魔女と死神   作:三文小説家

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過去篇です。


機械時代の戦争

「んで、人間共が眼の色変えて集めてたのは、と」

「手あたり次第って感じよ。こんな昔の記録までよく辿ったわね」

 

 地下水道から帰った後、回収した資料を読み返すドルチェットとコントラス。死神への恐怖心を煽る内容が多いのは前話で話した通りだが、その中でも感情的に、詳細に書き記された項目が存在した。

 

「おいコイツは……」

「今代の新時代が始まってから建国して滅ぼされた、機械の国『ノイズィーズ』の資料ね」

「随分と怨み骨髄じゃねえの。まあ、滅ぼされりゃあ道理ってか?」

 

 コントラスの言葉に、ドルチェットは鼻で嗤って答えた。

 

「世界を変えるだのと随分なお題目を語っているけれど、結局は私怨で動いている可能性が高まったわね。良いわ。徹底的に相手してやろうじゃない」

 

 一先ず標的は定まった。ドルチェットはリコードにコンタクトを取り、当時の記録を出来る限り調べることにした。

 

 

 記録内にて

 

 

「世界の秩序を保つ〝死〟と〝自然〟、それらを征服する人間達の〝発展〟と〝残酷〟。どちらをこの世界が必要としているか、確かめようじゃないか」

 

 死神の最高位たる『月』からそう告げられ、機械の国、ノイズィーズに処刑者達は送り込まれた。

 ノイズィーズの在り方は至極単純。自然を征服し、人間達の楽園を築く。これだけであれば別に処刑者が動く理由にはなり得ない。世界の秩序さえ保たれていれば森林が少し破壊される程度、勝手にしろというスタンスだ。

 

 だが、ノイズィーズは世界そのものを改変しようとした。具体的には魔女や魔法使い、死神を殲滅し、魔物を増やし、どこまでも自分に都合のいい世界を創ろうとしていた。そうして世界の秩序を乱し続けた挙句に、処刑者が送り込まれた。

 

 その第一波は、

 

「ねえ、その辺にこれ見よがしに飾ってある魔女達の死体は、キミタチの趣味なのかい?」

 

 過去に討ち取られた魔女達の死体を肴に酒を飲んでいた兵士二人に話しかける人影。酔ってさえいなければこの時点で相手の正体に気が付けたかもしれない。しかし、兵士達は世間話のような態度でその質問に答えてしまう。

 

「あぁ……? 何だあテメエ……俺達が討ち取った獲物を飾って何が悪いんだよ!」

「そうそう! 魔女共なんてこんな風に飾っとくか、ヤるかしか役になんて立たねえんだからよお。むしろ感謝してほしいくらいだぜぇ? 人間サマのお役に立ててやってんだからよ~!」

 

 そう言って下品な笑い声を上げる兵士達に同調するように周りの群衆からも笑い声が上がる。兵士達が語る事はノイズィーズでは常識なのだ。魔女や下級の死神が嬲られ、殺され、晒し物にされることに疑問を覚える人間などいない。

 

「ふーん。そっかそっか。後悔せずに済みそうだな。これは」

 

 それを聞いた質問者は、穏やかな笑みを浮かべながら兵士二人の首を締め上げ、一瞬で凍らせてしまった。そこで、ようやく群衆も質問者の正体に気が付いた。

 

 質問者の女はフードを外して頭に生えたウサギの耳を晒しながら自己紹介をする。

 

「やあ、ボクは『冬』の死神、アコーディア。突然だけど、この国を氷河に沈めることにした」

「死神だと……? テメェ何言って」

「ああ、そうそう、真ん中開けといてねー。そろそろ増援が来るからさ」

 

 据わった眼と低い声でアコーディアと名乗る死神がそう宣言すると、群衆の前に様々な死神が現れる。大鎌を持つ者、耳が時計の針になっている者、右眼が蝶になっている者、仮面をつけた者、騎士、鳥、双子の少女など、その姿は多岐にわたる。

 

「はん! カモがネギ背負って来やがった! お前ら! エネルギーと労働力を確保しろ!」

 

