というわけで今回は前回に比べてメタい話を重視してるのでご注意を
「フンフンフッフーってよくわからん鼻歌歌う奴いるけどあれぶっちゃけ尺稼ぎだよなー」
パラパラと札束を数える我等がデッドプール。その周囲はというと…
軽く経緯を説明すると…
デップー、大好物のチミチャンガを買いにメキシコ料理のバーへ行く
↓
たまたまそこが一仕事終えたばかりの強盗団が占拠していた
↓
当然堂々と乗り込んできた
↓
反撃されて全滅。ちゃっかり札束は一部頂戴した
↓
今こ↑こ↓
「アミーゴ!チミチャンガ、テイクアウト!!」
「!?え、えと…数は…」
「1…いや、
「え!?えと…よろしいので?」
そう言ったデッドプールがカウンターに置いたのは、先ほどの強盗団のモノの中の彼が取らなかった分なので、ぶっちゃけそんな困惑せんでもいいのに、と思いながらデッドプールはカウンターに左肘を置いてズイっと店主に顔を寄せる。
「俺ちゃんがこの世で信じるモノは四つだ………一つ目、金。二つ目、報酬をたんまりくれる依頼人。三つ目、
「っつーわけなので、この店が潰れるのは困るのよ。あー、あとついでに言っとくと、ソイツらの頭
「…あ、ありがとうございます…!!」
「男からの礼とかいいからちゃっちゃと頼むわ」
そうこうして、完成した揚げたてのチミチャンガを袋に入れ、その取っ手を背中に背負った2本の刀の柄に引っかけたデッドプールは…
…マシンガンと
「………………」
「………感謝なんて、しなきゃよかった…」
夜闇に消えるデッドプールに、店主は半分泣きながらそう呟いた。
「………ありゃ、また酷いことになってるな…」
「ん?どったの先生」
翌日、朝。テレビを見ている和装黒人…ここ、喫茶リコリコの店長であるミカの言葉に、カウンターの椅子に座っていた白髪の少女…錦木千束が問いかけた。
「ほら、あれ…」
「ほぇ?」
『……昨夜、東京池袋にて発生した銀行強盗事件は、容疑者ら九名が死亡のため、そのまま書類送検となりました。九名は全員、都内のメキシカンバーで銃と思われる凶器で撃たれ、死亡しており、盗まれた札束の一部も紛失されていました。店主へのインタビューによると、容疑者を殺害したのは『デッドプール』と名乗る男性で、詳細は不明とのことです。残されていた手紙と、店の防犯カメラの音声から、死亡した容疑者の一人は五年前に強盗事件で警視庁が指名手配していた男であると判明、店主には褒賞金が支払われました。警察は、今回の事件の原因究明を急いでいます』
「デッドプール…?」
「最近名を上げた傭兵さ。噂では、金のためなら何でもするとか…全身赤タイツの変態だとか」
「うへぇ…怖いしキモっ」
「その点、腕はかなりのものだ。実際…」
「実際?」
「…たきなが出し抜かれたからね」
「あ~…え!?だからたきながあんな風に…?」
チラリと二人が座敷の方を見ると…
「なんで私が傭兵になんで私が傭兵になんで私が傭兵になんで私が傭兵に…」
「あ~あ…あれ相当凹んでるよ…」
普段は滅多に感情を出さないたきなが、机に突っ伏しながらブツブツと言っていた。どうやらぽっと出の男に出し抜かれたのがプライドに障ったようだ。
「…あ、たきなはあの日何の任務だったの?」
「たしか…違法薬物の現場を押さえに行ってもらってたんだけど…どうやらそのデッドプールが1本持っていったそうなんだ。それもあるんじゃないかな」
「ふ~ん……あそうだたきな!買い物行こ!」
「行きません」
「失敗とかいつまでも引きずってないで!ほら、行~く~ぞ~!」
そう言いながら、千束は半ば強引にたきなを連れていってしまった。
そうして二人は現在、喫茶リコリコの最寄り駅から渋谷へ行く電車に乗ろうとしていた。
