転生したらオバロ世界のエルフだった件について 作:ざいざる嬢
Bloodborneが楽しい!
最近そんな毎日です。ヤーナムの影は倒しました。
誰か東京喰種とBloodborneのクロス書いてくれませんか?(唐突な要求)
「アレーティア様、私と共にィッ!図書館へ行きましょうっ!」
「はえ?」
気が抜けた返事をした私の前には決めポーズをしているパンドラズ・アクターの姿が。
ちなみに私は今食事中です。薄れつつある原作知識からエンリたちが食べたであろうコースメニューを異能込みで思い出してリクエストすることに成功しました。
そしてこれからメインのフロスト・エンシャント・ドラゴンの霜降りステーキを堪能しよう、というところにパンドラズ・アクターがやって来た……という訳ですね。
「これは失礼、お食事中でしたか」
「いえいえ、お気になさらず。 それより図書館に行くんですか?」
そう尋ねながらジェスチャーで『どうぞ座ってください』と促しました。 これもジルクニフに覚えさせられた作法のひとつです。全く役に立てなかった作法がこんなところで役立つとは。
パンドラズ・アクターもそれを察したのか私の正面の席へと座り、気を利かせたメイドが「何かお飲み物をお持ちしますか?」と聞けば「コーヒーをひとつ、お願い出来ませんかお嬢様マドモアゼル?」と返していました。
多分これアインズ様が見てたら顔隠して精神鎮静化のエフェクトが出ること間違いなしですね。
「ええ。 生憎私にはルーンに関する知識がないので、今回の一件を検証するにはそういった知識が必須になりますので。
勿論ッ!ア〜インズ様からアレーティア様の案内も任されておりますので、ナザリックが誇る
「分かりました。 では、食後に案内よろしくお願いします」
余談ですが、フロスト・エンシャント・ドラゴンの霜降りステーキは今まで食べてきたものの中で一番美味しかったです。次はお寿司とかリクエストしようと思います。
◯
◯
◯
「おお……!」
ナザリック第十階層にあるこの最古図書館は思わず声が出てしまうほどの本が出迎えてくれました。
見渡す限り視界に広がる本棚の壁はどこか心を弾ませてくれます。
前世でも図書館でなくとも、大きな本屋に行くと何か面白い作品がないかと期待を胸に抱いてひとつひとつの本の表紙を眺めて、手に取って……なんてことをしましたね。懐かしい。
アニメでオーバーロードにハマって書籍、漫画を買いに行ったことを思い出しましたね。 ああ、こうなると前世で読めなかった『半妖精の神人』の内容が気になる……でも、きっともうその展開にはならないんだろうなぁとは思っているんですけど、それはそれ、これはこれなんです。
私が切り開いたオーバーロード世界ではなく、くがね先生が描いたオーバーロードを読みたい。そういうことなんですよね。
「これはこれは、よくぞいらした。アインズ様のご友人、アレーティアに宝物殿の領域守護者パンドラズ・アクター。 私はティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス。この最古図書館の司書長をしている」
迎えてくれたのはスケルトン・メイジのティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス司書長。正直に言ってあまり覚えていないNPCでした。
……確かエルダーリッチだった気がしたんですけど、こうして目の前にいるスケルトン・メイジが司書長なら私の記憶違いなのでしょうね。元々確か……アインズ様と風呂に入る件でちょっと出てたような気が。
「司書長殿ッ! 早速で申し訳ありませんが! ルーンについて書かれた書物をぉ! 探していただきたく──」
「パンドラズ・アクター、ここは図書館だ。至高の御方のお言葉によれば図書館では静かにしなければならない。そういう決まりだ」
「──これは大変失礼しました」
「構わないとも。 君もそうあれとアインズ様に創られたのだから。ただ、次からは気をつけてくれればそれでいいとも」
あれ?誤解じゃないけど誤解が広まってる気が……。
私としてはすごく助かるんですけど、やっぱりパンドラズ・アクターを宝物殿から出しっぱなしにするのは、アインズ様の精神衛生上よろしくなかったんじゃないですかね?
「さて、ルーンに関する書物だったね。 それらの本はそれらしい物がまとめてある棚があるから、案内しよう」
司書長の案内の下、着いた先の棚にはズラッとそれらしい本が沢山ありました。
あ、日本語だ!こっちは英語! 二十年振りに見ましたね!
