転生したらオバロ世界のエルフだった件について   作:ざいざる嬢

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前回後書きに素でティラを書き忘れたことを全国のティラファンに謝罪します。

今回はザナックのダイエット回です(大嘘)

難産だったのと、他作品にどハマりして読み専になっていたことをここに告白します。
これもコミックガルドで始まった新連載が面白かったせいなので、どうか許してください。


アレーティア・ブート・キャンプ 〜今こそ成長した姿を見せる時〜

 

 

 それは、ザナックとラナーが今後の打ち合わせをしている時に起きた出来事だった。

 

 

「ザナック殿下。ダイエットの時間です」

 

「…………はい?」

 

 

 拒否は認められなかった。

 

 

 

 

 

 というわけで、ザナックとのダイエット……もとい、強化計画です。

 一時期痩せていましたが、それはストレスと飢えによる一時的なもので今では元通りのシルエットになっています。これはいけません。

 

 今後、王国は帝国に併呑……もしくは属国化することが決まっており、その辺りはザナックとラナーで詰めた上で、ジルクニフが認めれば決定となります。

 しかしながら、私は思うのです。ザナックはこのままでいいのかと。

 仮にも王族ではありますが、容姿がパッとしません。悪く言えば王族であるだけのデブです。ロイヤルおデブです。

 ロクシーも言っていました。人はまず見た目からと。それ故にジルクニフの妾は容姿が整った美人ばかりです。ロクシーも私は好きな顔ですが、ロクシー曰く『自分の子供だと容姿が優れない場合がある』とのことで、子作りはしていないとか。

 私としては愛があればいいじゃないかと思いましたが、ロクシーの仕事は次代の皇帝を育てること。厳しい話ですが、国の顔ともなろう人物は容姿が整っていなければならないのです。

 

 余談ではありますが、この話をした後にロクシーにまた着せ替え人形が如く、化粧をされたり新しいドレスを贈られて着飾られたりしました。

 そこにジルクニフも現れ、以前のようにしばらく固まってしまいました。

 そして、夜会のダンスの練習に付き合ってくれと言われたので、数時間月光が後宮を照らす中二人で──指導にロクシーを交えて──踊りました。

 ラナーとも踊ったことはなかったので、今後のことを考えると良い練習になりましたね。まあ、披露する機会があればの話ですが。

 

 

 話を戻します。ザナックの件です。

 要は今のザナックでは国の顔にはなれないなと思ったのです。

 正直に言えば容姿はラナーはともかく、あのバルブロにも劣っています。まあ、あちらは救いようもない程度の知能しかないのでどっこいどっこいですが、それでも風格というものがあります。

 これは確かザナックも気にしていたことですね。兄には……威厳で劣る、でしたか?

 

 なので、ザナックにはダイエットをしてもらい、最低限の威厳を手に入れてもらおうかと。

 仮にもラナーの兄ですから、痩せればそれなりに良い男になるでしょう。

 

 

 

 

 場所を変え、エ・ランテル領内のとある場所に来ています。

 

 ここは私と鮮血騎士が訓練を行う場所です。

 何故エ・ランテルにある訓練場を使わないのかと言われれば、あの場所だと被害が出るからですね。主にテンション上がった私のせいで。

 

 反省はしてるんです。でもついつい力が入ってしまうので、なら被害が出てもいい場所にと作ったのが此処です。

 見立て東京ドーム一つ分ぐらいの広さの平野を魔法で整備して、種族問わず使えるように作った休憩所……いや、合宿所と言った方が分かりやすいですかね? 鮮血騎士を鍛え上げるべく、様々な施設を用意しました。

 

 

 さて、今回連れてきたのはザナックとついでにガゼフ。

 残りは鮮血騎士のメンバー、ゴ・ギン、サフォロン、クライム、アセロラと……

 

「ラナー様、どうかお下がりを。訓練となると……その」

 

「大丈夫よクライム。辺境侯と結ばれた時からこうした荒事には慣れないとって思っていたの!」

 

 はい、我が妻であるラナーです。()()()()()()()()()()()()()()()()

 非戦闘員ではあるんですが。全体指揮を任せることになっています。

 なので、今回連れてきたのは鮮血騎士の強さなどを把握してもらうためです。口頭で伝えるよりも、実際に見てもらった方が作戦を立てやすいかなと。

 ちなみに、彼女の作戦を実行するのが楽しみですね!っていう話をしたら「アレーティア様は大雑把に作戦をお伝えしますので、どうぞご自由に心ゆくまで暴れてもらって構いませんよ?」と返されてしまい複雑な気持ちです。デミウルゴスに作戦内容言えないよ!って言われたセバスもこんな気持ちだったんでしょうか?

