転生したらオバロ世界のエルフだった件について 作:ざいざる嬢
総合評価24.000pt超えました!ありがとうございます!!
そして、今回短めです。
現時点帝国ルートのアレーティアと恋仲になる方法
①まずは友人関係になる。
信頼関係は重要です。
②何かしらでアレーティアに勝る何かを身につけ、尊敬を得る。
腕っ節ではなく、技術や知恵、カリスマで上回りましょう。
③女性としてエスコートする、心配りをする。
女性扱いされることに慣れていません。魂は男ですが、あくまでアレーティアが女性であることをポーズで示しましょう。
④身内(お姉ちゃん、ジルクニフ、ロクシー、ラナーの子供、鮮血騎士等)のいずれか数名を仲間にする。
身内が味方につけばアレーティアも強気には出られないので必須です。
⑤ラナーをみんなで説得する。
お姉ちゃんを仲間にしていないとラナー側に着いてしまい、確定でゲームオーバーになります。
ここを失敗すると暗殺されるか、望まぬ相手との婚約を結ばれたりするので万全な態勢を整えましょう。
だからと言って安直にラナーを殺してしまうと自動的にアレーティアと敵対しナザリック行きが確定してしまいますので注意しましょう。
⑥外堀を埋めつつ、正面から想いを伝える。
この段階でほぼ全ての耐性を持っているアレーティアも正面からの告白や恋愛などの耐性(経験)はないので、味方の力を借りて外堀を埋めてストレートに告白しましょう。
⑦好感度が高く、TSメーターが女性に傾いていれば晴れて恋仲に!
ちなみにラナーはアレーティア攻略一歩手前だったり。
とある場面でミスをしなければ全ての望みが叶っていた。
舞踏会当日。
私は舞踏会会場の来賓室でジルクニフと共に入場までの間待機しています。
「はい、出来ましたよ、私のアレーティア♡」
「ありがとうラナー」
「おい待て、アレーティアが誰のものだって? お前のパートナーであるアルス・ティアーズ辺境侯はそこにいるだろう」
「……ねえアレーティア、私もう帰りたい」
「ごめん、諦めて」
本当だったら、ラナーだけで出席させてお供にクライム君でも良かったと思うんですけど、ジルクニフが許可しなかったのが悪いから……。
今日の私はジルクニフのパートナーということなので、ドレスや装飾品は全てジルクニフが用意してくれました。ドレスは一年振りに会いに来た時に着ていたものです。
そして装飾品──このネックレス、よく見ればどこか見たことがあるものだったり……あ!エ・ランテルのオークションで私が作って売り出したヤツじゃんこれ!なんでジルクニフが持ってるの!?
これ落札したの帝国でも名が知れる宝石商だったはずなんですけど! もしかしてあの宝石商ジルクニフに献上しやがったな!?まあいいんだけども!
と、まあかなりの額を使って私を着飾ったようです。まあ、皇帝の相手ともなればそれ相応の格好をしていないといけませんからね? ただ、私相手に使いすぎでは?と思わずにはいられません。
メイクやドレスの着付けはなんとラナーが手伝ってくれました。
これでもかってぐらい
でもこの四人しかいない部屋でギスギスした空気を作り出すのはやめて……。
ほら、今回アルス・ティアーズとして参加するお姉ちゃんが居心地悪そうにしているから!
お姉ちゃんなんて今回ジルクニフに丸め込まれて参加する羽目になったみたいなんだから!
見た目を変えるマジックアイテムでアルス・ティアーズに見えるようになっているけど、ラナーからは圧を掛けられてビクビクしてるの知ってるんですから!
