う、嘘ですよね・・・?
UA77000越え、お気に入り登録者750件越えなんて、嘘ですね?
ここまで一気に増えるものなんですか!?誰か、教えてください!!
・・・・みっともない姿を見せてしまい、申し訳ありません。
改めてこんにちは、作者のイーグルです。
上の暴露についての言い訳させていただきますと、ここ最近最新話を投稿すると、数日間自分の中ではありえないぐらいの勢いで上記の二つが伸びるんです。それが信じられなくて、少し混乱しているという事です・・・。
私の情けない事情は、一旦置いておいて、今回はパ皇皇都基地への攻撃回です。
オリジナル要素が多く、少し疑問に思うところやおかしなところがあるかと思います。
それでも良ければ、どうぞご覧ください!
アルタラス王国 ルバイル空港
日本海上防衛軍第一艦隊出港から18時間後、日本の手によって大きく姿を変えたルバイル空港の駐機場では、爆弾を満載した70機の戦略爆撃機「天神」が暖機運転を行いながら、出撃の時を待っていた。
その様子をアルタラス王国王女ルミエスは、安らかな目で見つめながら日本と接触した時を思い出す。
初めて二ホン人と会った時、彼女が最初に感じたのは「異質」であった。
自分の国より遥かに発展しているというのに、自分達を見下す事や侮辱する事は一切しなかったばかりか、あり得ない程の丁寧な対応をする二ホン国の大使たちに、彼女を含めたアルタラス王国の面々は驚きを隠せなかった。
二ホン国との関係が結ばれると、ルミエスの父であるターラ14世の要請を受けた二ホン国は援軍を派遣して来た。そして彼女たちは援軍としてやってきた二ホン国軍人や二ホン人技術者の行動に、またも驚かされることになる。
パーパルディア皇国の兵隊が当たり前の様にやっていた、無銭飲食や自国民への暴行を一切やらなかったのだ。そればかりか、個人単位でアルタラス王国国民と交流の場を設けて友情を育んでいた。つい先日も、非番の二ホン国軍人とアルタラス王国の住民が、「サッカー」と呼ばれる二ホン国から持ち込まれた球技をしていた。
両国の人々が笑顔を浮かべながら交流をしているのを目にして、ルミエスは父の判断が間違っていなかった事と、二ホン国が信用に値する国である事を改めて自覚する事になった。
そんな正しく太陽のような国にも、遂にパーパルディア皇国の毒の牙が向けられる事になった。
普段とても温厚な二ホン人が罵声を出してしまう程に、怒りの感情を高ぶらせている事、そしてその怒りの渦の中に、アルタラス王国に対しての野蛮な行いに対する怒りもある事を知った時、ルミエスは二ホン人の友に対する感情に感動するのと同時に、パーパルディア皇国は温厚で友人思いの二ホン国の逆鱗に触れてしまったのだと、悟った。
そして現在・・・・。
日本国は自分と友人たちの明日を守る為に、誇示せずに隠し続けていた強大な力をパーパルディア皇国へと、振り下ろす覚悟を決めた。
第三文明圏全体に広がる絶望の闇を破壊すべく、敵地へと羽ばたく日本の軍人を少しでも応援する為に、彼女は空港に足を運んだのだった。
ルミエスが回想をしていると、ルバイル空港の駐機場で待機していた天神に、出撃命令が発令された。
空港全体に響き渡る程の甲高いエンジン音を出しながら、ゆっくりと滑走路へと移動する天神に向かって、ルミエスは小さく手を振って彼らを見送る。
天神のパイロット達は彼女に敬礼で返礼をすると、スロットルを離陸出力まで上げて巨人機を大空へと羽ばたかせていった。
同時刻、日本国海上防衛軍第一艦隊
アルタラス王国から爆撃隊が出撃するのに呼応して、第一艦隊でも動きがあった。
戦艦である天照、ふそう、とさを中心にした艦隊と別れた空母たけみかずちとずいかくから、次々にVTOLF-11型戦闘機とUAVF-11型無人戦闘機、更に対地爆弾を抱えたNFシリーズ最新鋭機NF-07型戦闘機が順次発艦していた。
編隊を組んで高速で空を飛んでいく姿は、力強くとても頼もしいものだった。
マイラスは、飛び去って行く日本戦闘機をじっくりと観察していた。
(やはり、とてつもなく速いな・・・。マリンはおろかミリシアルの天の浮舟ですら追いつく事は出来ないだろう。という事は、ミリシアルの天の浮舟の物より強力なエンジンが搭載されているのだろう。どんな原理で造られているのだろう?この技術力、一端だけだとしても国に持ち帰らなければ!)