 ノイズィーズの人間達はただ死神や魔女を殺していたわけではなかった。一部は捕らえ、その魔力を自らの糧にしていたのだ。そして、今度は奴隷のような労働力として酷使する。そして、使いつぶした後は先のように辱め、晒す。

 

 いまなおノイズィーズが壮健であれば、世界から死神や魔女がいなくなるまでこれを続けていたことだろう。そして、いなくなれば新たなエネルギー源、例えば魔物を自主的に創り出して利用する。

 むしろ、ノイズィーズとしては後者が本懐であろう。その目的を達成する為に障害となる魔女や死神を排除しているのが現状だ。そして、使えるならば労働力やエネルギー源、或いは慰み者として使う。無駄の無い事である。

 

 その場にいた、もしくは駆け付けた兵士達は新世界までのつなぎ程度に目の前の存在を考えていた。

 

 しかし、

 

「まあ、雑魚よね」

 

 リコードの言う通り、地に伏せていたのは兵士達の方だった。この場に集まったのは『月』に選定された精鋭の死神達。下級の死神や魔女とは比べ物にならない力を持つ、世界を揺るがし得る強大なる〝秩序〟である。

 

「とはいえ、下っ端は能無しでも精鋭は化け物だろうね。本当はもっと中枢に来る予定だったけど、ズラされたし」

「舐めてたらこっちが狩られるって事か」

 

 アコーディアの言葉に、相手も一筋縄ではいかないと悟るリュト。敵は戦力を用意し、罠を張ってこちらを待ち構えている。それは『狩り』の常套でもあった。

 

「さて、ちょっと予定はズレたけれど。やる事は変わらない。悲惨な吹雪に終始するこの場所に、暖炉の火を届けてやろうじゃないか」

「俺とお前と『昨日』以外はもう行ったぞ」

「あんら行動が早い」

「特に『黒』は嬉々としてな」

「レクイエムがね……不安だなあ……あのサディストの行動が早いってのは。まあ、変にダレるよかいいけどさ」

 

 なお、リュトが此処に残っている理由は捕らえられていた死神や魔女の治療のためである。攻撃の余波ではなく元から怪我をしていたのだ。隠し切れない非人道な扱いの痕跡が見て取れる。

 酒場という一般市民の溜まり場でこの有様だ。中枢や他の場所がどうなっているかなど、考えるだけ鬱になるという物だろう。

 

「よし、治療は完了だ。双子様様だな」

「ビーティアとパルシアか。流石は『血』の死神。生体への干渉はお手の物だね」

 

 今は別の場所で治療に回っている双子で一柱の『血』の死神に渡された包帯には彼女等の権能が付与されている。化膿だろうと部位欠損だろうといずれは治ってしまう優れモノだ。

 

「『狩り』が持つ傷薬ではきっと手に余るわ」

「歯止めが効かなくなった人間は純粋(残酷)だもの」

 

 この闘いの前に『血』の死神ことビーティアとパルシアに言われた事を思い出す。リュトは熊に胎児を引きずり出された妊婦の死体を見た事があるが、ノイズィーズの人間達は機会が有れば同じ事をしていただろう。

 人間というのも所詮は、少し特異な進化をしたに過ぎない獣という事か。

 

「怖気づいたかしら?」

「怖気づける程に経験が浅けりゃよかったんだがな。今思った事は、名実ともに狩人になるしかねえってだけだよ」

 

 恐れを知らない狩人は獣と同じだ。しかし、身体能力で勝る獣が相手では恐れは致命的な隙になる。奴らと相対した時は、奴らに並び立つ精神にならなければならない。余計な事は考えず、ただ殺す。生き残るために生を捨てる。

 

「あ……ありがとうございます……」

 

 リュトに治療を受けた魔女や下級の死神は、リュトだけでなくリコードやアコーディアにも怯えた視線を向けた。如何に助けられた存在であろうとも、世界の秩序の為に同胞すら躊躇なく切り捨てる『処刑者』の存在は知れ渡っている。恐れる者は恐れるのだ。

