エロゲー世界で悪役に転生したので、自分だけのヒロインを見つけます 作:グルグル30
ゲームでのエルザルートはアレクとフレイの決闘後から始まる。
ノーティス領内での不作の原因がダンジョンであると察したエルザは、それを攻略することが出来る強い存在を求めていた。
そんな彼女に取って、フレイをボコボコにしたアレクは、そのお眼鏡にかなう相手だったのだ。
だからこそ、エルザはアレクと接触した。
そしてそこで自領で開催するとある大会の話をアレクにする。
それこそがダンジョン攻略大会。
そしてその賞品こそがエルザの夫の座……すなわちノーティス公爵である。
学園での生活で上昇志向を持ち、フレイを倒したことで貴族にも勝てると、ノリに乗っているエルザルートのアレクは、その提案に乗って自分がノーティス公爵になるためにノーティス公爵領へと赴くのだ。
ちなみにこの段階ではフレイは失踪直後なのだが、エルザは完全にフレイはいないものとして扱って、新しい婚約者を決めようとしている。
エルザルートが初見だとエルザがフレイを消したように見えるが……というかこのルートだと実際にエルザが処分した可能性は結構高かったりする。
失踪中の使えない婚約者なんて、そのまま消した方が、エルザに取っては都合がよかったということなんだろう。
そんなこんなで新しい婚約者決めの大会が開始され、ダンジョン攻略が開始されることになるが、ここは結構自由度が高く、他の攻略対象や、メインキャラなんかも、自分のパーティーメンバーにしてダンジョン攻略に挑めたりする。
エロゲーらしく、ダンジョンにはエロトラップが結構あり、エロゲ界最強モンスターこと、エロゲスライム君による触手プレイなど、ここでしか回収出来ない攻略対象やメインキャラの淫らな姿を収めることが出来るのだ。
エルザとのイベントはダンジョンの進行度によって発生し、一定値ごとにアレクはエルザがいるノーティス領主館へと招集される。
そこで会話シーンの後、ご褒美を与えられることになるのだ。
ここまで来れば分かるだろうが、そのご褒美がエルザルートでのエロイベントであり、基本的に足を舐めるとか、縛られて言葉攻めにされるとか、アレクが首輪を付けられて裸で館内一周するとかのSMプレイ的なものが展開されることになる。
そしてダンジョンを攻略していき、最後まで攻略することで、エルザはアレクの価値を認めて、自分の婚約者に相応しいと思って段々と惹かれていく。
そして大会の優勝賞品としてエルザはアレクのものになるのだ。
その日の夜。
結婚した二人は初夜に挑むことになるが、自分の価値を信じるエルザの相手を見下したような態度は変わらなかった。
「あなたにあたしに触れる権利を与えるわ。光栄に思いなさい」
そう言ってアレクとの行為に望むエルザだが……。
SMプレイで男の体を弄ることはあっても、令嬢としての立場から自分の体を弄ったことが殆ど無かったエルザは快楽にとても弱かった。
「んっ! あ! やめて! これ以上はおかしくなっちゃう!」
お馬さんのようになったエルザはアレクに後ろから突かれて喘ぐ。
まるで正統派エロ小説のように即落ちマゾ化してしまうのだ。
さんざんSMプレイでSキャラとして自分をいたぶってきた相手が、夜の関係では自分にあっさりと屈服し、しおらしくなってしまう。
この一連の流れこそが、エルザというヒロインの魅力であり、ネット上で起こった、Sのままでいて欲しかった派閥と、エロ落ちマゾ化がいいんだろう派閥の長きに渡る争いの元凶の元でもあるのだ。
まあ、そんなこんなでその後は、アレクはノーティス公爵となり、ノーティス公爵家は繁栄したというエピローグが流れて、エルザルートは終わることになる。