 まあ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()、それを披露することは……多分ないでしょう。

 

 

「一先ずアセロラ。殿下のダイエットのサポートを頼みます。いきなり本格的なことをすると身体を壊す原因になるので、軽く、長く続けられることをするように」

 

「かしこまりました」

 

 ザナックは非戦闘員ですからね。普段の少ない運動を長時間やればいいでしょう。死にもしないし、命の危険もない。ただ、段々とキツくなっていく真綿で首を絞めるようなトレーニングですから。

 食事制限は敢えてしません。多分、最初のうちは食べ物も喉を通らないぐらいに疲弊すると思っているので。

 

 

 ザナックは任せましたし、私たちはこちらも叩き直すとしますか。

 

「では、ガゼフ戦士長。来るべき決戦の日に向けて、貴方を鍛え直してあげましょう。随分鈍っているようですからね」

 

「……鈍って見えるのは私が……いや、俺が陛下を守り通せなかったからだろう。アレは俺の未熟が招いてしまった結果だ。二度と……もう二度と、あのような無様は晒せない。辺境侯、どうかよろしく頼みます」

 

 頭を深々と下げていますが、その姿からは悲痛な思いがひしひしと感じられます。

 もし、私がジルクニフを守れなかったら……こんな風になっていたかもしれません。私の場合はこの生まれながらの異能(タレント)が解決してくれたかもしれませんが。

 

「ガゼフ戦士長」

 

「敬称は不要です。ガゼフと呼んでもらって構いません。ところで、以前から少し伺いたいことがあるのですが」

 

「なんでしょうかガゼフ」

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 ああ。〈性転換(トランス・セクシャル)〉で今は男になっているので、あの時は使えなかったから別人だと思ったのかもしれませんね。

 

「ええ、同一人物ですよ。……これでどうでしょう? この姿なら、以前相対した時と変わらない姿だと思いますが」

 

「なっ!? いっ、一体何が!?」

 

「事情があって魔法で姿を偽っていたのです。まあ身長を伸ばしたり、雰囲気を変える程度ですが。これで納得して頂けましたか?」

 

 性別を変えていることまでは言いません。言ったところで無駄ですしね。ガゼフも魔法の知識がからっきしだったはずなので、これだけで十分でしょう。

 

「なるほど……魔法というのはそんなことまで……」

 

「ガゼフ、貴方はこれからザナック王子を護るのに魔法の知識が無いのは痛手です。 魔法というのは戦士と違い武器が無くとも容易に他者を傷つけられるのですから、そういった場合の対処法も学ぶべきです。

 エ・ランテルに滞在する間、魔術師協会に話を通しておくのでそういった知識も身につけてください」

 

 王国は魔法に無頓着すぎるんですよね。脳筋の集まりだからダメになったんですかね?あの六腕も魔法詠唱者(マジック・キャスター)は不死王(笑)デイバーノックしかいませんし。

 私も人のことは言えませんけど魔法は使えるんで。便利ですよ? とりあえず隕石落とせば大体解決しますから。被害が尋常じゃない点を除けば。

 

 

「では、ガゼフ。これより貴方の訓練を始めます。手始めに──ラナー、クライム」

 

「は、はい!」

 

「なんでしょう?」

 

「折角ですから貴方の成長ぶりを彼に見せてあげなさい。今から行うのはルール有りの模擬戦です。制限時間は十分。その間にラナーを守り切ればクライムの勝ち。ラナーに何かしらの負傷を与えられたらガゼフの勝ちとしましょう。

 ああ、勿論戦闘不能と判断した場合は当然負けになるので」

 

「なっ!? そ、そのような──」

 

 何をそんなに驚いているのか。クライムは王国にいる時からラナーを護る騎士としてずっと側にいたんですから、差を見せつけるには十分な相手です。

 仮にラナーが傷つこうと、その前に止めればいい訳ですから。

 