「この世界の者であるアレーティアには読めないと思うから、ここからはパンドラズ・アクターに任せたまえ」
「え? あ、そうですね」
そうだった!ちょっとテンション上がってうっかりしてましたけど、私日本語とか読めないと思われてるんだ!
向こうもまさか私が転生者で日本語読めます!とは思いませんよね! 後はフールーダが使える翻訳の魔法もありますし……ああ、そうだ。折角だから今度
確か、この図書館には著作権が切れた書物が多数用意されてるみたいな話があったと思うんで、オーバーロードの現実世界の娯楽作品が読めるかもしれません。
それに……確かホワイトプリムさん、だったかな?メイド大好きで漫画家デビューした至高の御方。その人が宣伝で自分の本を入れている可能性もあるので、そういうのを探す楽しみもありますね。
「安心してくださいアレーティア様ッ! このパンドラズ・アクター、アレーティア様でもお読みできるようにッ! 必ずや現地の言葉に翻訳してみせま「パンドラズ・アクター、静かに」──すみませんでした」
ああ!パンドラズ・アクターが落ち込んでる!? レアなシーンだけど可哀想!気を使ってくれただけなのに!
「あ~、えっと、パンドラズ・アクターさん、心遣い感謝します。 気持ちは十分伝わったので、怒られない程度によろしくお願いします」
肩を落とすパンドラズ・アクターを慰めて、私はそのまま司書長に連れられてまた別の場所へ。 着いた場所は……本ではない諸々の素材が仕舞われた棚に囲まれて部屋の中心に作業台のようなものが置かれた小部屋でした。
「ここは
「え? なんでしょうか?私に分かることであれば構いませんが……」
そう答えると司書長はいくつかの巻物を取り出し、作業台の上へと並べました。
見たところどれも変わらなさそうな……いや、一枚だけ完全に木の皮で出来た巻物ですね。エルフ国で暮らしていた時に見たことがあります。
「これらの巻物はそれぞれ作られた場所が違う。これはナザリックで保有している魔法を込める前の巻物。これは、法国で開発されていた第四位階まで込められる巻物──」
え?スレイン法国ってそんな巻物作れたの?私知らなかったんだけど……。
帝国でもフールーダが研究して、ザイトルクワエの眷属から採取した木材を加工して作った巻物で第四位階を込めるのに成功したと喜んでいたのに……。
まあ、こっちはユグドラシル由来の素材を使っているから、現地素材だけでそれを再現している法国がすごいのは認めましょう。もう滅んだけど。
「そしてこれがこの世界で一般に出回っている巻物だ。最も質がいいものを用意してもらったが……それでも第一位階を込めるのがやっとのようだ」
ああ、この世界の巻物ってあくまで現地住民専用みたいなところがありますからね。
多分、六大神か八欲王あたりが広めたのか、それとも独自に研究して編み出したかなんじゃないですかね?ツアーあたりなら何か知っているかもしれませんけど。
「この法国の巻物はこの一般に普及している巻物よりもより貴重な素材が使われている。勿論、このナザリックで保有しているものとは製造方法も異なった。 そして、私が最も興味を抱いているのがこれだ」
そう言って指差したのは木の皮の巻物でした。
「これは法国がエルフ国と戦争していた時に回収したものらしい。 中には信仰系の第三位階の魔法が込められている。エルフ国は聞くところによると、文明はさほど発達しておらず国名もないというが……」
ああ、これは確認ですね。私の出身や種族なんかは全て余さずナザリックには知らせているので、エルフ国のことを知りたいと。
「そうですね。 エルフ国は言ってしまえばド田舎なもので。ただまあ、その巻物のように独自に発展した技術があるのは間違いありませんね」
「なるほど。 その技術……可能であれば聞きたいのだがどうかね? 勿論、対価は払おう」
私はこの巻物使ったことも作ったこともないんですよね。 うーん、ロータスなら作り方とか知ってるかな?でも、法国にいた奴隷エルフ達も知っていそうな気が。
ああ、余談ですが法国から魔導国になった際にエルフの奴隷は軒並み解放され、現在魔導国で保護されています。所有していた奴隷商人なんかは戦争に乗じて全員ぶっ殺しましたし、法律でエルフ奴隷は禁止されたんで何の問題もありませんね!
