ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか~金ぴかと白兎~ 作:kejan
原作通り、酒場にはロキファミリアがいて・・・
ベルクラネル
僕は王様ととある酒場に向かっていた。
豊穣の女主人
すでに日も沈んでいるということもあり店内は、人でにぎわっているようだった。
入り口で中で様子をうかがっていると
「冒険者さん!来てくれたんですね。」
朝、出会った店員さんが声をかけてくれた。
「そういえば自己紹介がまだでしたね、シル・フローヴァと申します。」
シルさんは僕達をカウンター席に案内してくれた。
とりあえず注文を済ませる。
山盛りの料理が運ばれてきた。
「あんた達がシルの知り合いかい?金髪のあんたはまあまあの体つきだけど、白髪のあんたはかわいい顔してるね。」
「ほっといてください・・」
気にしてることを言われたのでぶっきらぼうに返事をしてしまった。
それよりも
「これが800ヴァリス、で飲み物が・・・」
最近少し裕福になったとはいえ無駄使いができる余裕はない。
「ベル、食事中に金勘定とは情けないぞ。好きなものを好きなだけ食べる、それが食事だ。」
王様の前にはいつの間に頼んだのかたくさんのお皿が並んでいた。
支払いのことや、食べきれるのかを考えていたときだった。
「ご予約のお客様ご来店にゃ!」
猫人の元気な声が店内に響く。
入ってきたグループに店内の客の注目が集まる。
一番最後に入ってきた人に僕の目は奪われる。
アイズさんだ。
後ろの席でロキファミリアの打ち上げが始まった。
「ロキファミリアはうちのお得意様なんです。」
シルさんが教えてくれる。
じゃあこの店に来ればまた会えるのかな。
しばらくして、少し酔いの回った狼人が声を上げる。
「じゃあ、アイズおまえが5階層で始末したミノタウロスがいたろ。んで、その時いたトマト野郎の話をよ。」
僕の話だ。顔が引きつり、動悸が激しくなる。
「うちのお姫様は助けた相手に逃げられてやんの、ダハハハハ!ほんと情けねえ!」
馬鹿にされている。
「雑魚じゃアイズ・ヴァレンシュタインには釣り合わねえんだよ。」
その言葉を聞いた僕は、たまらず店を飛び出していた。
ギルガメッシュ
「すまんな店主、これは詫びだ。」
小袋を店主に渡す。
中を確認した店主が少し驚きながら答える。
「いくらなんでも多すぎだよ、受け取れないね。」
「我もあげたものを返されても受け取れん。それにそれはこれからの迷惑料も込みだからな。」
店主はあきれながら小袋を受け取った。
「店を壊すんじゃないよ。」
我は酒の入ったグラスを持ち、先ほどまで騒いでいた狼人の後ろに行く。
そして、狼人の頭に中身をぶちまけた。
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