 

 助けられた者達は蜘蛛の子を散らすように逃げ出した。しかし、

 

「おいこら! そっちは戦場だ! 鎖にゃ繋がれずとも銃には撃たれんぞ!」

 

 彼らが逃げた方向は、今まさに敵の増援が迫る戦場であった。二次被害を止めようと声を掛けるが、人間の脅威がなくなり、恐れる対象が処刑者となった彼らは止まらない。

 

「チッ、最近の若造供は逃げ方も知らないのね……」

「はーいリコード、カッカしない。大丈夫だよ。想定済みさ。ノクターニア!」

 

 アコーディアが天に向かって呼びかけると逃げる彼らの足元に暗闇が広がる。

 

「やっぱりこうなっちまうよなあ。『夜』の所に放り込んどくのが一番手っ取り早えのは確かだ」

「ちょっと強引だけどね。一カ所目から二次被害出されても困るよ」

 

 暗闇の先は『夜』の死神、ノクターニアが治める『常若ノ国(ティルナノーグ)』だ。彼女の権能で隠された妖精の国は夜目の利くリュトを以てしてもそう簡単には見つけられない。

 処刑者最強と目されているリュトだが、そう簡単には勝てない相手も存在する。その一人が『夜』だ。

 

「負けはしねえが勝ちもできねえ。簡単にそう状況を作り出される。仮に『夜』と事を構えるなら、隠密に徹される前に叩くしかねえ」

 

 暗闇に引きずり込まれる寸前に、魔女や死神達から怨みの籠った視線を頂戴した。結局お前達もぞんざいに扱うのか、そんな意図が読み取れた。

 

「怨みたきゃ怨め。こっちだって二次被害出すわけにはいかねえんだよ……」

「なんか纏めてるとこ悪いけど、逃げた彼らを目ざとく見つけた敵がこっちに押し寄せてます」

「「クソが」」

「わー、凄いシンクロ率」

 

 奇しくも普段は仲の悪いリュトとリコードの意見が一致した瞬間であった。押し寄せた敵は武装した兵士や大型の機械など。負ける相手ではないが、面倒ではある。

 

「チッ、ゴミがぞろぞろと」

「私はさっさと別の場所に行きたいです、オーバー」

「じゃあ処刑者最強の力で蹴散らしてください、オーバー」

「アホみたいな会話してねえでさっさと終わらすぞ」

 

 先の蹂躙が効いているのか、兵士の眼に油断は無い。侮りの言葉を発するよりも先に銃弾を飛ばしてきた。だが、リュトとリコードはそれぞれ大鎌と細剣で叩き落し、兵士を切り伏せる。

 

「お見事」

 

 背後に迫る兵士が振り下ろした斧を氷の剣で弾き返しながらアコーディアは称賛の言葉を口にする。どうやらリュト達が戦っているのとは別の部隊がやってきたらしい。いわば自分達は包囲されている。完全に袋の鼠だ。

 

「だから何だって話だけどね」

 

 アコーディアは双剣を逆手に持ち、両足にもスケート靴のように刃を生成した。どうやら冷気に耐性のある装備で固めたらしく、凍らせて終了とはいかない。対策の速い事だ。

 

 相手の下卑た笑顔を負けじと嘲笑いながらアコーディアは凍らせた地面を滑り、振り下ろされた斧を躱して兵士の頭を両断する。あくまで耐性が有るのは冷気であり、氷の剣による物理的な斬撃には弱い。

 

「クソ! だが仕留めちまえば……!」

「遅いよ」

 

 兵士が悪態をつく前にアコーディアのサマーソルトキックが炸裂した。足についた刃で切り裂かれた兵士の残骸は二つに分かれて崩れ落ちる。そして、その兵士の手から落ちた斧を自分を囲んでいた最後の兵士に叩きつけた。

 

「わお、やっぱり人間の武器は人間に有効だね」

「動くんじゃねえ!!」

 

 アコーディアにぶつけられた鋭い声に振り返ると、一人の兵士が捕らえた少女に銃を突き付けていた。

 