「……残念ながら私は存じていませんが、私の配下が知っている可能性がありますのでそちらを当たってみましょう。 ただ、エルフ国──エイヴァーシャー大森林で作られたのならエルフツリーという樹から作られた可能性は高いですね」
「エルフツリー……ふむ、聞いたことがない樹だ。 アインズ様に進言し調査していただかねば」
「ああ、それと……これらも渡しておきましょうか」
私は持ち歩いている
「これは?」
「まずこれは帝国で利用している、とある植物系モンスターの種です。魔法で防護していますが、それを解いて植えれば即座に育ち動き出すモンスターになります。
帝国ではこれを基に第四位階を込めることに成功した──と魔法省の者から聞いております」
「ほう……そんなものがあったとは」
「ただし、大本は私が討伐してしまったので現状数に限りがあります。 なので、ひとつ取引しませんか?」
「……理解したよ。この種を増やす協力をしてほしい、ということだね?」
「ええ、その通りです。 この種から成るモンスター──ザイトルクワエの眷属と呼んでいますが、この世界基準だと相応に強く相手を出来る人間が帝国でも限られていたのでそういった方法が取れなかったんです。
ただ、このナザリックなら可能ではないかと」
ここでこの世界でほぼ間違いなく私しか持っていないザイトルクワエの眷属の種をナザリックへと献上します。
まあ、眷属自体の強さは当時のガゼフぐらいなんで、ナザリック基準なら雑魚同然でしょう。
これを第六階層辺りで繁殖出来れば、今後の巻物作りやアイテム製作の素材に困ることはなくなりますからね!
「ふむ……私の一存では決められないな。 後ほどアインズ様に報告し、協力していただけるよう進言しよう」
「ありがとうございます。 では後はこちらを」
「これは巻物かな? 帝国で作られたものなら今後の技術の発展に助か……いや、違う。 これは……生物の皮かな?」
流石というかなんというか。多分気づきましたね。
「素材については秘密で。これは私個人が作ったもので……第十位階まで込められることは確認しています」
「なんと……」
まあ素材は私の皮なんで、おいそれと差し出せるものではないんですけどね?
ジルクニフにも二度と作るなとキツく言われているのと、私としても流石に痛すぎるのであまり作りたくはないんですけど。
「まだ検証中ですが……時間を頂ければ代替素材に心当たりがあるのでご協力出来るかと」
「……アレーティア、君という御人はもうなんと言っていいか……」
なんだか力無く笑う司書長は一息吐いた後──スケルトンだから肺は無いのだけど──両手で、まるで賞状を貰う時のような丁寧さで巻物を受け取りました。
「確かに受け取った。協力、心より感謝する」
「ありがとうございます。 あ、そろそろパンドラズ・アクターさんの所に戻ろうと思います」
「ああ、長々とすまなかったね。 ……せめてもの礼だ。この図書館を利用する時は声をかけてくれ。欲しい本……魔導書や機密情報が書かれた代物などは無理だが、小説の類なら複写したものを渡そう」
「え?いいんですか?」
これは嬉しい誤算!ユグドラシル──オーバーロード世界での小説作品が楽しめるかもしれない!
記憶が確かならユグドラシル関連の小説なんかもあるんじゃなかったかな?
「原本を渡すわけではないからね。構わないよ。
それに、複写といってもこの世界の言語とは異なる。読むのには手間取ると思うが、そこはきっと
ごめんなさい司書長、英語とかでない限り日本語ならバリバリ読めるんです。 でも敢えて口にはしない。なんか問題が起きたら面倒ですからね!
司書長と別れ、パンドラズ・アクターのいた所へ戻ると本が高く積み重なっていました。
よくよく見るとルーンに関する本ばかりですね。占いから北欧神話、後は……『獣狩りの夜』という本が。なんかどこかで聞いたことあるような……。
「おや、アレーティア様。司書長との話は終わったのですか?」
「ええ。有意義な話が出来たと思います」
「それは良かった! あ、こちらアレーティア様が退屈なさらないように作ったこの世界の文字と我々の使う文字の翻訳の例文です。良ければお使いください」
……こうして一緒にしているとよく分かるんですけど、言動がすごく残念なだけでパンドラズ・アクターってとんでもなく有能ですよね。
なんでこの短時間でこの世界の言語を理解して翻訳まで出来てるんですかね??