「はいはい、後つっかえるから、早く早く」
「いえ、ですから………」
自分をグイグイと押す千束に文句を言おうとしたたきなが電車に入る直前に後ろ目で見たのは…
「!?ま…」
「はいご乗車ー!!」
だが、たきなが
「ッ待ってください!!今ならまだ!!」
「ちょっ、落ち着いてたきな!どうしたの!?」
いきなり電車の緊急停止ボタンを押そうとしたたきなを慌てて千束は止めながら問いかける。先ほども言ったが、普段の彼女はあまり感情を表に出さない。つまりそれほどの何かがあったということになる。
「………………へ?」
その言葉に、千束は耳を疑った。
「ズゾゾゾゾ……あ"ぁ~…朝の立ち食い蕎麦はマジで身体にクるぜ~…海老天美味っ」
「…えっとお客さん…コスプレ?」
「ん?おう。ちょっと
「…その格好で?」
「まぁ、顔面の方はちょいと訳アリでな。身体の方は顔面とオソロってワケよ」
「…お、おぅ………」
全身赤タイツがマスクの下を割り箸2本で抉じ開けながら蕎麦を啜ったり天ぷらを齧る光景は立ち食い蕎麦屋に中々のインパクトをもたらしていた。
昼過ぎ、一通り買い物という名のたきなの気分転換(強制)を終えた二人は渋谷のスクランブル交差点付近にいた。
「ねぇたきな、ホントにいたの?」
「間違いありません。というかこの時期に全身赤タイツの男性が他にいると思いますか?」
「ん~………いる所にはいるんじゃない?」
「いる所って何処です?」
「………………知るかっ」
脳内に目元だけを隠す黒いマスクを着けたボンテージの女性が、四つん這いになった全身赤タイツの男の背中をゲシゲシとハイヒールで蹴る光景を思い浮かべた千束は顔を真っ赤にしながら吐き捨てた。
「………ていうかたきな」
「はい?」
「きょうもじゅうもってきたなきさま」
「だから行きたくないって言ったんです」
「………………」
たきなは超が付くほど真面目なので、てっきり素で持ってきたのかと思いきや今回は原因が自分だったと気づいた千束が明後日の方向を向いた時、
「…………え?」
「千束…?………………!!」
突然上を見た千束の目線をたきなが追うと…
とあるビルの屋上に腰かけ、マスクの顎部分をもっしゃもっしゃと動かしながら昨日買ったチミチャンガを食べる
「ッ!!!」
「ちょ、たきな!!?」
それを見たたきなは躊躇なくホルスターの銃を抜き、デッドプールに向けて発砲するも…
「ほぃ」
デッドプールは左手で抜いた刀で飛んできた弾丸を真っ二つに斬りながら昼食のチミチャンガを食べ続けていた。
「は~、主人公補正って便利だよな。飛んでくる
「弾丸を斬った…!?しかもノールックって…」
「ホンットネット小説特有の場面転換機能も大概だよな。軽く50メートルは離れてるのにしっかり聞こえてくるんだから。後な、これはオリ主ものの二次創作にはありがちなんだ。初期の原作主人公がオリ主に勝てない展開」
デッドプールの
「………見つけました、デッドプール」
「おっほ~、俺ちゃんったらいつの間にJKのファンとか作っちゃってんの?あ、あと銃撃ったのキミだよな?
食べかけのチミチャンガを背中のデッドプール印のリュックに入れたデッドプールは、直ぐ様刀を
「…おいおい、その
何故か
さて次回は、
デップー蜂の巣に転職する
何か乱入する
デップー暴れる
の三本DEATH!!
ってわけだから、高評価という名の作者のモチベーションゲージ頼むぜ~?この二次創作観てくれた閲覧者諸k
┌--
゚ ゚ ( Σ (目(=゚ω゚#)オマエチョットイイカゲンニシロヨ?
┌--
右ストレートは聞いてn ゚ ゚ ( Σ (目(=゚ω゚#)