パーパルディア皇国 エストシラント港
第三文明圏において最大の貿易港であり、同時に皇国最大の軍港でもあるエストシラント港の一角には、海軍司令部が入っている立派な石造りの建物が建っていた。
パーパルディア皇国海軍の全てを司る作戦指揮所では、パーパルディア皇国の名将の一人、海将バルスが指揮を執りながら思考を巡らせていた。
皇都防衛軍基地が攻撃を受けたとの報を受けたバルスは、すぐさま主力第三艦隊に出撃命令を下し、第一艦隊と第二艦隊にも出撃の用意をさせていた。
精鋭の第三艦隊は、既に警戒のための布陣を整えており、万全の態勢で敵を迎え撃つことが出来る状態だった。
更に彼は、海軍一の頭脳を持つと言われているマータルの案を基にした迎撃策を実行していた。
その策とは、戦列艦同士の間隔を普段の3倍ほど取り、展開範囲を広くすることだった。
こうする事で、以前来航した日本の軍艦が搭載していた巨大な砲の対策を行ったのだ。
(二ホン国の戦列艦は確かに巨大だったが、艦砲が一門しかない貧弱なものだった。いくら強力だったとしても、我が国の誇る数百門の魔導砲の前にはなすすべが無いだろう・・・。だがなんだ?この不安感は?俺は必ず成功するはずの迎撃策に、自信が無いというのか?)
自分の心の中に僅かに存在する、不安感を払拭するために、バルスは海軍本部の指令所の窓から港の様子を眺める。
既に出港した第三艦隊に合流する為に、続々と出港していく戦列艦。その一隻一隻が、この世界の平均的な戦船に比べ、圧倒的に強く、圧倒的に大きく、そして圧倒的に速い。
特に皇国に四隻しかない150門級戦列艦が並んで停泊している姿は圧巻であり、絶対的な強者の雰囲気を纏っていた。
その頼もしい姿に、バルスは不安感を払拭し自信を取り戻すのだった。
第三文明圏において、名実ともに最強の名を冠する列強パーパルディア皇国主力艦隊は、いずれ来るであろう日本艦隊の攻撃に備え、それを撃破する為に出港準備を淡々と行うのだった。
皇都防衛軍基地攻撃から一時間後
皇都エストシラントから100㎞程南方の海域では、青い海を埋め尽くすかのように200隻を超えるフィシャヌス級戦列艦で構成された皇国第三艦隊が展開していた。普段は300mほどの間隔で航行している艦隊が、約1㎞の間隔で広く展開していた。
同面内に敵が入ってきた場合は、複数の艦が攻撃に参加し敵を滅する。
同質同数の量であれば、各個撃破されることが明確な布陣であり、皇国海軍のセオリーなら決して行わない布陣。
この布陣は、敵よりも被害を受ける事を前提とし、しかし数で圧倒し、長射程かつ巨大な砲を敵が持っていたとしても、確実に敵にダメージを与えうる布陣だった。
第三文明圏において、質においても量においても、他国を圧倒し凌駕し続けた列強パーパルディア皇国にとって、この布陣は血の涙を流すほどの屈辱的な物であった。
しかし敵は、全く未知な方法で皇都の陸軍基地を短時間で壊滅させた日本軍である。間違いなく侮ってはいけない敵であり、屈辱を受けたとしても絶対に勝たなければならない相手であった。
第三艦隊を指揮する提督アルカオンは、皇国に4隻しか存在しない150門級戦列艦ディオスに乗船し、敵がいるであろう南方の海を見る。
皇都基地を攻撃した敵、恐らくはその正体は日本国であろうが、敵は間違いなく艦隊をこちらに向かわせているだろう。
「報告します!」
通信兵が叫びながら、此方に向かって来る。
