東京-奥能登 四重殺人 愛と鎮魂の殺意   作:新庄雄太郎

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そして、能登の海で殺人が起きた。


第3章 水死体

彼女は見附島を見物した後は、輪島の旅館に戻ることにした。

 

「あの人も一緒に行きたかったかな?。」

 

と、はがきと写真を見ながら宿に戻った。

 

彼女は、宿へ戻ると手紙を書いていた。

 

「必ずあの人は、能登の何処かに居るわ。」

 

と、呟いた。

 

そして、14時頃の事だった。

 

「やややーと、やややーと。」

 

と、一人の漁師が海岸へ行って魚を取りに行こうとした、その時だっだ。

 

「ん、何だありゃ。」

 

「おーい、大変だ、なんか浮いとるぞー。」

 

「えっ、どこどこ。」

 

「あそこだ。」

 

と、亡骸を浜にあげてやった。

 

近づいてみると、それは何と女性の水死体でした。

 

「おい、大変だ。」

 

「女性の水死体だぞ。」

 

「えっ、海で女性が死んでるぞ。」

 

「しかも、若い女性らしいぞ。」

 

「女の水死体だ、そこだ、そこだ。」

 

と、浜辺に行くとやじ馬がいっぱいになりました。

 

「何と可哀そうにな。」

 

「こんな綺麗な娘が、一体どうしたというのかね。」

 

と、宿から彼女が人があっ待っている所に行って見ることにした。

 

「何々、あっ。」

 

と、驚いた。

 

「おいっ、警察を呼べッ!。」

 

「はい。」

 

数分後、石川県警のパトカーがサイレンを鳴らして現場に到着した。

 

「で、あなたが第一発見者ですね。」

 

「はい、魚を取りに行こうしたら、その辺りで何か浮いている所に見たら、女の人が浮いていたんです。」

 

「なるほど、それを見て漁船で死体を上げたんですね。」

 

「はい、女性が海で浮いていたのは事実だから。」

 

「この女性は誰なんですかね。」

 

「身元が分かればな。」

 

と、そこへ部下の城島刑事が小沢警部に言った。

 

「警部殿、被害者の身元が分かりました。」

 

「おう、本当か。」

 

「はい、被害者の免許証です、被害者は東京在住の草壁 砂月さん23歳です。」

 

「ほう、でもどうして能登なんかに。」

 

そこへ、彼女が現場に入って来た。

 

「砂月、砂月ーッ。」

 

と、泣きながら遺体の前に来た。

 

「失礼ですが、この女性との関係は。」

 

「はい、私の高校と大学の友人なんです。」

 

「ほう、学生時代の友人ですか。」

 

「はい。」

 

「ところで、彼女はこんな所で死んだのか。」

 

「自殺ですかね。」

 

と、その時だった。

 

「違うわ!、砂月は自殺なんかはしないわっ!。」

 

「え、それどういう事。」

 

「だって、砂月は自殺するような娘なんかじゃないわ。」

 

「で、何であなたがここに。」

 

「私は見附島を見物した後に、様子を見に言ったら私の友人じゃないかなって行って見たら。」

 

「それで、この女があなたの友人と分かったんですね。」

 

「はい。」

 

「なるほどね。」

 

しかし、女はどうして能登に来たのか。




彼女は自殺するような女ではない

そして、事件は意外な展開になって来るのだ。
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