「……ありがとうございます。 ああ、パンドラズ・アクターさん。これ多分アインズ様にも渡すと喜ばれると思いますよ?」
アインズ様はあの翻訳のマジックアイテムがないとこの世界の文字が読めないから、これは睡眠を取れないアインズ様にはとっても役立つというか、有意義な暇潰しになると思うんですよね。
「ふむ……我々以上の頭脳を持つアインズ様には不要だとは思いますが……」
「いえ、それを判断するのは私たちでなくアインズ様本人ですから、渡すだけでも何かに役立てるかもしれませんよ? ほら、他の守護者にもこの世界の文字を学ぶ助けになると思いますし!」
「……確かに! アインズ様には不要でも、他の者には有用でしたね!これは盲点でした」
これでよし。
「じゃあ、私はこれで少し勉強しているので終わったら声をかけてください」
「分かりました。あまりお待たせしないように……と思いましたが、抜けの無いよう丁寧にやらせていただきます。 アレーティア様も、どこか分からないことがあれば私に声をおかけください」
そうして、司書長に簡単な本を用意してもらい私は私で文字の勉強の振りを。パンドラズ・アクターはルーンの学習をしました。
大体半日はこの最古図書館で過ごしましたかね。 同時にパンドラズ・アクターとの仲がまた一つ良くなった気がしますね。
パンドラズ・アクターも「こうして宝物殿以外の仕事でもモモンガ様のお役に立てて感激ですッ!」と喜びを露わにしていました。
それから、検証として低級のデータクリスタルにルーンを刻んだり、ルーンの文字の関係性について話し合いながら実験を繰り返し──無事満足のいく結果を出すことが出来ました!
まさかルーン文字でデータクリスタルの情報の上書きが出来るとは……そりゃあナザリックにとって重要な案件になるわけですよ。眠ってる不良在庫が優良物品へと変わるんですから。
場合によっては元ある装備の更なる強化も狙えるかもしれない、とパンドラズ・アクターも言っていましたからね。
そんなこんなで私たちは時間を忘れて作業に没頭してしまい……気づけばナザリックで十日間過ごしてました。 ……絶対ラナーに怒られる。掛かっても数日って言ったのに十日はマズい……いや日数指定していないけど、連絡もしてなかったんですよね。
……ああ、憂鬱だ。でもこればっかりは仕方ないよなぁ。
「……そういう訳でまた今度お邪魔させてもらいます」
「あ、ああ。こちらとしても今回君が齎してくれた結果はナザリックにとって大きな収穫となった。 種の件も前向きに検討させてもらおう。
それと……家庭は大事にな?私の仲間もかつて奥さんと大喧嘩したことがあったからな。 ……あの時は私たちも家庭を優先してくれと説得したな」
ああ、そんな話もありましたね? あれは結局たっちさんの事だったんでしょうか?
「一応、今回の滞在については私が無理を言ってしまって付きあわざるを得なかった、ということにしておくといい。 ここにお詫びの品も用意しておこう」
「重ね重ねお気遣いありがとうございます……」
アインズ様の心遣いが身に染みる……! これでどうにかラナーの追及を免れられると願いたい……!
「では、次の訪問はまた日を追って連絡しますね」
「ああ。 それと文字の件、感謝するぞ」
「いいってことです。 困った時はお互い様、でしょう?」
そう口にすると、この言葉に何かを思い出したのか少し柔らかい雰囲気を出しながら「そうだな。 その通りだとも」とアインズ様は答えた。
○
○
○
「で?言いたいことはそれだけですか?」
「………………………………すいませんでした」
許されませんでした(泣)
お、お姉ちゃん!ラナーが怖いよ!救け……目ぇ逸らした!? 私を見捨てるのかお姉ちゃん!?
「どこを見ているんですか旦那様?」
「ひぃっ!?」
おかしい。ラナーは人間のはずなのに頭に角が生えているように見える。何かそういうスキルとか使った?
いや、そんなふざけていられる余裕がない……!
「私、とっても、とーっても忙しかったんですよ? どこかの誰かさんが連絡もなしに十日間もいない間」
「はい、ごめんなさい」
「いくら世界のためと言えど、やっていいことと悪いことぐらいは分かりますよね?ねえ?」
「はい、ごめんなさい」
ぐぅっ、どうすれば、どうすれば許してもらえるのか……。 ええい、こうなったら!
「な、なんでもするんで許してもらえませんか?」
それを聞いたラナーはピタッと止まり、しばらく思案した後にニッコリと笑いました。
「いいですよ。許してあげます」
ゆ、許された!