余りの慌てようから、海図を見ながら作戦を練っていた他の幹部も、何事かと顔を上げ、彼を見る。
「どうした?」
「本国の皇都防衛軍基地の被害報告が来ました!!報告によると、基地設備の全てが破壊し尽くされ、駐屯していた陸軍は全滅したとの事です!!また、海軍本部はこの件を受けて、エストシラント港にて待機していた第一艦隊、第二艦隊の両艦隊に出港を命じました!」
「な・・・・何だと!!」
「主力艦隊の全力出撃は、皇国の歴史上初めての事だな。」
「しかし・・・、鉄壁の防衛網で守られていた筈の皇都が、あっけなく攻撃を受けるとは!?」
艦橋にいる幹部の面々は、驚愕の言葉を発する。
「敵艦隊の皇都侵攻も、極めて可能性の高い状況になったな・・・。竜母艦隊に打電!!索敵と防空のワイバーンの数を2倍、いや3倍に増強しろ!!それと、各艦の索敵体制も強化しろ!!怪しい物を一つも逃さないようにするのだ!!」
「「「ははっ!!!」」」
アルカオンの命令は、魔伝によって迅速に後方の竜母艦隊に伝えられた。
命令を受けた竜母からは、次々にワイバーンロードが透き通るような青空へと飛び立っていった。彼らは風を掴み、力強く羽ばたき空を舞う。
その姿は、誇り高く、力強い。
第三艦隊提督アルカオンは、必ずここに来るであろう日本の艦隊に対し、敵意を燃やすのだった。
同時刻 パーパルディア皇国第三艦隊展開海域の南方100㎞海域
日本海上防衛軍第一艦隊は、超戦艦天照を先頭に25ノットで一路エストシラントへと、波を裂きながら北進していた。
アークバードからの偵察情報と各艦に備え付けられているレーダーによって、敵の大艦隊が行く手を遮るように展開している事や、敵空母艦隊と思われる船団の位置も把握していた。
また、最重要攻撃目標である敵海軍本部の位置も、偵察衛星とパーパルディア皇国内部からの情報提供で判明していた。
「アルタラス王国に向かって来ていた艦隊の規模も凄かったが、これから相手にしなければならない艦隊も凄い船の量だな。これだけの近代艦の大艦隊を相手にした海戦は、ユトランド沖海戦以来かも知れないな。」
艦隊司令の佐々木は、目の前のモニターに写っているパーパルディア皇国艦隊の情報を見ながら、つぶやく。
敵の空母を中心にした艦隊は、第一艦隊から北東方向約120㎞に展開している。
パーパルディア皇国は夢にも思っていないだろうが、敵空母艦隊は既に対艦ミサイルの射程圏内に入っていて、いつでも攻撃することが出来る。
「司令、敵空母から多数の飛行物体が飛び立ちました!飛行速度からして、「ワイバーンβ型」(ワイバーンロードの日本側呼称)と思われます!」
「よし!対艦誘導弾により、敵空母艦隊を撃滅する!ミサイル一斉射の後、艦隊増速!敵本隊とワイバーンβ型は砲撃で仕留める!」
「了解!」
各艦に備えられたVLSや斜め上方に向けられた筒の中で、固体燃料に灯がともり、煙が上がると轟音と灼熱の炎と共にそれは発射される。
合計60発にも及ぶ10式艦対艦ミサイルは、固体燃料のロケットブースターにより初期加速を行う。
発射数秒後、十分に加速するとミサイルは燃え尽きたロケットブースターを切り離し、即座にラムジェットエンジンに点火して、さらに加速していく。
日本が威信をかけて開発した、重装甲の戦艦にも有効打を与えることが出来る対艦ミサイルは、海面すれすれの低空を音速を遥かに超える時速5000㎞以上の速度で敵空母艦隊撃滅の為に飛翔していった。
