どんな、トリックを使ったのだろうか?
サングラスをかけて、何気なく駅の駐車場へ行き女は赤いスポーツカーに乗って金沢駅に出た。
国道を通り過ぎて、能登へと向かった。
「許さないわ、私がこの手で殺してやったわ。」
と、女はある人を待つ為に、和倉温泉へ向った。
彼女が泊まったのは、和倉温泉の「銀水閣」で泊まっていた。
「おう、遅かったな。」
「ごめん、ごめん、列車が込み合っていてね。」
「それでか。」
「お前は、東京から来たのか。」
「ええ、そうよ、私はよく珠洲へ行った時にね、1人の女が歩いていたの、それで乗せて貰ったから。」
「で、東京へ行く時は。」
「金沢9時発の特急「北越」に乗ってね。」
「おう、なるほどね。」
「あ、そうそう、私は明日の特急「加越」で東京へ帰るから。」
「そうなの、明日俺は金沢へ行くからその時に駅まで送ってあげるわ。」
そして、2人は能登名物の御陣乗太鼓を鑑賞し、夜を明かした。
「お前は帰り何時の特急「加越」に乗るんだ。」
「明日の13時の特急「加越」に乗ってね。」
「じゃあ、千里浜を見物してそのまま金沢へ行こうか。」
「ええ。」
二人は赤いスポーツカーに乗って、千里浜の海岸を通って金沢へ向かった。
「美しいわ、この海岸。」
「ああ、君といて幸せだったよ。」
「あなたがいて、本当に楽しかったわ。」
「そうだな。」
と、言って2人は金沢駅へ向かった。
女は、13時27分発米原経由の特急「加越8号」米原行に乗って東京へ帰って行った。
「貴美子、東京へ行っても元気でな、俺も待っているから。」
「ええ、私もいつかは来るから。」
「じゃ。」
「じゃあな。」
と言って、女はそう言って特急「加越8号」米原行に乗った。
プルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルーッ。
まもなくー、13時27分発特急「加越8号」米原行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。
と、アナウンスが流れた。
ファーン!
と、警笛を鳴らし特急「加越8号」は金沢駅を発車した。
この女が犯人なのか。
「えっ、赤いスポーツカーに乗ったアベック。」
「ああ、千歌ちゃんがその二人のアベックを見かけたって言ってたな、8月の下旬ごろに来ていたそうだ。」
「この2人が犯人か。」
「いや、わからん、詳しいことは。」
「ああ、あのアベックは和倉温泉の殺人の犯人ですかね。」
高山は南に行った。
「と言う事は、この2人が事件を関係しているって事か。」
「はい。」
「とにかく、この2人を調べないとね。」
「ええ。」
そして、遂に南が列車トリックがついに解かれるのだ。
犯人はどんなトリックを使ったのか。
次回、いよいよ最終章を迎えます