彼女は見附島を見物した後は、輪島の旅館に戻ることにした。
「あの人も一緒に行きたかったかな?。」
と、はがきと写真を見ながら宿に戻った。
彼女は、宿へ戻ると手紙を書いていた。
「必ずあの人は、能登の何処かに居るわ。」
と、呟いた。
そして、14時頃の事だった。
「やややーと、やややーと。」
と、一人の漁師が海岸へ行って魚を取りに行こうとした、その時だっだ。
「ん、何だありゃ。」
「おーい、大変だ、なんか浮いとるぞー。」
「えっ、どこどこ。」
「あそこだ。」
と、亡骸を浜にあげてやった。
近づいてみると、それは何と女性の水死体でした。
「おい、大変だ。」
「女性の水死体だぞ。」
「えっ、海で女性が死んでるぞ。」
「しかも、若い女性らしいぞ。」
「女の水死体だ、そこだ、そこだ。」
と、浜辺に行くとやじ馬がいっぱいになりました。
「何と可哀そうにな。」
「こんな綺麗な娘が、一体どうしたというのかね。」
と、宿から彼女が人があっ待っている所に行って見ることにした。
「何々、あっ。」
と、驚いた。
「おいっ、警察を呼べッ!。」
「はい。」
数分後、石川県警のパトカーがサイレンを鳴らして現場に到着した。
「で、あなたが第一発見者ですね。」
「はい、魚を取りに行こうしたら、その辺りで何か浮いている所に見たら、女の人が浮いていたんです。」
「なるほど、それを見て漁船で死体を上げたんですね。」
「はい、女性が海で浮いていたのは事実だから。」
「この女性は誰なんですかね。」
「身元が分かればな。」
と、そこへ部下の城島刑事が小沢警部に言った。
「警部殿、被害者の身元が分かりました。」
「おう、本当か。」
「はい、被害者の免許証です、被害者は東京在住の草壁 砂月さん23歳です。」
「ほう、でもどうして能登なんかに。」
そこへ、彼女が現場に入って来た。
「砂月、砂月ーッ。」
と、泣きながら遺体の前に来た。
「失礼ですが、この女性との関係は。」
「はい、私の高校と大学の友人なんです。」
「ほう、学生時代の友人ですか。」
「はい。」
「ところで、彼女はこんな所で死んだのか。」
「自殺ですかね。」
と、その時だった。
「違うわ!、砂月は自殺なんかはしないわっ!。」
「え、それどういう事。」
「だって、砂月は自殺するような娘なんかじゃないわ。」
「で、何であなたがここに。」
「私は見附島を見物した後に、様子を見に言ったら私の友人じゃないかなって行って見たら。」
「それで、この女があなたの友人と分かったんですね。」
「はい。」
「なるほどね。」
しかし、女はどうして能登に来たのか。
彼女は自殺するような女ではない
そして、事件は意外な展開になって来るのだ。