その後、ミサイルを発射した艦隊は戦艦ふそうと戦艦とさの最大船速である33ノットまで増速、パーパルディア皇国第三艦隊との距離を一気に詰め始めた。
パーパルディア皇国第三艦隊所属 竜母艦隊 南方約50㎞空域
愛騎のワイバーンロードに騎乗する竜騎士ラカミは、己の全ての神経を研ぎ澄ませながら、哨戒飛行をしていた。
不意に彼の神経が、海の上に何らかの違和感を覚えた。
彼が違和感のした方を向いた次の瞬間、海面すれすれの低空を超高速で飛行する、何かを発見した。
「索敵隊より竜母艦隊司令へ!!我、海上を竜母艦隊方向へ向かう超高速未確認飛行物体を複数発見!総数は不明!注意されたし!繰り返す・・・。」
「了解、未確認飛行物体の迎撃は可能か?」
「無理だ!既に通過した!あまりにも速すぎて追尾不能だ!」
「了解、こち――」
不意に魔導通信が途切れる。
何が起きたのかと、疑問に感じたラカミが魔導通信のチャンネルをいじると、阿鼻叫喚な声が聞こえて来た。
「竜母アビス、轟沈!竜母ガルガオン、被弾!」
「ガルガオンが轟沈した!!うわっ!セイレーンもやられたぞ!!」
「戦列艦ミマス、ライク轟沈!!何が起きて、ぐわっ!!」
次々に聞こえてくるのは、悲鳴のような味方の被害報告のみ。
「い、一体何が起きているんだ・・・。」
竜騎士ラカミは、味方に一体何が起きているのか全く想像する事が出来ず、仲間の竜騎士が来るまでの間、茫然自失となっていた。
時は少し遡り、ラカミが日本のミサイルを発見する1分前に戻る。
竜母艦隊ではアルカオンの命令を受け、皇国の航空戦力であるワイバーンロードを次々に空へと上げていた。発進したワイバーンロードは、艦隊上空で編隊を組み南へと飛んでいく。
竜母30隻から各艦12騎ずつ、計360騎ものワイバーンロードが既に空に舞い上がっており、更に竜を吐き出し続ける。
発艦した竜騎士達は、敵が来るであろう南の方向へと向かって行く。
「これほどの竜が、一斉に飛び立つのは我が皇国の歴史上初めてだな。」
竜母艦隊の指揮を預かる艦隊司令バーンは、次々と飛び立つ竜騎士を見て側近に呟く。
「そうですね、この戦いは我が皇国の歴史に名を残すことになるでしょう。」
竜母艦隊の軍師アモルは、自信のある態度を持って、自分の上官の呟きに応える。
圧倒的な量の竜、その一体一体が文明圏において最強と呼ばれるワイバーンロードである事に、彼らは絶対の自信を感じていた。
その時だった。
哨戒飛行をしている竜騎士の一人から、緊急の魔導通信が飛んできた。
「索敵隊より竜母艦隊司令へ!!我、海上を竜母艦隊方向へ向かう超高速未確認飛行物体を複数発見!総数は不明!注意されたし!繰り返す・・・。」
「おや、如何やら敵は捨て身の攻撃を仕掛けて来たようですな。」
「その様だな。」
皇都への攻撃に成功した国とはいえ、所詮相手は文明圏外の蛮国である。
自分達は圧倒的な強者であり、万全の態勢ならば負けるはずがない。
二人は、そう考えていた。
だがしかし、報告からわずか数秒でその慢心した考えは、艦隊もろとも粉砕されることになる。
突如として、彼らが乗っている竜母艦隊旗艦の隣にいた竜母アビスが猛烈な閃光に包まれた。
「「なっ!!」」
突然の出来事に驚いた二人がアビスの方を見ると、そこには船よりも遥かに大きな爆炎に包まれていったアビスがいた。
少し遅れて、海上に爆発音と正体不明の音が木霊した。
「ひぃぃぃ!!!」
軍師アモルは恐怖のあまり、腰を抜かし情けない声を出す。
日本艦隊が放った10式艦対艦ミサイルの直撃を受けた竜母アビスは、文字通り木っ端みじんに破壊され、海上から姿を消す。