「さて、そろそろだな。俺たちの入場は最後だ」
「そうですね。じゃあ私たちはひと足先に──」
「だからアレーティアを連れて行こうとするんじゃないッ!!」
「……はぁ」
うん、賑やかでいいね!(現実逃避)
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舞踏会会場──この日、会場には帝国内における多くの貴族が招待されていた。
多くの貴族は皇帝派であるものの、今回は中立派の貴族も招待されていた。
今回の舞踏会は周辺諸国──バハルス帝国、カルサナス都市国家連合、そしてかつてのスレイン法国──神聖アインズ・ウール・ゴウン魔導国も招待されている。
魔導国は法国時代とは形態が変わり、国教すら改められた。 それにより国としての体制が変わる中、これを機に魔導国と近づき利権や繋がりを得ようとする貴族の動きが見えてきていた。
ジルクニフは早々に魔導国と手を組み、これを利用し不穏分子を一掃しようと画策していた。
原作においては王国との戦争での費用を捻出させて徐々に徐々にその力を削いでいっていたが、
更に言えば、貴族たちがこぞって欲しがったであろう王国の肥沃な領土は、その領地の多くをその武勲に応じて騎士たちに一代限りの騎士爵を与えたり、新たな貴族として迎え入れることで騎士たちからの忠誠と得、反皇帝派の貴族の勢力を強めることなく中央へと集約することで、この中立派の貴族はほぼ無用な存在と化していた。
だが、この魔導国との接触を機に返り咲こうというのなら話は変わる。 いわばこの場は振るいなのだ。
それと同時に、この場は帝国と魔導国が友好な関係を築いていることを周囲に示す場でもあり、そしてジルクニフ個人の目的を果たす場でもあった。
そんなこととは露知らず、中立派の貴族令息令嬢たちは舞踏会での話に花を咲かせ、互いをけん制し合う。
彼らはラナーの手により、魔導国から来る来賓が若い男女である情報を知らされていた。
これは彼ら彼女らにとってチャンスだった。もしも、そんな相手と関係が築ければ、かつてのような暮らしができるかもしれない。今より高い地位を得ることが出来るかもしれないという淡い期待があった。
……ただ、それは叶わぬ夢であり、儚い幻想であるとは知らずに。
儀典官が帝国内における貴族の名順に呼び上げ、次々に貴族が入場していく。
この順番こそが参加貴族の順位を示すものであり、後ろになればなるほどその貴族が高い地位についていることを証明している。これは基本的にどの国でも一緒ではあるが、帝国においてはもう一つだけルールが存在している。
それは皇帝の評価だ。 つまりは皇帝の覚えがよければ、同程度の地位でも後ろに回され、場合によっては爵位を超える時もありえた。
同じ爵位でも明確な順番がそこにあるということ、そしてその順番を他の貴族達の前で公表するということは、貴族の自尊心を満足させる働きがある。
そして、今回は王国、法国との戦争で功績を上げ新たに騎士爵を得た新興貴族も参加しているため、彼らもいずれはあの地位にと奮起させる意図もあった。
儀典官が呼び上げる貴族の名がより高いものになっていき、かつてのリ・エスティーゼ王国第二王子にして現ヴァイセルフ辺境伯であるザナックが入場する。
本来ならば、王国の旗頭にもなれるヴァイセルフの名は剥奪されてしかるべきものだが、ザナックが帝国へと王家の至宝を全て捧げたことで家名の剥奪は避けられたとされている。 ……実際のところは少し異なるのだが。
そして、その後に幾国かの来賓が呼び上げられ──遂にその名が呼ばれる。
「皆様。ティアーズ辺境侯の御来場です」
ティアーズ辺境侯。その名を聞いた騎士爵を除く貴族たちは身を固くする。
辺境侯──この帝国で唯一その座に就くここ数年以内に生まれた新興貴族であり、同時に帝国全ての貴族が恐れる存在だ。
それはこの辺境侯──アルス・ティアーズの正体が
本来なら皇帝に嫁いでもおかしくない身分の──王族を新興貴族にわざわざ嫁がせたのだから。 辺境侯という人物をどれほど重要視しているかがこれだけでも解る。
加えて言うのなら、この場にいる騎士爵の貴族の見る羨望の眼。これがそれを決定づけた。
そして、音楽団によって奏でられる音色と共に入場した二人組が現れる。
一人は左右に白と黒で分かれたツートンカラーの髪型に、貴族というよりも騎士であることを強調するように見事な出来栄えの騎士服を纏っている。
今や黄金都市とも言われているエ・ランテルの名だたる職人が手掛けたであろうそれは、この場において異彩でありながらこの人物にはこの衣装こそふさわしいという説得力があった。
顔──その目元は
この人物こそアルス・ティアーズ辺境侯だ。
そしてその隣には、輝かんばかりの美しさを振りまく『黄金』──ラナー辺境侯夫人の姿があった。
近年、出産し子供に恵まれながらも、その輝きに一点の曇りもなく寧ろ子を産み母になったことで更に魅力が上がったというべきか。その姿に多くの貴族男性が目を奪われ、魅了され、そしてパートナーから叱責を受けていた。
これで残すは国賓である魔導国と皇帝の残すだけとなり、階段上を見上げ次に呼ばれるであろう魔導国の来賓を待つ。
だがしかし、呼び上げられたのは魔導国の来賓ではなく──。
「バハルス帝国皇帝、ジルクニフ・ルーン・ファーロード・エル=ニクス陛下のご来場です」
まさか、魔導国の来賓よりも早く皇帝が呼び上げられるとは思っておらず、貴族たちの多くが困惑する。
