プロジェクトセカイカラフルステージfeat初音ミクwith瑞希’s brother   作:紅の龍

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皆様遅れてすみません……言い訳をさせて頂きますと私は2年間投稿できませんでした大学の必修科目や課題その他諸々で生活が変わりこれのように趣味にかける時間がなくなっていました。
久々に書いた次第です。
これ以外の全ての創作を不定期で更新いたします。見ていただける人がいたら幸いです


瑞希と俺

 俺にとって瑞希は代わりのない兄弟であり、姉以上に時間を過ごしてきた。

その頃からの絆というものはすでになくなっているというように感じる。俺は俺で毎日学校に登校しているが瑞希は瑞希なりの登校方法があり、基本ゴーイングマイウェイを地で行く人間である。まぁ、そのため休日補講なんていうのに行かざるを得ない状況になっているがそんなことはどうでもいいそして先程少しだけ出てきた姉に関しては現在は外国の何処かでデザイナーの仕事をしているとか。

 

「つまらないし、公園でも行ってくるか…」

 

家にいても課題以外やることのない俺は時々サッカーボールかバスケットボールを部屋から持ち出し、家から徒歩で向かうとある程度時間の掛かる公園に向かうことにしている。今日はバスケットボールをもっていつも身体を動かしている公園へ向かっている。現在は特に部活に入っていることはなく、公園でやるという理由は体がなまるのを防ぐためだ。

もちろんバイトもをしているが、基本は夕方からであるため土日の昼は公園に行き体を動かしているのに対し、平日の午前中は学校にいっているため運動不足の心配をなくしている。

 

「ふぅー今日ははこの辺で…」

 

 あらかたいつもの練習を終えて帰ろうとしたところ隣のコートで3on3をやっているのを見かけたので様子を外から観察していた。しかしそのゲームはおおよそ普通のゲームとは呼べる代物ではなく不良のいるチームが一方的に相手チームの選手の足、特に軸足を潰していた。

その状況をみていた俺は我慢ができずに、 隣のコートに入り1vs3の勝負を申し込んだ。選手の軸足が潰されている以上メンバーのうち二人はこのゲームには出られない上に俺がもう一人の選手を誘って怪我でもさせたらその責任が俺に移る。不良共は中学生相手に大人げないと思う行為をやってる。それ自体を恥じるべきだと考えていた俺は俺主導でゲームを進め不良たちはストリートではなく学校の体育や、型にはまったバスケすらなく自分たちのやりたいようにやっているチームワークがうまく行っていないような感じだった。そんな傍ら俺は感覚としては某超次元バスケで最初に出てくる相手を蹂躙していた感覚だった。

ゲーム終了後、不良には恐れられ俺が味方をしていた子達に感謝された。感謝されるのは嬉しいが俺は特に何も言わずに去ろうとしたが、ある言葉が俺の足を止めた。

 

「コート上の怪物(ばけもの)……あんなのに勝てる訳ねーよ」 

 

そういったのは俺が蹂躙した不良の一人だが、俺も覚えている。中学時代俺がマッチアップしたSF(スモールフォワード)だったのを覚えている……名前は忘れた。コート内ではざわつきが強くなったがそんなことを完全に無視して、俺はコートを去った。

 

 「コート上の怪物(ばけもの)か、懐かしいな。」

 

 コート上の怪物、俺がそう言われるようになったのは小学生の頃入っていたサッカークラブで大活躍した頃からだった。言い出したのは、当初一番力を持っていたいわゆるキャプテンみたいな人だった。それを言われたときに副キャプテンがその言葉を否定していた場面を目撃、俺は偶然その言葉を聞いてしまった事態は丸く収まるかと思ったが副キャプテンがその時のキャプテンの更迭をコーチに進言、その後そのキャプテンは非人道的な言動を行ったとしてそのチームを脱退。その後小学二年生にして最年少キャプテンとして俺が指名された。なぜ小学二年生からキャプテンを四年間努めていたのかと言うとそのクラブは実力主義であり能力のないもの、忙しいからと練習に参加しないものはコーチから脱退を宣言される事があったと言われるほどそのコーチも厳しい人だった。しかしコーチは紹介文のようなものは全くせず、みんな楽しくやっていたのを覚えてる。

しかし、小学生の高学年にあがる頃にはまともに戦える相手がおらず、結局小学校六年間でサッカーを辞めた。

「あいつ元気かな……また会いたいな。東雲(しののめ)

 

 コートを去ってから30分後家についた。

 

「ただいま。帰ったよ」

 

「おかえり!佑都」

 

瑞希(みずき)……お前また学校行かなかったろ。お前のクラスの担任が頭抱えたぞ」

 

「えーっ!?佑都もそっち側ー?いいじゃん!ボクは単位取れてるんだからさ」

 

「まぁ、別にいいか。飯になったら呼んでくれ」

「えー!?一緒にアニメ見ようよ〜」

 

「断る。お前と一緒に見ることはない」

 

「えー?まぁいいや、後でね佑都」 

 

今の会話でわかっただろうが、さっきのが俺の兄貴の瑞希だ。思えば兄弟らしい会話をしたのはあいつが女装し始めてからで何もしない事もあった。

あいつは、変わった。変わってしまったからこそ俺は変わらず、あの場に留まることを選択した。多く人間は前に進むことを勧めるが、俺はそうは思わない。前に進みすぎて誰もついてこられないなら意味はない。

 

「はぁー……つまんないな、というかよくこの量をこなさせようとするよなあの数学教師」

 

数学の課題をやった時間は10分程度で終わった

 

いつからだろう瑞希を羨ましいと思わなくなったのは……いつからだろう希望も願いを伝えなくなったのは。




次回はおそらく、ナイトコードとの絡みです
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