「ただし……今晩は付き合ってもらいますよ? 何でもしてくれるんですもんね?」
「今晩? ああ、それで許してもらえるなら……」
「いや、アレーティア? 何か勘違い──ヒィッ!?」
お姉ちゃんが何かを言おうとして急に黙ってしまいました。 ラナーに口止めされた感じですけど、怒られていないお姉ちゃんがどうしてラナーを怖がるのか分かりません。
結局何を言おうとしたのか分からないまま、その日の夜を迎え──。
「え?なんで拘束されてるんです??」
「なんでって……抵抗されないように、ですけど?」
今私に付けられている手錠やら首輪は私でもちょっと壊すのに力を籠めないと難しいやつですね。最初はこれでお姉ちゃんを拘束してました。
これがこの隠し部屋にある理由は、ラナーがクライムとちょっとそういうプレイをしてみたいって希望で要望通り作ったやつですね。
「私は今まで旦那様──アレーティアのお陰で満たされていたの。本当よ?
クライムと結ばれて、子供も出来て、安全な場所も手に入れた。昔なら想像も出来ないぐらい願った全てが叶ったの!あなたのお陰でね」
ラナーが見惚れるほど美しい微笑みを浮かべる。黄金の名に相応しいとも言える王女、もしくは表の顔としてのラナーの顔。
それが次の瞬間には崩れ、欲望を滾らせたようなドロドロとしたものに変わった。
「でも──人間って不思議ね。願いが全部叶ったら、次を求めてしまったの。クライムだけがいればよかった私はね──アレーティア、あなたも欲しくなっちゃったの」
「…………………え?そうなの?」
「そうよ!だって、生まれて初めてだもの!私のあるがままの全てを受け入れてくれた人なんて! ああ、きっとクライムなら受け入れてくれるんでしょうけど、クライムはあのままがいいの。 でも……私の全部をあなたなら受け入れてくれるでしょう?だから──」
そう言ってラナーは私を寝台へと押し倒し──
「なんでもしてくれるって言いましたよね? それなら──私のモノになってください」
私へと襲いかかった。
──勝った。
アレーティア
そろそろ逆に何が出来ないの?とか聞かれそうなぐらいナザリックにとって変えの効かない人材になってしまった我らが主人公。後に最古図書館を楽しむべくタレントで英語などの多国語を読めるようにした。
???「汚ねぇ!!」
ラナーに襲われるも無事返り討ちにした。ありがとう〈
パンドラズ・アクター
モモンガさんこと鈴木悟の気質を受け継ぎ、ナザリック最高峰の頭脳を持つのならこれぐらいは出来ると思ったので盛った。
アレーティアとの仲は深まり、なんだったらアインズ様よりも仲がいいまである。
でもアインズ様の黒歴史は刺激する。
ティトゥス・アンナエウス・セクンドゥス
最古図書館の司書長。スケルトン・メイジ。原作においては八巻で登場。
巻物の製作をしており、日々ナザリックで使われる巻物の研究を進めているが、アレーティアの助言によって一気に加速するかもしれない。
親アレーティア派。
アインズ様
滞在していることは知っていたけど、まさか連絡していないとは思わなかった至高の御方。
その辺りを考慮しなかった自分も悪いとアレーティアを庇うべくお土産なども用意した。
ただ、その時にかつての仲間たちの事を思い出せたのでなんだかんだご機嫌。
司書長とパンドラズ・アクターからの報告で益々アレーティアを手放せなくなったと軽く頭を抱えている。
タブラ・スマラグディナ
至高の四十一人がひとり。ギミック担当。
多分図書館にあったルーン関係の本はタブラさんが用意したものだと思われる。
フロム作品とか好きそう(偏見)
ラナー
アレーティア不在の間の内政などを片付けた。別にそこまで怒っていないが、こういうポーズをとることでアレーティアに隙を作ろうとしていた……が、まさかの「なんでもするから許してくれ」宣言に言質取ったからな!と遂に行動を起こした。
ここも分岐ポイントのひとつ。上手くいっていれば文字通り望みの全てを手にすることが出来た。
だけどそうはならなかった。ラナーは負けたのだ。
正直、最後の入れるかどうか悩んだんですけど、私の中のラナーがやれっていうから……。
まあ直接的描写は一切無い、健全なことしか書いてないので何があったかは想像に任せます(意味深)
感想、高評価、お気に入りなどしていただけると私の心が満たされるので、よろしくお願いします。