「クライム、出来ますよね?」

 

 そう問えばクライムは目を閉じ、深く深呼吸をして──

 

「出来ます。いえ、出来なければなりません!」

 

 絶対に護り抜くという決意を宿した眼を見せてくれました。

 クライムには戦士としての才能はありませんが──出来ることを増やしてやればどうとでもなります。

 レベル差で言えばクライムは絶対に勝てませんが、どうなるか。

 

「クライム、どうか私を守ってくださいね」

 

「──はい!」

 

 あ、さり気なくラナーが支援効果(バフ)かけてます。ズルいけど、相手にバレなきゃいいんで良しとします。

 

 

 

 決戦の準備は整いました。

 ラナーを背後に剣を構えるクライム。

 さあ、私が叩き込んだ『勝てばよかろうなのだ戦法』を披露する時が来たのです!

 

 

 

 

 ◯

 

 ◯

 

 ◯

 

 

 目の前の男、クライムへと剣を構える。

 王国をラナー王女と共に去り数年。あの頃は才能のない凡人という評価を下していた。

 どんなに頑張っても戦士としての芽は出ないと。

 それが今はどうだ?あの頃と比べると目覚ましいほどの成長を感じさせた。この数年の努力が実を結んだのだろう。自分の予想を超えて強くなった。

 だが、まだ俺には敵わない。戦士としての技量はまだまだ俺の方が上だ。

 それはこの場にいる誰もが──戦士ではないラナー様は分からないが──分かっていることだった。

 だがそれでもアルス辺境侯が、あの粛清騎士が敢えてクライムに、この場では足手纏いになりかねないラナー様を護りながら戦わなければならない。どう考えても不利な条件での模擬戦をさせるのには意味があるのだろう。

 この戦いを通して何が自分に足りないのかを見定めることにもなる。何せ俺は陛下を守り通せなかった負い目がある。

 ならば、この戦いで掴んでみせよう。自分に足りない何かを。

 

 

「では──模擬戦開始」

 

 

 辺境侯の合図が出たと同時に突貫する。

 対してクライムは最初の一撃を受けずに躱し、ラナー様の手を取り後方へ跳んだ。

 それと同時に何かを放り投げて───

 

 

「ぐわあああああ!?」

 

 

 ──視界が真っ白に染まった。

 なんだ!? 一体何をされた!?

 突如として視界を奪われ混乱したが、なんらかのマジックアイテムを使ったのだろう。初手でこちらの目を潰しに来るとは思わなかった。

 

 しばらく眼は使い物にならないだろう。下手をすればこの模擬戦の最中も。

 だが、解決策はある。

 

「〈可能性知覚〉〈能力向上〉」

 

 視覚を潰されたのであれば、他で補えばいい。

 身体能力を高め、第六感に身を任せる。そうすれば自ずと相手の取る行動が解る。

 

 すると足元が急にぬかるみ、沈んでいった。

 これは一体!? まさか……!

 

「これは魔法か!? クライム、お前いつの間にそんな」

 

「いいえ、これは私ではなく巻物(スクロール)によるものです。まだまだいきますよ!」

 

 思わず構える。足場はぬかるんで動きづらいが、それでも動きを完全に封じられたわけではない。

 五感と第六感をフルに働かせ、経験を元に次なる手を読む。

 視界と動きを封じたのであれば、近接ではなく──

 

「〈投擲(スローイング)〉!」

 

「やはり!」

 

 なんらかの武器が武技による補正を受け投擲された。それを空気の動きで感知し、即座に剣で叩き落とす。

 跳んできた方向から大凡のクライムの居場所を推測し、脚に力を入れ泥濘から飛び出す。

 

 一歩、二歩、三歩と駆ければ二つの気配を感知する。であれば──

 

「〈流水加速〉」

 

 最早手は抜かない。〈流水加速〉により更に加速し、二つの気配に接近し、その両方へ同時に六つの剣撃──即ち。

 

 

「〈六光連斬〉」

 

 

 己の持つ最高の武技を持って二つの影を斬った。

 これならば攻撃範囲も広く、回避は難しいだろう。

 

