ウマ娘フリーダービー トロフィー『更生』獲得ルート   作:二足歩行

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(桐花が)初登校です。


桐花視点Part2 私の日記と授業初日

日記をつけてみよう思う。1年くらいは続けたいかな。

 

 

 

 

 

X月X日

錦音と図書館に行った。

錦音は学校ではうるさい位元気だけど本を読む時は、意外と真面目に読むみたい。

それでも読むスピード早すぎる気がする。

 

 

X月X日

いつもの3人で公園に行った。

相変わらずライラは徒競走ばっかやりたがる。まぁウマ娘だからしょうがないか。

結果はもちろんライラの圧勝。やっぱりライラは走ってる時が一番かっこいい。

今度ライラと2人で出かけてみたい。

 

 

X月X日

遊びに行こうとライラを誘ったけど、今日はお腹が痛かったみたい。

錦音と遊びに行った。

 

 

X月X日

ライラと一緒にウマ娘達のレースが見たい。

母さんにそのことを相談したら非合法のレースを紹介された。

親としてそんなの紹介していいのかな。

母さんもトレーナー時代はよく行ってたって言ってるけど非合法だよ??

まぁ行くけど…

 

 

X月X日

疲れた。あと普通に父さんに怒られた。母さんが150万の事を秘密にしてくれたのは助かった。

でもレースはドキドキして楽しかった。ライラも楽しんでくれたみたいで良かった。

 

 

X月X日

いよいよ中学受験。錦音はまだ決めてないみたいだけど、私は寮制の学校に行ってみようと思う。

ライラはやっぱりトレセンに行くのかな。ちょっとだけ寂しいかも。

 

 

X月X日

最近、面白い噂が学校で流れている。それはライラと錦音が私の事が好きだという噂らしい。

それが友達としてなのか恋愛対象としてなのかは分からないけど、一つ言えるのは

みんなは恋愛系の噂話が大好きだってこと。バカバカしい。

 

 

X月X日

ライラが中央トレセンに受かったらしい。親友としてシンプルに嬉しい。

それで今日はライラとレースの特訓をした。

母さんに何回か理論は教えてもらってたけど、まさかここで役に立つとは。

それにしてもライラは覚えが早い。いわゆる天才型ってやつなのかな。

ライラのトレーナーになるのも良いかも。

 

 

X月X日

中学受験をしてきた。流石、最難関校。問題の数と質が尋常じゃない。

錦音も私も疲れで今にも溶けそうだった……

そして今、気づいたのがライラとの連絡手段が何もないってこと。

体力と精神に大ダメージだよ……

 

 

X月X日

受験は合格だった。ついでに錦音も合格だった。すごい。

合格祝いにスマホデビューもした。あと数ヶ月、早ければなぁ。はぁ…ライラに会いたいな。

 

 

X月X日

今日は入学式だった。寮を探索してたらライラと育成クラブが同じだったという先輩に会った。

でも連絡先は知らないみたい。はぁ…そろそろ切り替えなきゃ。

 

 

 

 

「これで今日の分は終わりかな」

 

時計を見ると既に日を跨いでいた。彼女にとっては何度も見た光景だが、同室の2人にとっては夢の中の時間のようだった。彼女はなるべく音を立てないように自分のベッドへと向かう。

 

「錦音…そこ私のベッド…まぁいいか錦音のベッドでも」

 

3時間前までは騒がしかった廊下も今では静寂に包まれている。だが十中八九、寮母のものであろう足音がたまに聞こえる。彼女は緊張をほぐすようにため息をつく。

 

「先輩が最後に怪談したせいで…幽霊に足音なんて無いんだから……多分」

 

彼女は曖昧な考えから逃げるように目を閉じた。

 

「ライラは今なにしてるんだろう、流石に寝てるか」

 

 

 

 

 

 

翌朝、既に起きていた彼女は騒々しい目覚ましの音で椅子から転げ落ちそうになった。

 

「錦音……起きられないのに、こんな早い時間に設定しないでよ…」

「ん…んぅ?何の音だ?………おいおいまだ5時だぞ…」

「おはようございます、オルラ先輩。錦音も起こしますか?」

「あぁ叩き起こしてやる」

 

先輩が錦音の耳元で目覚ましを設定しているのを横目に、彼女は授業の予習をするのだった。

 

 

 

あっという間に初日のガイダンスが終わり放課後、私は同室の2人と校内を散策していた。

 

「あれが去年できた新校舎で、向こうが築60年の校舎だ」

「高校生はいいなー綺麗な校舎で授業できて」

 

私達が入学した学校は中高一貫校で全校生徒300人の比較的規模は小さい学校だ。しかし学校設備には力を入れており、ウマ娘用の練習トラックもある。

最近はトレセントレーナーも多く輩出しているらしい。

 

「そういえばライラは私達の事どんな風に言ってたんですか?」

「そうだなぁ…元原は壊れたおもちゃみたいで鈴石はお人形のようなロボットと言ってたな」

「アッハハハ桐花ちゃんロボットだってアッハhぶ…んむーー!」

 

抵抗する錦音を抑えながら、私はまた質問した。

 

「ライラはクラブでも変わらず負けず嫌いでしたか?」

「それはもう、自分が勝つか相手が諦めるまで追いかけてたな。だが実力はクラブ内でも指折りだったぞ」

 

やはり彼女はレースに才能があったのだ。それを手助けしたのが自分だと思うと誇らしかった。




寮制とか体験してみたかった…
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