これは皇帝が如何に魔導国を重視しているかを表しており、それを理解した貴族はこれからどう魔導国の来賓と繋がりをつけるか思案を巡らせる。
だが──その思考は皇帝に連れられた女性を見て吹き飛んだ。
その女は『黄金』と称されたラナー夫人に負けず劣らずの美貌を持っていた。白金に輝く肩まで伸ばされた髪。まるで宝石のような輝きを持つ二色の眼。そして、悠然としたその姿は皇族に相応しいと思わされるほどの強い印象を残した。
更に着ているドレスは皇族御用達で有名な店で誂えたもので、皇帝と並ぶと互いに引き立つようなデザインになっており、よりその煽情さが増していた。
「あの女性は何者だ?」「見たことがないぞ。どこの家のものだ?」「まさか魔導国の──」と貴族たちが騒めき立つ。
また、ラナーに匹敵する美貌を持つ女性が現れたことで令嬢、夫人たちは嫉妬の感情に襲われていた。
──そんなこととは露知らず、アレーティアはジルクニフのエスコートを受け壇上の席へと優雅に座した。
その姿は様になっており、これもロクシーの教育と〈
「待ち時間長くありません? もうちょっと簡略化しましょうよ」
「ダメだ。これも必要なことだと割り切れ」
そんな軽口を交わすぐらいにはアレーティアは余裕を持っていた。
周囲の視線など意に介さず、己を貫くさまは宛ら女王そのものだろう。
「皆様。これより神聖アインズ・ウール・ゴウン魔導国より魔導神直属守護者統括アルベド様。並びに
最後に呼ばれたのは魔導国の来賓。ナザリック階層守護者統括であり、周辺国家には従属神の
共に来場したモモンという外交官も純白のタキシードを纏い奇妙な仮面を着けた男性は、どこかたどたどしい様子でアルベドをエスコートしていた。
その様を見た貴族たちは彼が狙い目であると目をつける。こういった場慣れしていないモモンという外交官相手なら、舌戦でこちらに有意な話し合い──繋がりを作ることが出来るとほくそ笑みながら、エスコートされている悪魔──アルベドの表情を見て驚く。
なんと、照れているのだ。あれほどの美女が、あんなたどたどしいエスコートで。
自分ならもっと的確な──かの美女に相応しいエスコートが出来るのに、と内心嫉妬で狂いそうになる貴族、令息たちはモモンへとその視線をぶつける。
──それを誰が見ているとも知らずに。
また、貴族令嬢、夫人たちも『黄金』に続き『白金の謎の美女』、『漆黒の美女』という三コンボを受け嫉妬を通り越して自信喪失してしまうという悲劇があったが、省略しておく。
「よくぞ参られたアルベド殿、モモン殿」
「この度は舞踏会への招待、感謝いたします皇帝陛下」
皇帝ジルクニフがアルベド、モモンと握手を交わす。
これは帝国と魔導国は親密な関係にあると周囲へのアピールだ。
そうして舞踏会が始まった──。
ジルクニフ
アレーティアを存分に着飾り、衆目にさらすことで外堀を埋めようとしている。
ちなみにネックレスはアレーティアの予想通り、宝石商が皇室御用達になるために献上したもの。
ただ残念ながらこの宝石商が皇室御用達になることはなかった。
恋仲になる方法は④で止まっている。例外的に亡国の吸血姫ルートなら結ばれる可能性が他の世界線に比べて大きい。
ラナー
今回のアレーティアのメイクなどを担当。
内心ジルクニフにブチ切れているが、お姉ちゃんに八つ当たりして発散している。お姉ちゃんは泣いていい。
それはそれとして、ちゃんとこの後の埋め合わせをアレーティアにさせるつもり。
アンティリーネ
今回最大の被害者。
ジルクニフからアルス・ティアーズ役を押し付けられ、義理の妹(仮)からはいびられる羽目になった。
一応、アレーティアがこの後フォローはする。
アレーティア
素顔で参加。こうした場は初めてなので緊張しているものの、ジルクニフから貴族の処分の見極めの場と聞かされているので気は楽になった。
「だってここにいる貴族の大半は消えるんでしょ?」とは粛清騎士談。
一応ガチ王族ではある。ド田舎だけど。
外交官モモン
一体何ンズ様なんだ……?
詳しくは次回予定。
アルベド
純白のドレスはいつものドレスではなく、どちらかと言うとウェディングドレスに近い作りのもの。やったぜ。
アンケート協力ありがとうございました。相も変わらずかなりの接戦でしたね。びっくりです。
今後の予定としては次回で神聖アインズ・ウール・ゴウン魔導国編は終わり、最終章へと突入予定です。
聖王国編はプロットは出来上がったので完成し次第、順次公開という風にしようと思います。全十五話予定です。
さて……後三日でなんと三周年ですね。
なにかしら記念話は書きたいとは思っていますが間に合うかどうか……。
感想、高評価がモチベーションアップに繋がっていますので、是非ともお願いします。
聖王国編は……
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最終章前に読みたい
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ダイジェストでいい
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最終章が終わってからでいいから読みたい
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無くてもいい
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両方同時進行するんだよォーッ!!