「そうか、やはり事件を目撃されていたのか。」
「ええ、多分そう言う事でしょ。」
「恐らく、竈門は犯人を見たんだろう、それで逃げ回っていた。」
「それも考えられますね。」
「ええ。」
その頃、桜井と岩泉は虹ヶ咲学園の学生寮へ向かっていた。
「あのー、そこの竈門と言う女性をご存知でしょうか。」
「さぁね、知らんな。」
「見たこともないわ。」
「私たちは、ここから電車通学なので。」
「そうですか。」
と、言って学生寮へ向かった。
「すいません、鉄道公安隊の物ですが。」
「なんでしょうか。」
「あのー、竈門さんはおられますでしょうか。」
「えっ、その女の子。」
「はい。」
「あっ、その娘なら隣の部屋だけど。」
「そう、ありがとう。」
そして、桜井と岩泉は竈門の部屋へ向かった。
「竈門さんは、昨日から学園をお休みしているのよ。」
「えっ、昨日から。」
「はい。」
「今日は戻ってくれと思いますが。」
そこへ、禰豆子が学生寮に戻って来た。
「あっ、竈門禰豆子さんですね。」
「ええ、そうですけど。」
「鉄道公安隊の物ですが、ちょっといいかな。」
岩泉は禰豆子に言った。
「実は、庄内の強盗殺人の事で聞きたいんだけど。」
「むー、むー。」
と、禰豆子が言った。
「そうか、覚えていないか。」
「そうね、とにかく戻った方がいいわね。」
「うん。」
桜井と岩泉は特捜班に戻った。
「そうか、覚えていないか。」
「ええ、事件の事は知らないって言ってるのよ。」
「きっと、何か隠しているんですかね。」
「ああ、そうかもしれんな。」
「きっと、記憶障害かもしれんな。」
「ああ、事件の事で話したくなかったんだよ。」
と、岩泉は言った。
「しかし、湾岸署から捜索願が出てるからな。」
「学生寮に行方不明の生徒と似ているって情報があるからな。」
と、高山は言った。
「もしかしたら、禰豆子ちゃんは事件のも公家視されて、逃げてきたって事だよね。」
「ああ、きっとお兄さんを会いに東京へ行ったって事は考えられるんじゃないか。」
「それも考えられるわ。」
と、梶山は言った。
「なるほどね、禰豆子は山形県の庄内に住んでいたのか。」
「ええ。」
「彼女は山形の庄内出身だそうです。」
「ほう、山形県出身なのか。」
「ええ。」
その頃、1人の男が探しに来ていた。
「禰豆子ーっ、禰豆子ーっ。」
と、叫んで探していた。
「どこへ行ったんだ、禰豆子。」
「おい、誰か探しているのか。」
「あ、はい、妹の禰豆子を探しているんです。」
「何、妹を探している。」
「はい、禰豆子と言う女性です。」
「知らんか、その女性。」
「いいや、私は知らないわ。」
「そうですか、どうも。」
と、言って、彼は禰豆子を探し続けるのであった。
そして、事件は意外な展開になってくる。