でぃすいずごっと!   作:檜の棒

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作者は「むしゃくしゃしてやった」などと供述しています。
あの馬鹿まだ先まで続く連載二次創作書いておいてなんでこんな新しい連載になりそうなのを…ッ。
まあ次出るかは不明なんですけどねェーーーッッ!!!


でぃすいずごっと!

「堕天」

まあ中二病に成り立てルーキーが好きそうな言葉である。

堕天というのは基本的には天使が神から背き、悪魔と共に人間を堕落させるようになった存在との事である。

つまりはまあ悪魔と同等な存在に堕ちた天使という事だ。

 

「あーだるぅぅぅい、ジュース、ジュース買ってきてぇ〜」

 

「自分で買ってこい」

 

「いーやーだー」

 

今ジュースを買ってこいとワガママな要求をしている人物。

コイツ、堕天して下界へとやって来た謂わば

 

「堕天使」

 

である。

 

「おめーその羽は何だ、パパーっと飛んでけば早いだろうが」

 

「えぇー?羽で飛べる訳ないじゃん」

 

「なんでや」

 

「人の目、そして体力」

 

だがコイツは、この堕天使は少し違う。

 

「この 駄 天使がよ」

 

「ああーっ!言ったなきさまー!?」

 

「じゃあなんだよ、そのプニプニでついむにむにしたくなるようなボディは」

 

「こ、これはだな…」

「とにかく!この神様に向かってどんな口を聞きやがるってんだ!」

 

「アンタもう神じゃないだろ」

 

そう、神である。

神から堕天した稀有な存在。

 

「あーのーなぁ、色々あったんだよ色々」

「ボクだって神様だったんだぞ!?、そんで仕事を従順にこなして毎日毎日頑張ってたら」

「横から!よくわかんないやつが!ボクの事を神さまの座から天使に落としやがったんだ!」

 

「でも今はその神様でも天使でもないじゃん」

 

「ぐう」

 

「ぐうの音も出ちゃうのか…」

 

「でるよそりゃあ!しょうが無いじゃん!事実なんだし!」

 

 

 

「ったくよぉ…なんか無いのか?」

冷蔵庫を開けて覗き込む。

 

 空

 

牛乳パック一つすら無い。

 

「………」

 

「どうした裁人?、そんな深刻そうな顔して」

 

「その名前で呼ぶな、妥協してサバちゃんと呼べって言っただろうが」

 

「ぷっぷー裁人裁人ぉー愛してるよ裁人ちゅわぁ〜ん」

 

「てんめぇ………」

「………とりあえず、スーパー行くぞスーパー」

 

「えっ!ホントか裁人!」

 

裁人という言葉に反応し、脊髄反射の域で掴みかかる。

 

「あっ今のはワザとじゃないんだ!ホントで!マジ!」

 

「ワザとじゃないならギリ許す」

 

「ありがたやー」

 

「アンタそれでも元神か」

 

 

 

スーパー、六日堂

高品質かつ品揃えが広く、食品から日用品を取り扱っている人気全国チェーン店である。

全日本の主婦(夫)の心強い味方だ。

 

「なーなーサバちゃん」

 

「どした」

 

「ジュース買ってもいいか?」

 

「どれ」

 

「コレ!」

 

2Lの特大サイズの清涼飲料水のペットボトル。

ラベルには「強炭酸!」と大きいフォントで主張していた。

 

「コレ買うのか」

 

「駄目?」

 

堕天使はすかさず上目遣いでATTACKを仕掛ける。

 

「あーうー………」

 

(どうなる…ッ)

 

「そうだな…」

 

 

「絶対コップで飲めよ、直飲みしたら俺が飲めなくなる」

 

ATTACKはどうやら成功したようだ。

 

「ありがとっ!」

 

「静かにしとけや駄天使」

 

「従う他無い」

 

「ゲンキンな奴…」

 

続けて買い物をする。

牛乳や簡単な長持ちしやすい食材などを手に取りカゴへ入れていった。

 

(アイスも買うか…)

 

 

 

「オラ、片方持て」

 

2Lのペットボトルと牛乳を入れた方のビニールを堕天使に持たせる。

 

「重いぞ」

 

 パッ

 

「ぐぉぉッ」

「お、重い…」

 

「だから言ったじゃねーか」

 

「う、動けん…」

 

「筋力」

 

「一言で心臓を刺しに来ないでぇ」

 

涙目である。

 

「あいよ、じゃあこっち持て」

 

裁人は替わりに食品の入った方のビニール袋を堕天使に差し出す。

 

「おお、まあ少しは重量を感じるが、さっき程じゃあない、これなら行けるっ」

 

「ハイハイ、じゃあ帰んぞ」

「早くしないとアイスも溶けちまう」

 

「へぇっ?!」

 

「あ?」

 

「あいす、だって!?」

 

「そうだが…」

 

「それなら尚更早く帰って食わなければっ!」

 

「あっそ」

 

 

 

帰宅

家族は両親共々出張の繰り返しで家には裁人で1人だけである。

まあそこまで不自由ではない。

裁人は現在大学生、生活費はアルバイトと親の仕送りでどうにか成り立っている。

まあそこに堕天使が現れた事で一気に賑やかになったのだが…

 

「うし、冷蔵庫に入れるもん入れたし」

「アイスだ」

 

「ひゃぁーアイスじゃあああ!!!!」

 

「うっせ、だから暑いんだよ」

 

「視線が冷たいー」

 

「悪かったな、目つき悪くて」

 

「その目ボクは好きだけどなぁ」

 

「くどくならそのロリボディをどうにかしてくれ」

 

「えー」

 

「まあロリは正直性癖で、アンタを色々触りたくもなるがな」

 

「うわ」

 

「だが恋愛対象とは程遠いな」

 

「うわー、2つの意味でうわー」

 

「正直に言って何が悪い」

 

「正直に言い 過ぎる のが悪いんだよ」

 

「…アイス食うぞアイス」

 

「そらした!そらしたぞコイツ!」

 

 

 

堕天使はウキウキと上機嫌にフタを開けた。

 

(なめなめ)

 

「お前フタの裏舐めるタイプか」

 

「悪いか!」

 

「いんや、すげーわかる」

「ケーキのラベル付いたクリームも舐めたくなる」

 

「だよなぁ!」

 

「だが俺はお上品で技術力もあるから舐めなくてもラベルに付いたクリームも舐めずに食べれる」

 

「謎技術…だが欲しい!」

 

「その時になったら伝授してやる」

 

 

暑い気温が身体に染みていたため、アイスの冷気が二人の体に流れ込む。

 

「あだだだだだだ!!!」

 

頭にも響いた様だ。

 

「いつつつ…」

 

「な、サバちゃんも頭が痛いのか?」

 

「食うペース間違えた…」

 

「やっぱりサバちゃんはこういう所が可愛いんだよなぁ」

 

堕天使はいやらしい目つきでニマニマとしている。

 

「ったくよぉ」

「いたた」

 

 

 

完食

カップは綺麗にからっぽだ。

 

「あー美味かったぁ〜」

 

「やけに幸せそうなアホ面」

 

「実際に幸せなんですぅ〜」

 

「そうか」

 

「また食おうよ!」

 

「気が向いたらな」

 

「明日!」

 

「はっや」




………ふう
やりきった
やりきったぞぉおおおおお
あー生意気正直ロリ堕天使ちゃんかわゆす(要素ゴン詰め)
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