「へへ……テメエらと同じ死神なんだってな。『歌』だか何だかの。動いたらコイツの命はねえぞ!」

 

 アコーディアはその様子を思い切り冷めた眼で見てしまった。おそらく純粋な戦闘力では敵わないと判断したが故の最後の手段なのだろうが……処刑者にそんな手が通じると思っているなら滑稽にも程がある。

 

「(やっぱり味方に手は出せねえってか……この勝負は貰ったな)よし! コイツ等全員捕まえちまえ! 当分はエネルギーと労働力……が……」

 

 耳障りな兵士の勝鬨は無常に終わった。他ならぬリュトの放った弾丸によって。『狩り』の死神にとって獲物は必ず仕留めるもの。障害物(人質)を避けて確実に弾丸を撃ち込むなど朝飯前だった。

 

「生きてるか?」

「こほ……うん。生きてる」

 

 兵士の手から解放された少女は軽く咳き込んでから掠れた声で答えた。見れば喉に火傷の痕がある。おそらく、権能を封じるために喉を焼かれたのだろう。声を発する事は出来ているが、それもやっとの状態。二度と歌う事はできないだろう。

 

「待ってろ。今治療する」

「私の事なんて、一緒くたにどうにかしてくれてよかったのに……」

「それしか方法が無いならそうするがな。助けられるなら助ける」

「あはは……意外と優しいんだね」

 

 リュトは『歌』の死神に包帯を巻きながら彼女の問いに答える。処刑者は余程血も涙もない殺戮マシーンにように思われているらしい。そんな事をすれば、秩序など保てなくなる。仮に手当たり次第に殺戮して世界が安定するならばそうするが、却って魔物や魔界を生み出すだけだろう。

 

 リュトがそれを簡単に説明すると、『歌』の死神はそれでも笑みを零した。

 

「じゃあやっぱり強いんだね……強くて優しい死神……」

「話聞いてたか? 今回お前を生かしたのはそうする必要が有ったからで」

「ふーん。たまたま生かしただけの相手にここまで丁寧にするんだ。あの人間達なんて治療する時すら業務的なのに」

「ったく調子が狂う……おい、『夜』。さっさとコイツも連れてってくれ!」

 

 リュトの治療は確かに丁寧だ。事務的に処刑を行うだけの存在にこんな手癖はつかないと確信できる程に。

 リュトは頭をガシガシと掻きながらノクターニアを呼ぶ。だが、

 

「キミタチが青春してる間に魔界に引きずり込まれたみたいだね」

「『夜』の暗闇も干渉できない別空間よ」

「クソッタレが!」

「あはは。じゃあ暫く一緒だね」

 

 リュトが手を取って立ち上がらせた『歌』は可笑しそうに笑う。あまりに緊張感の無い声にリュトは少しイラついた。

 

「笑い事じゃねえよ。クソ……安全地帯に放り込むのが後になっちまった」

「この包帯。凄いね。今なら歌えそう」

「テメエは保護対象だろうが。余計な事しねえで大人しくしてろ!」

 

 しかし、『歌』の死神は不敵に笑う。

 

「私、これでもそれなりに強いんだよ。援護くらいは出来ます」

「じゃあ何で捕まってんだよ」

「一緒にいた子を人質にされて、戸惑ってる間に魔力を抑制されて……ね。しかも、その子は私が捕まった後に虐待されて死んじゃった」

「…………」

 

 リュトが返す言葉に困っていると、リコードとアコーディアは賛同するように声を上げた。

 

「いいじゃん。一回くらいなら試す価値は有るよ、リュト。万一失敗しても処刑者が三人もいるんだから大抵の事はどうにかなるって」

「アンタが拾ったんだからアンタが面倒見なさい」

「仲間二人はそう言ってるけど」

 

 尤も、この状況ではそうするほかない。リュトは渋々同行を許した。仮に『歌』が足手纏いだとしても、どうにもならないわけではない。

 

「と、早速お出ましになったみたいよ」

「聞きゃわかる」

 

