

 

と簡単に私と彼女の説明をしたが

今度は私のことを詳しく話そう

 

 

 

 

 

 

私はイギリス人の父、日本人の母親のもとに生まれた

父は私が生まれてすぐ英語教師として、とある学校に着任した

母は私が生まれると務めていた会社をやめ、今は主婦として生活している

 

私は家から徒歩10秒程の小学校に通っていた

小学校の入学式は今でもはっきりと覚えている

 

「8番 鈴石桐花」

「は、はい!」

「そんなに緊張しなくても良いのよ?桐花ちゃん」

「あ、あ、ありがとうご、ございます先生」

「フフだからそんなに緊張しなくて良いんだって」

 

あの時醜態を晒していなかったか今でも不安だ

 

私のことを話す上でやはり重要なのは親友達のことだろう

まず記念すべき1人目の親友と出逢ったのは2年生の夏だった

 

「ねぇねぇあなたほんが好きなの?」

 

この時あまりにも突然話しかけられたものだったから気が動転して口調が

変わってしまったのは、いつまでも話題にされるだろう(いい加減忘れてほしい)

 

彼女、元原錦音はその時から既に人気者だった

反対に私は周りから可愛いらしいがまるでロボットのようだと畏れられていたらしい

 

だがそんな相反する2人だからこそ親友になれたのではないか、と私は根拠もなく思っている

 

そして2人目の親友は私から話しかけた、別に仲良くなるのが目的で話しかけたのではない

ただ1人グラウンドに立ち自分以外は誰もいないレースを走っていつウマ娘を見て

美しいと思ったから話しかけようとしたのである

 

だが何を血迷ったのか私は彼女に

 

「ねぇあなた、私とレースで勝負しない?」

 

挙げ句の果てに

 

「良いのよ、私、勝てるから」

 

何を言ったかようやく気づいた頃にはもうコースの長さまで決められていた

自分の愚かさを一頻り呪ったあと、仕方なく私は先程まで読んでいたウマ娘の走法についての

本の内容を思い出し即席の作戦を立てた

 

そのウマ娘は見たところ、パワーやスピードはあるがスタミナが足りない気がした

だから私は彼女のスタミナを削る走り方をした

 

結果は作戦通り彼女が油断しスタミナが尽きた所を抜かし勝利を収めた

彼女からは明日もレースをしろみたいなことを言われたが毛頭する気は無かった

 

だが翌日、久しぶりに体を動かした為か、体が思うように動かなかった

私は河川敷に走りに行こうと思ったのだが、なんとなく嫌な予感がしていた

 

「痛ったぁ…ってあなたは!昨日の!」

 

嫌な予感は必ず当たる

これ私の履歴書に書けるかな

 

彼女とは2度目のレースをすることになったのだが、正直余裕で勝てる自信があった

だがまた勝ってしまうと、また明日と言われるかもしれない

そう思った私はわざとスピードを落とし、彼女を勝たせようと走ろうとした

 

だけど私はレース中に気づいた

普段は表情豊かな顔が、レース中はただ一点だけを見つめてがむしゃらに走っていることに

 

彼女に恋をした

そう言われても構わない、だがその時感じた感情は、憧れでもあった

 

 

「フッフッ勝ちましたわ!これが復讐ってやつですわ!」

 

彼女と友達になってみるのも案外悪くないかもしれない

そう思った時から私の夢はスタートし始めたのだろう

 

ライラルーチェ、私はあなたのためにトレーナーを目指す

そのためにはどんなことでも成し遂げる

 

それが例え殺人でも

 

 

 




何か「私」っていう単語多い気もするけど
大丈夫ですかねぇ
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