日本本土に上陸したら、日本の技術を余すことなく吸収する事を決意するマイラス。
そんな彼の上には、百以上の飛行機雲が青い空に白いラインを描いていた。
パーパルディア皇国 皇都エストシラント 第一外務局
第一外務局の局長室では、第一外務局の局長エルト、実質的に日本との外交を担当しているレミール、パーパルディア皇国軍最高責任者であるアルデが集まり、今後の対日措置について話していた。
日本に対して皇帝ルディアスが強い関心を持っている為、万が一失敗するわけにはいかない。
なので、皇国の幹部が異例ともいえる対策を行っているのだった。
「今頃アルタラス王国では、我が軍の誇る精鋭部隊と二百隻以上の大艦隊が蛮族どもの軍を一掃しているはずです。」
「ああ、そうだろうな。我が皇国は、第三文明圏で無敵の存在だからな。アルタラス王国制圧の暁には、皇国を侮辱した二ホン国の蛮族どもも、我らの力を思い知ることになるだろう。」
「そうですね・・・。」
「おや?エルト殿は何か不安ごとがあるのですかな?」
「いえ、ムー国が我が国に観戦武官を派遣しなかった事と、ムー国民を我が国から引き上げる様に通達している事が、頭に引っかかっているのです。」
「心配する事はないでしょう。彼らは機械技術に秀でている余り、魔導技術に疎い部分があります。そこで測り間違えたのでしょう。それにご覧ください!」
そこまで言うと、アルデはテラスに向かう。
雲一つない快晴の空を飛行する飛竜隊を見上げながら、話を続ける。
「皇都上空を周回しているのは、我が皇国の最新鋭の兵器の一つ、ワイバーンオーバーロードです!時速400㎞を超える圧倒的な速さと、ワイバーンロードから更に強化された導力火炎弾。この最新鋭の飛竜をもってすれば、たとえ相手がムーのマリンだったとしても互角に立ち回ることが出来ます!」
「確かにアルデ殿の仰る通りかもしれませんね。」
「そうだな、我が皇国は無敵だ。どの様な敵が来ても」
レミールがいつも通りの皇国賛美の言葉を口にしようとした、その時だった。
皇都を守る為に上空を周回していたワイバーンオーバーロードが、突如として空中で爆ぜた。
「「「えっ!?!?」」」
三人が驚いている間も、次々とワイバーンオーバーロードが何も出来ずに撃破されていく。
僅か二分余りの時間で、皇都の空を守っていた飛竜隊は全滅してしまうことになった。
「そ、そんな馬鹿な!?皇国最強の飛竜隊があっという間に全滅だと!?」
「こんなことが・・・。一体だれが!?」
彼らの疑問に答えるかのように、何かが轟音を立てながら高速で皇都上空を横切った。
灰色の細長い胴体に見た事のない形の翼を生やした物体は、後方から二本の炎を吹き出しながらあり得ない程の速度で大空へと消えていった。
「い、一体何なのだ!?あれは!?」
初めて日本の戦闘機を見て思わず叫ぶアルデに、欄干に手を置いたまま固まっているレミール、そして部屋の中で腰を抜かしているエルト。
三人が驚いている中、制空部隊から少し遅れて飛行して来たNF-07型戦闘機がエストシラント郊外にある皇国軍皇都守備軍の基地への爆撃態勢に入った。
本来ならば、迎撃のためにワイバーンオーバーロードを離陸させるのだが、先程の奇襲攻撃によって上空にいたものと離陸中のワイバーンオーバーロードが軒並み撃破され、僅かな数が残っているのみであった。
更に世界最強と謡われていたワイバーンオーバーロードが、短時間でほぼ全て殲滅された事に基地は極度の混乱状態にあった。
その為、妨害を一切受けずに接近することが出来たNF-07型戦闘機は、滑走路や対空設備などを優先的に攻撃し、破壊しつくした。
「あ、あ、あ・・・。」
「第三文明圏最強の・・・、最強の皇都防衛軍基地が・・・、あっという間に・・・。」
第一外務局のテラスから爆炎を上げる基地を見てしまい、自分達の信じていた最強の存在が呆気なく攻撃を受けたという事実に、大きな衝撃を受け言葉を発することが出来ないレミール達。
あまりの非現実的な光景に呆然としている彼女たちを、現実に引き戻したのは局長室に駆け込んできた伝令の兵士の声だった。
「アルデ様!至急、軍務局にお戻りください!!」
「!!わ、分かった!!レミール様、エルト殿、これにて失礼します!」
二人に敬礼をすると、アルデは伝令としてきた兵士と共に第一外務局から去っていった。
部屋には、未だに目の前の光景を受け入れることが出来ない二人が残された。
パーパルディア皇国 皇都防衛軍基地