 しかし放った〈六光連斬〉の手応えは人を斬った感触ではなく、大木を斬ったようなものだった。

 

「何!? まさか偽物か!?」

 

「騙されましたね!」

 

 動揺の中、背後からその声と共に目当ての男は現れた。そして──

 

「〈斬撃〉!」

 

 マズい。完全に背後を取られた。しかしその程度では俺は負けない。

 

 

「甘い! 〈即応反射〉ッ!!」

 

 

 少々無理な体勢になったが、それでもこの一撃は凌いだ。後はこのままクライムを打ち倒すだけなのだが。

 

 

 

 

 ──視えない視界の先で、クライムが笑ったように感じた。

 

 

 

 

 

「ストロノーフ様、お覚悟を。──起動」

 

「あぐぁっ!?」

 

 突如として全身を激痛が駆け巡った。耐えられない程ではないが、それでも全身が硬直し致命的な隙を晒した。

 一体今度は何をされた? 否、今度は何をされる!?

 視えない視界の先を、恐怖を視ようと懸命に足掻いた。しかし、それは叶わず──

 

「〈斬撃〉!」

 

 

 上段から放たれたであろう、見事なその一撃をこの身で受けた。

 そして──

 

 

「そこまで。勝者──クライム」

 

 

 俺はこの戦いに敗れた。

 

 

 

 ◯

 

 ◯

 

 ◯

 

 

 

「よくやりましたねクライム。ラナーを安全な場所に退避させた上で、相手に何もさせずに翻弄したのはとても良かったですよ」

 

「ありがとうございます! これも全て辺境侯の教えがあってこそです!」

 

 さて、クライムが勝ちましたが……正直に言えば、一対一の戦いでクライムがガゼフに勝てるかと言えば不可能です。

 しかし、それはあくまで原作のクライムがです。

 私の鍛え上げたクライムは、帝国の精鋭騎士並みに強くなりました。その上で私は、クライムに護衛としての心得を教えました。

 私もかつてはジルクニフの身辺警護を請け負っており、何度も何度も暗殺者や襲撃者、イジャニーヤなどの組織を返り討ちにしてきた実績があります。

 その経験を踏まえた上で、クライムに出来そうなことを叩き込みました。

 

 そして、策として与えたのが数々のマジックアイテム。要はクライムに盗賊としての技能を教え込んだのです。

 私は言いました。正々堂々戦い、負けて全てを失うぐらいなら、卑怯な、姑息な手を使ってでも勝てばいいと。

 つまり──どんな手を使おうが、勝てばよかろうなのだと。

 いや、この場合は過程や方法なぞどうでもいい。結果だけが全てと言う方が正しいかもしれませんね。

 

 その結果、数多くのマジックアイテムを巧みに操るクライムが誕生したのです。

 更に、私からだけではなくラナーもクライムが強くなるならと、守られる立場からのマジックアイテムの使い方について相談し合ったそうです。

 二人きりで話し合いをしたラナーの機嫌は、とても良かったことをここに記しておきます。

 

 今回使ったアイテムは対象の視界を数分奪うアイテム。〈泥沼〉の魔法が封じられた巻物。ザイトルクワエの種から作った使い捨ての身代わり人形。そして、雷系統のルーンを刻んだ直剣。

 

 まだまだ手札はありましたが、これだけでガゼフを倒せた訳ではありません。

 そう、ラナーによる弱体化デバフを受けていました。それが結果的に敗北に繋がった訳です。

 ラナーは護られる対象ですが、護られる人間が何もしないとは言っていないので、この戦いは元から二対一というガゼフにとっては不利な戦いでもあったんですよね。二人ともそれには気づいていないんですけど。

 

「すごいわクライム! あの戦士長を倒してしまうなんて!」

 

「ありがとうございます、ラナー様。

 しかし、これは模擬戦です。実戦であれば、まだストロノーフ様は戦えたでしょう。そうなっていた場合どうなっていたか分かりません」

 

「もう、こういう時は素直に喜んでいいのよ? 少なくともクライムの実力は王国最強にも通じたんだから!」

 

 褒め方が上手いですね。クライム嬉し泣きしそうですよ。

 対して──ガゼフは己の不甲斐なさに頭を抱えていますね。まさか負けると思ってもいなかったでしょうし。

 