「竜母アビス、轟沈!!」
通信士が悲鳴のような声で報告する。
驚愕と恐怖が艦橋に流れ皆が沈黙している間にも、味方の竜母艦隊は次々に爆発し、海へと沈んでいく。
血で拳が赤く染まる程の力で机を叩いた艦隊司令バーンは、自分の周りで黙っている幹部に命令を下す。
「・・・上空待機中の竜騎士団に、全騎南に急行する様に指令しろ!!敵を見つけ次第、各小隊の判断で敵への攻撃行動を行うように伝えるのだ!!急げ!!」
「「はっ!!」
上空で待機している全ての竜騎士に、バーンの命令が伝達される。
命令を受けた竜騎士達は、次々と爆発四散していく艦隊に敬礼をすると、南へと飛んでいった。
「竜母全艦轟沈しました!!戦列艦クルトに被弾、轟沈しました!」
「くっ!!これまでか!!」
艦隊司令のバーンは、自らの乗る船に向かい飛んで来る敵の超高速飛行物体を、死の直前に僅かに視界に捉える。
10式艦対艦ミサイルが船に突き刺さり、大爆発を起こす。艦隊司令バーンは、猛烈な光と風に包まれながら、この世を去った。
パーパルディア皇国第三艦隊 旗艦ディオス
第三艦隊の旗艦ディオスの艦橋で、第三艦隊提督アルカオンは、前方の海を睨んでいた。
彼には、もう間もなく皇都を襲撃したであろう国、日本の艦隊と戦う事になる確信的予感を感じていた。
「報告します!!」
艦橋に飛び込んできた通信士が、大声を上げる。
見ると、彼の顔の表情は少しばかり蒼くなっていた。
「何事だ!?」
「そ、それが我が第三艦隊所属の竜母艦隊が、正体不明の高速不明物体の体当たり攻撃を受け、全艦撃沈されました!!竜母艦隊司令のバーン様の生存は不明!既に、上空に上がっていたワイバーンロード360騎は、バーン様の命令で正体不明物体が飛来した南方方向に向かい、捜索活動を行っています!なお、敵部隊を発見した場合は、攻撃を行う予定との事です!」
「な・・・何だと!?竜母艦隊が全滅しただと!!」
「そんな馬鹿な!竜母艦隊は我らの主力艦隊よりも、遥かに後方に展開していたのだぞ!!攻撃が届くはずがない!!」
報告を受けて、幹部たちがそれぞれ驚愕の声を上げ、艦橋内が一気に騒めき立つ。
様々な憶測が飛び交う中、彼らの上官であるアルカオンが手を挙げると、場が静まる。
艦橋内が静かになると、彼は幹部たちにゆっくりと話し始める。
「敵には、水平線の遥か彼方から正確に攻撃することが出来る兵器が存在しているのだろう。
しかし、恐れる事はない。何故敵は、一気に全ての戦列艦を叩かずに、海戦において最も重要な役割を果たす竜母艦隊のみを狙ったのか?それは、敵には長射程攻撃の数が、我らを滅することが出来るほどの量が無いのだろう。今、我らに長射程攻撃が行われていないのが何よりの証拠だ。狼狽えるな。」
このアルカオンの冷静な分析は、悲壮感にあふれていた艦橋に、物事を正確に判断する冷静さを取り戻させた。
ただ、アルカオンの分析は半分正解であり、半分間違っていた。
確かに、10式艦対艦ミサイルは一部の艦を除き、最大でも一隻当たり20発程度しか積載できない物だ。
しかし、例外は存在する。
日本の守護神である天照型戦艦には、今なお原理すら不明の装置「無限装填装置」が搭載されている。これを使えば、パーパルディア皇国の保有する全ての戦列艦に対して、10発ずつミサイルの雨を降らせることも可能だった。