パーパルディア皇国の陸上戦力の約三分の一の兵力が駐屯している皇都防衛軍基地は、日本の奇襲攻撃を受け、極度の混乱状態にあった。
基地の指令室も爆撃の影響で窓ガラスがすべて割れてしまい、その破片が床に撒き散らされていた。
その中では、この基地を預かる皇都防衛軍陸将メイガが、痛みに耐えながら指揮を執っていた。彼は、爆発の衝撃波で割れたガラスの破片を諸に喰らってしまい、右目に大けがを負ってしまった。
だが、彼が片目の喪失という大けがを負っても自らの任務を全うしていたお陰で、この基地はかろうじて基地としての機能を維持していた。
「敵騎はまだいるか!?被害はどのくらい受けた!?」
「今のところ、敵騎は居ません!被害についてですが、滑走路と対空用バリスタが壊滅的な被害を受けました!特に第一滑走路の復旧は、非常に困難です!!第二滑走路の被害は、第一滑走路より軽微です!!」
「分かった!工兵隊は、第二滑走路を最優先で直してくれ!!他の者は、上空監視を行うように!!魔導レーダーはどうか!?」
「報告によると、一切探知出来ていないとの事です!」
「魔導レーダーが探知できない?・・・という事は、まさかあの飛行物体の正体は、飛行機械か!」
「そんな!?あり得ません!ワイバーンオーバーロードの部隊を一瞬で撃破できる飛行機械など、この世に存在しません!!」
「確かにあり得ない事だがな・・・・。兎に角、防衛体制だけでも早く立て直さなければ。」
皇都防衛という、栄えある皇国軍の拠点の中でも最も重要な役割を持つこの基地を一刻も早く復旧させるために最大限の事を行うメイガら、パーパルディア皇国軍。
だがしかし、手加減する必要がなくなった日本防衛軍が、この程度で攻撃をやめるわけが無かった。
「敵大編隊、此方に接近中!!総数不明!!先程の敵騎より、遥かに巨大です!!」
「な、なんだと・・・。」
見張り台からの悲鳴のような報告に、メイガや軍幹部の間に絶望の空気が流れる。
同時刻 エストシラント都内
エストシラントでは、皇都に住む住民や交易の為に滞在している商人が、先程からたて続けに起きている爆発について、話をしていた。
「今の爆発音は、何だったんだ?」
「お、俺は竜騎士が立て続けにやられるのを見たぞ!少なくとも、皇国の味方ではない何かがこの国を攻撃しているんだ!!」
「一体どこの国だ?戦争中の二ホン国かアルタラス王国か?」
「馬鹿な!!文明圏外の蛮国がいくら背伸びをしたところで、第三文明圏最強の列強パーパルディア皇国の皇都を攻撃するなんて、不可能だ!あり得ない!!」
「では、攻撃して来たのは、何処の国だ?」
「我が皇国を上回る国力を持つ、ミリシアルか、ムーのどちらかだろう。」
「まさかとは思うが、古の魔法帝国だったりしてな。」
「そんな馬鹿な事が・・・・。」
その時だった。
住民や商人たちの会話を、かき消すような大声が上がる。
「あ、アレはなんだ!?!?」
会話をしていた全員が、大声を上げた男が指差す方向に視線を向けると、そこには巨大な影が幾つもこちらに向かって飛んできていた。
「なっ!!!」
「いや、いやぁぁぁぁぁ!!!!」
「ひ・・・ひぃぃぃ!!!」
彼らが知るいかなる飛行物体より、一回り以上巨大な天神の威容と日本の誇る四基の大型ジェットエンジンから発せられる重低音が、皇都に居る全ての人の心に恐怖心をかき立てる。
パーパルディア皇国に35機の天神で構成された爆撃隊を、止める術はない。
皇国臣民に出来るのは、ただ日本爆撃隊を見つめる事だけだった。
皇都爆撃隊 天神コックピット内
「間もなく、爆撃開始地点に到達します。」
「了解。爆弾倉のハッチを開け。」
天神の機長の眼下には、異世界の地、繁栄した大都市が見える。
覇権主義を唱え、驕り高ぶった国パーパルディア皇国。
日本のみならず、アルタラス王国やフェン王国の国民の未来を脅かす国。
そんな国を相手に、容赦をする必要はない。
「最終セーフティー、解除・・・。投下までのカウントダウン開始。」
「5,4,3,2,1・・・。投下!!」
「投下!投下!投下!」
日本航空防衛軍の戦略爆撃編隊は、爆弾の投下地点まで作戦計画通りに到着すると、攻撃目標である皇都北側の大規模基地に対し、その身に抱えて来た多数の無誘導爆弾を雨あられの様に投下した。
皇都防衛軍基地
「敵が!!敵が侵入してくるぞ!!!」