 リコードの言葉にやや投げやり気味に返すリュト。現れたのはヘイトリッド二体だった。正確にはお供を数体引き連れているが、処刑者目線では数に入っていない。

 

「ちょっと、私にやらせて」

「おい、何言って……」

「デカいの二体ならともかく、雑魚狩りはできるよ」

 

 確かに、この相手なら失敗したとしてもリカバリーは可能だ。『歌』の戦力を調べる意味でも一度やらせた方が良いだろう。

 

「じゃあやってくれ」

「ありがとう」

 

 念の為、すぐに救出できるようリュトが銃を油断なく構えている。その中で、『歌』は権能を披露した。

 

「なるほど。こりゃ凄い。本調子じゃなくてこれとはね。喉を焼いてでも封印したくなるわけだ」

 

 目の前には超音波メスのような斬撃で斬り捨てられたアンガーやレイジの死体が広がっていた。オマケに、ヘイトリッドもノーダメージとはいかなかったらしい。

 

「私、役に立てるかな……」

「ええ、単純な破壊力なら死神の中でも上位に入るでしょうね。でも、今は回復しきってない。正直、積極的に参加させるのは私も反対ね」

「そう……」

「まあでも、自衛は出来るんだし『狩り』に面倒見てもらいなさいよ」

「俺の意見は無視か?」

「アンタに懐いてんだからアンタが面倒見なさいよ」

 

 そして、結局リュトが『歌』を護る事になった。なお、話し合いの間にヘイトリッド二体は鎮圧されている。

 

「じゃあ、よろしくね。リュト。それと、助けてくれてありがとう」

「はあ……まだ礼は受け取らねえよ。お前を安全地帯に届けるまでは」

「律義だなあ。それと、できれば『お前』じゃなくて名前で呼んで欲しい」

「注文の多い奴だな……行くぞ。『歌』これでいいか?」

「アリア」

「は?」

 

 リュトは死神同士の慣例に則って彼女の司る権能で呼ぶが、『歌』の死神は不満そうである。

 

「だから、私の名前。アリアって呼んで」

「『歌』が俺の名前を呼ぶ分には勝手にすりゃ良いが、俺は呼ばねえぞ」

「駄目。名前で呼ぶまで返事しない」

 

 めんどくせえ奴を助けちまった……そう思ったリュトであった。

 

「下らんこと言ってないでさっさと行くぞ。『歌』」

「…………」

「おい、聞いてるのか。『歌』」

「…………」

「さっさと呼んでやんなさいよ。めんどくさい奴ね」

「……………………まずはお前を安全地帯まで届けるぞ。アリア」

「はい」

 

 リコードから痺れを切らしたようにそう言われ、リュトは大変癪だがアリアという名前で呼んだ。すると、先程までの強硬な態度が嘘のように素直に返事をした。

 

「ごめんね。厚かましいのは分かってる。でも、リュトとは名前で呼び合いたいんだ。助けられて、治療されて終わりの関係じゃなくて、もっと君の事を知りたいの」

 

 そう言ったアリアの頬は、誰が見ても明らかに朱に染まっていた。

 




 はい。シャロームについて知るための過去篇という名のリュトとアリアの馴れ初めです。なんか戦争をダシにしてずっといちゃついてそうな予感が……

 他には、死神も大勢出ましたね。本格的に登場したと言えるのは『冬』の死神であるアコーディアのみですが、名前だけなら『血』の死神であるビーティア&パルシア、『黒』の死神であるレクイエム、『夜』の死神であるノクターニア、そしてセリフだけ登場した『月』の死神……今更ながら『ア』で終わる女性名多いな。

 処刑者ってのは、まあ、「月に代わってお仕置きよ」みたいな集団って事です。必要とあらば死神でも容赦なく殺すので恐れられてます。

 そして、一話以降ナレ死して音沙汰の無かったアリアの登場。リア友に「どんな子なのか分からない」と言われ、「そうじゃん」と思い書きました。性格についてはこんな感じ。ヴィオラとは別人ながらもどことなく似てるって感じです(『名前で呼んで』とか)。
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