それを日本側がしなかったのは、日本人ゆえの「もったいない」精神が発動してしまったことと、各国の観戦武官に戦艦の砲撃を見せる為だった。
兎に角、士気の低下を防いだアルカオンの下に、新たな情報が飛び込んでくる。
「戦列艦アディスから、艦影を確認したとの報告が!!」
「ほう、ついに見つけたか!!詳細は?」
「アディス前方約60㎞地点に、艦影を確認!少なくとも、大型艦一隻に中型艦二隻は居るとの事です!!」
「よし!よくやった!!」
アルカオンは提督帽をかぶり直すと、手を振りかざし宣言する。
「第三艦隊全艦、第一種戦闘配備!!全ての竜騎士団にも敵艦隊に突入する様に伝えろ!!我々は艦隊の隊列を乱さずに最大船速で敵に向かう!!空と海から波状攻撃を仕掛け、敵艦隊を殲滅するぞ!!」
「「はっ!!」」
アルカオンの命令は、正確に各艦に伝達される。
各艦に搭載された「風神の涙」が光り輝き、帆に向かって強烈な風を発生させる。
この風を帆一杯に受け止め、各艦はぐんぐんと加速していく。
「既に竜騎士が空に居たのは、幸いだったな・・・。バーンよ、貴様の判断に感謝するぞ。・・・海と空からの同時攻撃、歴史上において今回の様な大規模攻撃を受けたものはいない。二ホン国よ、お前は耐えられるか?」
アルカオンは、鋭い眼光で日本艦隊のいる水平線の彼方を睨みつける。
日本海上防衛軍第一艦隊 旗艦天照
鋼鉄の城が波を裂いて進む。
空母とその直掩を除いた、総勢20隻の艦隊は既に戦闘態勢に移行しており、二列の複縦陣形で敵の大艦隊に向かう。
複縦陣の最前列には、旗艦超戦艦天照が一隻で航行しており、その後ろを二隻の戦艦が付き従う。
天照と敵艦との距離が40㎞をなった時、艦隊司令佐々木が指令を下す。
「攻撃開始!繰り返す攻撃開始!各艦は、砲の射程に入り次第、順次攻撃を開始せよ!」
「了解!天照、攻撃を開始する!」
「主砲、副砲、各種砲撃兵器、攻撃準備完了!現在、敵艦に照準中!!」
戦艦ふそうの61㎝三連装砲、戦艦とさの51㎝三連装砲、そして超戦艦天照の80㎝三連装砲が動き始める。
FCS射撃管制システムにより敵艦と自艦の相対速度が算出され、砲の飛翔速度、弾道、そして着弾予想地点を計算し値を算出すると、砲が計算結果に基づいた値通りの砲角度に調整される。
「目標、敵戦列艦・・・。主砲、交互撃ち方、撃ち方はじめ!!」
「主砲、てぇーーーー!!!」
倉田の指令を受けた天照砲術長が、引き金を引く。
次の瞬間、轟音と爆炎と共に7トンを超える重量の砲弾が、パーパルディア皇国第三艦隊の戦列艦アディスに向け、発射された。
後に、この世界に日本という国とその日本が保有する天照型戦艦を強烈に印象づけ、歴史書に「エストシラント沖大海戦」と記されることになる大海戦の火ぶたが、天照の咆哮によって切られた。
パーパルディア皇国の悪夢は、まだその序曲に入ったばかりである・・・・。
用語説明
10式艦対艦ミサイル
射程 650㎞
飛翔速度 時速5000㎞
2010年に正式採用された、超音速艦対艦ミサイル。
各国の海軍で運用されている戦艦の防空網を突破し、その装甲を突き破り撃沈させる為に開発された。
その威力は折り紙付きで、「天照型以外の戦艦では、二発と耐えることが出来ない」とまで言われている。
が、その高性能が祟り、非常に高価かつ取り扱いが難しいミサイルとなってしまった。
防衛軍内でのあだ名は、「水切り石」。理由として、海面すれすれの低空飛行を行った時、海面に出来る波紋が水切り石がはねた時に出来る物にそっくりだったからである。