「ガゼフ、どうでしたか?」

 

「……返す言葉もない。油断していたなどと言い訳も出来ないな」

 

「そうですね。貴方は心の何処かでクライムを侮っていたでしょう? その油断がこの結果を招いたんです」

 

 ガゼフの顔は己を責める気持ちでいっぱいですね。相手を侮って返り討ちにあったのですから尚更です。

 

「ここから先、そんな慢心が出来ないぐらい必死に鍛えてもらいますのでそのつもりで」

 

 すると、ガゼフは顔を両手で何度か叩き気合を入れて立ち上がり、その足でクライムのもとへ向かいました。

 

「クライム」

 

「ストロノーフ様」

 

「ガゼフでいい。腕を上げたな……本当に見違えた。

 そして、すまなかった。俺はお前を侮っていた」

 

「スト……ガゼフ殿、頭を上げてください。私が勝てたのは純粋な実力ではありません。それに──」

 

「いや、負けたのは事実だ。俺が驕っていた。

 だがお前は俺を倒すためにあらゆる手を使い勝利した。この事実に変わりはない。

 ──本当に強くなったな、クライム」

 

 クライムがまた泣きそうになってますね。自分が過去尊敬していた人にこうも褒められたらそうなりますよね。

 

「次は負けないぞ。俺は必ず強くなる。

 そして──今度こそ殿下をお護りする」

 

「ガゼフ殿、私も協力します! 共に頑張りましょう!」

 

 そうして二人で固い握手を交わしました。

 男の友情っていいですね。少年漫画の王道的展開という感じがして、とても好きです。

 ただ、その背後ですごく恨めしそうな顔をしているラナーさん。お願いだから即死魔法とか使わないでくださいよ? 使えるかどうか知りませんけど、そんな真っ黒なオーラ出してたら使えるかもって思っちゃうんで。

 

 




クライム
簡単に言えば戦闘スタイルはゴブリンスレイヤーみたいなもの。
アレーティアとラナーにより割とエゲツないマジックアイテムの使用をしてくる。
ちなみに対暗殺者訓練にはティラや元イジャニーヤのメンバーが協力している。
残念ながらレベル的にはここで打ち止め。

ラナー
まさかの鮮血騎士が一人。前回の◯◯◯はこの人。
アレーティアがジーニアスの職業を持っているのを知っているので、ちょっと教えたら自覚して扱うようになった。
結果、割となんでも出来る女になってしまった。
職業レベルは原作より高め。

ガゼフ
クライムに負けてしまった王国戦士長。
模擬戦だから負けになったが、実戦ならあの場面から勝ちに行ける。
この後ゴ・ギン、サフォロン、アレーティアの三人衆との地獄の訓練が待ち構えている。

ザナック
犠牲者。
余談ではありますが作者もダイエットを始めました。

ジルクニフ
回想でアレーティアとダンスをしていたことが判明。
ちなみにジルクニフとアレーティアが結ばれることはナザリックが来る世界線では無いと言ったものの、一つだけ、特殊な状況下でのみ可能性があるが帝国が亡くなることが確実とだけここに書いておく。

アレーティア
思考が悪の帝王、柱の男、蛮族と化した。
クライムに数々のマジックアイテムを支給している。
「護衛の心得ですか?そうですね、まずは相手に何もさせないようにしましょう。私の場合、食事の時に暗殺しようとしていたメイドをフォークとナイフと皿で返り討ちにしたこともありましたね。
 他にもとりあえず陛下が殺されなければいいんで、廊下ごと階下に叩き落として一網打尽にしたり、吹き矢で毒殺しようとしたヤツにはその矢をそのまま投げ返して毒殺したり、事故を装って殺そうとしてきた奴はそのまま帰らぬ人にしてあげたこともありました。
 そう、奴らは卑怯なんです。正面から堂々と殺しに来ればいいのに、裏からコソコソと殺そうとするなんてどうかしています。
 なので、こちらも卑怯な手を使いましょう。え?騎士として正々堂々戦うべき?何を言ってるんですか、勝たなきゃラナーが死ぬんですよ?ラナーより正々堂々戦う方が大事なことですか?
 ……よろしい。そう、それでいいんです」

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