エロゲー世界で悪役に転生したので、自分だけのヒロインを見つけます   作:グルグル30

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この話はエロゲのバットエンドの話なので鬱展開となっています。
ここを見なくても、何か酷い終わりだったんだなという理解で、以降の物語は理解出来るので、そう言う展開が嫌いな人は飛ばすことを推奨します。
あと今回の話は結構エッチな感じになっているのでご注意ください。


レシリアバットエンドルート

 

 ディノスとフレイとの決戦の前に行う、リノア相手の説得イベントで、事前に特殊なフラグを立てることで、その説得を失敗させることができ、それがレシリアバットエンドルートのトリガーとなり、そのままバットエンドルートに入る。

 

 戦いに赴くことに失敗したレシリア達は、その場で取り押さえられてしまう。

 レシリアはそのままシーザック家に連れ攫われ、邪魔になったアレクは殺されはしなかったものの、屋敷の外に追い出されることになってしまうのだ。

 アレクはレシリアを奪還するために、シーザック家に挑むことになるが、その前にシーザック家の者達が、そして最後にはS級冒険者であるジークが立ち塞がる。

 

 このジークこそが原作で最強の敵とされる存在であり、絶対に勝つことが出来ない負けイベントの権化とも言うべき存在なのだ。

 さすがS級冒険者……というか、このためにリノアの夫の設定をS級冒険者にしたのではないかと巷で語られるような強さなのだ。

 

 そうしてかなりの強さを誇るジークだが、このジークのいやらしい所は、そんな強さとはもっと別の所にある。

 それは他の負けイベントのように、敵が無敵と言うわけではなく、普通にダメージが通り、更に時間経過によって強制敗北となるような、強力な技を繰り出してくることもないということだ。

 だからこそ、多くのプレイヤーはもしかしたら倒せるかもしれないと希望を抱き、そして何度もリセットを繰り返して戦って、やがて此奴無限にHPがあるんじゃないかと気づき、作中のアレクのように助け出せるという希望から、絶対に無理だという絶望に落とされる過程を追体験出来るようになっている。

 

 俺はその情報を聞いて本当に倒せないか確かめるために、各ルートをクリアしてフル強化したアレクでレシリアバットエンドルートに挑んだが、ものの見事にコテンパンに倒されて、レシリアバットエンドの結末を見ることになった。

 

 ゲームでアレクがジークに負けると強制的にイベントが始まる。

 レシリアが監禁された部屋に、ある日満面の笑みでリノアがやってくる。

 その姿に不気味なものを感じるレシリアの前で、部屋に入ってきたジークが簀巻きにされて暴れ狂うフレイを連れてくるのだ。

 

 困惑するレシリアの前でリノアは言う。

 

「ねぇ。レシリア。聖女の力がない貴方ではディノスに勝てないし、私は貴方がフレイと争うのは嫌だわ。二人とも私がお腹を痛めて産んだ子供なんですもの」

 

 リノアは聖女の才がないレシリアが戦っても殺されるだけだと思っていた。

 そしてフレイがああなってしまったことに責任を感じており、兄妹の争いでフレイが殺される事になるのを嫌ったのだ。

 

「もう一度、家族皆で仲良くしたい……、より強い聖女の力で安全にディノスを倒したい……。そんな事を考えたら、私気付いちゃったの」

 

 そしてリノアの狂気によどんだ目を見せる一枚絵のCGが表示されて言う。

 

「二人に子供を作って貰えばいいんだって!」

「お、お母様……? 何を言って――!?」

「むごごご!?」

 

 母親の言っていることを理解出来ず、思わず問い返す子供達。

 だが、一人目のレシリアが死んだことで、狂気に犯されているリノアは、そんな様子を気にすることもなく告げる。

 

「聖女の血が濃くなれば、それだけ強い聖女の力を持った子が生まれる! そうすればレシリアを殺した魔族だって殺せる! その為には私の血を継ぐ貴方達二人が子供を作ることが一番だと思うの! それに貴方達が夫婦になればこれからもずっとずーっと……私の手が届くこのシーザック家で! 以前と同じように皆で仲良く過ごし続ける事が出来るわ! もう誰にも私の子が脅かされることもない! 家族みんなで仲良くここで愛し合って暮らし続けましょう!」

 

 もはや、リノアが止まることはない。

 それを理解したレシリアは周囲の者に必死で助けを求める。

 