皇都防衛隊の幹部の一人が叫ぶ。滑走路が二本とも破壊され、パーパルディア皇国自慢のワイバーンオーバーロードは大半が撃破され、僅かに残ったワイバーンオーバーロードも地上にいて、戦力として機能していない。
更に、敵は高高度を飛んでいるようで、残っていた対空用バリスタは掠りもしなかった。
つまり、この基地に現時点で出来る事は何一つ無かった。
「敵大編隊、間もなくこの基地上空に到達します!!」
「奴らは一体何をするつもりなんだ!!!」
基地にいる多くの者が、作業の手を止めて上を見上げる。
すると、目のいい兵士が何かに気付く。
「ん!?何か落としたぞ!!」
「なんだ!?何を落としたんだ!?」
「分からん!?ただ、黒いナニかが落ちてくる!!」
暫くすると、空を見上げていた彼らの耳に空気を切り裂くような甲高い音が、聞こえ始めた。先程、飛び去った飛行物体が落とした、凄まじい爆発を引き起こしたものが発していたのと同じ音が。
見上げていた全員の顔に、恐怖の表情が浮かぶ。
たった数発で基地の主要な設備を破壊した、何かが大量に空から自分達の頭上に降ってくるのだ。
恐怖を感じない者がいないはずがなく、基地はあっという間に極度のパニック状態に陥った。
「さっきの爆発物が降ってくるぞ!!!」
「退避ーー!!退避ーーー!!」
「クソ!!量が多すぎる!!どこに逃げればいいんだ!!!」
敵に襲われた蜘蛛の子が彼方此方に散っていくかのように、バラバラになって逃げるパーパルディア皇国軍の兵士たち。しかし、爆弾は彼らが安全な場所に避難するまで待ってくれなかった。
一つの爆弾が炸裂した次の瞬間、次々と爆弾が破裂し猛烈な光と音、爆風、衝撃波を発生させた。
基地のあらゆる建物の何十倍もの高さまで爆炎が吹き上がり、煙が基地全体を包み込む。しかし、爆発は断続的に容赦なく続く。地面をえぐり取り、あらゆるものを吹き飛ばし破壊し尽くす。
全ての爆弾を吐き出し終え身軽になった爆撃隊は皇都上空で旋回すると、アルタラス王国ルバイル空港に帰投していった。
基地爆撃から数分後、皇都上空
未だに黒煙を上げ続けるパーパルディア皇国皇都防衛軍基地の上空を、パーパルディア皇国皇都基地攻撃の第一陣として、空母たけみかずちから発進したUAVF-11数機が旋回していた。
この数機が危険な敵地の上空で旋回しているのは、爆撃隊の戦果を確認する為であった。
もし、敵基地の破壊が不十分ならば、即座に第二次攻撃を行う予定になっている。
無人機に搭載された高性能カメラが、基地の現在の様子を捉えると、そこには爆撃の影響で空いたと思われる大小さまざまな幾つものクレーターだけが映っていた。
攻撃を受ける前にそこにあった、石づくりの立派な建物や、二本あった滑走路、数百騎のワイバーンを収容出来る竜舎、幾つもの巨大な倉庫は、影も形もなくなっていた。
「敵基地ノ完全ナ破壊ヲ確認。第二次攻撃ノ必要無シ。コレヨリ帰投スル。」
数機のUAVF-11を束ねている隊長機に搭載されているAIが偵察情報を打電すると、エストシラント上空を旋回していた無人戦闘機たちは一斉に翼を翻して、母艦の下へと帰投していった。
パーパルディア皇国の力の象徴のうちの一つ、皇都防衛軍基地は日本国防衛軍の空母艦載機と戦略爆撃機による猛攻撃によって、原形の面影すら留めずに破壊しつくされ、基地に駐屯していた部隊もろとも、この世から姿を消すことになった。
だが、パーパルディア皇国の悪夢はまだ終わらない。
何故なら、この悪夢はまだ始まったばかりであるからだ。
用語説明
NF-07型戦闘機
全長 21.84m
全幅 18.3m
全高 4.36m
最高速度 時速3060㎞
最高高度 20000m
基本兵装 20㎜機関砲 2門
15式空対空ミサイル 8発
選択式兵装
18式長距離空対空ミサイル 6発
無誘導爆弾 6発
17式空対艦ミサイル 4発
試作中兵装
多弾頭式空対空殲滅ミサイル 4発
展開型大型超電磁砲 1門
日本が転移した直後に完成した新型戦闘機。
高い格闘戦能力とステルス能力、超音速巡行能力という相反する能力を獲得する為に、格納することが出来る主翼と、翼角を変化させることが出来る尾翼を備えているのが最大の特徴である。
外見は、エースコンバットシリーズに登場するX-02「ワイバーン」。
なお、開発において最大の課題の一つが可動部の耐久性の確保であった。
そこでこの問題を解決する為に、ProjectTの為に開発された新部材を可動部に採用した。
今回の戦争が初実戦となった本機だが、本機用の試作中の兵装が二種類存在する。