東京-奥能登 四重殺人 愛と鎮魂の殺意   作:新庄雄太郎

4 / 9
南と高山達は寝台特急「北陸」に乗って能登へ。


第4章 高山・能登路へ

次の日、鉄道公安隊に1本の電話が入って来た。

 

「はい、東京公安室公安特捜班。はい、能登の海岸で女性の水死体!?。」

 

と、高杉は言う。

 

「えっ。」

 

「うん、草壁 砂月、住所は東京都、はい、わかりました、早速調査いたします。」

 

と、高杉が電話を切った。

 

「おい、石川県警から捜査協力の要請だ。」

 

高杉はメモを渡した。

 

「早速、当たって見ます。」

 

「よし、捜査していよう。」

 

と、高山は捜査に行くことにした。

 

「ええ、砂月は夏休みに能登の方へ行くって言っていたので、何で殺されなきゃならなかったのですか、砂月が何をしたんですか。」

 

「あのー、彼女に恨まれる事とか、あるいは彼女がいたって事は。」

 

「いや、そこまでは。」

 

「そうですか、どうも。」

 

高山は、調査から戻って来たら高杉に報告した。

 

「何、彼女が能登に行っていた。」

 

「ええ、母親の話だと一昨日に上野から夜行列車に乗って、そこから輪島へ行き、その後に和倉へ行っていた事が分かりました。班長、それで死因の方は。」

 

「ああ、死因は溺死と思われるが自殺と思われるんだ。」

 

「自殺ですか。」

 

「ああ、実は彼女は自殺するような子じゃないって言うんだ。」

 

「でも、気になりますね。」

 

「鶴岡もそう思うのか。」

 

「ええ。」

 

「とにかく、能登半島へ行って見ようか。」

 

「ええ。」

 

「何か分かるかもしれんぞ。」

 

「ええ。」

 

「よし、南と高山と小海と鶴岡は早速、能登へ向かってくれ。」

 

「わかりました、行くとしたら今日の上野22時44分発の寝台特急「北陸」に乗れば翌朝に金沢について、そこから七尾線に乗って能登へ向かいます。」

 

「能登へ行くのは去年の冬依頼ですね。」

 

「ああ、しずくちゃんの父親を捜索するために能登へ行ったんだよね。」

 

「ああ、思い出したよ。」

 

「新横浜駅で新幹線に乗って行方不明になったんだよね。」

 

「ええ。」

 

翌日、南と高山達は上野発22時44分発寝台特急「北陸」金沢行に乗って金沢へ向かい、金沢からは七尾線に乗って能登へ向かうことにした。

 

「上野から寝台特急「北陸」に乗ると金沢へは翌朝の6時33分に到着し、金沢からは8時02分発の急行「能登芝1号」に乗れば輪島へは10時16分に到着する。」

 

「つまり、能登へ行くには上野からは夜行で行けばいいのか。」

 

「そう言う事だ。」

 

ピィーッ!。

 

と、警笛を鳴らして、22時44分寝台特急「北陸」金沢行は夜の上野駅を発車し、北陸へ向かって走って行くのであった。

 

「と言う事は、砂月はどうして能登へ行ったのでしょうか。」

 

「誰かに、愛に行ったって事は。」

 

「それも、考えられるな。」




果たして、犯人は誰なのか?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。