「いや! いやです! 私には好きな人がいるんです! 兄様となんて――! 誰か! 誰か助けてください! お父様! リガードさん!」

「むぐぐぐ――!!!」

 

 レシリアとフレイの必死の叫び、だが使用人やジークはそれに答えない。

 

「じゃあ、始めるわ」

「はい」

 

 それどころか粛々と準備をし始めた。

 嫌がるレシリアとフレイの服を脱がしていく使用人達とジーク。

 それを見てレシリアの目に絶望が宿る。

 

「どうして……」

「当主の意向には逆らえません」

「リノアがそうしたいって言うのなら、俺はそうするだけだ」

 

 どれほど狂ったとしても、ジークに取ってリノアは愛する相手だった。

 だからこそ、彼女が心の底からやりたいということを、どれだけ倫理的におかしかったとしても、止めることが出来なかった。

 

 平民の使用人達に取ってシーザック家の当主である聖女の言葉は絶対だった。

 彼らは王国では兄妹での婚姻は禁じられていないから問題ないと、自らの心を無理矢理納得させる形で騙し、拒否することが出来ない凶行へと手を貸したのだ。

 

「っあ!」

「これじゃあ、まだ入れられないわね」

 

 レシリアの近くに寄ったリノアは、レシリアの濡れていないそこを、手でしっかりと触ってその状態を確かめると、そう一言だけ呟いて、レシリアの敏感な部分を、自らの手や口で愛撫し始める。

 

「あっ、んっ……! やめて! やめて! お母様! アレク! 助けて!」

「そんな余所の男の事は忘れなさい!」

「あんっ!」

 

 一際強く感じるように女の子の大事な所を攻めるリノア。

 それによってレシリアは思わず喘いでしまい、レシリアのそこは濡れ始める。

 

「ほら、興奮してきた。貴方の体はお兄ちゃんを受け入れたいと思ってる。貴方の聖女の血がフレイの子種を欲しがっているのよ!」

「ちが……これはちが、んっ!」

 

 シーザック家の者に取り押さえられ、家の者や父親に見られながら、母親に大事な所を弄られて喘がされる。

 その状況に絶望し、嫌だ嫌だと涙を流し、何度も抵抗して、涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら、助けを求めて叫び続けるレシリア。

 だが、それでその行いが止まることもなく、それからも執拗な責めは続き、レシリアの準備が完了すると、リノアはレシリアの後ろに回ってその手を取った。

 

 その前に立つのはフレイだ。

 だが、暴れていたのを締め付けられることで取り押さえられたせいか、既にその意識は殆どなく、後ろから抱えるように持つジークのなすがままとなっている。

 

 フレイのそれへとレシリアの手を握ったリノアは手を向ける。

 そしてレシリアの手でそれを刺激させ始めたのだ。

 

「あっ……、ダメ! やめて!」

 

 ふにゃふにゃとした感触から、堅くなっていくそれをその手で感じて、これから行われることへの現実感が増したレシリアはそう叫ぶ。

 だが、その思いも虚しく、レシリアと同じく準備完了したフレイのそれは、リノアとジークの二人の手によって、レシリアの元へと向けられるのだ。

 

「あうぅ!」

 

 痛みによって叫ぶレシリア。

 だが、家族の共同作業は終わらない、ジークがフレイを動かし、リノアがレシリアを動かすことで行為を先に進めていく。

 

 そんなレシリアの状況のCGが表示される。

 既に涙も涸れきった様子で、目の縁に薄らと水滴を残し、目をレイプ目にしながら、全てを諦めたかのように、声優さんの迫真の演技で、体の快楽に合わせて機械的に「あっ、あっ、あっ」というだけの存在になったレシリアが描かれるのだ。

 

 やがてフレイが出すものを出し、それによってレシリアもイってしまう。

 それを実感してレシリアは絶望したようにぽつりと呟くのだ。

 

「わたし……汚されちゃった……」

 

 という場面の後に場面展開が行われる。

 

 レシリアを助けられなかったことで、酒場で飲んだくれるアレク。

 その元にレシリアがやってくるのだ。

 

「レシリア……? 無事だったのか?」

 

 そう顔を上げたアレクが見たのはお腹をぽっこりと膨らませたレシリアだった。

 レシリアは感情が抜け落ちた表情でアレクに向かって言う。

 

「ごめんなさい……さようなら」

 

 それによって何があったのか悟ったアレクは、自分では誰も救えないと自暴自棄になり、勇者に覚醒することもなく、引きこもりになってそのルートは終わる。

 

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